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BtoB企業が富裕層ビジネスを始めるためのヒント ~ その1 ~

投稿日時:2020/03/30(月) 08:56rss

目に見えない「新型コロナウイルス」に世界中が翻弄されていますが、経営者たるもの、こんな時こそどっしりと構え、自社の未来について思考を深めたいものです。

今回も私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会参加者からの質問を取り上げましたので、よかったら一緒に考えてみてください(#^^#)

== 質 問 ==

BtoBの企業が富裕層のCにアピールする手段を教えてください。石原先生の「これからのビジネスはすべて富裕層につながるためにやるべき」というお言葉には大いに触発されているのですが、かと言ってどう動いたらいいものか・・・最初の一歩を踏み出せずにおります。何かヒントをお授けいただければ幸いです。

== 回 答 ==

富裕層ビジネスの本質を考えると、どう動いたら良いかの基本が見えてきますので、それを回答します。

== 解 説 ==

私が『日本経営合理化協会』から講師の依頼をされて5年越しで行っている「資産家・成功塾」(月1回6ヶ月コース)でも、この【富裕層ビジネスの構築】は重要なテーマになっていて、みなさん真摯に取り組んでいただいています。

この「資産家・成功塾」で扱うメインのテーマは「経営の成功」ではなく「資本主義社会での成功」で、この世の中(資本主義社会)ではビジネスが成功したらそれで完成=終わりではなく、資本主義社会での成功を構築するためのスタートがやっと切れると考えて、思考の転換を図らなければなりません。そのために必要なことは・・・・という感じで展開しています。

その中で、富裕層ビジネスの構築や、富裕層との接触の重要性を示唆している訳ですが、その理由は、単に儲かるということ(これはこれでもの凄く重要ですよ!)以外に、価値ある1次情報は勝ち組企業や全てのマーケットの上位層からしか得られないという事実があるからです。

ちなみに、成功した、もしくは現在も成功している企業のオーナー、経営陣やその家系、資産家の一族・・・すなわち、マーケットでの勝ち組関係者が、消費側に回った時に呼ばれるカテゴリーが富裕層ということになります。

この世の中はITの普及で、ますます情報化社会になっていますが、“情報の価値”そのものは昔からまったく変わっているわけではなく、その情報の扱い方によって、2つの方向で理解・活用できると考えてください。

誰も知らない情報をいち早く知った時の価値は、出すか出さないかで決まる!

この場合、その情報をどう扱うかの主導権は、情報を知った人間のみに与えられた権利となります。誰に教えるか(出すか)誰に教えないか(出さないか)で、その得られた情報の価値をコントロールすることができます。

例えば、あなたが構築するビジネスを通して富裕層と繋がり、仲良くなり「来年〇〇企業と提携して△△△ビジネスをスタートする」「来年予算10億円位で気に入った別荘を買いたい」という1次情報を得たとしますが・・・その時点であなたしか知り得ないこの1次情報を利用して最大の価値を生み出す発想があなたにはありますか?

もう一度言いますね! あなたしか知り得ないこの1次情報を利用して最大の価値を生み出す発想があなたにはありますか?

これ、面白いので宿題とします。ぜひ、1週間じっくりと考えてみてください。ということで、また来週 (@^^)/~~~



私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
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ボードメンバープロフィール

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石原 明(いしはら あきら)氏

僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社

ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。

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