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そろばんで世代を超えたコミュニケーション

投稿日時:2006/09/08(金) 15:19rss

今ではほとんど使う人を見かけなくなった「そろばん」が、最近になってまた脚光を浴びはじめているのをご存知でしょうか?

高齢者には懐かしく、子どもたちには目新しい存在のそろばん。大人にとっては、今流行りの「脳トレ」の一環に、そして子どもたちにとっては「基礎学力アップ」にと、それぞれに目的は違うようですが、そんな「そろばん」を介して、世代を超えた交流まで生まれているそうですから、ちょっと面白い現象だと思いませんか!(^^)!

soroban

電卓やPCの普及ですっかり影をひそめていたそろばんですが、このところ学校教育の現場でも注目を集めていて、兵庫県尼崎市は、国の構造改革特区制度で通称「そろばん特区」の認定を受け、2004年度から小学校の授業に尼崎市独自の「計算科」を導入したのだとか。

計算力や暗記力が身につくのはもちろんのこと、「子供たちの集中力が増した」とますます学校側の期待を集めているようです。

「そろばん」とはなかなかユニークな存在で、通常計算は『左脳』を使うものですが、そろばん上級者になると、頭の中で玉をイメージして暗算するようになり、『右脳』を使い始めるんだそうです。そろばんは、右脳と左脳の両方をバランス良く刺激する貴重な道具なんですね。

さらに、脳にいいだけでなく、“そろばんのお役目”はまだまだ広がりそうなのです。
千葉県船橋市の市立三山東小学校では、そろばんを地域の高齢者と子どもたちの交流に役立てているそうで、今年から週に2回、60~70代が中心のボランティアの方が、「パチパチ先生」として朝の授業の前の時間を使い、6年生にそろばんの指導をしているんですって(~o~)

学校側でも、「自分たちのために頑張ってくれている方々の姿から、子どもたちも計算力以外に学ぶものがあるはず」と考えているようですが、ひとつの道具にすぎなかったそろばんが、世代を超えたコミュニケーションに役立っているなんて、ちょっと楽しいですよね。

こんな兆しを捉えたら、そろばんメーカーや業界団体などがさらに後押しをすると、ひとつのムーブメントを起こせるんじゃないかと思います(*^^)v 

この事例を参考に、あなたの会社の商品でも同じようなことができないかなどと考えてみてはいかがでしょうか(@^^)/~~ ̄

ボードメンバープロフィール

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石原 明 氏

経営コンサルタント。日本経営教育研究所代表、僖績経営理舎株式会社代表取締役。

現在、「成功哲学」「売れるしくみづくり」「成長のための組織づくり」「プロ経営者の育成」などをテーマに中小企業から大手企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する『高収益トップ3%倶楽部』には全国延べ3,500社が参加。

2万人の読者を抱えるメールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』や独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。毎週金曜日に配信する人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は年間ダウンロード回数が650万回を超えている。主な著書に『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)や『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』(サンマーク出版)、『すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、<三人称>で考える。』(アスペクト)、 『トップ3%の人だけが知っている仕事のルール』(中経出版)などがある。

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