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メーカーとして流通モデルをどうつくるべきか

投稿日時:2019/02/18(月) 11:28rss

寒さの中にも、少しずつ春の足音が聞こえてきました♪ 来期の計画も固まってきている頃かと思いますが、今回はとあるメーカーの方からの質問を取り上げてみました。みなさんなら、どんな回答を出しますか? よかったら一緒に考えてみてください(#^^#)

== 質 問 ==

メーカーとして、現在の卸ビジネスモデルの在り方をどうしていくべきか悩んでおります。大手小売自体が衰退する中、メーカーはこれまで卸主体で、自らがマーケットを作り上げていくには力が不足しているのではないか? で、あればむしろ卸と組まないで、大手小売とパートナーを組んだほうが良いのでは? などと思うのですが、石原先生はどうお考えでしょうか?

本音を言えば、メーカーとしてビジネスモデルを再構築したいのですが、旧態依然とした流通業界で、果たしてそんなことができるでしょうか? 率直なご意見をお聞かせください。

== 回 答 ==

基本的に販売網については、その時一番良いと思うルートの選択が良いと思います。メーカーとしてもっと大切なことは、B to B・B to Cを問わず、エンドユーザーにとって最適な商品を提供することで、商品に力があれば販売ルートの選択もやりやすいと思います。

== 解 説 ==

今回は、メーカーの方からの質問ですが、質問の内容からは何を作っているかが分からなかったので、若干一般的な内容となりますが、回答させていただきます。

ビジネスを考えた時に、メーカー・販売会社・サービス会社などいろいろありますが、それぞれの立場で本来一番大切にしなければならない事があり、メーカーであればそれは商品開発(顧客の望む商品を顧客の望むであろう価格内で販売できるように開発すること)です。それが一番で、その後に販売戦略がついてくるというのが、順番です。

卸会社が弱体化している現状で、卸主体ではなく販売店と直接契約した方が良いのでは?と考えているのが今回の事例なわけですが、こういった選択ができるのも、実は“商品が強い”ということが条件となります。

商品が強いということは、販売戦略を必要としない(直販もできるし世界中から売らせて欲しいと卸も販売店もいろいろな企業から問い合わせが来ます)ということで、商品が良ければそれだけで世界中に広がるということを、かつてアップルのジョブズ氏が証明しましたが、それ位の意気込みで商品を開発している企業が残念ながら日本にはなかなか見当たりませんよね(p_-)

先ほども書きましたが、こちらから、卸が良いか? 販売店との契約が良いか? という選択ができるということは、商品がかなり良いということがそもそも前提となります。
(※御社の販売形態が現状卸という、エンドユーザーから遠い所にいるので、なおさらこの思考は大切な感じがします)

ということで、今回の回答としては、まずは商品力から見直すことが最善ということです。参考にしていただければと思います(@^^)/~~~ 


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ボードメンバープロフィール

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石原 明 氏

経営コンサルタント。日本経営教育研究所代表、僖績経営理舎株式会社代表取締役。

現在、「成功哲学」「売れるしくみづくり」「成長のための組織づくり」「プロ経営者の育成」などをテーマに中小企業から大手企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する『高収益トップ3%倶楽部』には全国延べ3,500社が参加。

2万人の読者を抱えるメールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』や独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。毎週金曜日に配信する人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は年間ダウンロード回数が650万回を超えている。主な著書に『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)や『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』(サンマーク出版)、『すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、<三人称>で考える。』(アスペクト)、 『トップ3%の人だけが知っている仕事のルール』(中経出版)などがある。

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