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2020年02月10日(月)更新

「デザイン」に投資するメリットを考える

暦の上では立春も過ぎ、春が待ち遠しい今日この頃です。さて今回も、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加された方からの質問にお答えしてみました(*^^)v

== 質 問 ==

デザインは大切だと考えていますが、私自身がデザインの良し悪しを判断できない上に、どうしてもデザイン費は高いというイメージがあります。

お金を払ってまでデザインに投資するメリットはどう考えたら良いのでしょうか?
またこういう場合に間違わない方法はありますか? アドバイスをお願いします。

== 回 答 ==

これからの経営者の資質として、芸術性やデザイン性は必要不可欠と言うほど、重要になっていくと思います。なので、ご自身に自信が無いというのであれば、なるべく早く磨くことをお勧めします。

デザインを見て本物と偽物の違いが分かったり、値段の違いが分かる経営者になってください。

== 解 説 ==

人は意識と潜在意識の両方で物事を判断しています。例えば商品の購入を決める場合も、値段や性能の他に全体感や色合い、調和、質感なども含めたデザイン性を無意識に感じて購入を決めています。そういう意味でもデザインは重要だと考えた方が良いと思います。

また、経済が発展する過程においては、機能(内容)重視で商品開発が行われますが、機能等は時間が経てばほぼ同じになってしまうために、最後は顧客の好き嫌いの判断での購入となります。
 
これだけ経済が進んでしまっている日本や世界でビジネスをしようと考えるのであれば、同様にデザインのセンスは重要というか、もはやデザインで勝負していると言っても過言では無い程、経営には重要なセンスであり能力となっていると思います。

あなたが経営者であれば、顧客は、あなたの商品やサービスの名前、会社名やロゴ、パンフレットを単独で見ているわけでは無く、当然として関係する他社と比べたり、もっと言うと意識・無意識的に、全然違う業種や、TVや街で目にするあらゆるものから刺激を受けた感覚で見ているという事をもっと知った方が良いと思います。

では、どうすれば良いかですが、それはまずあなた自身が一流のデザインやアートに触れて、創れなくても良いので、判断できる目や感覚を養うことです。

これには、少し時間がかかるかもしれませんが、経営にはデザインセンスは重要と認識を変えて取り組めば、思ったよりは案外簡単ではないかと思います。早速今日からスタートしてください(@^^)/~~~



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2020年01月27日(月)更新

完全受注生産でやってきた会社の「新製品」の価格設定

早いもので、2020年が始まってひと月が過ぎようとしています。時代のスピードはますます速くなっているようですので、新規事業の立ち上げにもスピード感が必要です。

そんな中、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加された方から、こんな質問が届きました(#^^#) 

あなたなら、この質問にどうお答えになりますか? よかったら一緒に考えてみてください。

== 質 問 ==

これまで完全受注生産で事業を進めている製造業ですが、今回、自社の技術を活かした消費者向けの新商品を開発し販売してみようと考えています。

このような場合に価格の設定はどうしたらよいかと考えています。基本となる考え方をアドバイスください。よろしくお願いします。

== 回 答 ==

テスト開発の段階は、無料で提供して一緒に研究してもらう形が良いと思います。完成して販売に入ったら、最初は高く設定して数が出て行くにしたがって値段を下げて行くのが良いと思います。これは、海外では定番の商品開発の仕方なのですが、日本ではあまり知られていない方法です。

== 解 説 ==

中小企業が自社で商品を開発して販売する=メーカーへの選択をした場合に、間違いやすい一番の問題は、販売に移る際に“最初から量販品の価格”に商品価格を設定しようとしてしまうことです。

これは、製造業が世界的レベルに進化して巨大なメーカーが乱立している日本と言う特殊なマーケットの中で育ってしまった日本人の常識がそうさせるのですが、世界的に見てほとんどのメーカーはお金がほとんどない状況で立ち上がって行く(=最初から潤沢な資金が無い)ために、最初の製品の製造コストは恐ろしく高くなります。

既存の日本メーカーは、既に潤沢に資金があり調達もできるので、そういった商品を将来的にたくさん売れると判断して最初から量産に入り、価格を安くできるのですが、中小企業がこれと同じやり方を目指してもできない訳ですから、本来はまったく違った方法を取らなければなりません。

では、どうしたら良いかですが、それは、最初のロットは高くして開発コストを回収し、徐々に数量を伸ばして行く中で、価格を安くしていき、徐々に量産体制に持って行き、価格を下げて行くというやり方です。

