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2020年04月27日(月)更新

あらためて「仕事は親切」の意味を考える

新型コロナウイルスが、私たちの仕事の仕方そのものを変えてしまいました。そんな中だからこそ、私が長年提唱してきた「仕事は親切」の意味を考えてみたいと思い、今回はこの質問を取り上げました。今、自分たちにできることを、ぜひ一緒に考えてみてください。

== 質 問 ==

石原先生がよくおっしゃる「仕事は親切」について、もう少し詳しく教えてください。

== 回 答 ==

「仕事は親切」とは、私の著作『「成功曲線」を描こう。』の132ページで解説している考え方で、先ほど読み返してみましたが、書籍の中に詳しく書いているので実際にはそちらを読んでいただく方が分かると思います。私も改めて読み返してみたら、凄く良い内容でした(*^^)v

== 解 説 ==

先に補足として解説しておきますが、本には「仕事は親切、仕事は仮説と検証」と書いています。この機会に読み返していただけると嬉しいです。

ということで、まずこの「仕事は親切」ですが、大前提には“成功曲線”という考え方があり、この成功に向かう曲線を描くと、一過性で無い普遍的な成功=本物の成功が手に入る・成功するビジネスが構築される、ということで、そのための仕事の仕方、仕事に対する考え方が「仕事は親切のレベルを超えなければならない」ということです。

「仕事は親切」は、普遍の成功を手にするためには、普通レベルの仕事をしてお金がもらえれば良いのではなく、本当にお客様に喜ばれる=心底感謝されるレベルにまで商品やサービスを高めないといけない、そのレベルは例えて言えば“親切のレベル”ということです。

ちょっとまわりくどい解説になってしまいましたが・・・お分かりいただけたと思います(-_-;)

で、その(普遍の成功)ためにもう一つ大切な考え方として加えているのが「仕事は仮説と検証」ということです。

仕事によらず何によらず、どんなモノゴトでもそうですが、上手くなるために一番大切な事は、まずこうすれば上手く行くはずと仮説を立ててモノゴトに取り組むことです。

上手く行ったらOKですからノウハウとしますが、ダメだった時は“ではどうすればもっと上手くなるかと新たな仮説を考える”ことです。そしてまたトライする訳ですが、これをなるべく速く繰り返していくということですね。

この「仮説と検証」の繰り返しが、モノゴトを上達させる一番の方法で、私の本では、「仕事は親切」の方向に向かって「仮説と検証」を繰り返すことを提案しています。

これで、かなり分かっていただいたと思いますが、詳しくは本を読んでみて下さいね(#^^#)


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2020年04月03日(金)更新

BtoB企業が富裕層ビジネスを始めるためのヒント ~ その2 ~

今年の新年度は、静かにスタートを切りました(#^^#) 世間では様々な憶測や情報が錯そうしているようですが、経営者たるものしっかりと足元を見つめ、と同時に自社の未来の姿を鮮明に描きたいものです。

さて、今回も前回に続き、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会参加者からの質問を取り上げましたので、よかったら一緒に考えてみてください。

== 質 問 ==

BtoBの企業が富裕層のCにアピールする手段を教えてください。石原先生の「これからのビジネスはすべて富裕層につながるためにやるべき」というお言葉には大いに触発されているのですが、かと言ってどう動いたらいいものか・・・最初の一歩を踏み出せずにおります。何かヒントをお授けいただければ幸いです。

== 回 答 ==

富裕層ビジネスの本質を考えると、どう動いたら良いかの基本が見えてきますので、それを回答します。

== 解 説 ==

前回は、マーケットでの勝ち組関係者が、消費側に回った時に呼ばれるカテゴリーを「富裕層」と定義し、以下の宿題を出しました。

★あなたが構築するビジネスを通して富裕層と繋がり、仲良くなり、
 「来年〇〇企業と提携して△△△ビジネスをスタートする」
 「来年予算10億円位で気に入った別荘を買いたい」
という1次情報を得たとします。

その時点であなたしか知り得ないこの1次情報を利用して最大の価値を生み出す発想があなたにはありますか?

みなさん、何か良いアイディアは浮かびましたか?

