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2018年12月17日(月)更新

ビジネスを成功させるために大切な「3つ」のこと ~ その5 ~

早いもので、2018年も残りわずかとなりました。みなさんにとって、今年はどんな一年でしたか? 私にとっては、かつてない程の“進化と進歩の年”となりましたが、ビジネス界を取り巻くスピードはますます加速しているので、時代に取り残されないよう、アンテナの精度を磨き続けたいものです。

ということで、今回はいよいよ『ビジネスを成功させるために大切な「3つ」のこと』に対する回答の最終回です。前回をうっかり読み逃した方、まずはそちらからお読みください。

== 質 問 ==

ビジネスを成功させるために大切なことを「3つ」挙げるとしたらどのような項目になりますか? 石原先生のお考えとその理由をお聞きたいです。よろしくお願いします。

== 回 答 ==

ビジネスを成功させるために大切なこと“べスト3”という質問なので、ちょっと真剣に考えてみました。せっかくなので順番も付けるとすると、

 1)ビジネスモデルの精度
 2)プロダクトアウトではなくマーケットインの思考
 3)経営(決断と行動)のスピード

ということになりました。

== 解 説 ==

回答が史上最高に長くなっていますが、私が挙げる経営に必要な項目ベスト3の最後、
3)経営(決断と行動)のスピードについての回答の続きです。今回こそ、この質問に対する回答を締めくくりたいと思います(笑)。

前回は・・・私が、ビジネスを成功させる上で“経営(決断と行動)のスピード”= 決断と行動の速さが大切だと考える理由は、トライ&エラーの数が経営を成功させるとても重要な要素になると考えているからです・・・と、書きましたが、今回は、経営(決断と行動)のスピード=決断と行動の速さについて、人間関係の広げ方と、そこで生まれたチャンスの捉え方について書いてみたいと思います。

私は、ビジネスの成功を考えた時に新しい情報に触れることはとても重要で、その情報はほとんどの場合人からもたらされることが多いと思っています。

ネットの普及でいろいろな情報が手に入ると言っても、それは、情報として表に出た(出せるようになった、もしくはプロモーション的に出した)時点での情報ですから、実際のその動き=発想や準備期間の情報には触れていないということです。

ネットの情報を常に見ていればモノシリにはなれますが、それでは無料の宣伝係になるばかりで、利益を上げられる側には永遠になれないということです。

重要なのはその発想を出す側や準備をする側に加わることで、そこで何らかの役割を果たすことであなたやあなたの会社に収益や利益がもたらされるということです。

ということは(これ、私が常に言っていることですが)、経営者はなるべく現場を離れて外に出ていろいろな人に触れ、そこからもたらされる情報を活かしていくことが重要で、そこに、決断と行動の速さがとても重要になると思っています。

例えば、何人かで同じ話を聞いた時に、その話(ビジネス)に加わりたいと思ったら誰よりも早く成果を出して存在を認めてもらわないといけないわけです。

仮にIPOを目指している素晴らしい会社があり、その会社がある問題の解決策を探していたとして、そこに3人の経営者がいたとします。コレ、3人で同時に同じ相談を聞いたわけですね!

あなたが経営者や成功を目指すビジネスマンだとすると、まずどういう決断が必要かというと、この問題を解決する側に回るか回らないか(=取り組むか? 取り組まないか?)という、瞬時の決断が必要になります。経営者やビジネスマンならこういう思考はとっても重要ですね(p_-)

そして、解決に回る(=このIPOする会社と何らかの関係を持つ、持ちたい)と決断したら全ての仕事をストップさせて、全ての能力と知力、情報網と人脈を使って最速でこの問題の解決にあたるべきです。

この問題を他の誰かが解決してしまうと、あなたは2度と、その会社をキャッチアップできないことになり、その会社が上場した時に「あ~あの会社の経営者は知っているよ」とTV見ながら懐かしく話す側になってしまいます。・・・そして、解決した社長やビジネスマンは一緒に上場の鐘を鳴らしたりしています(-_-;)

この決断の速さと行動の速さがあなたやあなたの会社を飛躍的に伸ばす、大きくする要素となるわけです。

“経営(決断と行動)のスピード”=決断と行動の速さについては、こういったことを本当に理解して欲しいと思っています。ぜひ、参考にしてくださいね(@^^)/~~~


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2018年11月30日(金)更新

ビジネスを成功させるために大切な「3つ」のこと ~ その4 ~

いよいよ11月も最終日ですが、前回までの質問『ビジネスを成功させるために大切な「3つ」のこと』は、意外なほどに反響が高かったので、補足的に解説してみようと思います(#^^#)