これを言うとみなさん“え?”と言う感じになりますが、もともと世界中の全てのメーカーはこうやってビジネスを組み立てて行ったと考えると理解できると思います。

最近だと宇宙開発に向かったバージン社などが、この方法で開発計画を立てているので、こういう観点からこの事例を考えると、なるほどと分かると思います。

バージンは最初に宇宙に行ける権利を、確か1人3億円位に設定して100人位?に販売し開発費を捻出。次の価格は3000万円にして3000人?とかに販売して開発を進め、最後は300万円でたくさんの人が宇宙に行けるみたいな計画で販売価格を決定したと思います。

※これ、かなり曖昧な記憶で書いているので、詳しく知りたい方はネットで検索して調べてくださいね(-_-;)

私達は、これを聞くと瞬間、最後には300万円の価格で宇宙に行けるのに、最初の人に3億円で販売はひどくないか?と、考えてしまいますが・・・更には、製造業の方はそうとしか考えないトラウマみたいな感じの“価格に対する思考”に支配されていますから、ビックリすると思いますが、実はこれが正しい製造業の商品開発と価格設定のやり方なのです。多くの電気製品も、自動車も、飛行機も、実はこういう過程を経て、世の中に生み出されてきた訳ですね。

さらに言うと、こういった高い製品やサービスを、最初に使う人、または会社は、最初に使えるという権利とそこから生み出されるいろいろな利益をしっかり理解して購入しくれると考えると、このバランスはとても正当だと理解できると思います。

先日とあるコンサートに行ったのですが、初めて見る3D動画がステージいっぱいに広がりビックリしました(◎_◎;)
 
これはかなり高額だと思いますが、今を時めくトップアーティストだからこの3D画像が使えるんだな~さすがだな~と、本当に感心しました。

こう思われることで、また、この動画が新しいので色々なメディアにも露出すると考えると、この動画の費用を遥かに超える口コミやメディアでの拡散等による利益が彼らのブランドを更に上げると予想される訳です。

機械などもそうで、どこにも入っていない機械で製造コストが1/10になるモノを買ったら、その企業がしばらくマーケットを独占できますよね。

どうですか? 「最初は高く」は、ユーザー側にとっても価値のあることですよね。これらのことを参考にメーカーへの全体のプランを考えてみてください。期待しています(@^^)/~~~



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2020年01月20日(月)更新

富裕層ビジネスに向けての“お金持ち”の見つけ方

私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加された方から、かなり面白い質問が届きました(#^^#) あなたなら、この質問にどうお答えになりますか? よかったら一緒に考えてみてください。

== 質 問 ==

富裕層ビジネスに興味があります。ズバリ!お金持ちの見つけ方教えてください。
また、富裕層ビジネスでの「4ステップマーケティング」の展開例をご紹介いただけると助かります。

== 回 答 ==

お金持ちを見つける一番良い方法は、お金持ちを顧客にしている企業やサービスの顧客にご自身がなることです。これから富裕層ビジネスをされたいということならば、なおさらこの方法が良いと思います。

また、基本的に富裕層ビジネスで成功している企業やサービスならば100%(本人の自覚が有る無しによらず)4ステップマーケティングを実行しているはずですので、事例も体験を通して学ぶことができると思います。

== 解 説 ==

4ステップマーケティング”について詳しく解説している、私の著書『営業マンは断ることを覚えなさい』にも書いていますが、「集客の方法」は“集めるor行く”の2択です。

そして、この「集客の方法」は、求める顧客の層の違いによって使い分けることをお勧めしています。企業や個人両方に於いて、一般層の顧客(企業の場合は中小企業)やネット等でアプローチできる場合は、考えられるそれぞれの方法で集客することをお勧めしていますが、そういった集客手法が当てはまらない顧客層に対しては“行く・加わる・参加する”等の手法で、見込客と接触する集客方法が適切で正しいと説明しています。

ということで、富裕層の見つけ方で一番正しいのは、求めるレベルの富裕層を顧客としている企業やサービスの顧客に自分自身がなること、というのが回答です。

かなり前の話になりますが、新しく生まれたサラブレッドのオークションに顧問先のお供でご一緒したことがありましたが、そこには、富裕層を顧客にしたい宝石商や不動産業、証券会社などの金融系企業や個人がたくさん参加していました。

