石原明の「知的経営の切り口」 | 経営者会報 (社長ブログ)
企業を発展させるための経営のヒントについて、独自の切り口で紹介します。
2011年04月08日(金)更新
B級グルメがNYで人気!?
日本でも「B級グルメ」「ご当地グルメ」などと呼ばれて親しまれている、やきそば・焼き鳥・うどんなどなど・・・“日本発のファーストフード”が流行に敏感なニューヨーカーたちの熱い支持を受けているというのです(@_@;)
国内でもB級グルメの人気は高く、「B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会(通称:愛Bリーグ)」が2006年から開催している「B級グルメグランプリ(通称B-1グランプリ)」は、回を重ねるごとに白熱し、昨年(2010年)の厚木大会では、その経済効果が36億円あったと算出されているようです。
その人気がニューヨークに飛び火したかのように、今、讃岐うどんの「温や」、博多の人気ラーメン店「一風堂」、炉端焼きの「アブリヤ キンノスケ」などのお店には、周辺の企業のニューヨーカーたちが続々と来店するのだそうです。
近年、世界的な健康志向の高まりから、ヘルシーなイメージの高い日本料理は注目を集めてはいましたが、懐石料理のような繊細な味付けを、失礼ながら外国の方が本当に理解できるのだろうかという点には、疑問を抱かずにいられませんでしたよね(――;)
しかも、どの国でも日本料理店はそれなりに高価です。大都市ニューヨークでも、リーマンショック以後、高級日本料理店は軒並み打撃を受けているそうですよ。
そこでタイミングよく登場したのが「B級グルメ」というわけですが、そもそも「B級グルメ」こそ、本来ニューヨーカーたちに愛されるべき味ではなかったのだろうかと思えてなりません。そのうえ、お財布にもかなりやさしいですしね(*^^)v
ここしばらく、日本国内での大規模イベントは開催しづらい状況になりますから、このピンチをチャンスに変えるべく、今こそ日本文化としての「B級グルメ」を、もっと積極的に輸出すべきなのかもしれません。
「縁日」のような日本っぽいイベントも、海外では相当ウケると思います。誰か勇気を持って「B級グルメイベント in NY」を試してみる人はいないでしょうか?
それはともかく、こういう時期こそ経営者は視野を拡げ、屈強な大和魂を持って、積極的なチャレンジを続けてほしいものです(@^^)/~~~
2011年04月01日(金)更新
「職人」の採用を考える
遅ればせながら、今回の「東北地方太平洋沖地震」におきまして、被害に遭われたみなさまに心よりお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方々とそのご遺族に対し、深くお悔やみを申し上げます。一日も早く平穏な生活に戻れますよう、心よりお祈りするばかりです。
その後、計画停電などの影響もあり、とりわけ製造業のみなさんは大変な思いをされていると思います。しかし、こうした苦しい局面を打破するためには、本当の意味で「人」の力が必要なのです。
力のある人材はいったいどこにいるのか…経営者の永遠の悩みだと思いますが、今回はとある鉄工所の社長さんからの質問を取り上げ、職人さんの採用について考えてみたいと思います(*^_^*)
== 質 問 ==
人の採用で悩んでいます。製造業、しかも町の鉄工所などの職人さん等の採用方法はどうしたら良いか困っています。石原先生のアドバイスをお願いします。
== 回 答 ==
経営者の仕事で大切なことは、1)ビジネスモデルを作ること、2)人を採用すること、そして、3)教育し、組織化することです。この順番で現状を見直していってください。ということは、採用の前にまずビジネスモデルを見直すことですね。
== 解 説 ==
人の採用についてはいろいろ考えてしまいますよね。それが特に一般的に言われるような採用での不人気業種となるとなおさらで、一体うちの会社にどうやったら望むような優秀な社員さんが集まるのかと考えてしまうと思います。
こういう時に大切なのは、まず、既存の同業種からなるべく優秀な人材を自社に集める流れを作ることと、この業種に就職したいと考えている新人からみて一番魅力的に見えるような会社になるために、ビジネスモデルを見直すことです。
ということで、まず、どうやったら同業種の中で一番魅力的でおもしろい事がやれそうか? と、考えてみてください。
この場合は、ライバルは他業種の優秀企業ではなく、同業の会社なので、おそらくそんなにすごいアイディアを考えなくても充分勝てるビジネスモデルを考え付くのではないかと思いますよ。
