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2020年09月11日(金)更新

急激な時代の変化をキャッチアップ!【石原明の新経営戦略塾】立ち上げました

しばらくご無沙汰しましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今日は大切なお知らせがあります!

ご存じのとおり、「新型コロナウイルス」は、経済活動を含めた社会生活全般を大きく変えてしまいました。世の中には“楽観論”もありますが、私自身はこの変化を、ものすご~く深刻に捉えています。

まもなく日本にも、『大倒産・大失業時代』が間違いなくやってきます。
そこで、生き残りをかけて最速で準備を進めるために、この度
石原明の新経営戦略塾】を立ち上げました!













【石原明の新経営戦略塾】では、【9月17日(木)18時半】より、Webセミナーを開催します。zoomを使って開催しますが、録画を後日お配りするので、当日リアルタイムで参加できない方も、ぜひお申込みください (*^^)v


ちなみに、戦略塾にご入会いただくと、毎月のセミナー参加費も月会費に含まれますので、今回のセミナーに参加予定の方は、先にご入会をおススメします!

さて、今回のテーマは『ポストコロナ格差の今 冬の勝ち組になる! 限界突破の発想はコレ 新ビジネスモデル改革のススメ ベスト10』





新型コロナウィスルが日本経済に及ぼす影響を、一番ストレートに、どこよりもシビアにお話しますので、あまりの内容に衝撃を受けるかもしれませんが、覚悟を決めて受講してくださいね(笑)

また、セミナー参加費の一部を、恵まれない世界の子どもたちに寄付しようと決めました。今回は参加者1名につき、インドの子どもたちに一週間分の食事をプレゼントする計画ですので、ぜひ奮ってご参加ください。

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■ポストコロナ格差の今 冬の勝ち組になる! 
 限界突破の発想はコレ『新ビジネスモデル改革のススメ ベスト10』
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■日時:2020年9月17日(木)18:30~

※お申込み後【お二人ご招待】招待リンクをお送りしますので、パートナーと一緒にご参加ください。
※セミナー終了後に行われるプレミアム会員限定のグループコンサルにスタートの30分だけ参加できる特典付きです。
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■詳細およびお申込みはこちらから

【一般チケット(二名招待枠付き):5,000円】

【会員チケット(一般会員):無料(月会費に含まれます)】

【会員チケット(プラチナ会員):無料(月会費に含まれます)】

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●マスメディアやネットに出回っている世の中の情報は果たして真実なのか?

今回のセミナーに参加して得られることは、冬の時代に対応する全く新しい思考と行動を身に付けるための知識と準備です。

何を捨て、何をすべきかがハッキリ分かる項目を私独自の視点で「ベスト10」としてまとめました。

新型コロナウイルスが私たち人類に与えた影響は、人類が長い間に編み出したビジネスモデルの基礎の基礎“人の集団を作れば儲かる”という根源的な必勝パターンを完全に破壊させてしまいました。

つまり、密から疎へ動き、必要なモノしか売れない“恐ろしく経済が停滞する時代”へと突入してしまったわけです(>_<)

この状況で判断を間違えると、企業も個人も取り返しのつかない事態に落ち込みます。

今、現在もポストコロナの対策本や雑誌が多く出回っていますが、そのほとんどが、これから起きる事態を読み間違えたものであったり、マーケットを楽観視しているものばかりで、一番大切な基本的理解が欠けています。

私は、みなさんが想像するよりも遥かに厳しい冬の時代がやってくると想定しています。

・・・では何をしたらよいのか?!

この状況に際しては、ここ数年(最低でも5年間)は、発展型の資本主義社会の思考を全て外し“新しい基軸”で生きていかなければなりません。

私はこの新基軸を【ニューノーマル】と名付けました!