人気馬の子供には、2000万円からスタートし、一気にヒートアップして数秒間で数億円という値段が付いていましたが、まさにオークションという雰囲気で、最後は富裕層の意地と意地のぶつかり合いみたいで、迫力満点でした(@_@;)

ちなみに、当時、競馬の出走馬サラブレッドの馬主は2000人しかいない=上場企業の社長より数が少ないとのことでした。また、資産や身分等のチェックも相当厳しいとのことでしたので、およそ日本中の富裕層がその場に集まっていることになる訳で、凄い所に来てしまったとビックリしたことを覚えています(p_-)

そこにいた普通っぽい方に声をかけたら、先ほど話した証券系の会社の部長クラスの方で、ここに参加するために、企業でホースクラブを作りそのクラブで共同馬主になって毎年ここに参加していると話していました。

そして、狙った層の顧客に対して、数年かけてアプローチして少しずつ顧客へと移行させていくと話していました。彼曰く、ここに集まるレベルの富裕層には通常絶対に接触することはできないので、毎年この場にいる事で、信用や信頼を築き、本当に凄い顧客候補の場合は「毎年会うよね」と先方から声をかけてもらう事を目標にしていると言っていました。

本当の富裕層に対する“4ステップマーケティング”はこのレベルでするのかと、当時思ったことを思い出しました。この事例、ぜひ参考にしてくださいね(@^^)/~~~


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2020年01月10日(金)更新

技術の進歩が世界をどう変えるのか

2020年の幕開け・・・みなさんはどのように迎えられたでしょうか。言わずと知れたオリンピックイヤーでもある今年は、わが国にも“国際化”の波が本格的に訪れます。

その刺激を受け、産業にも経済にも文化にも、まるで堰(せき)を切ったかのように、新しいムーブメントが起こることでしょう。そうした“急激な変化”に対し、心と身体、なおかつ“行動”するための準備をしておかなくてはなりません。

人は変化に弱い生き物ですが、準備ができている人は、変化を楽しめる余裕を持てるからです(*^^)v

今からでも決して遅くはありません。ご自分なりに準備を進め、よりアクティブに、よりダイナミックに、わくわくする一年を過ごしましょう。そのサポートとなるよう、私も良質な情報を発信し続けたいと思っています。

というわけで、今年最初のブログには、こんな質問を取り上げてみました。
本年も、どうぞよろしくお願いします!

== 質 問 ==

AI、IoT、自動運転、5G・・・これらの技術が世界をどう変えるのかに関心を持っています。5年後、10年後の未来社会の姿をどう描けばよいか、そこに向けてどう動けばよいのか・・・できればアドバイスをお願いいたします。

== 回 答 ==

AI、IoT、自動運転、5Gなど、技術やサービスの変化は確実に訪れますが、それが商業活動に反映されるまでには、それ相応の時間がかかります。ですので、変化は捉えつつも現状重視の考え方で経営を進めていかれることをお勧めします。

== 解 説 ==

この話題に関しては、以前にも私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の会員さんから似たような質問が来たように記憶していますが、AI、IoT、自動運転、5Gなど技術の進化は必ず訪れます。

その変化が実際にどのタイミングで、商業的に商品やサービスに反映されるかというと、ニュースで取り上げられているよりもかなり時間がかかると思います。ですので、既存ビジネスにウエイトを置きながら、実際に変化が来た時にはこういう風に経営に反映していこうと計画を練っておくというのが正解だと思います。

理由は、ニュースは発明や発見、そして技術の進化や発展を伝える訳ですが(特に技術の場合は)、実際に消費者へのサービスや商品として普及するとなると、実験段階でOKだった技術でも、安全性の問題も含めて慎重な確認が必要となります。

それを支援する投資家が現れて資金調達ができ、その後に価格的な問題もクリアして量産化されます。つまり、普及されるようになるまでには、かなりの時間を要するということです。

では、なぜ実現するのにそんな時間がかかることをニュースにするかですが、それは、経済を動かすもう一つの大きな・・・もっと言うと実体経済を動かすよりも遥かに大きな経済を動かしている、上場等の投資マーケットには、こういったニュースがとても重要な情報となるからです。

資本主義活動における企業活動には、商品やサービスを実際に売り買いして利益を上げるという一面とは別に、その企業そのものが商品として評価され、未来の可能性も含めて値段が付くという企業のM&Aや株式上場マーケットがあるからです。

