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LINEを積極的に使うことで、今後のビジネスはどう変わる!? ~ その3 ~

投稿日時:2018/01/12(金) 17:54rss

そろそろ正月気分も抜けてきた頃かと思いますが(笑)、今回も引き続き「LINEをビジネスにどう活かすべきか」というテーマを取り上げます。
 
LINE Business Partners株式会社の代表取締役社長である長福 久弘氏には、私のポッドキャスト『経営のヒント+(プラス)』の特別ゲスト版にご出演いただいたこともありますので、まだお聴きでない方は、ぜひ【コチラ】からチェックしてください♪
 
== 質 問 ==
 
これまで、メールマーケティングの専門家としてリストが取得できないLINEを「淘汰」していたところがありましたが、今日の勉強会に参加し、その考えすら手放し、広い視野で物事を考えたいと思いました。
 
 LINEを積極的に使うことで、今後のビジネスはどう変わっていくのか、石原先生の率直なご意見をお聞かせください。
 
== 回 答 ==
 
ビジネスのベース(環境)はコミュニケーション手段で構成されていて、その手段が進化するとビジネスが飛躍的に加速するということが分かると、LINEの本質が見えてくると思います。
 
== 解 説 ==
 
今回でこの質問への回答の最後になりますが、これまでの回答で、コミュニケーション・ツールの進歩がビジネスを広げたり加速させるということを説明してきました。
 
前回前々回で、言葉や文字の発明~紙を使うようになり郵便制度を考えたり・・・これらのコミュニケーション・ツールがビジネスの基盤となって広がりや速度をどんどん加速させてきたという話をしましたよね(^.^)
 
その観点から、メールとLINEの違いを考えてみると、アドレスが取れないLINEの強さや活用の方法、そしてマーケティング上の価値が見えてくるということです。
 
その強さは何かと言うと、それはズバリ!“活動している人をその場で捕まえてコンタクトが取れる・動かすことができる”ということですね。
 
これ、詳しくお話すると、メールはPC時代に開発されたコミュニケーション・ツールで、ネットにつながったPCの前に来た人に読んでもらうツールなので、いくらスマホで読めるとしても、その背景をそのまま引き継いでいるわけですね。
 
だから、速度がゆっくりというか、動いて・止まって・動いて・止まって、みたいな感じで、オンタイムのスマホ時代から考えると、かなり古風なマーケティング・ツールになってしまったという感があります。
 
それに比べて“LINE”は、ネットに24時間つながった、まさにスマホ時代のマーケティング・ツールで、メッセージを送った相手がすぐ見て行動に移れる、返信できるという特性がばっちり備わっています。
 
特に“既読”という機能は凄くって、既読になれば読んでいる=内容が伝わっている・・・ということなので、それを基準にこちらも行動に移れる・・・というように、オンタイムでのやり取りが可能となり、24時間オンタイムでコミュニケーションが取れるツールとなっています。
 
私が、フランスに行った時に体験したことをお話すると、シャルルドゴール空港が大きくて複雑だったのですが・・・“着きました”“何処ですか?”“〇〇が見えます“あ、分かりました。向かいます”・・・といった、LINEのやり取りで無事に落ち合うことができ、“うわ~これ便利!!”と、つくづく思ったんです!(^^)!
 
まさに“メールがポストに届く手紙”なのに対して“LINEは配達人がトントンとドアを叩い、届きましたよって言って届けてくれる電報(文章が短いことも似ていますよね)”って感じですよね(^.^)
 
LINEのやり取りは電報のやり取り・・・みたいな感じで行動しながら、相手とのやり取りが可能、顧客をオンタイムで捕まえて、やり取りを繰り返すことで、 捕まえ続ける・・・購買などの行動を促せるツールと考えると、その利便性やマーケティング上の威力が分かると思います。
 
ということで“アドレスが取れないレベルの次元では無い!”くらいの利便性を持っていると思います。なので、私は“LINE”を日常的に使うようになっているということですね。よかったら参考にしてください(@^^)/~~~
 
 
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
 
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ボードメンバープロフィール

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石原 明(いしはら あきら)氏

僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社

ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。

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