といっても、世間一般に言われる「ニューノーマル」とは全く意味合いが違いますので、そのあたりも含め、セミナーに参加して、しっかりと理解してください。

これからの厳しい冬の時代を生き抜くための方法を「10のポイント」に絞って解説する必見のセミナーです(@^^)/~~~

★【石原明の新経営戦略塾】はFacebookページでも濃い情報を共有しています。こちらのページには、どなたでも無料でお入りいただけます。


★【石原明の新経営戦略塾】立ち上げに伴い、従来の『高収益トップ3%倶楽部』はサービス終了となりました。
 

2020年07月17日(金)更新

空き家問題を解決する発想

早いもので7月も半ばを過ぎましたが、今回も私の主宰する勉強会に参加してくれた方からの質問にお答えしてみました。

あなたなら、この質問にどうお答えになりますか? よかったら、一緒に考えてみてください(*^^)v

== 質 問 ==

空き家問題を解決するビジネスに興味を持っています。どんな発想を持って臨んだらよいものか・・・ぜひ、石原先生の脳内を少し覗かせてください。

== 回 答 ==

人を住まわせるという発想から離れて、使わせることで空き物件を活かすという観点から、全国に格安のリモートワークができるスペースを作るなどの発想が面白いと思います。 

== 解 説 ==

空き家問題をビジネスにする発想は、これまでにもいろいろありましたが、新型コロナウイルスの影響でかなり様変わりをすると思いますので、できればみなさんと一緒に考えていきたいくらいの質問(案件)ですよね(^^)/

なぜ様変わりしているかというと、コロナの影響で“ある種空き家問題の解決策”ともなっていた海外からの人の流入がストップしてしまったからです。

これ、みなさんは知っていたかどうかわかりませんが、ちょっと前まで結構な数のオーストラリア人が北海道や長野に、別荘感覚で空き家を買っていたりしてましたよね。

彼らの目的はスキー等での長期滞在なわけですから、ホテルなどの宿泊施設より買って別荘にしたほうが断然安いわけですが、日本人から見たらほぼ魅力の無い物件でも、彼らから見たらとても魅力的に映るということで、結構高い金額での販売が実現していました。

また地方に行ったら、大手企業の工場がある場所の近くには、決まって〇〇人地域みたいにそこで働く海外の方達のエリアがあり、賃貸不動産の安定収入が見込まれていたりしていましたよね。

良い悪いは別として、全国の、こういった場所を見つけて、空き家問題を解決しつつ収入を得ることも外国人というキーワードでできていたわけですが、それがコロナで一変してしまったということですね。

日本人の人口はこれから減少の一途をたどるのに、現在空き家になっている物件をどうやって活かしていくか、私は、これもコロナの影響で違った形で起こるのではないかと思っています。

ズバリ、キーワードは住まわせるより利用させる!ということで、テレワークやリモートワークによる利用の促進が面白いと考えます。

コロナの最盛期、東京都内の企業はほぼすべてがリモートワークとなりましたが、ここでかなり問題となったのが、ほとんどの方の家の中には仕事をするスペースが無いということでした。

・・・これにいち早く反応したのが“アパホテル”でしたが(@_@)、実際に「仕事をしたくても家の中ではできないのでカフェで仕事をしていた」などと、かなりの方からお聞きしました。

私は、地方にもこういったリモートワークができるスペースは、相当数必要であると考えています。

その根拠の一つに、コロナ後の若者へのアンケートの回答で、なんと47%の若者が「コロナが終息したらできれば田舎に帰りたい」などと答えた、という事実があります。

ということで、私は、地方にリモートワークのできる物件を格安で展開するのが良いと考えています。・・・カフェではなく、時間貸しのリモートワークスペースですね(^^)/

物件の仕入れや内装工事は、工夫してなるべく安くできたらベストですね。この辺りは地域貢献をうたいながら進めて行くのが良いと思います。

ただ、これだけだと普通に聞こえてしまうので、これを事業として実際にやるということと同時に、成功事例ができたら、このモデルがイケそうな地方の地域向けにコンサルやプランを販売する仕事まで広げることも考えてみると面白いと思います。

数が増えたら、総合サイトなどを作って、全国津々浦々にリモートワーク機能が付いた施設がありますよなどと呼びかけたら、コンサルの依頼も来たりすると思います。参考にしてみてくださいね。


 

2018年06月04日(月)更新

弁理士でもイケてるビジネスができますか?