前回をうっかり読み逃した方、まずはそちらからお読みください。

== 質 問 ==

ビジネスを成功させるために大切なことを「3つ」挙げるとしたらどのような項目になりますか? 石原先生のお考えとその理由をお聞きたいです。よろしくお願いします。

== 回 答 ==

ビジネスを成功させるために大切なこと“べスト3”という質問なので、ちょっと真剣に考えてみました。せっかくなので順番も付けるとすると、

 1)ビジネスモデルの精度
 2)プロダクトアウトではなくマーケットインの思考
 3)経営(決断と行動)のスピード

ということになりました。

== 解 説 ==

この質問に対する回答がブログ史上最高に長くなっていますが(笑)、今回は「3)経営(決断と行動)のスピード」に軸足を置いて、解説したいと思います。

私が、ビジネスを成功させる上で“経営(決断と行動)のスピード”=決断と行動の速さが大切だと考える理由は、トライ&エラーの数が経営を成功させるとても重要な要素になると考えているからです。

ビジネス成功のためには、マーケットインの解説でも触れましたが、提供する商品やサービスが顧客に本当に喜んでもらえることが必須で、こちらが考えた商品なりサービスが実際に顧客の手に渡った時、あるいは体験してもらった時に「予想と違った」と感じた場合、どれくらいの速さでその修正を決断し、実行に移すかで、成功か不成功かが分かれるわけです。

こちらの想定する満足を与えたのかどうかはスタートしてみないとわからないわけですから、まさに、この修正の速さが経営力ということになりますよね(*^^)v

例えば同じような商品やサービスを開発提供したAとB2社があるとして、B社の改善速度がA社の改善速度の2倍だったとすると、例えばB社が後発だったとしても先に始めたA社を完全に抜いて勝つことになります。

ということは、速さのある会社は良いビジネスのサンプルさえあれば、オリジナルの会社を抜いてしまうということで、いつしかマーケットでは、この会社が最初からこの商品やサービスを提供していたなんていうことになるのです。

これ書いていて、思い出した事例がありました。少し昔の話ですが(思い出したので書きますが)、引き継いだ時には1店舗だった和菓子系のお店を「あっ」という間に280店舗まで広げて大成功させた社長がいるんです。

「何でそんなに凄いことが出来るんですか?」と、質問したら「日本中の同類のお店をリサーチして“これはイケる!”と思ったら、恐ろしい速さで真似して広げているからだよ」と、さらっと回答が返ってきたことがあります。

当時超売れていたスイートポテトなんか絶品で、ビックリしたのですが、そのスイートポテトも凄~い田舎の町で新商品って出ていて、気に入ったので速攻作って売ってみたら大成功だったと言っていました。

その町のお店では「あ~! 今売れてる〇〇の真似してスイートポテト作ってる」って言われているそうでした。

ちなみに、真似は、商品だけでなく、経営のやり方とかも気に入った成功の事例があったらそれを全部高速で真似しているとも言っていました。

まぁいつもそんな感じだけどね。この方法は上手くいくよ・・・とのことでした。経営のスピード、大切ですよね! ・・・とまた、うっかり長くなってしまったので(笑)、続きは来週までお楽しみに(@^^)/~~~


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2018年11月16日(金)更新

ビジネスを成功させるために大切な「3つ」のこと ~ その3 ~

11月も半ば。このままの勢いで「師走」に突入しそうですが(笑)、こんな時期だからこそ思考を深め、来年に向けての策をしっかり練りたいということで、今回も前回の続きの回答です。あなたなら、どんな答えを出しますか? よかったらご一緒に考えてみてください。

== 質 問 ==

ビジネスを成功させるために大切なことを「3つ」挙げるとしたらどのような項目になりますか? 石原先生のお考えとその理由をお聞きたいです。よろしくお願いします。

== 回 答 ==

ビジネスを成功させるために大切なこと“べスト3”という質問なので、ちょっと真剣に考えてみました。せっかくなので順番も付けるとすると、

 1)ビジネスモデルの精度
 2)プロダクトアウトではなくマーケットインの思考
 3)経営(決断と行動)のスピード

ということになりました。

== 解 説 ==

まずは「前回の振り返り」ですが・・・プロダクトアウトの意味は何かと言うと、“自分の作りたいモノを作って売ろうとすること・自分の良いと思ったことをサービスにすれば喜んでもらえる(=売れる)と考えてサービスを展開すること”の総称です。分かりやすく言うと、自分目線で良いと思った商品やサービスをマーケットや顧客に提供することですね。

これに対して、マーケットインとは、自分の考えでは無く、顧客の望むモノを作る、顧客に喜んでもらえることを調査してサービスを展開するというように、自分目線では無く、マーケット目線、顧客目線で商品やサービスを考えて提供することです。

