石原明の「知的経営の切り口」 | 経営者会報 (社長ブログ)
企業を発展させるための経営のヒントについて、独自の切り口で紹介します。
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経営者のネット滞在時間
ブログでこんな質問をするのもなんですが(笑)、あなたは一日に何時間くらい“オンライン”状態でしょうか? 今回は「学生・社会人との一問百答」に寄せられた過去の質問を取り上げ、あらためて「経営者とインターネット」について考えてみました(*^^)v
== 質 問 ==
経営者の方は一日にどれくらいの時間インターネットを利用されますか? また何に利用しますか?
== 回 答 ==
あるレベルを超えると便利なものは急に不便になるという現象がいろいろな場面で現れますが、おそらく売上げが上がり、企業規模が大きくなるにつれて経営者がネットを利用する時間はどんどん少なくなっていくと思います。
== 解 説 ==
最近、“ネットの利用時間はビジネスのランクが上がるに連れて少なくなるのではないか?”と思っていたのですが、そのお話をするのにちょうど良いタイミングなので、この質問にお答えすることにしました。というのも、「ネットは本当に便利なのか?」と最近強く感じることが多いからです(p_-)
ちなみに今、私は一日にどれくらいネットを利用するか?また、どれくらいPCを開いている時間があるか?ですが、iPhoneのおかげもあって、ネットの利用は、たまに気になるメールのチェックを入れる程度。一日のうち多くて15~20分といったところで、PCを開いている時間は、原稿を書いている時間(今も沖縄行きの飛行機で原稿を書いていますが)を除けば、おそらく一日数分ではないかと思います。
これ、みなさんからすると、かなり意外だと思いますが、自分で検索等をすることはほとんどありません(*^_^*) 誰が私の代わりにするか?と言ったら、スタッフや顧問先の方達や、その時私のそばにいる方達です(笑)。
メールの返信で長くなりそうなときは、ほとんどその場から電話を入れることが多いですし、メールでないとダメな場合は、秘書に代理で書いてもらっています。
当然私の所に来るメールには、秘書にもCC:を入れてもらっていますので、原則私はメールを読まなくても良くなっていて、返信が必要な場合には秘書から「返信されていますか?」と連絡をもらうことになっています。
このような仕組みにしたのは、一日のメールの量がかなりの分量になり、返信や対応に使っている時間がオーバーフローし始めて、なんとかしないといけないと感じたことからです。
ちなみに、メールって送ったら相手は必ず読んでいると思いがちですが、忙しく飛び回っている方ならおわかりのとおり、ある時にプツッと音がして、対応できなくなる時が来ますよね(笑)。
『「週4時間」だけ働く。』の著者ティモシー・フェリスさんではないですが、そうなると、読まなくても何とかなるという非常に面白い現象に直面します。ちょっと、危険なお誘い、たくさん来るメールはすべて読まなくても大きくは問題が無い・・・という、やってみた人だけが結果を通して知る真実の瞬間が訪れるのです。
もちろん、私の場合は、仕事が仕事なので、秘書に読んでもらってはいますが(~_~;) じつはこれ、頼まれた仕事も同じ感じになることも多々ありますので、注意深くこの回答を読んでいただけると良いと思います。
なぜ、こんなことが起きてしまうのかですが、多くの人にとってタダで使える便利なツールが一人の人に集中して集まると、オーバーフローして大変なことにってしまっているわけです。
言い方は乱暴ですが、タダだから気軽に使うコミュニケーションツールによって、そんなに大切でない内容までどんどんメールで飛び交ってしまうという現象が起きているのではないでしょうか・・・これに一々返信していたのでは、たまったモノではありませんよね(─_─)!!
まあ、最近流行っているコミュニケーションツールでやり取りされているほとんどの内容も、ビジネスレベル的に言ってどうでもいいことである場合が多いのではないかと思っています。
来たメールや便利なネットに時間を取られてしまって、一日のうちほとんど生産性の無い時間を、ビジネス先進国である日本中のビジネスマンが送っているようで、とっても嘆かわしい感じがするのは、私だけでしょうか?
さて質問ですが、もしメールが一通1000円だとしたら、あなたは一日何通のメールを相手に送ると思いますか? また、送るメールの内容はどれくらい重要度のあるものになると思いますか? さらに、世の中がどれくらいスッキリすると思いますか?