また、今、採用を考えているということは、おそらく業種的に見て、優秀な人材を集めたところが結果として勝つということが分かっているからだと思いますので、この場合のビジネスモデルは待遇や休暇等のアイディアも入れて、採用に勝つために作ると考えても良いかもしれません。
こうやって考えた採用上勝てるビジネスモデルを、どうやって広げていくかということですがそれは、事あるごとに人に話すというところからスタートしていってください。
最初はリアルが大事、何かの会合の2次会でも良いでしょう。目の前にいる人一人だけでもかまいません、とにかく御社が人を採用中だということ、そしてどんな会社で何をしようとしているか等を理解してくれる人を業界の中に増やしていくことです。
「なんかあそこの会社は人を募集しているし、いい会社らしいよ」という評判を作るのが最初の目標です。こうしておけば、何かの都合(務めていた会社が倒産するとかもありますよね)で、勤め先を変えざるをえなくなった方が一番最初に御社に問い合わせしてくると思います。
また、同時にサイト上に採用の告知と、考え方を出すようにしてください。評判を聞いた人がサイトの情報を取っていきますので、告知とランディングページみたいな感じで考えて御社に興味を引くようなコンテンツを出していってください。
そういう情報が広がっていけば、新人も御社に興味を持つようになりますよね。これは、必ず上手く行きますので、ぜひ実行してくださいね(*^_^*)
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があればぜひ覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
2011年03月11日(金)更新
10万円のチャリティ枠!? 東京マラソンにみる黒字化の手腕
今年で第5回を迎えたわけですが、回を重ねるごとにその人気を増し、フルマラソンと10キロメートルを合わせて、過去最高となる33万人以上の応募があり、参加への倍率は約9.6倍だったそうです。
以前、私のブログにも書いたことがあるのですが、昨年6月に東京都と日本陸連による組織委員会を発展的解消する形で「一般財団法人東京マラソン財団」が設立されました。
理事には、スポーツキャスターに転身した高橋尚子さんなども名を連ねていますが、今年の大会以降、東京マラソンは同財団の主催となり、これまでの主催者だった東京都と日本陸連は共催団体へ移行することになったのです。
そこで今回初の試みとして、“つなぐ”をテーマに『10万円以上の寄付で大会に参加できるチャリティランナー枠』を設けたところ、707名からの応募があり、先に開催された「東京マラソンEXPO2011」で会場内に設置された募金箱分も含め、寄付金はなんと!7184万5000円にのぼったそうですよ(@_@;)
寄付金は「難病と戦う子どもと家族の支援」「森林再生プロジェクト」「難民支援」「障害者アスリート支援」の4分野で活用されるほか、大地震に見舞われ現在も救援活動が続けられているニュージーランドにも100万円が寄付されたようですが、それにしてもすごいですよね~(*^_^*)
ちなみにチャリティ枠で参加したランナーには「ゴールドゼッケン」が配られ、テレビ番組内で各人の思いなどが紹介されたそうですが、東京マラソンというイベントを「10万円払ってでも参加したい」価値あるイベントに育てた東京都は、本当にエライ!って感じです。
このモデルに影響されてか、今年秋(2011年10月30日)には「第一回大阪マラソン」が開催されます。このイベントが成功し、大阪の経済が少しでも活気づくことを期待したいところですね。
今のところ、東京マラソンのチャリティ枠は個人のみが対象で、同財団への寄付は、寄付金控除等の税制優遇の対象とはなっていないようですが、例えばチャリティ枠を法人にまで広げて、社員研修の一環としてマラソンに参加してもらうとか(笑)、税制優遇措置を検討するなどすれば、潤沢な運営資金を集めることも可能ではないでしょうか?
少子高齢化社会が進み、年々マーケットの縮小する日本において“黒字化”の道は「既成概念を超えたアイディア」の先にしかないと私は考えています。もちろん、マラソン大会と企業経営を同列に見るつもりはありませんが、世の中から常に刺激を受けるという意味で、ぜひ参考にしてください(@^^)/~~~
2011年03月04日(金)更新
この時代に望まれるリーダーの条件
== 質 問 ==
リーダー採用の際、「性格の良い人」よりも「我が強い人」(能力値・才能の高い人)が良いとのことですが、「能力の高い人」とはそもそもどういう人ですか? 「前向きな人?」石原先生の話を聞いてドーパミンがいっぱい出ている人は才能が高いと言えますか?