これ、どちらが成功するかと言うと、絶対にマーケットインの思考を持ったビジネス展開ですよね(*^^)v

今回はさらに掘り下げますが、プロダクトアウトとマーケットインに関しては、事例を紹介するとより分かりやすいと思うので、解説と共に事例を挙げましょう。というわけで、前回に続いて、凄いモノが必ずしも売れるわけでは無い!といった事例を紹介したいと思います。

「凄いモノが必ずしも売れるわけでは無い!」とは、どんなことかと言うと、昔超精密な歯車を作った会社があり、精密機械の展示会で話題を総なめにしたことがありました。

拡大鏡で見ないと分からないサイズですから、メッチャ凄~いわけですが、この歯車に対するビジネスの問い合わせは一件も来なかったそうです。

話題になったけれど、ビジネスには繋がらない・・・理由はそんな歯車は使いようが無いからだそうです。まあ、この歯車を使うとなると回りのモノが全て超小さくならないとダメですからね(-_-;)

話題になり、プロモーションにはなったかもですが、こんな事例がプロダクトアウトでやってしまう間違いです。

似た様な事例で、医療機器メーカーの話を思い出しました。超精密な所まで拡大できる凄い顕微鏡を作った会社が過去にありましたが、この凄い顕微鏡は値段も相当だったために、ほとんど売れなかったそうです。

開発段階の商品説明では“凄い!”“素晴らしい!”と好評だったそうですが、実際に販売の段階になると「仕事となるとそこまで精密でなくても大丈夫、性能は低いけれど1/10の値段で買える従来のモノで全然事が足りるので必要ない」とみんなに言われたそうです。

こんな凄いモノを作れば凄い販売ができると思っていた企業の読みはまったく外れてしまったということです。これがプロダクトアウトの失敗例ですね。

これ、安い1/10の性能の顕微鏡を販売している会社に聞いてみたら「ウチでも凄い性能のモノはいくらでも作れますが、それ作っても実際の医療現場では使い道が無いので、作りませんよ」と答えたそうで、こちらの会社はしっかりマーケットインで商品を作っていたということですね。

というわけで、今回は3回に渡って詳しく解説しましたので、ぜひ参考にしてください(@^^)/~~~


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2018年11月05日(月)更新

ビジネスを成功させるために大切な「3つ」のこと ~ その2 ~

早いもので、今年のカレンダーも残り2枚となりました。経営者のみなさんは、年末に向けてますます忙しい日々が待っていると思いますが、こんな時期こそ思考を深め、来年に向けての策をしっかり練りたいところです。

というわけで、今回も前回の続きの回答です。あなたなら、どんな答えを出しますか? よかったらご一緒に考えてみてください。

== 質 問 ==

ビジネスを成功させるために大切なことを「3つ」挙げるとしたらどのような項目になりますか? 石原先生のお考えとその理由をお聞きたいです。よろしくお願いします。

== 回 答 ==

ビジネスを成功させるために大切なこと“べスト3”という質問なので、ちょっと真剣に考えてみました。せっかくなので順番も付けるとすると、

 1)ビジネスモデルの精度
 2)プロダクトアウトではなくマーケットインの思考
 3)経営(決断と行動)のスピード

ということになりました。

== 解 説 ==

この度いただいた質問“ビジネスを成功させるために大切なことは?”に対し、回答に3つの項目を挙げ、せっかくなので順番も考えてみました。今回は2つ目の「プロダクトアウトでは無くマーケットインの思考」についてです。

プロダクトアウトの意味は、“自分の作りたいモノを作って売ろうとすること・自分の良いと思ったことをサービスにすれば喜んでもらえる(=売れる)と考えてサービスを展開すること”の総称です。分かりやすく言うと自分目線で良いと思った商品やサービスをマーケットや顧客に提供することですね。

これに対して、マーケットインとは、自分の考えでは無く、顧客の望むモノを作る、顧客に喜んでもらえることを調査してサービスを展開するというように、自分目線では無く、マーケット目線、顧客目線で商品やサービスを考えて提供することです。これ、どちらが成功するかと言うと、絶対にマーケットインの思考を持ったビジネス展開です。

これに反して、極まれに、プロダクトアウトで成功する場合がありますが、それはその作品等が、アートや芸術などのレベルに達した場合のみで、一般的な商品やサービスでは、難しいと思います(p_-)

このマーケットインとプロダクトアウトですが、分かっていてもなかなかできないことが多く、マーケットインで作っていると本人が思っていても、結果はプロダクトアウトだということが意外に多いですから、最初は特に自分のやっていることを客観的に見る、気を付けて観察する必要があると思います。

・・・・・・まあ、売れ行き次第で分かりますが(-_-;)

