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商品力があって情報発信力が乏しい会社

投稿日時:2014/12/19(金) 15:35rss

いよいよ年の瀬も迫ってきましたが、今回は私のメルマガで2週にわたって回答した内容をまとめてみました。来年に向けて、少しでも参考になればうれしいです(*^_^*)
 
== 質 問 ==
 
商品力があって情報発信力が乏しい会社の向かうべき方向性について、ご指南いただきたいです。
 
== 回 答 ==
 
こういう企業は自社が考えるよりも“情報発信は急務”ですが、マーケットでの立ち位置の違いによって情報の出し方が違うので、それを理解した上での発信ということになります。
 
== 解 説 ==
 
商品やサービスに自信のある会社は、一般的に情報発信が苦手な場合が多いのですが、その理由は現状でも紹介やリピートによって、そこそこ以上にビジネスが好転している場合が多いからだと思います。
 
現状は儲かっている、目の前の人は当社の価値を知っている、地域では多少なりともブランド化している・・・ということで、一生懸命に情報発信しなくても・・・と思ってしまうということですね(─_─)!!
 
人間、なるべくなら何でも現状維持で済ませたい、できれば努力したくないわけですから、こういった状況の会社は、周りの売れていない会社よりも情報発信のタイミングが遅れてしまう傾向にあり、情報発信をしっかりやるライバルが現れたら一瞬でマーケットを取られてしまう可能性がある・・・ことなどに、まったく気づいていない場合も多いものです。
 
いくら老舗でも、情報発信で負けると“あっ”という間にマーケットをライバル会社に持っていかれてしまう事例は多いのですが、現状で勝っていると、これになかなか気がつかないというわけですね。
 
ちょっと例を上げると、その昔は東京の名物であり定番のお土産は“雷おこし”だったわけですが、情報発信で「東京バナナ」に負けてしまった結果、あっという間に“雷おこし”は浅草名物になってしまいましたよね(─_─)!!
 
なので“商品力があって情報発信力が乏しい会社”は、情報発信は急務!死活問題です。突然死したくなかったら、すぐに取り掛かるべきで、社内の一番大切なプロジェクトと考えて、できれば社長自らが進めないといけないと自覚して欲しいモノです。
 
こちらが情報武装していない状況にも関わらず、たまたまライバルが情報の発信を怠っているので、生き延びているなんて状況です。
 
この自覚が芽生えたら、次の段階として、どうやって情報発信していくかということになりますが、その方法の基準となるのが、自社がマーケットの中でどういう立ち位置であり、今後どういった方向に向かうのか?どの立ち位置を狙っているかという方針です。
 
では、どうやって情報を出していったらよいかということですが、その企業がマーケットの中でどんな位置づけにあるかによってかなり違います。
 
その位置づけの違いをもっと具体的に述べると、企業規模がかなり大きく、マーケットシェアを狙ったビジネスの展開をしているか?それとは逆で規模は大きくしないで特定顧客マーケットに対してビジネスを展開しているかによって情報の出し方が違うということです。
 
また、その企業が今後規模を拡大させて行くのか?今の規模からの拡大を考えていないかによっても情報の出し方が違ってくるということです。
 
さらに解説を加えると、規模が大きい会社、または規模を拡大させていく会社の情報発信は、マーケットに網を大きくかけるつもりで、多面的に情報を出していくことで認知マーケットでのシェアを取りに行くべきです。
 
認知マーケットとは、文字通り人が知っているという意味ですね(^.^) ◎◎と言えばどこどこだよねって感じで、買ったことが無い人までも知っているという状態を目指すということです。
 
こういう状況まで、情報を広げるとそこに他社が参入してくることを躊躇しますので、他社の参入を防ぐという意味でもとっても重要と思います。
 
特定顧客マーケットに対してビジネスを展開している会社や規模を大きくしないでブランド化して行こうという会社の情報発信の仕方はどうするかというと、マーケットの中であるランクを決めたらそれ以下には情報を流さない・・・という形で、差別して、区別して情報を発信するという方法が良いと思います。
 
逆に、あるレベル以上の方はみんな知っているという状態を目指して行います。希少性やブランドは、少数の知っている人と大多数の知らない人がいるという状態で初めて作られるわけですから、情報を出すチャンネルやレベルのセグメントをしっかり絞ることが重要なんです。これをヒントにいろいろ工夫してみてくださいね(*^^)v
 
 
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
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ボードメンバープロフィール

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石原 明 氏

経営コンサルタント。日本経営教育研究所代表、僖績経営理舎株式会社代表取締役。

現在、「成功哲学」「売れるしくみづくり」「成長のための組織づくり」「プロ経営者の育成」などをテーマに中小企業から大手企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する『高収益トップ3%倶楽部』には全国延べ3,500社が参加。

2万人の読者を抱えるメールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』や独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。毎週金曜日に配信する人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は年間ダウンロード回数が650万回を超えている。主な著書に『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)や『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』(サンマーク出版)、『すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、<三人称>で考える。』(アスペクト)、 『トップ3%の人だけが知っている仕事のルール』(中経出版)などがある。

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