石原明の「知的経営の切り口」 | 経営者会報 (社長ブログ)
企業を発展させるための経営のヒントについて、独自の切り口で紹介します。
経営者の器はどうしたら大きくなるか
お盆休み明け、そろそろ通常のペースが戻ってきた頃でしょうか。今年は夏休みを長く取る会社も多いようなので、もしかしたらまだお休み中の方もいらっしゃるかもしれません。
さて、今回は「経営者としての自分の器を大きくするには」というストレートな質問にお答えしてみました。みなさんのお考えもお聞かせいただけると嬉しいです(*^_^*)
== 質 問 ==
経営者としての自分の器を大きくするために、取り組まれていること、または、良い方法があれば教えてください。
== 回 答 ==
器とは自分の思考の大きさと捉えることも出来るので、やりたいことのサイズを大きくすれば、基本広がると思います。それにサイズを大きくして行けば必ず、個人の欲望を超えた目標に行き着きますよね。
== 解 説 ==
経営者の方はもちろんですが、ビジネスマンや学生さんからも、自分の器を大きくしたいけれどどうしたらイイか? という質問は沢山来ます。ですので、今回はこの質問を取り上げますが、私は「器とはその人の思考の広さである」と考えられると思っています。
肉体を自分と捉えるか? 思考を自分と捉えるか? というのは結構難しい問題ですが、私はその人がどんな人かは、その人がどんな事を考えているかとイコールと捉えていて、器の大きさもこれに比例すると考えています(というか、その方が分かりやすいと思っています)。
例えば、自分中心にモノゴトを考えている人は器もそのサイズなので結構小さい、それが、まわりの人のことも含めて考えていると器もそれに比例して広がる・大きくなる、そして業界全体とか社会とかを考えているともっと大きくなるという感じですね。
また、思考は立場に比例しますので、課長なら課全体のことを考えられる器=思考が必要、部長なら部全体を考えられる器=思考が必要、世の中を預かる方達もその責任に比例する器=思考が必要と考えていますが、そこには当然、思考してもよい能力も伴わないといけないわけですから、思考の裏づけとなる技能や能力も共に高めていかないと器は広がって行かないと思います。
こうしたいと思うのは自由ですが、実際に出来る可能性が伴わないと独りよがりなだけで、器は広がらないということです。会社の経営でいうと、理念がこれ(思考)にあたりますが、経営者の思いが単に利益を上げることだったりすると、まだ理念が無い(器の狭い)会社ですが、仕事を通して経営者の方が成長し、いろいろな思いを持つようになるとその思考が理念に変わっていき、会社の器も大きくなっていくと思います。
・・・私の言わんとしていることが、だんだん分かってきましたか?
もちろん、そういう器を広げる生き方をするには、理念を持って生きた人の考えや思考に触れることが大切(近道)なので、あなたの身近なところでも構わないし、歴史の中で紹介されている方などでも良いので、彼らが世の中のためとか社会のためにどんなふうに生きたのか、自分を超えた目標を持って困難に際してどう真剣に生きていったのかなどを、なるべく肌で感じるように勉強されるといいと思います。
その方たちは「通常の仕事だけで大変で」とか「世の中がこんなだから」・・・なんて、けっして言ってないですよね(^_-)-☆ 参考にしてみてください。
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があればぜひ覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、これまでクローズで配信を続けてきた『石原明の不定期情報通信』の読者も、広く募ることになりました。コチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
さて、今回は「経営者としての自分の器を大きくするには」というストレートな質問にお答えしてみました。みなさんのお考えもお聞かせいただけると嬉しいです(*^_^*)
== 質 問 ==
経営者としての自分の器を大きくするために、取り組まれていること、または、良い方法があれば教えてください。
== 回 答 ==
器とは自分の思考の大きさと捉えることも出来るので、やりたいことのサイズを大きくすれば、基本広がると思います。それにサイズを大きくして行けば必ず、個人の欲望を超えた目標に行き着きますよね。
== 解 説 ==
経営者の方はもちろんですが、ビジネスマンや学生さんからも、自分の器を大きくしたいけれどどうしたらイイか? という質問は沢山来ます。ですので、今回はこの質問を取り上げますが、私は「器とはその人の思考の広さである」と考えられると思っています。
肉体を自分と捉えるか? 思考を自分と捉えるか? というのは結構難しい問題ですが、私はその人がどんな人かは、その人がどんな事を考えているかとイコールと捉えていて、器の大きさもこれに比例すると考えています(というか、その方が分かりやすいと思っています)。