今日から6月! 今年も折り返し地点が近づいてきましたね(#^^#) 今は時代のスピードが極めて速いので、経営者としては、乗り遅れないだけの情報をどう集めるかが工夫のしどころだと思います。今回は弁理士の方への回答ですが、一般の企業経営者にもお伝えしたい内容ですので、よかったら参考にしてください。
 
== 質 問 ==
 
弁理士でもイケてるビジネスができるでしょうか? 
 
日本の知財の将来を明るくするようなビジネスを考えたいのですが、何かアドバイスをいただければ幸いです。
 
== 回 答 ==
 
もちろんできます! そのためには、他業種のイケてるビジネスをたくさん見てレベル感を知り、その感覚を身に付けることが重要です。
 
その中でも特に重要なのが、最近IPOしているベンチャー企業のモデルですが、あなたはいくつ知っていますか?
 
== 解 説 ==
 
どんな業種・業界でも面白いビジネスは作れますし、知財関連はその中でも“資格がないとできない”という制約があるので、チャレンジするのには面白い種類の仕事なのではないかと思います。
 
では、どうすれば面白いビジネス、イケてるビジネスを作ることができるかというと、そのヒントは他業種の面白いビジネス、イケてるビジネスの中にある・・・ということです。
 
例えば、最近だと、世の中を賑わせているのが、“株式会社メルカリ(上場時の予想時価総額2000億円)”や“株式会社ZUU(上場時の予想時価総額1000億円)”のIPOベンチャー企業ですが、こういった最近のイケてる会社のビジネスの中身を良く知ることが重要です。
 
では質問ですが、メルカリは厳密に言うと、経営的にはまだ赤字ですが、なぜ、こんな時価総額での上場が可能だったのでしょうか? 理由が分かりますか? 考えたことがありますか? 誰かに聞いてみましたか? ネットで検索したことはありますか? もしかして全くノーマークでしたか?・・・う~ん、それでは、面白いビジネスを作るのはかなり難しいと思いますよ(p_-)
 
この回答に、「なんで、弁理士の知財関連のビジネスに参考が“メルカリなのか???”」と思った方も多いと思いますが、それが、あなたが、面白いビジネス、イケてるビジネスを考えられない最大の理由だということです。
 
私が主宰する『高収益トップ3%倶楽部』では、いろいろな業種・業界のイケてるビジネスモデルやマーケティングを毎月レポートしています。
 
最近ではこの辺りの企業の裏側(実態)もかなり詳しく解説をしていますが、それは、今一番話題の企業のビジネスモデルやマーケティングが中小企業の新規ビジネスの構築にも最高に役に立つと考えているからなんですね。 
 
これ、イメージだけだと、ちんぷんかんぷんで、全く分からないと思いますので、まずは実行をお勧めします。最低10社位の最新IPO企業のビジネスを調べてみてくださいね。実際に行うと、ビックリすると思いますよ(@^^)/~~~
 
 
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
 

2017年08月10日(木)更新

カクテルに変身!? 森永「アイスボックス」の拡販戦略

残暑お見舞い申し上げます☆彡

 

昨日は東京都心で37.1℃と今年の最高気温を更新しました。そんな日を経験すると、30℃でもつい「涼しい!」と思ってしまいますが(笑)、そんな中、森永製菓の人気商品「アイスボックス」のちょっとクールな戦略に目が留まりました。

 

1989年発売の「ICEBox(アイスボックス)」は、グレープフルーツなどの風味が付いた砕いた氷をカップに入れたシンプルな商品。

 

メインの支持層は10代の学生だそうで、部活帰りに食べるようなイメージが強いですが、そんな商品を“大人向け”に拡販しようと考えた同社が打ち出したのが、「カクテル」に使ってもらう作戦です。

 

 

レシピブログやレシピ動画サービスの「 mogoo(もぐー)」との連携に留まらず、自社サイトにもタニタ食堂監修のヘルシードリンクメニューを掲載するなど、かなり力の入った展開を見せています。

 

昨年は、英国風パブ「HUB」でアルコール飲料「ZIMA」と合わせたメニューを提供するなど、リアル店舗と組んだ展開もしたようですが、やはり今の時代は、SNSでの拡散を狙うべきですよね。カラフルな色合いのカクテルなら“インスタ映え”も間違いありません(#^^#)

 

