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空き家問題を解決する発想

投稿日時:2020/07/17(金) 15:06rss

早いもので7月も半ばを過ぎましたが、今回も私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくれた方からの質問にお答えしてみました。

あなたなら、この質問にどうお答えになりますか? よかったら、一緒に考えてみてください(*^^)v

== 質 問 ==

空き家問題を解決するビジネスに興味を持っています。どんな発想を持って臨んだらよいものか・・・ぜひ、石原先生の脳内を少し覗かせてください。

== 回 答 ==

人を住まわせるという発想から離れて、使わせることで空き物件を活かすという観点から、全国に格安のリモートワークができるスペースを作るなどの発想が面白いと思います。 

== 解 説 ==

空き家問題をビジネスにする発想は、これまでにもいろいろありましたが、新型コロナウイルスの影響でかなり様変わりをすると思いますので、できればみなさんと一緒に考えていきたいくらいの質問(案件)ですよね(^^)/

なぜ様変わりしているかというと、コロナの影響で“ある種空き家問題の解決策”ともなっていた海外からの人の流入がストップしてしまったからです。

これ、みなさんは知っていたかどうかわかりませんが、ちょっと前まで結構な数のオーストラリア人が北海道や長野に、別荘感覚で空き家を買っていたりしてましたよね。

彼らの目的はスキー等での長期滞在なわけですから、ホテルなどの宿泊施設より買って別荘にしたほうが断然安いわけですが、日本人から見たらほぼ魅力の無い物件でも、彼らから見たらとても魅力的に映るということで、結構高い金額での販売が実現していました。

また地方に行ったら、大手企業の工場がある場所の近くには、決まって〇〇人地域みたいにそこで働く海外の方達のエリアがあり、賃貸不動産の安定収入が見込まれていたりしていましたよね。

良い悪いは別として、全国の、こういった場所を見つけて、空き家問題を解決しつつ収入を得ることも外国人というキーワードでできていたわけですが、それがコロナで一変してしまったということですね。

日本人の人口はこれから減少の一途をたどるのに、現在空き家になっている物件をどうやって活かしていくか、私は、これもコロナの影響で違った形で起こるのではないかと思っています。

ズバリ、キーワードは住まわせるより利用させる!ということで、テレワークやリモートワークによる利用の促進が面白いと考えます。

コロナの最盛期、東京都内の企業はほぼすべてがリモートワークとなりましたが、ここでかなり問題となったのが、ほとんどの方の家の中には仕事をするスペースが無いということでした。

・・・これにいち早く反応したのが“アパホテル”でしたが(@_@)、実際に「仕事をしたくても家の中ではできないのでカフェで仕事をしていた」などと、かなりの方からお聞きしました。

私は、地方にもこういったリモートワークができるスペースは、相当数必要であると考えています。

その根拠の一つに、コロナ後の若者へのアンケートの回答で、なんと47%の若者が「コロナが終息したらできれば田舎に帰りたい」などと答えた、という事実があります。

ということで、私は、地方にリモートワークのできる物件を格安で展開するのが良いと考えています。・・・カフェではなく、時間貸しのリモートワークスペースですね(^^)/

物件の仕入れや内装工事は、工夫してなるべく安くできたらベストですね。この辺りは地域貢献をうたいながら進めて行くのが良いと思います。

ただ、これだけだと普通に聞こえてしまうので、これを事業として実際にやるということと同時に、成功事例ができたら、このモデルがイケそうな地方の地域向けにコンサルやプランを販売する仕事まで広げることも考えてみると面白いと思います。

数が増えたら、総合サイトなどを作って、全国津々浦々にリモートワーク機能が付いた施設がありますよなどと呼びかけたら、コンサルの依頼も来たりすると思います。参考にしてみてくださいね。



私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 

ボードメンバープロフィール

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石原 明 氏

経営コンサルタント。日本経営教育研究所代表、僖績経営理舎株式会社代表取締役。

現在、「成功哲学」「売れるしくみづくり」「成長のための組織づくり」「プロ経営者の育成」などをテーマに中小企業から大手企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する『高収益トップ3%倶楽部』には全国延べ3,500社が参加。

2万人の読者を抱えるメールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』や独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。毎週金曜日に配信する人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は年間ダウンロード回数が650万回を超えている。主な著書に『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)や『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』(サンマーク出版)、『すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、<三人称>で考える。』(アスペクト)、 『トップ3%の人だけが知っている仕事のルール』(中経出版)などがある。

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