== 回 答 ==
私が言う企業がまず採用しなければならない能力の高い人とは「すぐに行動できる人」「自主的に行動する人」「変化に強い人」「失敗しても立ち直りの早い人」という感じです。能力はいろいろありますが、今の時代、各社に望まれているのはこういう“突破力”のある人だと思います。
== 解 説 ==
今回は、私の「リーダーの採用は、性格 (=人柄の良さ)よりも能力」と言ったことに対する質問です。以前私がそういう発言をしたのは、両方揃っている人を探すとなると本当に大変なので、そうならばどっちを取るかと言うと、まずは“突破力”などの才能を優先させた方が良いという意味合いでした。
もちろん企業を経営していくとなると、最終的には人格レベルの高いリーダー、特に「ナンバー2」の存在は欠かせないので、そういう人材を探していかなければならないわけですが、確率でいうと才能がある人が50人~200人に1人、そのうち人格もOKの人を探すとなると、さらに、その10分の1くらいの確率と言った感じだと思います。
・・・ということは、才能のある人の中で人格も揃っている人は10人に1人ということですね(ーー;)
なので、事をなそうと思ったら、まず最初に性格よりも実行力のある人を採用して、とにかくビジネスを動かした方が良いということだと思ってください。
ココで、変に採用の際に性格を重視すると、いつまで経っても人が採用できないとか、人格は良いけれど何にも出来ない人を採用してしまって、事業そのものが立ち往生するといったことになる危険性があります。
極端に言うと「人格無視」でも、数年がんばってもらって事業を黒字化させてもらったら全くOK!という感じで採用する方がいいと思います。
また、ここで採用した人に変に仕事上の完璧さを求めてはダメなので、抜けているところはカバーしてあげる等の心遣いやチェックは、当たり前のようにするということも知っておいてください。
なんか、すっごい「シ・ビ・ア」な話になってきましたが、誤解が生まれると大変なのでこの辺りはポッドキャストでしっかりお話したいと思います。
でも、現実にはこの辺りのことが分かっている経営者の方ってとっても少ないので、本当はすごく勉強になるはずなんです(ーー;) ぜひ、参考にしてくださいね。
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
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2011年02月25日(金)更新
英国で「ネット質屋」が人気!? 意外な客層にビジネスのヒントを見た
未だリーマンショックの影響が色濃く残る英国では、近年「質屋」が急増しており、2003年の500店から1800店舗にまで増えたのだそうです(――;)
そんななか、2008年に創業した「ボロー(Borro)」は、ネット上の質屋のシェア75%を占め、今話題の「Facebook」などにも投資する複数のベンチャーキャピタルが、合計で1000万ポンド(約13億2000万円)の資金を提供するほどの企業になっているのです。
日本で「質屋」というと、昨年(2010年)の人気ドラマ「ゲゲゲの女房」にも出てきたように、生活に困った人たちが駆け込む場所でしたよね。最近でこそ、一見ブランドショップと見紛うほどのお店もありますが、どちらかと言うと低所得者層がお客様、という構図で来ている業界だと思います。
ところが、この英国ボローには、いわゆる「富裕層」と呼ばれるお金持ちたちが、宝石やら高級時計やら絵画やら骨董品やらを預けているというのです(@_@;)
与信履歴が傷つかない短期の高額融資が人気を呼んでいるそうですが、顧客の中には、バブル期に不動産投資にのめり込んだ人たちやヘッジファンドのオーナーたちもいるみたいで、なかにはスポーツカーやヨットを担保に差し出す人もいるのだとか。
ボローが賢い点は、4つの質入方法を用意したことです。一般的には翌日着の郵便で担保品を送れば、査定後すぐに口座にお金が振り込まれるというものですが、1000ポンド(約13万円)以上なら、予約の上で事務所を訪れて手渡すこともできます。
さらに1万ポンド(約132万円)以上の品物なら、当日着の宅配便も利用でき、送料はボローの負担で、紛失に備えて保険もついているようです。
3万ポンド(約396万円)以上の場合は、鑑定士の自宅出張サービスも可能。ボローの鑑定士は、サザビーズやクリスティーズなど英国のオークションハウスで働いた経験のある、選りすぐりの目利きみたいですよ。
最高100万ポンド(約1億3200万円)の品物まで質入できるそうですが、こうしたきめ細かいサービスを用意した上で、ネット専業なら24時間、人目も気にせず利用できるわけですから、一度利用した富裕層たちは、必ずリピーターになってくれるんじゃないでしょうか(*^^)v
