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ギタリストのためのギター音を抜いたカラオケ誕生!?

投稿日時:2014/09/01(月) 08:58rss

歌は苦手だけど、ギターは大好き・・・そんな人たちに、ちょっとうれしいサービスが誕生しているのをご存じでしょうか? 歌ではなくギターの演奏音を抜いたカラオケ・・・つまり、カラオケボックスにギターを持ちこんで、そのカラオケに合わせてギターの練習ができるわけです(^^♪
 
業務用カラオケ事業を展開するエクシングの「ギタナビ」に加え、カラオケボックス「まねきねこ」などを運営するコシダカホールディングスも「ギタすきっ」の配信を始めるようですが、カラオケボックスの使われ方に、大きな変化が起こりそうですね。
 
 



今や「カラオケボックス」も成熟市場のひとつですが、子ども連れでランチができるような広い部屋を用意し、ママさん達をターゲットにした店舗があるかと思えば、「お一人様」専用の店舗ができたりと、業界全体で手を変え品を変え、集客に苦心している感があります。
 
そんな中で、「カラオケ」のそもそもの概念をくつがえすかのような、「歌わないカラオケ」という発想には、ちょっと驚きました(@_@;) このアイデア、聞けば納得ですが、そうそう出せるアイデアじゃありませんよ!
 
コシダカは、自社が運営する参加型カラオケシステム「すきっと」の新コンテンツとして、この「ギタすきっ」を提供するようですが、実店舗の「カラオケ本舗まねきねこ」「ひとりカラオケ専門店ワンカラ」においても、9月下旬から配信を開始するみたいです。
 
単にギターの音を抜いたカラオケを流すだけでなく、室内に設置しているスクリーンにギターコードを映し出すそうですから、自宅で黙々と練習するよりずっと楽しいはず。このサービスが、ギタリストたちに上手に浸透すれば、結構利用者が増えるんじゃないでしょうか。
 
厳しい環境が続く業界においても、柔軟な発想を持てば、必ず突破口が見つかるものです。この事例を参考に、自社のビジネス展開にも新たな突破口はないか・・・楽しみながら発想を拡げてみてください(@^^)/~~~
 

ボードメンバープロフィール

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石原 明(いしはら あきら)氏

僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社

ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。

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