例えば、自分中心にモノゴトを考えている人は器もそのサイズなので結構小さい、それが、まわりの人のことも含めて考えていると器もそれに比例して広がる・大きくなる、そして業界全体とか社会とかを考えているともっと大きくなるという感じですね。
また、思考は立場に比例しますので、課長なら課全体のことを考えられる器=思考が必要、部長なら部全体を考えられる器=思考が必要、世の中を預かる方達もその責任に比例する器=思考が必要と考えていますが、そこには当然、思考してもよい能力も伴わないといけないわけですから、思考の裏づけとなる技能や能力も共に高めていかないと器は広がって行かないと思います。
こうしたいと思うのは自由ですが、実際に出来る可能性が伴わないと独りよがりなだけで、器は広がらないということです。会社の経営でいうと、理念がこれ(思考)にあたりますが、経営者の思いが単に利益を上げることだったりすると、まだ理念が無い(器の狭い)会社ですが、仕事を通して経営者の方が成長し、いろいろな思いを持つようになるとその思考が理念に変わっていき、会社の器も大きくなっていくと思います。
・・・私の言わんとしていることが、だんだん分かってきましたか?
もちろん、そういう器を広げる生き方をするには、理念を持って生きた人の考えや思考に触れることが大切(近道)なので、あなたの身近なところでも構わないし、歴史の中で紹介されている方などでも良いので、彼らが世の中のためとか社会のためにどんなふうに生きたのか、自分を超えた目標を持って困難に際してどう真剣に生きていったのかなどを、なるべく肌で感じるように勉強されるといいと思います。
その方たちは「通常の仕事だけで大変で」とか「世の中がこんなだから」・・・なんて、けっして言ってないですよね(^_-)-☆ 参考にしてみてください。
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があればぜひ覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、これまでクローズで配信を続けてきた『石原明の不定期情報通信』の読者も、広く募ることになりました。コチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
ボードメンバープロフィール
石原 明(いしはら あきら)氏
僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社
ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。
- 2021年2月(2)
- 2021年1月(1)
- 2020年12月(1)
- 2020年11月(1)
- 2020年10月(1)
- 2020年9月(1)
- 2020年7月(2)
- 2020年6月(2)
- 2020年5月(1)
- 2020年4月(2)
- 2020年3月(3)
- 2020年2月(4)
- 2020年1月(3)
- 2019年12月(5)
- 2019年11月(2)
- 2019年10月(3)
- 2019年9月(2)
- 2019年8月(2)
- 2019年7月(2)
- 2019年6月(4)
- 2019年5月(4)
- 2019年4月(4)
- 2019年3月(1)
- 2019年2月(3)
- 2019年1月(2)
- 2018年12月(3)
- 2018年11月(3)
- 2018年10月(4)
- 2018年9月(2)
- 2018年8月(2)
- 2018年7月(3)
- 2018年6月(4)
- 2018年5月(4)
- 2018年4月(3)
- 2018年3月(1)
- 2018年2月(4)
- 2018年1月(3)
- 2017年12月(1)
- 2017年10月(3)
- 2017年9月(2)
- 2017年8月(3)
- 2017年7月(2)
- 2017年6月(2)
- 2017年5月(3)
- 2017年4月(2)
- 2017年3月(2)
- 2017年2月(1)
- 2017年1月(1)
- 2016年12月(1)
- 2016年11月(2)
- 2016年10月(3)
- 2016年9月(3)
- 2016年8月(3)
- 2016年7月(3)
- 2016年6月(2)
- 2016年5月(4)
- 2016年4月(3)
- 2016年3月(2)
- 2016年2月(3)
- 2016年1月(2)
- 2015年12月(4)
- 2015年11月(3)
- 2015年10月(5)
- 2015年9月(3)
- 2015年8月(4)
- 2015年7月(3)
- 2015年6月(4)
- 2015年5月(3)
- 2015年4月(4)