私の顧問先では、メルマガで質問すると、その答えを考えることが習慣化しているので、いろいろな答えが飛び出しました。

新しい提携ビジネスに関しては、「その会社がやる△△△ビジネスの展開に合わせて、自社でも準備し、スタートと共に提携する」また、「顧客を予め探しておいてその会社の成果を上げ更に仲良くなる」・・・などいろいろ出てきました。

別荘に関しては、もっと具体的なアイディアが出ましたが、たとえば自社で探して利益を上げたり、一緒に探して関係性を深める、などがありました。

中でも、この話を基に日本中の別荘地の勝組みビルダーと仲良くなって別荘紹介業を始める・・・なんて発想も面白かったです(p_-)

みなさん、なかなかですよね(笑)

私の質問に答えることで、「BtoBでも富裕層と関係を築くことができる」ということにみなさん気付いたようです。

それは、前回私が書いた富裕層の定義、成功した、もしくは現在も成功している企業のオーナー、経営陣やその家系、資産家の一族・・・すなわち、マーケットでの勝ち組関係者が、消費側に回った時に呼ばれるカテゴリー、という文章からも読み取れますよね(*^^)v

BtoBビジネスでも、「勝ち組企業の経営者=富裕層」と気が付けば、普通に富裕層マーケットに行き着くことができる、入って行けるわけです。

ということで、BtoBビジネスをされている御社が富裕層ビジネスに向けて取る最初の一歩は、御社が一緒にビジネスをしている勝ち組経営者やその一族と仲良くなる、ということです。

そこから必ず、富裕層ビジネスへの入り口が見つかります! ぜひ、参考にしてください(@^^)/~~~



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2020年03月30日(月)更新

BtoB企業が富裕層ビジネスを始めるためのヒント ~ その1 ~

目に見えない「新型コロナウイルス」に世界中が翻弄されていますが、経営者たるもの、こんな時こそどっしりと構え、自社の未来について思考を深めたいものです。

今回も私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会参加者からの質問を取り上げましたので、よかったら一緒に考えてみてください(#^^#)

== 質 問 ==

BtoBの企業が富裕層のCにアピールする手段を教えてください。石原先生の「これからのビジネスはすべて富裕層につながるためにやるべき」というお言葉には大いに触発されているのですが、かと言ってどう動いたらいいものか・・・最初の一歩を踏み出せずにおります。何かヒントをお授けいただければ幸いです。

== 回 答 ==

富裕層ビジネスの本質を考えると、どう動いたら良いかの基本が見えてきますので、それを回答します。

== 解 説 ==

私が『日本経営合理化協会』から講師の依頼をされて5年越しで行っている「資産家・成功塾」(月1回6ヶ月コース)でも、この【富裕層ビジネスの構築】は重要なテーマになっていて、みなさん真摯に取り組んでいただいています。

この「資産家・成功塾」で扱うメインのテーマは「経営の成功」ではなく「資本主義社会での成功」で、この世の中(資本主義社会)ではビジネスが成功したらそれで完成=終わりではなく、資本主義社会での成功を構築するためのスタートがやっと切れると考えて、思考の転換を図らなければなりません。そのために必要なことは・・・・という感じで展開しています。

その中で、富裕層ビジネスの構築や、富裕層との接触の重要性を示唆している訳ですが、その理由は、単に儲かるということ(これはこれでもの凄く重要ですよ!)以外に、価値ある1次情報は勝ち組企業や全てのマーケットの上位層からしか得られないという事実があるからです。

ちなみに、成功した、もしくは現在も成功している企業のオーナー、経営陣やその家系、資産家の一族・・・すなわち、マーケットでの勝ち組関係者が、消費側に回った時に呼ばれるカテゴリーが富裕層ということになります。

この世の中はITの普及で、ますます情報化社会になっていますが、“情報の価値”そのものは昔からまったく変わっているわけではなく、その情報の扱い方によって、2つの方向で理解・活用できると考えてください。

誰も知らない情報をいち早く知った時の価値は、出すか出さないかで決まる!

この場合、その情報をどう扱うかの主導権は、情報を知った人間のみに与えられた権利となります。誰に教えるか(出すか)誰に教えないか(出さないか)で、その得られた情報の価値をコントロールすることができます。

例えば、あなたが構築するビジネスを通して富裕層と繋がり、仲良くなり「来年〇〇企業と提携して△△△ビジネスをスタートする」「来年予算10億円位で気に入った別荘を買いたい」という1次情報を得たとしますが・・・その時点であなたしか知り得ないこの1次情報を利用して最大の価値を生み出す発想があなたにはありますか?