ちょっと例を挙げますが、昔大ヒットした商品に、「便座の取っ手」がありましたが、ご存知ですか? 新潟の主婦の方が創ったそうですが、トイレの便座に後付けで貼ることで、何だかきれいな感じがして大ヒットしました。その当時、印税が山ほど入ったそうです(^_^)/

このヒットを見て、トイレメーカーが便座に取っ手を付けましたが、全然不評、一体化したらきれいな感じがしないわけですね(-_-;)

主婦の方は、見事なマーケットインの発想で考えて発明、これに対してメーカーは、全くマーケットインの発想が無く、プロダクトアウトの発想で便座と一体化した商品を作ってしまったということです。

この主婦の方はお見事ですが、こんなちょっとした工夫もマーケットインの発想があれば、生まれてくるわけです。マーケットインとプロダクトアウト、ぜひこの違いを理解して、マーケットインの発想を身に付けてほしいのですが、その為の練習法をアドバイスしておきます。

それは、世の中でヒットしたモノやサービスをたくさん観察することです。なかなか難しいですが、分かれば、売れなかったモノやサービスも探して学習することも同時にやると良いと思います。

私は、こういった学習や訓練をたくさん積んで来ているので、商品やビジネスを見たらすぐに「あ!これはマーケットインの発想で作っているから売れるよね!!」とか「う~ん、これは激しいプロダクトアウトだから、厳しいよね」というように判定できるようになっています。

ぜひ理解すると共に、判定できるようになってほしいと思います。また来週に続きます(@^^)/~~~


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2018年10月22日(月)更新

ビジネスを成功させるために大切な「3つ」のこと


日毎に秋も深まりますが、「実りの秋」を満喫していらっしゃいますか? 今回は私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくださった方からの質問にお答えしてみました。あなたなら、どんな答えを出しますか? よかったらご一緒に考えてみてください。

== 質 問 ==

ビジネスを成功させるために大切なことを「3つ」挙げるとしたらどのような項目になりますか? 石原先生のお考えとその理由をお聞きたいです。よろしくお願いします。

== 回 答 ==

ビジネスを成功させるために大切なこと“べスト3”という質問なので、ちょっと真剣に考えてみました。せっかくなので順番も付けるとすると、

 1)ビジネスモデルの精度
 2)プロダクトアウトではなくマーケットインの思考
 3)経営(決断と行動)のスピード

ということになりました。

== 解 説 ==

まずは、各項目を順番に解説していきたいと思います。

1)ビジネスモデルの精度、についてですが、何故この項目が1番なのかというと、長年コンサルタントをしていて“ビジネスは努力だけで成功するモノでは無い”と強く思っているからです。

ビジネス書には、よく努力すればどんなことでも成功する、まわりがその努力を認めてくれる・・・と書かれていたりしますが、商業活動としてのビジネスですから、あなたの商品やサービスについて、いくら努力をしても、誰かが気に入ってお金を出して使ってくれたり、買ってくれない限り、売上は上がりませんから成功はできないわけです。

ですので、方向違いの努力をいくら一生懸命繰り返しても、成功は絶対にありません。

努力したら成功するというのは、努力してお客様が気に入ってくれるようにビジネスのやり方や値段、サービスなどを変更していった=ビジネスのモデルを修正していった結果、成功したと考えるべきです。

逆にビジネスモデルの精度が良ければ、言い方はストレートですが本当になんの努力も無しに成功するケースはたくさんありますし、本来ビジネスを組み立てる際にはそれをゴールにするべきだと思っているからです。

私の顧問先の企業には、こういうレベルの企業がたくさんあり、今日面談していた社長さんも“経営は科学だから正しく設計すれば必ず成功する”とさらっと言っていました。事実、今まで真剣に努力したことはほとんど無い!と言っていました。

もちろん、実際には設計した通りに行かないので、トライして修正、またトライして修正と、設計したモデルをチューニングしていくわけですが、当たりが見えたら後はスムーズに成果に繋がっていくと話していました。

ということで、ビジネスの成功で一番大切なことはそのモデルの精度だと思います。ビジネスモデルの精度が高いと、経営全体が最高に効率化して無駄な費用や時間が軽減し、不必要な努力をしなくても良くなるからです。

これ、どういうことか解説しますね。会社を経営していく上でかかる費用にはどんなものがあるかと言うと、採用費用、教育費用、営業費用、宣伝広告費用、代理店開発費用・・・etc.と、かなりたくさんありますよね。

ビジネスモデルの精度を上げると、こういった費用を全て引き下げることができるということです。

ビジネスモデルの精度が高いと、採用の際に優秀な入社希望者が集まりやすくなり、応募が増えるので、応募者が入社に意欲的になり、採用効果が上がります。当然、短時間で採用が終わるので時間の短縮になり、関わるスタッフの人件費も減少します。

