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経営者の読書術

投稿日時:2006/06/22(木) 15:19rss

みなさんは日頃どのくらい本を読まれますか? 

中小企業経営者はどなたも忙しいですから、読書の時間を取るのはなかなか難しいかもしれませんが、今日は経営者だったら、『本』をこんな風にとらえてもらうといいなぁというお話をしようと思います。

ちょうど、今週の火曜日にあった高収益トップ3%倶楽部 の勉強会でも話したのですが、本は使い方によっては、経営者にとって、大変ありがたいツールになるのです(*^^)v

たとえば、これは最近の私のおすすめ本です。

男の服装術

『〔新版〕男の服装術』 落合正勝著 PHP研究所刊

私は経営コンサルタントですから、顧問先の方からいろいろな質問を受けるわけですが、最近は「服装はどうすればいいですか?」みたいな質問を受けることが増えました。「人は見た目が9割」みたいな本が売れたり、「人間の評価はほぼ第一印象で決まる」なんて考え方もあるので、ビジネスマンとしては、「身なり」も外せないポイントになってきているのでしょう。

そんな質問を受けた時、私はその方に、この本を渡すようにしています。経営のことならいくらでも話しますが、私は服装に関するプロではありません。そんな私があれこれ説明するより、人気服装評論家である落合さんがこのレベルで書いてくれているので、そのまま本をハイと渡すことで、精度の高い情報を、瞬時に相手に提供することができるのです。これは私にとっては、まるで「時間」を買っているのと同じ感覚なんです(*^^)v


私は、昔からかなりの数の本を読んできましたが、すばらしいと思った本は、必ず複数冊買うようにしてきました。これには意味があって、ひとつはその著者に対する敬意を表すため。「よくぞ書いてくれました!」という感謝の気持ちでもあります。そして、もうひとつは、このことをぜひわかっておいて欲しいという相手に渡すためです。万が一その本が絶版になったりしたら困りますからね(――;)

過去に一番たくさん買った本は、なんと500冊も買いました。まぁ、これは私の職業柄もありますが、経営者のみなさんにも、ぜひこういう感覚をわかっておいて欲しいと思うのです。1冊の本は、1時間のお説教にも勝るはずです。

社員の成長の度合いに合わせて、その時々に気づいて欲しいことをテーマにした本をさっと渡せたら、社長として、ちょっとかっこいいですしね!(^^)!

経営者はいずれ「教育者」としての役割を果たすべきだと私は考えていて、そういう意味でも、「良書」をどんどん活用していって欲しいと思うのです。社員の教育はもちろん、取引先にももっと勉強し、レベルアップしてもらうことで、ビジネスはどんどんやりやすくなるはずです。今週末にでも、あなたの本棚をもう一度見直してみたらいかがでしょうか?

ボードメンバープロフィール

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石原 明 氏

経営コンサルタント。日本経営教育研究所代表、僖績経営理舎株式会社代表取締役。

現在、「成功哲学」「売れるしくみづくり」「成長のための組織づくり」「プロ経営者の育成」などをテーマに中小企業から大手企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する『高収益トップ3%倶楽部』には全国延べ3,500社が参加。

2万人の読者を抱えるメールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』や独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。毎週金曜日に配信する人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は年間ダウンロード回数が650万回を超えている。主な著書に『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)や『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』(サンマーク出版)、『すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、<三人称>で考える。』(アスペクト)、 『トップ3%の人だけが知っている仕事のルール』(中経出版)などがある。

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