もう一度言いますね! あなたしか知り得ないこの1次情報を利用して最大の価値を生み出す発想があなたにはありますか?

これ、面白いので宿題とします。ぜひ、1週間じっくりと考えてみてください。ということで、また来週 (@^^)/~~~



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2020年03月23日(月)更新

日本の製造業はどう変わるべきか ~ 対新型コロナ編 ~

新型コロナウイルスはビジネス界にも巨大な暗雲をもたらしていますが、じつは前回の質問は、今年(2020年)1月20日に配信した私のメールマガジンに掲載したものでした。

あれから2カ月・・・世界中に新型コロナウイルスが広がっている今、まさにタイムリーな質問だと思ったので、あらためてこの質問にお答えしました。今のように変化の激しい時代には、経営判断が180度変わることも珍しくありません。参考にしてください。

== 質 問 ==

日本の製造業(中小企業)は今のままではダメだと思いますが、石原先生なら、どんなふうに変えていくでしょうか? ぜひご指南ください。

== 回 答 ==

今回の新型コロナウイルスは、日本の製造業にとってもの凄いチャンスでもあります!

製造業のかなりの部分が日本に戻ってくると思われるので、この流れに乗って独自技術や業種に特化した技術で世界一のノウハウを模索し蓄積すること、これがこれからの中小の製造業における「勝てるビジネスモデル」だと思います。

== 解 説 ==

これまで、日本の製造業は大手を先頭にどんどん海外に出て行く流れでした。その背景にあったのは、それを可能とした物流システムの安定的な発展や高度成長による日本国内の人件費の高騰で、安全且つ便利さを担保にアジアの安い人件費を求め取引先や工場をどんどん海外に移して行くといった動きが主流となりました。

この流れは不変で変わらないものという認識は、大手中小問わず日本中の製造業関係者だけではなく、一般のビジネスマンの間にも常識という感じで存在していたのですが、ここに来てかなり様相が変わってきたと思います。

その要因となったのが、今回の新型コロナウイルスの発生で、ネットの普及や物流とは別の意味でのロジスティック=人の移動が便利になったことによる考えもしなかったリスク(ウィルス感染)が、表に現れました。

安い人件費が安定的に確保できるはずのシステムや便利だったはずの物流システムが簡単にクラッシュして、経済が分断してしまいました(-_-;)

安くて良いモノを海外から引いて来ることで得られる利益と、このクラッシュが引き起こした経済損失とを比べたら、圧倒的に国内で製造した方が良いのではないかということになります。

人件費もアジア全体が高騰する流れに在る中、日本の人件費は既に下がり始めているというのも、この流れを後押しするものと思います。

たとえ安く作っても、物流は整っても、新型コロナウイルスのような人的被害は、今後ますます多発することが予想され、一度起こったら全面ストップし、防ぎようがないわけです。

私も今回はかなりびっくりしていますが、人の流通(移動)がこれだけ便利で広範囲に及ぶと、感染などの被害は防ぎようがないので、これに類似した現象は、今後も繰り返し、何度でも起きると思います。

この反省から言えることは、製造は海外ではなく、国内の手の届くところが安心で安全という思考です。私の尊敬する金融系のプロの方も“国内で設備投資が増える”と、同じような見方をされていました。

ロボットやAIの普及で人間がそんなにいらなくなってきていることもその要因だそうです。う~ん、なるほど、ですよね(p_-)

こういった流れに乗って、製造業に携わる中小企業は、手を広げずに、独自の技術に特化する、業界を絞りノウハウを積み重ね、可能であれば世界一を目指す位の志で、もう一度ゼロから取り組まれると良いと思います。

この大きなチャンスにぜひ全力でトライしてください(@^^)/~~~



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2020年03月13日(金)更新

日本の製造業はどう変わるべきか

桜の開花宣言が待たれる今日この頃ですが、今回も、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加された方からの質問を取り上げました。あなたなら、この質問にどんな答えを出しますか? よかったら一緒に考えてみてください。