ビジネスモデルの精度が高いと、基本社員を教育するための費用が下がる・・・場合によっては教育そのものが必要なくなります・・・こちらも、時間短縮、コスト軽減ですよね。

ビジネスモデルの精度が高いと、販売が楽になりますので(上記と同様な理由で)営業費用、宣伝広告費用、代理店開発費用、も全て下がります。

場合によっては担当する人員も減らすことができるので、経営がもの凄いレベルで省力化するわけです。

以上が、ビジネスモデルの精度が上がれば、ビジネスが上手くいくという理由ですが、裏を返すと、例えば採用が上手くいかないのは、採用のやり方よりも、「根本的にビジネスに魅力が無い=ビジネスモデルの精度が低い」と言えるわけです。

同じ理由で、教育が上手くいかない、営業の成果が上がらない、広告効果が出ない・・・等も、実はそれぞれの方法が悪いというよりも、ビジネスモデルの精度が低い(=ビジネスに魅力が無い)と言えるということです。

これが、ビジネスで成功するのに一番大切なのは“ビジネスモデルの精度”だと、私が思う理由です。ビジネスモデルの精度が高いと、最高に効率的な経営ができるということです。これ、分かりやすいですよね(*^^)v

この回答はさらに続きますが、次回は、プロダクトアウトとマーケットインのお話をしたいと思います(@^^)/~~~


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2018年10月15日(月)更新

「働き方改革」をどう考えるか

10月に入り、時間のスピードがますますアップしているかのようです(#^^#) このままでは、あっと言う間に今年も終わりそうですが(笑)、今年のキーワードのひとつ「働き方改革」について、こんな質問が届きました。あなたはどうお考えでしょうか? 

== 質 問 ==

今とても話題になっている「働き方改革」について、石原先生は経営者あるいはコンサルタントというお立場でどう考えていますか? 教えてください。

== 回 答 ==

私は、最近、気が付いたら日本人は世界でも有数の働いていない民族になっているのではないかと考えていて、“働き方改革”は、短時間で効率の良い仕事をするための起爆剤になるのでは? とかなり積極的に考えています。

== 解 説 ==

「働き方改革」は、基本残業や休日出勤の禁止ということで進んでいます。ちょっと前までは、日本人と言えば、世界でも有数のハードワークな民族というイメージで“エコノミーアニマル”などと言われていた時代があり、私などもそのハードに働く世代の名残をいっぱいに受けて仕事をしていた人間なので、残業は当たり前! 休日出勤は当然! という体質を有しています(笑)。

また、ハードに長時間働くことで得られる能力や、人間的な成長は何ものにも代え難い素晴らしい贈り物と考えています(p_-)

ところが、近年、人材不足・労働者不足の傾向を追い風に、たくさん働くことを要求する企業に対しては、ブラック企業というネーミングまでついてしまって、労働者を擁護する動きが盛んになり、これが社会問題化し、残業禁止、休出禁止の流れになりました。

私は、このような流れからとても気になっていることがあります。それは、こういった社員や労働者擁護の動きにつられて、日本人がどんどん働かなくなってきているのではないか? ということです。

あるいは、真剣に働くことに対しての軽視とか、成長意欲の欠如、果ては無気力化などにも影響が出ているのではないかと思います。

そして、いつしか、あのハードに働いていた日本人が、世界でも有数の働かない民族になっているのではないかと・・・とても残念に思っていました。

そこに、最近叫ばれている“働き方改革”の流れが来たわけですが、私はこの流れを利用して“短期間に集中して働き、効率を上げるチャンス”と捉えて、企業の改革に活かした方が良いと考えています。

残業は禁止、でもこれだけの仕事はその日のうちに絶対に完了してくださいね・・・と超前向きに明るく、経営者が社員に伝えればいいわけですね(^.^)

そもそも基本は、仕事の効率を上げれば残業しなくても良くなる・休日に出勤して仕事をしなくても大丈夫になるわけなので、経営者がそれをしっかり社員に伝えるべきだと思います。

私の顧問先では、この流れに沿って、その仕事には平均どれ位の時間が必要かなどの目安をつけ、工場のように、時間当たりの生産性を図ろうと取り組んでいる会社もあります。

残業の多い社員には、毎日の業務日報を提出してもらって、改善を検討する。そのためには、最近のテクノロジーなども上手に取り入れる工夫もアドバイスしています。

要は、経営者の働き方改革に取り組む姿勢がどうか? ということになりますが“働き方改革”は、こういう風に積極的に活かすべきだと考えています。よかったら、参考にしてください(@^^)/~~~


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2018年10月05日(金)更新

「日本発ユニコーン企業」の作り方

この秋は台風や地震が続き、いささか落ち着かない様相ですが、こんな時こそ意識を深め、「この先どう進むべきか」をじっくり考えたいものです。

今回は私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくださった方からの質問にお答えしてみました。あなたなら、どんな答えを出しますか? よかったら一緒に考えてみてください(#^^#)