私は常に「名簿の価値がビジネスを決める」と教えていますが、「質屋」というビジネスで富裕層のリストが集まるとは、さすがにイメージしていませんでした(笑)。たとえ景気が回復しても、ボローは次の一手として、富裕層に特化したサービスを開発できれば一生安泰です。
こうした事例を見るにつけ、経営者は、常に思考の枠を外していく努力をしなければならないことを痛感します。ぜひ、参考にしてください(@^^)/~~~
2011年02月18日(金)更新
今の時代、果たして「メルマガ」の効果はどの程度あるのか
今回は、進化した情報化社会のなかで、「メールマガジン」の効果に関する質問です。思えば、私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)は、そろそろ創刊10年目に突入します(*^_^*)
今回の質問を、企業における「情報発信」について、あらためて考えるヒントにしていただければ嬉しいです。
== 質 問 ==
見込客に対しての発信方法として、DM、DVD、小冊子等が有効とのことでしたが、メルマガの効果は、どの程度あるのでしょうか? もしかしたら今の時代、いちばん効果的なのでは、と考えています。アドバイスをいただければ幸いです。
== 回 答 ==
見込客に対しての情報の発信方法として何が効果的かということですが、媒体にはそれぞれ用途がありますので、その用途に合わせて選択した方が良いと思います。
さらに加えると発信媒体よりもコンテンツの中身の方が100倍大切なので、何を選ぶかも大切ですが中身を重視して作ることは忘れないでくださいね。
== 解 説 ==
見込客に対しての情報の発信方法はいろいろあると思いますが、大きく分けてこちらから見込客に対して定期的な刺激として送るタイプの方法と、存在を知ってもらって、じっくり内容を吟味してもらうモノとに分かれると思います。
・・・そういう意味では、どれか一つで成果を上げることは結構難しいので、どれが一番か? ではなく、複合して使い分けるのが良い方法だと理解しておいてくださいね。
はがき・手紙(DM)・ニュースレター・そして質問のメルマガ等は、「送るタイプのモノ」です。それに対して、問い合わせ等を促すために、内容を吟味してもらうモノとしては、ホームページ・ブログ・小冊子・DVDなどのコンテンツがあると思います。
用途の違いは、送るタイプのモノは、定期的な刺激としてこちらから送って見込客の記憶から自社を消さないことが主な目的になりますから、そんなに多くの情報を一度に送れないというのが特徴です。
それに対して、内容を吟味してもらうモノは、伝えたいことをしっかり伝えて直接の問い合わせ等を促すことが目的ですので、内容(文章などの分量)も多くしっかりとした前振りが無いと内容を読んでもらえない=吟味してもらえないというのが特徴です。
以上を考えて、見込客のフォローにはこの両方のコンテンツを上手に使い分けることが大切だと思いますので、何が一番大切かというと判断は難しいと思いますが、(質問のメルマガですが)こちらからの投げかけツールとしてのメルマガの位置づけはとってもウエイトが大きいと思いますので、ある意味一番大切と言えるかもしれませんね。
目指すマーケティングロジックとしては、以下、こんな感じです。しっかりしたメルマガを定期的に配信して、内容に関心を持ってくれた見込客が御社のサイトやブログに訪問、内容をじっくり読んでくれて問い合わせ、もしくは、メルマガで紹介したDVD・小冊子を請求、内容をしっかり見たり読んだりしてくれて、問い合わせといった流れができれば目的達成です(*^_^*)
ということは、やっぱり内容がとっても重要ということになりますので、方法も大切ですが、各コンテンツの中身はしっかりした内容を用意してくださいね。ぜひ、がんばってください(*^^)v
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪
私の発行するメルマガでは、読者のみなさんからの質問に、こんな感じでお答えしています。
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2011年02月10日(木)更新
一流どころからオファー殺到!? 「コレジャナイロボ」の不思議な魅力
なんでも、「貧乏な家の子がおもちゃ屋さんでロボットを眺めていた。その姿を見た父親が手づくりしてプレゼントしたら、その子が『これじゃない!』って怒って泣いてしまった」みたいな、多かれ少なかれ身に覚えのあるような経験を表現したらおもしろいんじゃないか・・・という妄想から生まれたシリーズらしいです。
