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「和ブランド」のシャンパン誕生

投稿日時:2006/12/25(月) 11:39rss

今日はクリスマスですね☆

年末年始にかけて、何かと飲む機会も増えるんじゃないかと思いますが、お祝いの席にふさわしいお酒といったら、何といっても「シャンパン」です。


syannpan


ところで、「シャンパン」と名乗ることが許されているのは、「フランスのシャンパーニュ地方で規格に則って製造された発泡ワインだけ」だということをご存知ですか?

かつて日本でも、これに似せた清涼飲料水を「シャンパン」と名付けて販売していたことがありましたが、これに対してはフランス政府からの抗議があり、「シャンメリー」という名称に変更した、なんてちょっとした事件もありました(――;)
ちなみに、フランスのシャンパーニュ協会ではシャンパンの正式名称として「シャンパーニュ」を推奨しているそうで、現在それ以外の発泡ワインは自ら「スパークリングワイン」と名乗っています。

その製品の品質や呼称に徹底的にこだわることは、「ブランディング」という意味からも、とっても大切なことで、フランス政府はこのことがよくわかっているのだと思います(*^^)v

しかし、そんな伝統と格式を重んじるシャンパンの世界に、あえて参入しようという日本企業が現れました。本物の「シャンパン」を、本場フランスで作ろうと考えたのはサンケイビバレッジ。

シャンパーニュの良質なブドウ畑を確保し、フランスの伝統的な醸造法を大切にしながらも、日本酒造りで培った日本人ならではの技術と感性で作ったシャンパンがこれ、『グロワ・グランセパーシュ』です。

1本15,750円、ネット販売もしているみたいです。結構なお値段ではありますが、こんな風にきちんとブランディングできている商品は、コストダウンの方向に向かわず、価格も利益も守られるというわけですね。

たまにはちょっとゴージャスにシャンパンでも開けてみるとしましょうか(@^^)/~~~

ボードメンバープロフィール

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石原 明(いしはら あきら)氏

僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社

ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。

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