== 質 問 ==

『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加して、石原先生のお話を生でお聴きすると、自分の中のビジネス魂がムクムクと刺激されます(笑)。

ぜひ私も「日本発ユニコーン企業」を作りたいと思うのですが、そのために必要なことを教えてください。

== 回 答 ==

この質問に真面目に答えるとしたら、今「ユニコーン」となっている企業の実情を知ることが必要です。そのためには、まず、順番として、IPOについてしっかり情報を集めることが必要です・・・ということになりますね。

== 解 説 ==

私が本を出版したいと思った時に、最初に取った行動は、出版についてできる限りの情報を集める・知るということでした。出版関係の仕事をしている人がいたら、いろいろ根ほり葉ほり質問して、知らないことをどんどん無くす努力をしました。

本を出版して著者となっている人がいた時も同様で、そもそもなぜ出版に至ったのか? きっかけはどんなことだったのか? 出版が決まった時にどんなことをしなければならないか? 出版までの実際の行程はどう行われるのか? 契約はどうなるのか?・・・などなど、大勢の人に、たくさんたくさん質問して、出版について自分の方向性が固まり、納得できる計画が立てられるようになるまで、情報を集めるという行動を取りました。

出版が決まったら、今、売れている本をいろいろな角度から研究して、自分なりの売れる本の仮説を立てて、本作りについて自信を持てるようになっていきました。

と、このように、何か初めてのことをしようと思った時には、それについてできるだけ多くの情報を集め、自信を持って成功までの計画が立てられるようになることが重要です。

今回の質問は、日本発ユニコーン企業を作りたいということなので、回答したように今現在のユニコーン企業についてなるべくたくさんの情報を知ることです。もちろん、そのためには、まずあなた自身がIPOについて、しっかり知識を持つことが重要だと思います!

・・・と、ここまではごくごく一般的な回答です(#^^#) もちろん、模範的でとても正しい回答だという自信はありますが、IPOという特殊な状況を考えるともう少し専門的な回答も必要だと思ったので、史上初! 同じ質問に違った角度から2つ目の回答をすることにします(*^^)v

ということで2つ目の回答ですが、アメリカで今話題の中心にいるのが、ネット企業の4強『GAFA』で、グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾンです。ビックデータをこの4強が寡占化しているということで独占禁止法に触れるのではないかと問題にすらなっています。

それから中国はテンセントとアリババが2強で、この4+2=6社の世界的巨大企業がビッグデータだけでなく、ビジネスもほぼ寡占化しつつあります。

どういうことかというと、この4+2強は、お金・人材・情報・ネットワークを全て持っているので、小さなベンチャーが面白いビジネスを創りあげても簡単にスグに真似することができるということです。

真似されたら「あっ!」という間に抜かれていってしまいますから、ビジネスを教えてあげて終わる・・・とも言えるわけですね(-_-;)

この4+2強は、簡単には真似ができない、または、できなくはないが時間がかかると思ったら、どうするかというと、次の選択肢として、買収に掛かります。

この場合、買収金額も半端無いので、また彼らが本気になり時間をかければ真似できるので、意志の弱いベンチャー経営者はすぐに軍門に下るというか、最近のベンチャーはいかに4強に買ってもらうかを考えて事業を立ち上げるような状況にあります。

簡単に真似できない、買収も難しいとなったら、彼らは最後の手段=選択として何をするかというと、出資できないかと言ってくるわけです。少なくともユニコーンベンチャーを立ち上げようとしたら、その位(出資の依頼を受ける位)のビジネスを考えなければならないわけです。

アマゾンが立ちあがった時には、アマゾンはいなかった、フェイスブックが立ちあがった時にも、フェイスブックはいなかったわけで、だから当時はユニコーンという言葉は無かったのですが、4+2強のユニコーン企業が今よりもずっと簡単にできたわけですよね。

ということで、ビジネスはどんどん難しくなり、ユニコーン企業を創ろうとするときには、これらの企業を意識することが、最重要事項となります。

中途半端なビジネスは、真似されて終わる、買収される、ということも考慮に入れて事業を創っていかなければならないと理解することが重要だということです。

私は、アジアに隣接していて、アジアよりも先を行っている日本は、そういう意味ではかなり面白い位置づけ、すなわち真似できない要素を入れてビジネスを立ち上げるチャンスを持っていると思います。ぜひ、参考にしてください(@^^)/~~~


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2018年10月01日(月)更新

台風や地震など災害に対し、経営者が取るべき対策とは

この週末は台風24号に翻弄されましたが、みなさんご無事でしょうか? さて、早いもので今日から10月。そろそろ来年を視野に入れた動きをしていきたいところですが、タイムリーにこんな質問が届きましたので、みなさん一緒に、考えていただけるとうれしいです(#^^#)

== 質 問 ==

最近、台風や地震など災害が頻繁に起きていますが、経営者はこういった緊急時にどんな対策を取るべきでしょうか?