気になってちょっと調べてみると、もともと「コレジャナイロボ」は、2001年に現ザリガニワークスの社長さんが、半ば趣味に近いカタチで「工作」し、販売を始めた木製のロボットでした。赤、白、青の色使いは、あの「ガンダム」を思わせるものがありますが(笑)、あくまで独自の「世界観」で、お客さんと一緒に遊び方や思い出をたくさんしゃべれる商品、をコンセプトにつくられたようです。
その後、2004年に大学の先輩とつくった会社が「ザリガニワークス」ですが、その頃、熱心な勧誘を受けてネットショップに出品すると、当時普及しはじめた「ブログ」の格好のネタとなり注文が殺到! 納品が3ヶ月待ちになったこともあったみたいです。
しかし、「コレジャナイロボ」は、一時のブームで終わらなかったのです。翌05年には玩具メーカーの「セガ」からソフトビニール製の商品が発売されたり、ヤフーのウェブマガジンでの連載が始まったり、06年になるとアニメソングの帝王と呼ばれる水木一郎さんが主題歌を歌うCDが発売されたり、08年にはアートディレクターの佐藤可士和さんが「グッドデザインエキスポ」で「私の選んだ一品」に選出し、みごと「グッドデザイン賞」を受賞したり…。
こうしてじわじわと快進撃を続けてきた「コレジャナイロボ」は、09年になると大企業からオファーを受けるまでになりました。あの「ペンタックス」から「変なカメラをつくりたい」とコラボレーションを持ちかけられ、できた商品がコレです。
ペンタックスのオンラインショップで発売された限定100台は、99,800円という価格にもかかわらず、わずか10分あまりで完売したそうですよ(@_@。 そして今現在も、子ども服をはじめとするアパレル系ブランドからも、続々と提携のオファーが続いているらしいです。
いかがですか? このセンス。きっと「わかるようなわかんないような」微妙な感じだと思いますが(笑)、注目すべきは、たった一人の人間が趣味に近いカタチで具現化した世界観が、思いも寄らぬ大きなマーケットをつくってしまう可能性のある世の中になったのだ、という事実です。
私は昔から「300人に1人が使えば大ヒット商品だ!」と言ってきました。みなさん経営者になると、「なんとかヒット商品をつくらねば」と躍起になりますから、うっかり「国民の半分が知っている商品」をつくりたがるものですが、もし中小企業で仮にそんな商品が開発できたとしても、その後必ず大手が参入してきて、散々な結果に終わることは目に見えています。
私たちとっては「300人に1人が知っている」くらいのマーケットを着実に取っていくほうが、明らかに賢い戦略ですし、単純計算ではそれでも日本国内で、約40万個も売れることになります。
しかも、ネットの登場で、今はその「300人に1人」がとっても探しやすくなっています。その人たちに向けた情報発信の“質”さえ間違っていなければ、必ずやあちらから集まって来てくれるものです(*^^)v
もしかしたら、あなたの会社にも、第二、第三の「コレジャナイロボ」を生み出せる人材が眠っているかもしれませんよ。経営者としては、たった一人の人間の妄想を大事にできる余裕とセンスを持ちたいものですね。
この「コレジャナイロボ」を見ていて、思わずそんなことを考えてしまいました。このデジタル化時代に、思いっきり「アナログ」な世界観によって癒されている人は、思いのほかたくさんいるんじゃないかと思います。この発想とセンス、なかなかいいヒントになると思いませんか(@^^)/~~~
2011年02月04日(金)更新
中小企業が「会員ビジネス」を始める時に気をつけるべきこと
さて、今日は美容業界の方から、会員ビジネスについていただいた質問に回答しています。よかったら、考え方の参考にしてください。
== 質 問 ==
美容関連の会社を経営しています。会員制のビジネスを考えた時に気をつける点と、見るべき視点を教えて下さい。以前、石原先生から「TSUTAYA」の会員ビジネスのお話を伺ったときに、エステや美容業界に生かせないかなと思ったので、あらためて質問させていただきました。
== 回 答 ==
会員制については、範囲を広げすぎないことが大事だと思います。なので、セグメントを絞り込んで人数を絞ることと、そこに集まってくる人の趣向を理解することが大切だと思います。
== 解 説 ==
会員制のビジネスは、上手くいったらストック性の強いビジネスになるので、みなさんが考えるモデルだと思いますが、ほとんどの方が範囲を広げすぎて上手くいっていない感じがします。
なので、一番気をつけないといけないのが、集める人数の設定と、その人たちを集めるためのセグメントの設定だと思います。
特にビジネスにおいては、ある意味、一般的な適正売り上げ範囲みたいなものがありますので、御社がまだ数億円の売上げ規模の場合には、いくらTSUTAYAに憧れてTSUTAYAのようになりたいからといって、いきなり大きな範囲でのビジネスをイメージしない方がいいと思います。
