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カクテルに変身!? 森永「アイスボックス」の拡販戦略

投稿日時:2017/08/10(木) 15:44rss

残暑お見舞い申し上げます☆彡

 

昨日は東京都心で37.1℃と今年の最高気温を更新しました。そんな日を経験すると、30℃でもつい「涼しい!」と思ってしまいますが(笑)、そんな中、森永製菓の人気商品「アイスボックス」のちょっとクールな戦略に目が留まりました。

 

1989年発売の「ICEBox(アイスボックス)」は、グレープフルーツなどの風味が付いた砕いた氷をカップに入れたシンプルな商品。

 

メインの支持層は10代の学生だそうで、部活帰りに食べるようなイメージが強いですが、そんな商品を“大人向け”に拡販しようと考えた同社が打ち出したのが、「カクテル」に使ってもらう作戦です。

 

 

レシピブログやレシピ動画サービスの「 mogoo(もぐー)」との連携に留まらず、自社サイトにもタニタ食堂監修のヘルシードリンクメニューを掲載するなど、かなり力の入った展開を見せています。

 

昨年は、英国風パブ「HUB」でアルコール飲料「ZIMA」と合わせたメニューを提供するなど、リアル店舗と組んだ展開もしたようですが、やはり今の時代は、SNSでの拡散を狙うべきですよね。カラフルな色合いのカクテルなら“インスタ映え”も間違いありません(#^^#)

 

一般的には、こうした戦略の裏には、販売数の伸び悩みがありがちですが、同社の場合、どうもそうではないようです。

 

なんと! 2016年の同シリーズの売上げは12年と比べて38%伸びているのだとか(@_@)

 

ナトリウムやビタミンCを多く含むといった「機能性」を前面に押し出し、2015年からは容器に「水分補給に」の文字を入れ、学生をターゲットにしてきた戦略も悪くなかったようです。

 

しかし、現状に甘んじることなく、2019年には16年比でさらに30%増を目指す勢いで、今回の戦略は、その実現のために入念に練られたものでしょう。

 

果たしてひとつの商品でどこまでマーケットを拡げられるのか・・・しばし注目したいところです(@^^)/~~~

ボードメンバープロフィール

board_member

石原 明(いしはら あきら)氏

僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社

ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。

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