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「スーツ仕立ての白衣」がオシャレな医師に大人気!?

投稿日時:2013/02/15(金) 16:16rss

最近わけあって(笑)、お医者さんとご縁が深くなったのですが、医師のトレードマークである「白衣」も、着々と進化を遂げているようです。
 
「カッコいい白衣がない」というオシャレな医師たちの声に応え、東京・渋谷にあるクラシコ株式会社は、白衣の受注生産を始めたのですが、昨年(2012年)11月に発売した「タブレットショートコート」は、約2万円という高額にもかかわらず、準備した100着はたった1週間程で売り切れたんだそうです(@_@。
 



 
上の画像は同社の定番商品である「クラシコテーラー」ですが、スーツのようなテーラーメード仕立てで、立体感のある細身のシルエット。その上、機能性もバッチリで、形状安定でシワになりにくく、抗菌加工も施されているのです。価値ある一着ですよね。
 
気になる価格は19,800円。これは、よくある普及品の白衣の6倍以上に当たる金額だそうですが、それでも最近は医局単位で購入する事例も増えているようです。「患者が医師を選ぶ時代」においては、スタイリッシュで清潔感あふれる白衣が、病院のイメージアップに役立のでしょう(*^^)v
 
それにいち早く気づいた同社の経営センスはかなりのものだと思いますが、最近は患者さんへの説明用に、米アップルの「iPad」など、自前のタブレットを持ち歩く若手医師が増えていることに着目して開発したのが、先の「タブレットショートコート」なんです。
 
初回ロットを1週間で完売したこのコートの左脇には、「iPad」ジャストサイズの専用ポケットがあり、さらにその内側には「iPad mini」を収納できるポケットが付いているのですが、タブレットを入れてもシルエットが崩れないのが大きな特徴だそうです。
 
白衣を単なる作業着と考えている限り、こういう発想はできませんよね。ユーザーのニーズに誠実に応えようとする同社の姿勢に、信頼を寄せる医師も増えてきていると聞きます。中には「自腹を切ってでもカッコイイ白衣が着たい!」というお医者さんもいるんじゃないでしょうか。
 
今や「かわいい制服」が、学校選びの重要なポイントになっているように、ユニフォームの質やセンスは、「選ばれる」ための絶対条件になりつつあります。
 
「ガンダムシリーズ」のプラモデル(ガンプラ)の国内唯一の製造拠点である、静岡のバンダイホビーセンタ―で働く従業員は、全員「地球連邦軍」を模した制服を着て、袖には社内の役職に応じて階級章が付けられていることは有名な話ですが、この制服のもたらした効果は絶大なものでした。
 
「ここで働きたい!」という優秀な人材から選ばれる企業になったのはもちろん、工場見学の人気ぶりからもわかるように、ユーザーから選ばれる企業としての地位を盤石なものにしています。たかが制服、されど制服なのです。
 
自社で制服や作業着を支給しているなら、この事例を参考に発想を切り替えてみてはいかがでしょうか? もしかしたら、制服や作業着のグレードアップが、将来のための有効な投資になるかもしれませんよ(@^^)/~~~


ボードメンバープロフィール

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石原 明 氏

経営コンサルタント。日本経営教育研究所代表、僖績経営理舎株式会社代表取締役。

現在、「成功哲学」「売れるしくみづくり」「成長のための組織づくり」「プロ経営者の育成」などをテーマに中小企業から大手企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する『高収益トップ3%倶楽部』には全国延べ3,500社が参加。

2万人の読者を抱えるメールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』や独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。毎週金曜日に配信する人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は年間ダウンロード回数が650万回を超えている。主な著書に『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)や『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』(サンマーク出版)、『すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、<三人称>で考える。』(アスペクト)、 『トップ3%の人だけが知っている仕事のルール』(中経出版)などがある。

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