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「山歩き女子」急増中!? ブームの兆しをマーケットに変えるもの

投稿日時:2009/09/11(金) 15:40rss

最近のブームはどうも女性から生まれることが多いようですが、「歴女(れきじょ)」と呼ばれる歴史好きの女性に続き、今、「山歩き女子」が急増中なのだとか。

女性登山家の田部井淳子さんも、今年(2009年)20~40代の女性にもっと山と親しんでもらおうと、ネットワーク『MJリンク』を発足させ、ネットで仲間入りを呼びかけています。


山登り


山歩きには、自然に触れ合って癒されるとか、体が鍛えられるとか…いろいろな「効用」があると思いますが、このブームの兆しを安定した「マーケット」に成長させるためには、“ファッション”の力を借りるしかないと私は考えています(*^^)v
失礼ながら、「山歩き」って、中高年の趣味って感じしませんか? ですから、ショップで見かける山歩きファッションも、中高年テイストのものが主流です。

そこにファッションリーダーみたいな存在が表れて、かわいい山歩きファッションを提案すれば、ガゼン山に行きたがる若い女性が増えると思います。ちょうど「走る」女性が増えて、おしゃれなランナーズファッションが続々と誕生したようなイメージですね。

またもうひとつの作戦としては、私の先輩世代ならよくご存じの「合ハイ(合同ハイキング)」を復活させる作戦です。昭和の中ごろまでは、大学生が今で言う「合コン」のノリで、一緒にハイキングに行っていたみたいです。

昨年、私のブログで「ゴルコン」の話題を取り上げたことがありますが、山歩きもゴルフと同じように、相手のタフさや思いやりがよくわかりますから、「相手選び」に結構向いているかもしれません(*^_^*)

それはともかく、「ファッション性」や「ネーミング」は、ブームを安定したマーケットに変えるためのとても大事なポイントです。

あなたなら、どんなアイディアがありますか? ぜひ楽しみながらあれこれ考えてみてください(@^^)/~~~

ボードメンバープロフィール

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石原 明(いしはら あきら)氏

僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社

ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。

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