== 質 問 ==

日本の製造業(中小企業)は今のままではダメだと思いますが、石原先生なら、どんなふうに変えていくでしょうか? ぜひご指南ください。

== 回 答 ==

製造業だけに限りませんが、これからビジネスを起こしたり、既存ビジネスの改革をする場合には、世界中から情報を集めて何が最先端かを見極めて計画を立てるべきです。

自分の業界で世界最先端の技術や商品、ビジネスモデルを持っている会社を見つけたら、そこを真似する、抜くことを考える、もしくは提携する、などを目指すと良いと思います。

== 解 説 ==

先日、日本経営合理化協会の1日セミナー「社長のための-未来を読む力-」で話した内容にみなさん驚いていましたが、インターネットの普及によって、世界はもの凄いレベルで進歩発展していて、その速度はもはやインフラがマイナスの作用をする程の速度となっています。

この状況を踏まえると、これから新しいビジネスを考える場合は、今の経験値やインフラなどをあまり考えないで、やりたいビジネスについて世界中から最新・最先端の情報を集めてスタートすることをお勧めします。
 
そのためには、英語で検索することが必須です!理由はシンプルで、インターネットの主要言語が英語だからですね。

※日本人はほとんど知らないことですが、インターネット上の日本語での情報量はなんと全体の約3%しかありません。しかも、日本語のネット情報の中で、英語から日本語に翻訳された最先端情報は0.3%位ということです。

ここで注意すべきは、新規ビジネスや、既存ビジネスの改革をする場合は、今のインフラを無視する位の覚悟というか思考で取組む、ということです。

中国の深センに行くとみなさん驚きますが、全てが最先端の都市が発展しています。その理由は、何もない場所に新しく都市を創ったから最先端の都市になり得たということです。
 
世の中の進歩は早く、みんながスマホでキャッシュレス、財布を持たない都市になっているわけですが、これはゼロベースで新しく都市を創ったからこそできたのです。

日本のキャッシュレスが進まないのは、既にスイカなどの交通系ICカードやクレジットカードがインフラとして普及しているので、進んでいないとも言えるわけですよ(-_-;)

というように、既存の心理的インフラとなっている概念なども捨てて、取り組むべきだということです。私の言わんとする意味、伝わりましたか?ぜひ、トライしてみてください(@^^)/~~~



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2020年02月17日(月)更新

新規事業の取り組み方

2月も中盤。少しずつ春の足音が聞こえてきました♪ そんな中、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加された方から、新規事業に関する質問が届きました。あなたの会社ではどんな取り組みをされていますか? よかったら一緒に考えてみてください。

== 質 問 ==

現在の事業が成熟産業で、海外からの格安品の流入も多く、今後努力しても売上が減少して行くと考えています。こういった状況を考えると、どうしても新規事業の開発が必要だと思いますが、どのような分野に参入すれば良いでしょうか? 新規事業の取り組み方について教えてください。

== 回 答 ==

この質問の答えになるかはちょっと別ですが、事業を起こすのには投資が必要ですから、その投資額が今の事業で補える範囲内の事業を見つけるのが、現状で新規ビジネスを考える・選ぶ一つの目安になると思います。

== 解 説 ==

今回の質問ですが、現状で、この会社の規模感やどんなビジネスをされているかなども分からないので“このビジネスが良いですよ”と、簡単にお答えするのは難しいと思います。
なので、メルマガの読者さんにもプラスになるように、ちょっと方向を変えた答えをしてみます。

ということで回答ですが、新規事業を起こす場合に考えなければいけないことは、現状でどれ位の投資が可能かということで、その範囲内で実現可能なビジネスを考えるべきでしょう。

例えば、現状の仕事で毎年5000万円の利益がコンスタントに出ているなら、この5000万円が年間の新規事業立上のための投資額の上限となります。

もちろん、この5000万円を何年かけて事業をやるかという計画もあると思いますので、例えば、それが3年なら、3年×5000万円=1億5000万円で立ち上げられるビジネスが可能ということとなります。

そして、その範囲内で人をアサインさせ、開発費用をかけ、商品やサービスを選定し、テストトライして、ブラッシュアップして行くということです。

ザクッとでも良いので、まずはこの辺りの計算をしっかりした上で、できるビジネスを模索するというのが、スタートとして良いのではないでしょうか?