適正売上げ範囲とは、その企業がある期間に目指して良い売上げの範囲みたいなモノ?です(といってもこれは私が勝手に考えているので経営用語には無いと思いますが・・・)。
もちろん、目標は無限に持ってもいいのですが、企業が発展していく過程で顧客も含めてまわりの環境、それから社内体制の整備等の問題もあるので、そういった要因にマッチしながら発展させると考えた時には、望んで良い目標の範囲みたいなものが考えられると思います。その範囲といった意味だと考えてください。
・・・イメージできますよね(*^_^*)
ということで、会員制のビジネスは、顧客から見た時に、安心や信頼という意味でも、特にこういったイメージが強いので集める人数は最初、少ない方が良いと思います。
また、適正売上げ目標という意味では大手の企業と競合するような会員制ビジネスをいくらこちらが考えても、顧客の安心という意味で、絶対に大手の企業にはかなわないので、範囲は絞った方が良いと思います。
これらの要因から、御社の企業規模がまだそんなに大きくないのであれば、最初は多くても、数千人単位でのスタートが良いのではないでしょうか?
少ないといっても、2000人から毎月5000円の会員費を集めれば、月の売上げは一千万円になりますので、中小企業にとっては、かなり大きな売上げになりますよね。
それから、日本中から2000人(ということは数年かけて1万人)位のコアな人達を集めると考えると、結構切り口になるセグメントもおもしろいモノを持ってこられる可能性があると思います。参考にしてみてください。
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2011年01月28日(金)更新
「ファミマ×TSUTAYA」に見る完成されたビジネスの行方
両社はこれまでも、一部のファミマ店舗に「TSUTAYA・BOX」なるものを設け、コンビニで買い物するついでに、CD・DVDレンタルや返却をしてもらおうという戦略を実験的に行ってきたようですが、それにいよいよGO!サインが出た、ということでしょう。
一方、同じくコンビニのローソンは、芸能事務所やプロダクションなどとの連携を加速させ、エンターテイメント事業に本格参入する計画だそうです。
全国に約9千近くある店舗を、タレントやアーティストの売り込みの場として活用したり、関連商品やコンサートチケットの販売拠点にするほか、ローソン自身がタレントをつくることも視野に入れ、“コンビニ発のアイドル”誕生を目指しているのだとか(@_@;)
なるほど、同社が昨年、HMVジャパンを傘下におさめたり、オリコンと資本・業務提携をしたりといった動きをしていたのは、こうした戦略があってのことだったのかと、妙に納得してしまいました。
それにしてもコンビニのように、いわば完成されたビジネスが、「その後、どこに行くか」でかなり四苦八苦しているだろうことが、これらの事例からも見て取れます。
おもしろいもので、生まれたてのビジネスは、「効率化」という旗を振りながら、どんどんブラッシュアップしつつ成長していくものなのですが、あまりに効率化が進み「最適化」されてしまったビジネスは、逆に行き場がなくなってしまうんですよね(――;)
車のハンドルにも“遊び”がないと危ないように、ビジネスもあまりに研ぎ澄ましてしまうと、一瞬、天下は取れても、その後は「勝った理由で負けていく」みたいなことがよく起こるのです。
要は経営者のさじかげん、ということなのですが、周りからは優柔不断に見えても、右に行ったり左に行ったりしながら、“いい塩梅”を探していく・・・みたいなことが、真の経営者に望まれているような気がしてなりません。
世間では、今年後半からぐんぐん景気が回復すると見る向きもあるようですが、私は「いよいよ本格的な淘汰の時代」が来るように感じています。効率化も結構ですが、これからの経営者は心と時間にもっとゆとりを持って、“いい塩梅”で進んで行くことを目指してみてはいかがでしょうか(@^^)/~~~
2011年01月21日(金)更新
コンサルタントが指南するコンサルの上手な使い方
これを教えただけで、社内が一気に活性化した顧問先もありますので、よかったら参考にしてみてください。何につけても「ものは考えよう」なのです(*^^)v
== 質 問 ==
歯科医院を経営しています。石原先生がポッドキャストで話されている内容(先生がよくコンサルタントの会社をコンサルするという回)の中でコンサルタントの使い方について、もう少し詳しく教えてください。
経営相談系と実務系のコンサルを分けて使うといいと言われていたと思いますが、歯科医院という小さな企業体で実務系と考えると、弁護士、税理士、社労士の業務+コンサルがあればいいと思うのですが、外部のブレーンをどう使いこなしていくといいでしょうか?