== 回 答 ==

台風や地震などの災害に関して、めったに起きないと考えるか、今後も起きる可能性があると考えるかでまったく対応が違います。あなたはどう考えますか?

== 解 説 ==

それにしても、最近、本当にたくさんの台風や地震などの災害が発生しますよね(p_-)

しかも、台風の規模がこれまでとまったく違う!・・・関西空港が高潮で水没し、タンカーが高速道路に激突、交通機能がマヒするなんてちょっと映画の世界みたいな想像を超える状況に、思考が一瞬停止するかのような状況が起きました。

実際、うちの顧問先の社長さん宅の2階の窓ガラスに瓦が飛んできて割れ、雨と風が家中を吹き荒れ、庭の結構大きな植木が折れ、おまけに停電したので、キャンプのようだと連絡も来ました・・・(-_-;)

そこに、北海道の地震が重なって北海道はブラックアウト、いったいこれから日本はどうなるのか? という状況でした。

こういう状況ですから、当然顧問先の社長さんとの会話も「台風凄かったよね」とか「被害どうでした?」などの話になりました。

ここでとても勉強になったことは、やはり歴史の長い会社はこういった災害に対して普段から対応策がしっかりできている・・・過去の体験から状況に合わせて組織が自然に動いているというほど、経営者や社員さん達の意識の中に暗黙知レベルで対応策が備わっていることでした。

そもそも、会社や店舗を選んだり、立てる場所の選定に、水害や地震などが来ても災害に合わない・被害が一番少ない場所を選ぶ・・・という思考が自然に備わっているわけです。

分かりやすい例で言うと、今回ニュースで高級車が50台以上海水に沈んで台無しになったと話題になりましたが、そもそもそういった場所に店舗を作ったり、車を保管することは、絶対ないそうです(p_-)

また、大阪の飲食店チェーンのオーナーで、1店舗の外装が台風で飛んでしまい2週間営業ができなかったという創業経営者は「先生、これって毎年台風が来るってことですよね!」「うちは、それも見越して今、対策会議をし、経営計画を見直しています」と言っていました。

彼は、非常に優秀な経営者なので、自然にこういった思考が働くのですが、今後全ての経営者に必要な思考だと思います。参考にしてください(@^^)/~~~


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2018年09月21日(金)更新

店舗経営におけるネットとリアルを考える

「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉どおり、すっかり秋めてきましたね(#^^#) さて、今回も私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくださった方からの質問にお答えしてみました。あなたは近年の「ネット」と「リアル」をどうお考えでしょうか?

== 質 問 ==

先日お聞きした石原先生のお話の中で、ネットより店舗の方が強い、ネットが世の中を変えるという思考的な思い込みで、心理的に負けているが、現実にはネットよりもリアルの方が遥かに強い、ネットも利用すればもっと成功しやすいというお話に衝撃を受けました。もう少し解説をお願いできれば幸いです。

== 回 答 ==

消費全体からネットとリアルの売上げの差、そしてそれぞれの特性を確認すれば、その理由はハッキリ分かると思います。私は最近、ネットは不便、リアルはとても便利だと思っています。

== 解 説 ==

ネットの流行から、私たちは今後の消費は全てネットに置き換わるというイメージを強く持ってしまいましたが、その後、何年経っても消費におけるネットの割合が約12%前後を超えない、という現実に直面し、一時期私達が描いてしまった“ネットはリアルより強い”というイメージは、だんだんと変わって来ています。

また、ネットでの購入理由は、1)値段 2)ここにしかない、が90%位ということは、値段を見て毎回購入先を変える顧客が対象となるために、リピート客を作ることがほぼ不可能に近い・・・もしくは、リピート客を作るには常に最安値を維持するかポイントをたくさん出して実質最安値を継続するしかないという現実があり、売れば売るほど(長くビジネスをやろうと思えば思うほど)利益が少なくなっていかざるを得ない…など、ネットでの販売の難しさも露出するようになってきました。

この流れに追い打ちをかけているのが、ネットに掲載されているモノの多さと、気が付くとあっという間に時間が経ってしまうほどの検索の煩雑さです。

私達は、ある一定の数の中からだったら、選ぶことは楽しい作業となりますが、選ぶ対象が多くなるにつれ、苦痛を感じたり、急にめんどくささを感じるようになっていきます。

検索によって延々にPCやスマフォの画面を見続けるのも大変ですから、自然と“これなら専門家に聞いた方が楽かもしれない”という、思考が自然に起こってくるのではないかと思います。

