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二代目の悩み…家業は必ず継ぐべきか

投稿日時:2013/02/22(金) 09:15rss

今月は短いので、あっという間に月末が来てしまいそうです(―_―)!! そんな中、悩める二代目からちょっとおもしろい質問が届いたので、私なりの視点でお答えしてみました。よかったら参考にしてください(*^^)v
 
== 質 問 ==
 
私の父は中小零細の不動産業を営んでいますが、私は不動産に興味がなく、業界としても今後の動向に期待が持てません。家業を継ぐことについて、経営者のみなさんはどう思われるか、教えてください。
 
== 回 答 ==
 
社員が数人でもいるのなら、経営の勉強になるのでできたら事業を継ぐべきだと思います。
いない場合でも、誰かを雇うことができたら良いですね。
 
== 解 説 ==
 
最近、事業承継に関連する質問をされることが多いのですが、こういう場合は経営の勉強や実体験になるので、なるべく継いでみることをお勧めしています。
 
もちろんこれから社会に出る新卒者であれば、一度はある程度大きさのある会社に就職してから…ということになりますが、せっかく経営の勉強になる場所があるのなら、絶対に「社長」という体験をされた方がいいと思います。
 
この場合の取り組み方ですが、ビジネス寄りに考えるのではなく、「人や組織をどう動かすか」という観点から経営にあたると良いと思います。
 
こういう考え方で経営するのであれば、不動産が好きとか嫌いとか、興味があるとかないとかいうことも、そんなに関係なくなりますよね(*^^)v
 
大手の企業に入って一生会社勤めをされると考えていないのであれば、いつかは独立して事業や会社を経営するわけですから、なるべく早くその体験や経験を積んだ方がいいわけですし、お父さんのされている不動産業で、新たなビジネスを立ち上げる資金を作れる可能性もあるわけです。
 
経営という観点から考えると、業種はそんなに関係ないと考えて、経営の勉強のために会社を継ぐ、そこからいろいろな業種をさらに立ち上げるというふうに考えたら良いと思います。
 
今回は、結論だけの回答になってしまいましたが、見方や考え方を変えて、経営という視点にシフトすれば、そんなに悩まなくてもいい感じの質問でもあるということです。なるべく早い機会に、経営者の仲間入りをしてください。楽しみに待っています(@^^)/~~~
  
 
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 
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ボードメンバープロフィール

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石原 明(いしはら あきら)氏

僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社

ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。

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