== 回 答 ==
これはポッドキャストの中でも話していると思いますが、実務系のコンサルは家庭教師役として活用するのが良いと思います。ですから、医院の中にノウハウがないのであれば、とりあえず外部からノウハウを移植する形で実務コンサルを採用、外部ブレーンとして活用することをおすすめします。
== 解 説 ==
経営者はコンサルタントを大きく2つに分けて、会社の方向性や自身の生き方等も含めて全般的な(経営の)相談をするコンサルタントと具体的な業務について相談するコンサルタントに分けて活用するのが良いとポッドキャスト「石原明の経営のヒント+(プラス)」で話していますが、今回はその番組をお聞きいただいた方よりの相談です。番組をお聞きいただいてありがとうございますm(__)m
番組の回答ですでにお分かりのように、実務コンサルタントの活用は仰々しくコンサルタントを依頼すると考えないで、組織内では経験できていない事柄についてスタッフに教えてくれる家庭教師役の方をリーダーとして雇ったと考えたら良いと思います。
なので、もし医院の業務について強化したいことなどがあり、しかもそれが経験を伴う業務で医院ではなかなかレベルが上がらない事柄とかであったなら、実務コンサルの方を採用し医院の中にノウハウを移植してもらうと考えてください。
この場合に、業務コンサルの方の登用が良いのは、通常のスタッフの方を採用する場合に、必要なノウハウを持っている方を採用しようとすると待遇やコストの問題等がありなかなか難しいのに対して、確実にそういう経験を持った方をアサインさせることが出来るということです。
性格がよく意欲的な方を採用して、自分の代わりにいろいろ細かいところまで親切に教えてくれる上司役として業務コンサルの方に対応してもらえたら、あなたの業務はかなり効率的になる可能性がありますよね(*^_^*)
というように、しっかりしたリーダーの方が不在な組織においては、先輩や上司役としてこういった業務コンサルを活用すれば、組織が新しい場合などにはかなり助かると思います。
私が実際にコンサルする場合にも結構こういう形で社内で足りない部門は実務コンサルの活用を提案する場合があります。
・・・社長さんによっては社員さんを上手く動かせないなんてこともありますが、仕事としてコンサルを雇っているのであれば絶対に言うことを聞いてくれるリーダーが組織の中に出来るという感じになりますから便利ですよね。
こういう場合に「朝が早いとか、遠いとかってコンサルタントは言いませんからとっても楽ですよ」ってアドバイスしますが、こういった提案で・・・・とっても組織運営が楽になったという経営者の方も多いです(ーー;)
最後に業務コンサルタントの方の選別方法ですが、私がおすすめするのは、最近まで実際にある企業等で業務としてその仕事をされていた方を選ぶのが一番いいと思います(業種が別の方だとちょっと心配なので、出来るだけ同業種の方が良いですね)。なので、コンサルとして独立したての方っていうのが一番良いですね(*^_^*)
こういう方に、出来れば毎週数回来てもらう・・・という契約が出来たら一番いいと思います。
実際にこういう方を社員として採用しようとすると大変な費用となりますが、独立したての方のコンサル契約となると、ビックリするほど安価で契約できるかもしれませんよね。
歯科医院であれば、優秀な衛生士の方が衛生士業務をコンサルするという形で独立する場合があると思いますが、こういう方なら絶対におすすめです。医院のレベルが一気に上昇すると思います。参考にしてみてください。
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ボードメンバープロフィール
石原 明(いしはら あきら)氏
僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社
ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。
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