他の方法としては、立ち上げ費用を銀行などから融資を受けるという方法で用意する…もありますが、リスクが高いので、私はあまりお勧めしません。このあたり、ぜひ一度考えてみてください。期待しています(@^^)/~~~



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2019年10月18日(金)更新

エネルギー無料化社会では、企業の価値や働き方はどう変わるのか

台風19号の被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い被災地の復旧をお祈りいたします。

今回の大型台風は、日本列島に大きな爪痕を残しました。みなさん、多少なりとも影響を受けたのではないでしょうか。大いなる自然の力を前にすると、人間という存在の小ささを痛感せずにはいられません。

折しも、エネルギー問題を絡めて、企業の価値や在り方に関する質問が届きましたので、ぜひみなさんと一緒に考えてみたいと思います(#^^#)


== 質 問 ==

今後、エネルギー、物流などが無料化していくと、その分野の企業の価値や、そこで働く人たちの「生きがい」とかはどうなるのかな?と思いました。

CSR(企業の社会的責任)についても、どのように実践していけばよいものか・・・ぜひヒントをお授けください。

== 回 答 ==

エネルギーや物流など、今後AIや5Gの普及などによる社会の変化に伴って、大きく変化する領域にある企業や経営者に望まれるのは、確実に変化するという事実を受け入れることと同時に、それがどれ位の速さで進むのか(あるいは進まないのか)という両面の見解を正しく持つということです。

これにより新たなサービスを提供し、生きがいを持って働く組織を経営・維持・運営していくことは十分に可能だと思います。

== 解 説 ==

世界中で新しいテクノロジーの普及、例えば…電気自動車や無人運転の車の普及がどんどん進んでいるように見えますが、現実には世界中にガソリンで走っている自動車の数は無限に近いくらいありますので、そう簡単に普及しないのと同様に、今言われている数々の変化(例えば全ての仕事はAIに取って代わられる等)は起こる方向には確かに向かっていますが、現実にはそんなに急激には変化しないので、既存ビジネスがすぐに無くなるということはありません。

私達が生きている時間内に起こることは、そんなに多くはないのではないか、が私を始め私周りの方達の見解です(p_-)

その分野のビジネスを担当する経営者に課せられた使命は、変化は起きるとした上で、その変化の方向や進歩状況はしっかりと押さえて変化に備えた準備を怠らないことと、同時に既存のビジネスもしっかりと支えて行く努力をする。この両面の意識を持ってビジネスにあたることだと思います。

焦って既存ビジネスを捨て(あるいは軽視して)別のビジネスを模索してもそうそう上手くいくわけではありませんし、どうせ変化は来ないと思って準備を怠ると、実際に変化が起こった時には手遅れになります。

変化は御社や経営者であるあなたにも来ますが、同時に業界やユーザーにも訪れるわけですから、マーケットは一時かなり混乱をきたすと思います。

その時に、既存ユーザーをたくさん抱えている御社のような立場の会社は、その変化をしっかりとお客様に説明するだけでもビジネス的に優位に立てるはずです。

また、業界のリーダー的な存在になり、その変化を他社や業界全体に向かってアドバイスできる存在になれば、同様に大きなビジネスチャンスになると思います。

どちらにしても、準備を怠らず、来たる時に備えてくださいね(@^^)/~~~


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2019年09月27日(金)更新

中小企業が事業を多角化する際の注意点 ~ その4 ~

早いもので、来週から10月のスタート。そろそろ、来年の計画を具体化する時期ですが、そんな中、今回も前回の続きをお届けします。会社の未来に、一緒に考えていきましょう(*^^)v


== 質 問 ==

とある中小企業経営者です。今更ですが、事業の多角化を真剣に考えています。新しいビジネスモデルを作る時の基本的な考え方や注意する点について、ご指南いただければ幸いです。ぜひ、よろしくお願いいたします!

