石原明の「知的経営の切り口」 | 経営者会報 (社長ブログ)
企業を発展させるための経営のヒントについて、独自の切り口で紹介します。
成長する人間の原理とは
早いもので、今年も9月に入りました。秋は学びに最適な季節です。というわけで、今回は私のポッドキャストのリスナーさんから寄せられた質問にお答えしてみました。よかったら、参考にしてください(*^^)v
== 質 問 ==
私は関西の学生です。以前、石原先生のセミナーにお邪魔させていだいた際に、「コミュニケーションを深くする為に、心理学の本を読んだらいいですよ」と言っていただき、現在何冊かの本で勉強中です。
最近、相手と真剣に話をする時、個人と全体を分けて聴くことが少しずつできるようになりました。まだまだこれからだと思いますので、これからも続けていきたいと思っています。
さて、質問です。 「ポッドキャスト年間100万回ダウンロード記念」第一回で安田先生とお話されている際に、安田先生から「成長する人は成長するべくしてする」というお話がありました。確かに、私が親しくさせていただいている力のある方は、経歴も面白い方が非常に多いです。
そこで、「成長する人間の原理」を教えていただきたいのです。もし、自分がそれに当てはまらなくても成長し続けようとするのは変わらないとは思いますが…。その時は、もし自分が何かプロジェクトを行うような時に参考にしたいと思います。学生の興味本位の質問かもしれませんが、ご回答いただければ幸いです。
== 回 答 ==
人間の成長速度は、何かに夢中になって集中することで加速します。なので、若いうちに夢中で何かすることを覚えれば、成長のパターンに入りやすいと思います。そうなる自分を早めに作る、体験するといいのではないでしょうか?
== 解 説 ==
「成長する人間の原理」ということですが、成長に関してはいろいろな観点から話せると思います。私は、人間が成長するというのは“脳が活性化すること”だと思っているのでその観点から回答させていただきます。
何事においてもそうですが、それを“大変だとか苦痛だと思う人”と“楽しいとかおもしろいと思う人”がいますが、私は成長しにくい状態としやすい状態というのがまったくこの状態とイコールだと思っています。
そして、この状態を脳的に考えると“大変だとか苦痛だと思う状態”が脳が活性化されにくい状態にある時、そして“楽しいとかおもしろいと思う時”が脳がどんどん活性化していってしまう状況だと考えています。
●おもしろい、楽しい = 脳が活性化しやすい状態
●大変、苦痛を感じる = 脳が活性化しにくい状態
・・・ということですね(^_-)-☆
なので、自分が成長したければ、脳が活性化するような状況を自分で作れるようになったら良いと思っていて、それには夢中になって何かに取り組むことを覚えるのが、一番の近道だと思っています。
・・・ということで、お勧めは、若いうちに何かに夢中になって取り組むことを覚えること、そして何かし始めたら、自分を夢中にさせるパターンにもっていけるようにトレーニングしてしまうことだと思います。
例を挙げると、あなたが何か初めての仕事でそんなに興味の湧かない内容のものを依頼されたとした時に、その仕事を終えるまでずーっと大変だな~と考えて取り組むのと、最初はおもしろくなかったけれど、仕事を進めながら興味を湧かせ最後はおもしろいと感じるようになって終えるとすると、楽しく終えた人の方がずっと成長が早い(=大きい)ということになるので、そういう自分のパターンを作ってしまうことに慣れると良いということです。
何かで夢中になることができていると、他の何かも同じように好奇心をもって取り組めるようになると思いますが、その状態が一番「脳が活性化=成長スピードが速い」状態だと思います。
そんな状態を早く作れるようになると、どんどん成長できる自分を作れると思います。今後のますますの成長に期待しています(^_-)-☆
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
== 質 問 ==
私は関西の学生です。以前、石原先生のセミナーにお邪魔させていだいた際に、「コミュニケーションを深くする為に、心理学の本を読んだらいいですよ」と言っていただき、現在何冊かの本で勉強中です。
最近、相手と真剣に話をする時、個人と全体を分けて聴くことが少しずつできるようになりました。まだまだこれからだと思いますので、これからも続けていきたいと思っています。
さて、質問です。 「ポッドキャスト年間100万回ダウンロード記念」第一回で安田先生とお話されている際に、安田先生から「成長する人は成長するべくしてする」というお話がありました。確かに、私が親しくさせていただいている力のある方は、経歴も面白い方が非常に多いです。
そこで、「成長する人間の原理」を教えていただきたいのです。もし、自分がそれに当てはまらなくても成長し続けようとするのは変わらないとは思いますが…。その時は、もし自分が何かプロジェクトを行うような時に参考にしたいと思います。学生の興味本位の質問かもしれませんが、ご回答いただければ幸いです。
== 回 答 ==
人間の成長速度は、何かに夢中になって集中することで加速します。なので、若いうちに夢中で何かすることを覚えれば、成長のパターンに入りやすいと思います。そうなる自分を早めに作る、体験するといいのではないでしょうか?
== 解 説 ==
「成長する人間の原理」ということですが、成長に関してはいろいろな観点から話せると思います。私は、人間が成長するというのは“脳が活性化すること”だと思っているのでその観点から回答させていただきます。
何事においてもそうですが、それを“大変だとか苦痛だと思う人”と“楽しいとかおもしろいと思う人”がいますが、私は成長しにくい状態としやすい状態というのがまったくこの状態とイコールだと思っています。
そして、この状態を脳的に考えると“大変だとか苦痛だと思う状態”が脳が活性化されにくい状態にある時、そして“楽しいとかおもしろいと思う時”が脳がどんどん活性化していってしまう状況だと考えています。
●おもしろい、楽しい = 脳が活性化しやすい状態
●大変、苦痛を感じる = 脳が活性化しにくい状態
・・・ということですね(^_-)-☆
なので、自分が成長したければ、脳が活性化するような状況を自分で作れるようになったら良いと思っていて、それには夢中になって何かに取り組むことを覚えるのが、一番の近道だと思っています。
・・・ということで、お勧めは、若いうちに何かに夢中になって取り組むことを覚えること、そして何かし始めたら、自分を夢中にさせるパターンにもっていけるようにトレーニングしてしまうことだと思います。
例を挙げると、あなたが何か初めての仕事でそんなに興味の湧かない内容のものを依頼されたとした時に、その仕事を終えるまでずーっと大変だな~と考えて取り組むのと、最初はおもしろくなかったけれど、仕事を進めながら興味を湧かせ最後はおもしろいと感じるようになって終えるとすると、楽しく終えた人の方がずっと成長が早い(=大きい)ということになるので、そういう自分のパターンを作ってしまうことに慣れると良いということです。
何かで夢中になることができていると、他の何かも同じように好奇心をもって取り組めるようになると思いますが、その状態が一番「脳が活性化=成長スピードが速い」状態だと思います。
そんな状態を早く作れるようになると、どんどん成長できる自分を作れると思います。今後のますますの成長に期待しています(^_-)-☆
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ボードメンバープロフィール
石原 明(いしはら あきら)氏
僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社
ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。
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