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日本の製造業はどう変わるべきか

投稿日時:2020/03/13(金) 16:45rss

桜の開花宣言が待たれる今日この頃ですが、今回も、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加された方からの質問を取り上げました。あなたなら、この質問にどんな答えを出しますか? よかったら一緒に考えてみてください。

== 質 問 ==

日本の製造業(中小企業)は今のままではダメだと思いますが、石原先生なら、どんなふうに変えていくでしょうか? ぜひご指南ください。

== 回 答 ==

製造業だけに限りませんが、これからビジネスを起こしたり、既存ビジネスの改革をする場合には、世界中から情報を集めて何が最先端かを見極めて計画を立てるべきです。

自分の業界で世界最先端の技術や商品、ビジネスモデルを持っている会社を見つけたら、そこを真似する、抜くことを考える、もしくは提携する、などを目指すと良いと思います。

== 解 説 ==

先日、日本経営合理化協会の1日セミナー「社長のための-未来を読む力-」で話した内容にみなさん驚いていましたが、インターネットの普及によって、世界はもの凄いレベルで進歩発展していて、その速度はもはやインフラがマイナスの作用をする程の速度となっています。

この状況を踏まえると、これから新しいビジネスを考える場合は、今の経験値やインフラなどをあまり考えないで、やりたいビジネスについて世界中から最新・最先端の情報を集めてスタートすることをお勧めします。
 
そのためには、英語で検索することが必須です!理由はシンプルで、インターネットの主要言語が英語だからですね。

※日本人はほとんど知らないことですが、インターネット上の日本語での情報量はなんと全体の約3%しかありません。しかも、日本語のネット情報の中で、英語から日本語に翻訳された最先端情報は0.3%位ということです。

ここで注意すべきは、新規ビジネスや、既存ビジネスの改革をする場合は、今のインフラを無視する位の覚悟というか思考で取組む、ということです。

中国の深センに行くとみなさん驚きますが、全てが最先端の都市が発展しています。その理由は、何もない場所に新しく都市を創ったから最先端の都市になり得たということです。
 
世の中の進歩は早く、みんながスマホでキャッシュレス、財布を持たない都市になっているわけですが、これはゼロベースで新しく都市を創ったからこそできたのです。

日本のキャッシュレスが進まないのは、既にスイカなどの交通系ICカードやクレジットカードがインフラとして普及しているので、進んでいないとも言えるわけですよ(-_-;)

というように、既存の心理的インフラとなっている概念なども捨てて、取り組むべきだということです。私の言わんとする意味、伝わりましたか?ぜひ、トライしてみてください(@^^)/~~~



私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 
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ボードメンバープロフィール

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石原 明(いしはら あきら)氏

僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社

ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。

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