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今の時代、果たして「メルマガ」の効果はどの程度あるのか

投稿日時:2011/02/18(金) 10:00rss

今週月曜には、東京にもかなりの雪が降ってびっくりしましたね。しかし、今の時代は、天気や交通情報なども含め、リアルタイムでかなり詳しい情報が手に入るので、ありがたいなぁ~とあらためて思いました。

今回は、進化した情報化社会のなかで、「メールマガジン」の効果に関する質問です。思えば、私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)は、そろそろ創刊10年目に突入します(*^_^*)

今回の質問を、企業における「情報発信」について、あらためて考えるヒントにしていただければ嬉しいです。

== 質 問 ==

見込客に対しての発信方法として、DM、DVD、小冊子等が有効とのことでしたが、メルマガの効果は、どの程度あるのでしょうか? もしかしたら今の時代、いちばん効果的なのでは、と考えています。アドバイスをいただければ幸いです。

== 回 答 ==

見込客に対しての情報の発信方法として何が効果的かということですが、媒体にはそれぞれ用途がありますので、その用途に合わせて選択した方が良いと思います。

さらに加えると発信媒体よりもコンテンツの中身の方が100倍大切なので、何を選ぶかも大切ですが中身を重視して作ることは忘れないでくださいね。

== 解 説 ==

見込客に対しての情報の発信方法はいろいろあると思いますが、大きく分けてこちらから見込客に対して定期的な刺激として送るタイプの方法と、存在を知ってもらって、じっくり内容を吟味してもらうモノとに分かれると思います。

・・・そういう意味では、どれか一つで成果を上げることは結構難しいので、どれが一番か? ではなく、複合して使い分けるのが良い方法だと理解しておいてくださいね。

はがき・手紙(DM)・ニュースレター・そして質問のメルマガ等は、「送るタイプのモノ」です。それに対して、問い合わせ等を促すために、内容を吟味してもらうモノとしては、ホームページ・ブログ・小冊子・DVDなどのコンテンツがあると思います。

用途の違いは、送るタイプのモノは、定期的な刺激としてこちらから送って見込客の記憶から自社を消さないことが主な目的になりますから、そんなに多くの情報を一度に送れないというのが特徴です。

それに対して、内容を吟味してもらうモノは、伝えたいことをしっかり伝えて直接の問い合わせ等を促すことが目的ですので、内容(文章などの分量)も多くしっかりとした前振りが無いと内容を読んでもらえない=吟味してもらえないというのが特徴です。

以上を考えて、見込客のフォローにはこの両方のコンテンツを上手に使い分けることが大切だと思いますので、何が一番大切かというと判断は難しいと思いますが、(質問のメルマガですが)こちらからの投げかけツールとしてのメルマガの位置づけはとってもウエイトが大きいと思いますので、ある意味一番大切と言えるかもしれませんね。

目指すマーケティングロジックとしては、以下、こんな感じです。しっかりしたメルマガを定期的に配信して、内容に関心を持ってくれた見込客が御社のサイトやブログに訪問、内容をじっくり読んでくれて問い合わせ、もしくは、メルマガで紹介したDVD・小冊子を請求、内容をしっかり見たり読んだりしてくれて、問い合わせといった流れができれば目的達成です(*^_^*)

ということは、やっぱり内容がとっても重要ということになりますので、方法も大切ですが、各コンテンツの中身はしっかりした内容を用意してくださいね。ぜひ、がんばってください(*^^)v


いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪
私の発行するメルマガでは、読者のみなさんからの質問に、こんな感じでお答えしています。

これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があればぜひ覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~

ボードメンバープロフィール

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石原 明(いしはら あきら)氏

僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社

ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。

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