一般的には、こうした戦略の裏には、販売数の伸び悩みがありがちですが、同社の場合、どうもそうではないようです。

 

なんと! 2016年の同シリーズの売上げは12年と比べて38%伸びているのだとか(@_@)

 

ナトリウムやビタミンCを多く含むといった「機能性」を前面に押し出し、2015年からは容器に「水分補給に」の文字を入れ、学生をターゲットにしてきた戦略も悪くなかったようです。

 

しかし、現状に甘んじることなく、2019年には16年比でさらに30%増を目指す勢いで、今回の戦略は、その実現のために入念に練られたものでしょう。

 

果たしてひとつの商品でどこまでマーケットを拡げられるのか・・・しばし注目したいところです(@^^)/~~~

2017年07月07日(金)更新

ワイシャツや靴下を定期購入!? レナウンが忙しいビジネスマンをサポート

早いもので、今年も下半期がスタートしましたが、先月(2017年6月)から、あのレナウンがちょっとおもしろいサービスを始めたのをご存じでしょうか?

 

何かと忙しいビジネスマンをサポートしようと、男性用ワイシャツや靴下の定期購入サービスをスタートしたのです。

 

同社の公式通販サイト「R-online“TheShop”」で注文できるようですが、マンガも使って、結構力の入ったサービス紹介ページをつくっています(*^^)v


 

ビジネスシャツや靴下は季節ごとに買い換え需要が発生することから、忙しいビジネスマンを中心に定期購入サービスのニーズが見込めると判断したようですが、確かに同社の顧客には便利なサービスですよね。まとめ買いで割引きも受けられるようですし・・・。

 

しかしながら、まだレナウンのシャツを愛用していない層が「便利だから!」とまとめ買いするかどうかは、大いに疑問を残すところです。やはり、新しいブランドの最初の1枚は、じっくり着心地を試したいですからね(#^^#)

 

ちなみに、同社は「アーノルドパーマータイムレース」ブランドの子供服のレンタル事業もスタートさせたのだとか。すぐにサイズが変わる子供服は、購入よりレンタルの需要が伸びると踏んだようです。

 

いずれにせよ、ビジネスモデルを構築する上で大切なのは、感情も含めて、人間という生き物をよ~く知ることです。それさえできれば、今は企業の規模や資本力に関係なく、多くの人たちに受入れられるモデルをつくることが可能な時代です。

 

レナウンにしても、かつては売上高が2000億円を超え、アパレル最大手だったわけですが、このところの売上げは減少傾向にあります。そこで打ち出したのが「購入から利用への転換」というわけです。

 

アパレルに限らず、発想の転換を迫られている業界はたくさんありますよね。この事例を参考に、自社のビジネスモデルをどう進化させるべきか、じっくり考えてみてください(@^^)/~~~

2017年03月13日(月)更新

所変われば・・・中古品の買い取りを百貨店で!?

年度末を迎え、何かと忙しい毎日をお過ごしのことと思いますが、春は転勤や引っ越しなど、全国的に人が動く季節でもあります。ということは、見方を変えれば「不用品」マーケットが巨大化するシーズンだということ(#^^#)
 
ご存じのとおり、近年は、断捨離や片付けがブームのようになっていますし、加えて「終活」などという言葉も生まれたように、生前に身のまわりのものを片付けたいと考えるシニア層が増えています。
 
そこで、ますます競争が激化しているのが「中古品買取り」業界ですが、ブックオフコーポレーションの子会社である「ハグオール」が、三越銀座店などの百貨店に出店し、好評を得ているようです。
 




同社はもともと店舗を持たず、提携したマンションへ訪問して買い取りしたり、無人ロッカーを設置して、そこで預かったものを査定したりというスタイルで展開してきましたが、思い切って百貨店へ出店とは、なかなか目のつけどころが良いですよね(*^^)v
 
「中古品買取り」には多くの企業が参入していますが、ネット系では「ブランディア」や「ゾゾタウン」。サイトから申込み、自宅に届いたダンボールに不用品を詰めて送るだけというスタイルで、若者層にはその手軽さがウケていますが、両社ともに、シニア層への波及には、苦戦をしいられてきたようです。
 