この流れに対して、私は、もともと店舗にはその商品やサービスの専門家が居て、顧客の質問や要望に適切に答えてくれるという便利さを再確認する顧客が、意識的にまた無意識的に、だんだん増えて来るのではないかと思います。お店側も、この辺りのことをしっかり顧客に対して話すと良いと思いますが・・・。

モノを購入する場合のトータルのコスト=どれにするか選んで決めて購入する際に、商品の値段以外にどれ位の時間をかけているか、その使った時間や疲労度も金額換算し、購入のトータルコストと言う観点に立つと、店舗で専門家に聞いた方が圧倒的に得(楽)であるという説明をした方が良いと思います。

お店で買ったらイカシタ定員さんがコーディネートもしてくれて、ジャケットやベルト、靴や鞄もいっぺんにまとめて購入することができるし、良いモノがあったら継続して教えてくれる、連絡をしてくれたりするわけですよね。

どうですか、こう考えると、ネットよりも実店舗の方が100倍も素敵な買い物ができると思いませんか? 店舗側の方達が一度こういう事をしっかりと思い出し、失った自信を取り戻すべきだと思っています。

私は、最近、ネットは一時期の流行だったのではないか? と思っているほどです。参考にしてください(#^^#) (@^^)/~~~


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2018年09月03日(月)更新

事業継承や相続について教えてください

9月の声を聞くと、すっかり秋めいてきましたね(#^^#) 今年の夏は本当に暑かったので、そのお疲れが出ないよう、体調管理に気を配ってください。
 
さて、今回は私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくださった方からの質問にお答えしてみました。よかったら、参考にしてください。
 
== 質 問 ==
 
私はとある企業の後継者(社長の息子)なのですが、事業継承や相続を考えると不安でたまりません。関連書籍なども買ってみるのですが、最後まで読めた試しがなく(笑)・・・大変甘えたお願いですが、今からやっておくべきことを、わかりやすく教えていただけないでしょうか? 石原先生の説明は、なぜかすんなり頭に入るのです。どうぞ、よろしくお願いいたします。
 
== 回 答 ==
 
継承する企業の大きさやビジネスの強さ、それから継承者の方の能力によって継承の形も違えば、準備しなければならないことが違います。継承対策は全て個別対応なのですが、考えるヒントを少し出しますね。
 
== 解 説 ==
 
今回の質問は事業継承についての質問ですが、いろいろな経営相談の中で、一番難しいのがこの事業継承についての質問です。その理由は、全てが個別の状況であるために、セオリー化がほとんど不可能だからです。
 
継承と言う立場(当事者)で、いろいろ本を読んでみてもなかなかピンとこないで、どの本も最後まで読めなかった!・・・というのも、ある意味正しいと言えば正しくて、一般論では答えが出せない=役に立たない=読めなくなってしまうわけですね(-_-;)
 
ということで、なかなか難しいわけですが、継承を踏まえてどんな企業でも必ずやっておかないといけないことを幾つかアドバイスしておきます。
 
もちろん、アドバイスの結果何をするべきかは、先に述べたように個別の問題になりますので、そこは理解の上で・・・共通項目をあげますね。
 
まず確認すべきこと、継承する会社の(継承時の)予想 株価の確認です。後継者がそれを買い取るための資金が必要になるからです。
 
株価に関しては、継承時の株価が高い場合は会社が優秀ということなので、継承してからは楽、株価が低い場合は買い取る金額は安いので資金の手当は楽ですが、会社が優秀とはいえないので、継承してからは大変・・・というパラドックスがありますね。まず、この状況をどうするか? 考えてくださいね(p_-)
 
次が、自分が継承してから10年経って残っている事業と残っていない事業を考えることです。基本は、10年経っても残っている事業を残し、無くなる事業はやめる方向で経営判断する・・・ですが、ここで問題になるのが事業が単一で10年経ったら無くなる可能性が濃厚な場合・・・これ、いろいろな判断に迫られますね。
 
最後が、継承した時に、事業を自分が先頭に立ってやらないといけないか? NO2や番頭レベルの人がいて、社内にどっぷり関わらなくても良いか?・・・です。
 
今後、ますます経営者が現場にいる会社は衰退に向かいますから、このチェックは大切です。現場を任せられる人がいる場合は、絶対に深入りしない方が良いですが、問題はそういった人がいない時です。さて、どうするか?
 
こういう感じで自分自身でも項目をあげていくと、(ご自身が)実際に事業を継承する時のヒントになりますね。こんな感じで考えてみてください(@^^)/~~~
 
 
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ボードメンバープロフィール

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石原 明(いしはら あきら)氏

僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社

ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。

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