- 2015年3月(4)
- 2015年2月(4)
- 2015年1月(3)
- 2014年12月(3)
- 2014年11月(3)
- 2014年10月(5)
- 2014年9月(5)
- 2014年8月(3)
- 2014年7月(4)
- 2014年6月(4)
- 2014年5月(5)
- 2014年4月(4)
- 2014年3月(5)
- 2014年2月(3)
- 2014年1月(4)
- 2013年12月(4)
- 2013年11月(5)
- 2013年10月(4)
- 2013年9月(4)
- 2013年8月(4)
- 2013年7月(4)
- 2013年6月(4)
- 2013年5月(4)
- 2013年4月(4)
- 2013年3月(5)
- 2013年2月(3)
- 2013年1月(3)
- 2012年12月(4)
- 2012年11月(5)
- 2012年10月(4)
- 2012年9月(4)
- 2012年8月(4)
- 2012年7月(4)
- 2012年6月(5)
- 2012年5月(3)
- 2012年4月(5)
- 2012年3月(4)
- 2012年2月(3)
- 2012年1月(4)
- 2011年12月(4)
- 2011年11月(4)
- 2011年10月(4)
- 2011年9月(4)
- 2011年8月(3)
- 2011年7月(5)
- 2011年6月(4)
- 2011年5月(4)
- 2011年4月(4)
- 2011年3月(2)
- 2011年2月(4)
- 2011年1月(3)
- 2010年12月(4)
- 2010年11月(5)
- 2010年10月(3)
- 2010年9月(4)
- 2010年8月(3)
- 2010年7月(5)
- 2010年6月(4)
- 2010年5月(4)
- 2010年4月(5)
- 2010年3月(4)
- 2010年2月(4)
- 2010年1月(4)
- 2009年12月(4)
- 2009年11月(4)
- 2009年10月(5)
- 2009年9月(4)
- 2009年8月(3)
- 2009年7月(5)
- 2009年6月(4)
- 2009年5月(4)
- 2009年4月(4)
- 2009年3月(4)
- 2009年2月(4)
- 2009年1月(4)
- 2008年12月(4)
- 2008年11月(4)
- 2008年10月(5)
- 2008年9月(4)
- 2008年8月(4)
- 2008年7月(4)
- 2008年6月(4)
- 2008年5月(5)
- 2008年4月(4)
- 2008年3月(4)
- 2008年2月(5)
- 2008年1月(3)
- 2007年12月(4)
- 2007年11月(4)
- 2007年10月(4)
- 2007年9月(4)
- 2007年8月(5)
- 2007年7月(4)
- 2007年6月(4)
- 2007年5月(3)
- 2007年4月(4)
- 2007年3月(5)
- 2007年2月(3)
- 2007年1月(3)
- 2006年12月(3)
- 2006年11月(4)
- 2006年10月(3)
- 2006年9月(5)
- 2006年8月(3)
- 2006年7月(4)
- 2006年6月(5)
- 2006年5月(4)
- 2006年4月(1)
- 重要なおしらせ [02/09]
- 社員1名から、13年で30社の企業オーナーになるまでの戦略を完全公開! [02/03]
- 99%失敗しない新規事業の立ち上げ方 [01/20]
- 大転換を乗り切れ!【2021年版最先端SNSネットマーケティング】に迫る [12/18]
- 限界突破の秘密はこれだ!! X-mobile社長【木野式、鬼速行動3つの基本!】 [11/16]
- 超V字回復コロナ対策メソッドを盗め!! 飲食店閉店ラッシュ“逆手”戦略 [10/16]
- 急激な時代の変化をキャッチアップ!【石原明の新経営戦略塾】立ち上げました [09/11]
- 空き家問題を解決する発想 [07/17]
- 中小企業が未来を読み解くために [07/03]
- 会社丸ごと<人称>を上げる方法 [06/22]
- あらためて「仕事とは何か」を考える [06/05]
- コロナ自粛期間の有効な過ごし方 [05/08]
- あらためて「仕事は親切」の意味を考える [04/27]
- BtoB企業が富裕層ビジネスを始めるためのヒント ~ その2 ~ [04/03]
- BtoB企業が富裕層ビジネスを始めるためのヒント ~ その1 ~ [03/30]
- 日本の製造業はどう変わるべきか ~ 対新型コロナ編 ~ [03/23]
- 日本の製造業はどう変わるべきか [03/13]
- 「石原式4ステップマーケティング」は採用にも効く!? [02/28]
- ニュースリリースの効果的な出し方を教えてください [02/21]
- 新規事業の取り組み方 [02/17]