私は、自分の時間給や仕事の重要度を早くから感じていたので、意味なくネットに付き合うことはかなり早々に止めにしています。また、時間給の高い重要度の高い仕事をされているクライアントの社長さんにもそれを勧めています。
という意味で、経営者やビジネスレベルの高い方は(気がついた方から)どんどんネットに関わる時間が少なくなっていくのではないかと思っています。この回答、いろんな意味で参考にしてみてくださいね(@^^)/~~~
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
== 質 問 ==
経営者の方は一日にどれくらいの時間インターネットを利用されますか? また何に利用しますか?
== 回 答 ==
あるレベルを超えると便利なものは急に不便になるという現象がいろいろな場面で現れますが、おそらく売上げが上がり、企業規模が大きくなるにつれて経営者がネットを利用する時間はどんどん少なくなっていくと思います。
== 解 説 ==
最近、“ネットの利用時間はビジネスのランクが上がるに連れて少なくなるのではないか?”と思っていたのですが、そのお話をするのにちょうど良いタイミングなので、この質問にお答えすることにしました。というのも、「ネットは本当に便利なのか?」と最近強く感じることが多いからです(p_-)
ちなみに今、私は一日にどれくらいネットを利用するか?また、どれくらいPCを開いている時間があるか?ですが、iPhoneのおかげもあって、ネットの利用は、たまに気になるメールのチェックを入れる程度。一日のうち多くて15~20分といったところで、PCを開いている時間は、原稿を書いている時間(今も沖縄行きの飛行機で原稿を書いていますが)を除けば、おそらく一日数分ではないかと思います。
これ、みなさんからすると、かなり意外だと思いますが、自分で検索等をすることはほとんどありません(*^_^*) 誰が私の代わりにするか?と言ったら、スタッフや顧問先の方達や、その時私のそばにいる方達です(笑)。
メールの返信で長くなりそうなときは、ほとんどその場から電話を入れることが多いですし、メールでないとダメな場合は、秘書に代理で書いてもらっています。
当然私の所に来るメールには、秘書にもCC:を入れてもらっていますので、原則私はメールを読まなくても良くなっていて、返信が必要な場合には秘書から「返信されていますか?」と連絡をもらうことになっています。
このような仕組みにしたのは、一日のメールの量がかなりの分量になり、返信や対応に使っている時間がオーバーフローし始めて、なんとかしないといけないと感じたことからです。
ちなみに、メールって送ったら相手は必ず読んでいると思いがちですが、忙しく飛び回っている方ならおわかりのとおり、ある時にプツッと音がして、対応できなくなる時が来ますよね(笑)。
『「週4時間」だけ働く。』の著者ティモシー・フェリスさんではないですが、そうなると、読まなくても何とかなるという非常に面白い現象に直面します。ちょっと、危険なお誘い、たくさん来るメールはすべて読まなくても大きくは問題が無い・・・という、やってみた人だけが結果を通して知る真実の瞬間が訪れるのです。
もちろん、私の場合は、仕事が仕事なので、秘書に読んでもらってはいますが(~_~;) じつはこれ、頼まれた仕事も同じ感じになることも多々ありますので、注意深くこの回答を読んでいただけると良いと思います。
なぜ、こんなことが起きてしまうのかですが、多くの人にとってタダで使える便利なツールが一人の人に集中して集まると、オーバーフローして大変なことにってしまっているわけです。
言い方は乱暴ですが、タダだから気軽に使うコミュニケーションツールによって、そんなに大切でない内容までどんどんメールで飛び交ってしまうという現象が起きているのではないでしょうか・・・これに一々返信していたのでは、たまったモノではありませんよね(─_─)!!
まあ、最近流行っているコミュニケーションツールでやり取りされているほとんどの内容も、ビジネスレベル的に言ってどうでもいいことである場合が多いのではないかと思っています。
来たメールや便利なネットに時間を取られてしまって、一日のうちほとんど生産性の無い時間を、ビジネス先進国である日本中のビジネスマンが送っているようで、とっても嘆かわしい感じがするのは、私だけでしょうか?
さて質問ですが、もしメールが一通1000円だとしたら、あなたは一日何通のメールを相手に送ると思いますか? また、送るメールの内容はどれくらい重要度のあるものになると思いますか? さらに、世の中がどれくらいスッキリすると思いますか?
私は、自分の時間給や仕事の重要度を早くから感じていたので、意味なくネットに付き合うことはかなり早々に止めにしています。また、時間給の高い重要度の高い仕事をされているクライアントの社長さんにもそれを勧めています。
という意味で、経営者やビジネスレベルの高い方は(気がついた方から)どんどんネットに関わる時間が少なくなっていくのではないかと思っています。この回答、いろんな意味で参考にしてみてくださいね(@^^)/~~~
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
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ボードメンバープロフィール
石原 明(いしはら あきら)氏
僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社
ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。
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