== 回 答 ==

今回は、中小企業の多角化について、その中でもビジネスモデルについての質問ですが、中小企業が多角化をする際には、ビジネスモデルに加えてもう少し多面的に考えた方が良いと思うので、その辺りも含めて回答したいと思います。

== 解 説 ==

今回で“中小企業の多角化”についての最後の回答になりますが、リーダーの採用や育成方法について、解説したいと思います。これまでは中小企業の組織化についての解説をしてきましたが、最後はある意味一番重要なリーダーの採用や育成の方法についての解説となります。

いくら素晴らしいビジネスモデルがあっても、また組織に透明性を持たせても、中心となりビジネスを動かす人材がいなければ、何も動かないわけですから、ビジネスを動かすリーダーの採用や育成についての仕組み作りは、とても重要と言えるわけです。

では、その仕組みをどう作るのかですが、採用に際してはストレートに「自社のリーダー、できれば部門のトップや経営陣、GR会社の社長候補を採用している」と明確に告げて採用することです。

いろいろな企業で採用のアドバイスをし、優秀な人材の獲得を目指して数々の取り組みをした結果、一番優秀な人材の獲得に成功した投げ掛けは万国共通で「うちに来れば将来社長になれる!」でした(p_-)

※もちろんこれは、社長が口だけで言ってもダメで、前回解説した組織や評価の透明性に裏付けされたモノでなければかえって不信感を買うだけなので、発言には組織の透明性という根拠を付けるのは必須です。必ず実行するようにしてくださいね。

続いて、そうやって採用したリーダー候補の育成の方法ですが、こちらも数々の取り組みから行き着いた答えは“任せて・失敗させて・経験を通して成長させる”ということで、これ以外に経営者(あなた)と信頼関係を気づきながら優れたリーダーを育成する良い方法は、無いのではないかと考えています。

任せて、結果が悪くても、それを良しとして成長の機会とする・・・ということは、言葉で言うのは簡単ですが、なかなかできるコトではありません。理由は失敗=何らかの損失ですから、企業が業績を求める組織であるという建前からすると正反対の行為となるわけで、経営的になかなかできない育成の仕組みということになります。

また、失敗の中には部下の育成法などでの失敗で優秀な部下が辞めてしまう・・・などというもっと重たい内容も含まれている訳なので、本当に“言うは易し行うは難し”というやり方です。

ところが、実際にリーダーの育成には、この失敗を通しての成長が不可欠で、また、その重大な失敗をした自分を、なお信じて登用してくれるという経営者(あなた)の姿勢が、経営者(あなた)とリーダーとの本当の絆や信頼関係を構築する上でも不可欠な要因となるわけです。

もちろん失敗させる・・・育成の糧とする、ということは、相当業績の良い会社でないとできない方法なので、リーダーの教育には業績も重要ということなりますね。よかったら、参考にしてください(@^^)/~~~


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2019年09月20日(金)更新

中小企業が事業を多角化する際の注意点 ~ その3 ~

「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、今年も秋の彼岸に入り、すっかり秋めいてまいりました。そんな中、今回も前回の続きをお届けします。秋は集中力の高まる季節なので、会社の未来について、じっくり考えていきましょう(*^^)v


== 質 問 ==

とある中小企業経営者です。今更ですが、事業の多角化を真剣に考えています。新しいビジネスモデルを作る時の基本的な考え方や注意する点について、ご指南いただければ幸いです。ぜひ、よろしくお願いいたします!

== 回 答 ==

今回は、中小企業の多角化について、その中でもビジネスモデルについての質問ですが、中小企業が多角化をする際には、ビジネスモデルに加えてもう少し多面的に考えた方が良いと思うので、その辺りも含めて回答したいと思います。

== 解 説 ==

前回は、中小企業が多角化を行う場合の組織構築について解説をしましたが、最も重要なのは“経営の透明性”だと解説しました。

ちなみに、ここで言う“経営の透明性”とは、評価制度の構築やそれに伴う給与制度を経営者自らの給与も含めて全て開示するということです。コレ(=開示)無くして、“経営の多角化”はできません。

この開示については、開示した途端に経営者の資質や経営手腕が求められることになりますので、自らの経営手腕に自信の無い経営者には、かなりキツイ現状が迫ってきます。

中でも「経営者自らの給与も含めて全て開示する」というのは、経営者にとってかなり心のハードルが高く、「え~じゃあ多角化は辞める!」とか「無理!」と思った社長さんも結構いるのではないでしょうか?