また、この業界には、電話でアポを取り、自宅を訪問して不用品を買い取るスタイルの業者も少なくないですが、一人暮らしの家庭などは、どうしても不安がつきまといます。
 
かと言って、街中のリサイクルショップに持ち込むのも、なんとなく抵抗がある・・・ズバリ! この層に響くのが「百貨店での買い取り」なのです。
 
なぜなら、百貨店の顧客層と、質の良い中古品を持っている層は、かなり近い位置にあるからです。まさに「所変われば品変わる」を地でいくような事例ではないでしょうか。
 
こう考えていくと、まったくの思い付きですが(笑)、たとえばセレブ系レストランでの買い取りはどうかなど、イメージが広がってきますよね。
 
この事例を参考に、自社のビジネスモデルの広げ方を、楽しみながらアレ・コレと発想してみてはいかがでしょうか(@^^)/~~~
 
 

2016年11月21日(月)更新

電子部品が「カワイイ」!?

早いもので今年も師走が近づいてきました。年々時間の速度が増していくように思えますが(笑)、それに引っ張られるかのように、モノの価値観も日々変化しているようです。
 
最近、秋葉原の電気街に女性客が増えていると聞いて、一瞬「??」とひっかかったのですが、電子部品販売店の「aitendo(アイテンド)」は、“カワイイ”という新規軸で、電子工作の世界に女性客を呼び込もうと懸命です(@_@)
 

 
近年、秋葉原にはオシャレなカフェなども増え、女性の姿が増えたのに目を付けた同店は、簡易デジカメなどを自分で工作できる部品にカラフルな色を付けるなど、遊び心&カワイイを切り口に、女性の来店客を増やす工夫を始めたのだそうです。
 
一般的には緑色をしている基盤も、同店には赤・黄・紫などの品揃えがあるほか、人気の発光ダイオード(LED)も豊富な色を取り揃え、さらには、女性店員を増やして、入店しやすさ、話しかけやすさを狙っているみたいです。
 
 業界に長く身を置くと、なかなか新たな価値基準を見つけにくいものですが、経営者がふだんから「ありえないモノを組み合わせる」など、柔軟な発想の訓練を積むことで、自社の価値は何倍にもアップする可能性があります。
 
秋の夜長・・・この事例を参考に、楽しく頭の体操をしてみてはいかがでしょうか(@^^)/~~~
 

2016年09月12日(月)更新

学問の秋、カラオケボックスで勉強する「カラ勉」が流行る!?

暑かった夏も終わりを告げ、日ごとに秋の気配を感じるようになりましたが、その昔から、読書の秋、学問の秋などと言われるように、秋は学習意欲が高まる季節です。
 
そういえば、最近「カラ勉」族が増えているのをご存じでしょうか? ちなみに、「カラオケボックス」で勉強することを「カラ勉」と呼ぶそうです。
 
パソコンと無料のテレビ電話が設置された個室で、ネット講座を受講したり、英会話のオンラインレッスンを受けたり・・・中には、音楽やヨガなどのレッスンを受けるつわモノもいるのだとか(@_@) 
 
カラオケボックスだけに、ヴォイストレーニングや楽器のレッスンなどにも、使い勝手がよさそうですよね♪
 




都心のカラオケボックスは駅前の一等地にありますから、「お一人様カラオケ」「ママ友ランチカラオケ」など、なんとか部屋の稼働率を上げようと、各社懸命です。
 
そんななか、カラオケボックスを「歌う」以外の目的で使ってもらおうという発想は、かなりイケてますよね(*^^)v
 
京都にあるひとりカラオケ専門店「イチカラ河原町店」は、オンラインレッスンを提供する「カフェトーク」と連携し、「カラ勉」用のサービス提供に力を入れ始めたようですが、カラオケボックスなら、同居の家族にも気兼ねなくレッスンが受けられるなど、自宅より集中できるスペースであることをアピールしていけば、利用者も増えていくんじゃないでしょうか。
 
こんなふうに、視点を変えることで、マーケットは限りなく広がりを見せるものです。この事例を参考に、自社のマーケットを広げる方法を、楽しみながら模索してみてはいかがでしょうか(@^^)/~~~
 

