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Macの成功法則をマックで活かす?!

投稿日時:2007/02/16(金) 19:52rss

「メガマック」など、次々と話題の新商品を投入しているマクドナルドですが、最近お店の様子もがらっと変わっているのをご存じですか?日本マクドナルドでは、「安くて早い」戦略を脱し、ちょっと高級感の漂う店作りとメニューを徹底的に見直すことで、そのブランド改革が進んでいるのです。


mac


80円バーガーをついには59円まで値下げし、マクドナルドはデフレ時代の勝ち組の座を勝ち取りましたが、その後の苦戦はみなさんご存じのとおりです。

その上、すっかりヘルシー志向になった世の中では、「体に良くない食べ物」というイメージついてまわる限り、客層の広がりは期待できません。そのあたりも含め、マクドナルドは大改革へと乗り出したわけです。
店舗に関しては、あの定番の「赤×黄色」の看板の代わりに、黒やグレーを貴重にしたおしゃれなカフェ風の店を増やしました。年間200~350店舗という従来の2倍以上のスピードで改装をすすめ、インターネット回線の導入や、分煙化にも取り組んだようです。

例年の改装費は、年間20~30億円といったところでしたが、昨年は9月までに50億円以上を投じたそうですから、その本気度がうかがえますよね(*^^)v

さらに、メニューの見直しにも相当知恵を絞ったようで、ヘルシーでちょっと贅沢感を味わえるメニュー開発に取り組み、「えびちゃん」人気との相乗効果ですっかり人気メニューとなった「えびフィレオ」や「サラダマック」など、従来品よりちょっと高めの商品開発に成功しました。

こんなブランド改革の指揮をとるのは、原田泳幸会長兼社長。原田氏は、転身前、アップルコンピュータの日本法人で社長を務めていた方です。

マイクロソフトの攻勢に真っ向から立ち向かい、おしゃれなデスクトップパソコン「iMac」で大成功をおさめました。その昔、Macはデザイン関係のプロ用コンピュータといった認知をされていましたが、半透明でおしゃれなデザインと簡単な操作性を全面に打ち出した「iMac」は、多くの女性や若者に受け入れられ、ユーザーのすそ野を一気に広げたのです。

原田氏は、同じようなブランド戦略を今度はマクドナルドで展開し、成功をおさめつつあるというわけです。パソコンとファーストフードは全く違うものですが、時代の一歩先行くブランド戦略においては、業界の垣根を越えたセオリーがあるものです。

それどころか、業界内のつまらない常識にとらわれていては、なかなか自社のイメージを一新するアイディアは浮かばないものなのです。経営者は常に、他業界の成功に学ぶ素直さと、柔軟な発想力を持ち続けたいものですね(@^^)/~~~

ボードメンバープロフィール

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石原 明(いしはら あきら)氏

僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社

ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。

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