実は、そこが“多角化”の分岐点でもあるわけですが、私のシンガポールのビジネスパートナーに、M&Aも繰り返し行い、事業というか企業そのものを急拡大させている経営者がいます。

その彼が一番大切にしているのが、この“経営の透明性”で、M&Aした会社の社員がほぼ辞めず、みんな生き生きして働くのは、M&Aされる以前よりも“経営の透明性”が高い(評価の仕組みや連動する給与制度が理にかなっている)からだと言っています。

彼は、戦略的に“経営の透明性”を使っているわけですが、これくらい威力があるということです!

このように、中小企業の多角化については、ビジネスモデルも大切ですが、経営の透明性や評価制度、リーダーの採用や育成、裏付けとなる資金政策・・・といった経営者が気づいていない大切な項目がありますので、数回に分けて解説してみたいと思います。

次回は、リーダーの採用や育成方法です。楽しみにしていてくださいね(@^^)/~~~


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2019年08月30日(金)更新

中小企業が事業を多角化する際の注意点 ~ その2 ~


早いもので、来週からは9月のスタートです。夏季休暇をはさみ、少し間があいてしまいましたが、前回に続き、中小企業が多角化する際の注意点をご指南いたします(*^^)v

== 質 問 ==

とある中小企業経営者です。今更ですが、事業の多角化を真剣に考えています。新しいビジネスモデルを作る時の基本的な考え方や注意する点について、ご指南いただければ幸いです。ぜひ、よろしくお願いいたします!

== 回 答 ==

今回は、中小企業の多角化について、その中でもビジネスモデルについての質問ですが、中小企業が多角化をする際には、ビジネスモデルに加えてもう少し多面的に考えた方が良いと思うので、その辺りも含めて回答したいと思います。

== 解 説 ==

前回は、いただいた質問に沿って多角化に向け、中小企業経営者がどの様にビジネスモデルを構築していくかということを、基礎的な考え方から回答しました。

まずは、基礎となる幾つかのビジネスモデルに加えてどんどん変化し進歩している最先端のビジネスモデルを沢山知ることが大切でしたよね(p_-)

今回は、ビジネスモデルに続いて、中小企業が多角化を進める上でとても大切な、組織構造の話をしたいと思います。

いくら素晴らしいビジネスモデルを想像したとしても、それを実際に現場で実行に移してくれるのは、あなたでは無くスタッフですから、多角化に際して組織をどうするかということは欠くことのできない課題となるわけですね。

新規の事業に自分があたるとしても、既存のビジネスを任せるスタッフがいなければ、本体のビジネスが崩れてしまって、多角化どころではなくなってしまうわけですから、いずれにしても組織構築はとても重要ということです。

では、中小企業が多角化を行う場合の組織構築について解説をしていきますが、最も重要なことは何かというと、“経営の透明性”です。“多角化”を実行するのであればこれは必須となります。

ということは“経営の透明性”ができないのであれば“多角化”はあきらめる、あるいは、その状態で“多角化”を目指しても成功しないので、やめた方が良いというのが私の見解です。

では、ここで言う“経営の透明性”とは何かというと、評価制度の構築やそれに伴う給与制度を経営者自らの給与も含めて全て開示するということです。

一般的な中小企業と、組織化を目指し拡大して行く(中小)企業との差は、この評価制度&給与制度の開示だと考えていただければ良いと思いますが、コレ(=開示)無くして“経営の多角化”はできません。

もちろん、この開示についても大切なポイントがあるのですが、それはまた次回詳しく解説したいと思います。楽しみにしていてくださいね(@^^)/~~~


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ボードメンバープロフィール

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石原 明 氏

経営コンサルタント。日本経営教育研究所代表、僖績経営理舎株式会社代表取締役。

現在、「成功哲学」「売れるしくみづくり」「成長のための組織づくり」「プロ経営者の育成」などをテーマに中小企業から大手企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する『高収益トップ3%倶楽部』には全国延べ3,500社が参加。

2万人の読者を抱えるメールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』や独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。毎週金曜日に配信する人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は年間ダウンロード回数が650万回を超えている。主な著書に『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)や『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』(サンマーク出版)、『すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、<三人称>で考える。』(アスペクト)、 『トップ3%の人だけが知っている仕事のルール』(中経出版)などがある。

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