極端に言うと、商品やサービスを何も提供していないのに、あるいは、提供をし始めたばかりで利益がほとんど出ていない状況でも、評価され株価が高騰するベンチャー企業まである訳ですね。

ということで、いろいろなニュースはありますが、その内容を大きくは実体経済と投資系の経済に分けて読むことを覚えると、こういった答えはもっと分かりやすくなり、良いかもしれませんね。

なので、繰り返しになりますが、既存ビジネスにウエイトを置きながら、実際に変化が来た時にはこういう風に経営に反映して行こうと計画を練っておくというのが正解だと思います。よかったら参考にしてください(@^^)/~~~


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2019年12月26日(木)更新

可愛い初孫には何を学ばせるべきか

いよいよ令和元年最後のブログとなりました。今年一年のご愛読に、心から感謝しています<(_ _)>

さて今回も、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくださった方からの質問ですが、年末年始はお孫さんと過ごすという方もいらっしゃるんじゃないかと思い、こんな質問を取り上げてみました(#^^#)

あなたなら、この質問にどうお答えになりますか? よかったら一緒に考えてみてください。

== 質 問 ==

先日初孫が生まれました! 今の関心事はもっぱら「教育」です。孫には何を学ばせるべきか・・・ 石原先生ならどうなさいますか?

== 回 答 ==

必要な要素は、体力、精神力、コミュニケーション能力、学ぶ力(読書)、語学力(外国語)だと思います。

== 解 説 ==

この質問の答えを考える時に、私が“今現在必要と考える能力”は何かと考えてみたら、この5つの項目が思い浮かびました! それぞれの方法は考えていただければと思いますが、結果としてこういった能力が身に付くような「教育」をされたら良いのではないかと思います。

まず「体力」ですが、ある程度以上の肉体的タフさが無いと、何をするにしても成果は上げられないと思います。これはスポーツなどで身に付く能力ですが、長時間仕事ができる、学び続けることができる等、体力は重要だと思います。

「精神力」は「体力」と連動している感じもしますが、とても重要です。私は、あきらめないことが成功の最重要項目だと思いますが、そのあきらめないというのも、「精神力」があるからこそできることです。

次に「コミュニケーション力」ですが、1人でできること・やれることは非常に少なく、どんなことも人との関係やまわりの人との協力無しにはできないという現実を考えても、いろいろな人と仲良くなれる能力は欠かせないと思います。

「学ぶ力(読書)」はどういう意味で選んだかというと、何事においても成功するためには、いろいろなことを知ることの楽しさや、独学の楽しさを身に付けることが非常に重要で、そういった力は「読書」によって培われると思っているからです。

最後の「語学力(外国語)」ですが、これは実感として今の私にとっても一番重要と言うか、必要性を感じて身に付けたいと思っている能力なので加えました(#^^#)

一般には日本語でしか物事を学べないとうことは、例えば英語の本が出版されて、しばらく経ってそれが日本語に翻訳されて初めてその情報に触れることができるわけです。

つまり、情報の伝達速度が極端に遅くなる、あるいは翻訳されなかった情報は永遠に知ることができないという状況を踏まえ、語学は重要とされたりしますが、ネットの普及によって、語学(外国語・・特に英語)ができることは世の中の多様性や世界とコミュニケーションを取る上でも、とても重要な要素になっていると考えます。

今自由な時間がもっとあったら何をしたいかと聞かれたら、私は間違いなく「英語の習得」と答えると思いますが、ちょっと私的な感情も含めて、語学を身に付けることは大切だと思います。

ということで、身に付ける能力をお伝えしましたので、結果としてこれらの能力が身に付く「教育」を目指されたら良いのではと思います。よかったら参考にしてください。

そして、どうぞよい年をお迎えくださ~い(@^^)/~~~


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2019年12月23日(月)更新

Googleがマインドフルネスを取り入れたように「瞑想」はビジネスを後押しするのか

年の瀬も迫り、経営者のみなさんは、いつも以上にお忙しい毎日をお過ごしのことと思います。こんな時期こそ“心の平安”が大切なわけですが、今回は時代のキーワードのひとつでもある「瞑想」に関する質問を取り上げてみました(*^^)v

今回も、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくださった方からの質問ですが、みなさんはどうお考えでしょうか?

== 質 問 ==

最近ビジネスの世界でも、「瞑想」という言葉を聞く機会が増えました。特にGoogleが「マインドフルネス」を取り入れてから、その流れが加速したように思うのですが、やはり「瞑想」したほうがよいのでしょうか?

