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人にわかりやすく伝える技術

投稿日時:2015/04/10(金) 16:14rss

新年度の滑り出しは順調でしょうか? 私の周りでは、様々な案件がさらにスピーディーに動き出していますが、そんななか、2002年の創刊から13年も続けている週刊メルマガをリニューアルしました\(^o^)/
 
タイトルは同じく『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』ですが、シリーズ第6弾!『多様化するマーケットを読み解く力を身につけよう・編』として、装いも新たに生まれ変わりましたので、ぜひチェックしてください。
 
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== 質 問 ==
 
私は人に何かを伝えるのがとても苦手です。どう伝えたらわかりやすいかと考えながら話すのですが、なかなか筋道をたてて話すことができず、回りくどい言い方になってしまったり、わかりづらくなったりしてしまいます。
 
<a href=“http://www.ishihara-akira.com/hint/”target=_“blank”>ポッドキャスト</a>やセミナーを聞いていると、石原先生は説明の天才だと思うのですが、何かを伝えるとき、話すとき、どのような点に気をつけていたり、意識したりしているのでしょうか?
 
また、説明能力を磨く方法を教えてください。よろしくお願いします。
 
== 回 答 ==
 
説明能力を高めるには、相手の理解力を計る能力を身につけることと、相手のレベルに合わせて表現(=説明)できるようになるために、言い回しや語彙の数を増やすことです。
 
== 解 説 ==
 
回答したように、相手に合わせた説明をするためには、相手の理解力を計る能力を磨くことと、その理解力に合わせて説明や表現することができるようになることですが、そのためには言い回しや語彙を増やすことだと思います。
 
まずレベルですが、理解力の速い相手にくどくど話しているとイライラして怒り出すし、分からない人に端折って話すと、途中からまったく説明に付いてこれなくなってちんぷんかんぷんになってしまいますよね(p_-)
 
また、できるだけ相手に短い時間で“ずばっと”本質を突いた説明ができると、いかにも“できる!”という印象を相手につけられたりするので、相手のレベル感を計ることはとても重要だと思います。
 
では、レベル感を計るコツですが“相手の話す速度を基準にする”と比較的分かりやすいと思います。
 
速い人は頭が良い、遅い人はそうでも無い・・・ってことで理解していただけると良いと思います。脳の回転が話す速度って感じですが、これはかなり当たっていると思います。普段ゆっくり話す方でも、いざとなった時の速度が速い人は頭がとても良い人です。
 
次に言い回しや語彙の数を増やす練習ですが、これは文学書や小説を読むなどしていろいろな表現の方法や言い回しを勉強するのがベストだと思います。
 
本をたくさん読む人でも、ビジネス書ばかりの方は言葉の数が足りなくて表現を磨けないという傾向があります。
 
これは、ビジネス書に使われる単語の数や言い回し、表現の数がとても少ないからです。
 
私たちは自分の知っている単語や表現で相手と会話するわけなので、語彙が少ないといくら相手のレベルが分かってもそのレベルに合わせた表現や説明がなかなか上手くできないということになりますよね。
 
人の感情や思考の深さなども文学書や小説とかを深く読まないと、なかなか分からないですよね(#^.^#) 参考にしてください。         
 
 
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ボードメンバープロフィール

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石原 明(いしはら あきら)氏

僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社

ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。

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