2016年08月19日(金)更新

タクシー運転手はキャビンアテンダント!? 自社のミッションを増幅した日本交通

お盆休みはいかがお過ごしでしたか? 久しぶりに帰省して親御さんとお会いになり、高齢化社会の抱える問題に直面された方もいらっしゃるかもしれません(#^^#)
 
これからの世の中で必要となるのは、介護が必要なほどでもないけれど、他者の手助けが必要な層へのサポートでしょう。そこへ直接アプローチを始めたのが、タクシー大手の日本交通です。
 


 
 
その名も「サポートタクシー」。高齢者の日常の用事を、タクシードライバーが手伝ってくれるというありそうでなかったサービスなのです。
 
たとえば買い物。なんと!三越日本橋本店と提携し、到着後は店内を一緒にまわって案内や荷物持ちをしてくれるそうですし、お墓参りをしたい場合は、お墓の掃除まで手伝ってくれるみたいです(@_@)
 
料金体系は「時間制」で、1時間5.270円。以後、30分ごとに2.420円が加算されるそうですが、この価格帯なら、介護保険タクシーに心理的抵抗がある方たちの利用も望めるのではないでしょうか。
 
このサービスの導入にあたり、同社の川鍋会長は「タクシー運転手はパイロットからキャビンアテンダントに! タクシーは接客業でただの運送業ではない。生活の細かいニーズに合わせたサービスを提供したい」と語っています。
 
聞くところによると、車の自動運転技術は実用化の段階まで来ており、私たちがイメージしているよりずっと早い時期に、タクシーは無人運転が当たり前の社会がやってくるかもしれません。
 
そうなると、タクシードライバーという職業自体が消えてなくなるわけですが、私には、同社の戦略がそれを見越したものであるように見えます。そして、こんなふうに自社の存在価値を増幅させることで、ビジネスを次世代へ繋いでいくことができるのです。
 
まだまだ残暑厳しいですが、この事例を参考に、自社の未来の姿をあれこれ思い描いてみてはいかがでしょうか(@^^)/~~~
 

2016年07月19日(火)更新

「シンデレラフィット」って?! 言葉が生み出すマーケット

そろそろ梅雨明けが待ち遠しい今日この頃、今年下半期の滑り出しは順調でしょうか? 
日本ではモノが売れない時代と言われて久しいですが、私が最近「おもしろいなぁ~」と心の琴線に触れたのが【シンデレラフィット】という言葉です。
 

       【※画像はイメージです】
 
ネットでは「まとめページ」までできていましが(笑)、「シンデレラフィット」とは、ガラスの靴がシンデレラの足にフィットしたように「ジャストサイズな組み合わせ」を意味する言葉だそうです。
 
そのシンデレラの靴のように、思いがけないモノ同士がまるで純正品のようにピッタリフィットする「偶然の一致探し」がブームの兆しを見せているらしいのです。
 
たとえば、最近主婦に人気の「ニトリのスキレット」という小さなフライパンのような調理器具の持ち手に、100円均一ショップで売っている革製のライターケースがピッタリ!といったこと。
 
外国製のスキレットは結構お高いのですが、さすが安心価格のニトリさんです。同社が500円もしない価格で発売したところ・・・「ニトスキ」という愛称も付くほどの大ヒット商品になりました。
 
スキレットは鉄製なので、持ち手がとっても熱くなるためカバーが必要になるのですが、本体が500円なのに、そこに高いカバーを付けたくないのが人情です。
 
そこで、前述の「シンデレラフィット」が盛り上がるわけですね(*^^)v
 
こんなふうに「偶然の一致」が快感を生んでいくわけですが、この盛り上がりは「シンデレラフィット」というとってもキャッチ―な言葉がけん引していることは間違いありません。
 
つまり、イケてる言葉にはマーケットを生む力があるということです! 
 
ビジネスはもちろんですが、経営者として多くの人を動かさないとならない立場にある方は、もっともっと言葉の力を味方に付けるべきじゃないかと思うのです。
 
この事例を参考に、自らの言葉の力、自社が発信している言葉の力を、楽しみながら検証してみてはいかがでしょうか(@^^)/~~~
 
 
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ボードメンバープロフィール

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石原 明(いしはら あきら)氏

僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社

ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。

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