== 回 答 ==

心を整えるという意味でも、脳を正常化したり不要な情報を削除するという観点からも、「瞑想」は必要だと思います。かくいう私も習慣化していますよ(#^^#)

== 解 説 ==

インターネットの普及で、凄い勢いで加速する社会ができ上がってしまったので「作用と反作用」や「静と動」では無いですが、当然立ち止まる時間を持ったり、心を静めたりする事はとても重要で、忙しい方であればあるほど、「瞑想」は“必ずすべきこと”だと考えます。そして、心を静める具体的な方法としての“瞑想”はとても重要なことだと思っています。

また、NLP(脳神経言語プログラム)などの成功者のモデリングでもかなりな確率で成功者は「瞑想」しているようですが、世の中に“成功するためには「瞑想」すべき!”という教えはそんなに表面化していないにもかかわらず、成功者の多くが習慣化している・・・ということから考えても、必要なのではないかと思います。

・・・成功者がみんな「おたく“瞑想”習慣化してます?」なんて、相談し合ったりしているわけではないですからね(p_-)

NLPやAI(人工知能)の研究から見た脳の話を少し加えると、進化したAI(人工知能)から見ると、人間の脳の中にはいらない情報がもの凄くたくさんあるそうです。

それは、人間の脳には目(視覚)や耳(聴覚)、触覚などいろいろなセンサーが付いていて必要でない情報までどんどん取り込んでしまうからだそうです。

・・・これ、必要なデータや情報を決まったセンサーで入手してクリアーに動いているAI(人工知能)と比べると、もの凄く効率が悪く映るそうですね(-_-;)

その、不要ないらないデータを消すのに一番良いのが実は「瞑想」や「自然に触れること」だということを先日専門家の方に聞きましたが、おそらく成功者の方は、経験的にあるいは体験的にそれを感じているのではないかと言っていました。

ということで、私も自然に「瞑想」を習慣化していたということで、納得したりしてました。よかったら、参考にしてくださいね(@^^)/~~~



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2019年12月16日(月)更新

「ネット集客」からの方針転換は必要か ~その5~

12月も後半戦となりましたが、今回も前回に続き、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくださった方からの質問にお答えしま~す(*^^)v

== 質 問 ==

最近の石原先生が発信する情報から、ネットとリアルの立ち位置が大きく変わっていくことをようやく理解しました。「リアル重視」で考えた時に、最初の集客の方法はどうすべきでしょうか? 

弊社はこれまでネット集客に頼り切っていたので、その方針を変えるべきか悩んでいます。そのあたりをご指南いただけると幸いです。

== 回 答 ==

こちらの質問ですが、「方針を変えるべきか?」ということと、「リアルな集客の方法は何か?」という2つの項目に分けて回答したいと思います。

1つ目は方針についてですが、方針を変える必要はありません。ネット中心で成果が出ているならそれは続けて、新たにリアルな集客方法を追加すれば良いだけです。

== 解 説 ==

というわけで、前回までの回答の続きですが、じつは、ここまで書いてきた“どの国でもネット消費はある所から伸びが止まってしまう”という問題に加えて、今後企業がマーケティングの中でも特に“集客”において、リアルやOMOの流れを強化すべきという、もう一つの大きな理由があります。

それは、ズバリ“コスト面から見た時に圧倒的にネットからの集客費用が高くなってしまう”という恐ろしい現象が起こるからです。

このことは、ビジネスでネットを利用する方達のほとんどがネットを使った方がマーケティング費用が大幅に下がるという理由と正反対な現象なので驚いてしまうようですが、現実にどこの国でも起こっていることなのです。

なので、リアルな方法での集客やOMOを重視したマーケティングに移行した方が良いという結論になるわけですが、その理由を分かりやすく解説したいと思います。

それは、リアルなビジネスと違ってネットでのビジネス競争はあっという間に数社の勝者が決まってしまい、その勝者達が更にネットを支配しようとして、高額な集客費用を投じてマーケティングを行うからです。

検索対応やネット広告、SEO対策にしてもお金を持っている方が有利なわけですから、お金を持っている会社がそれ以外の会社を振り切るために、どんどん費用を掛けて集客に向かうわけです。そのため、ネットを使ったらマーケティング費用が下がるはずが、まったく逆の状況が起きてしまうのです。

最近で言うと、キャッシュレスの時代に突入してネット強者が“100億円還元!”などとそれぞれ高額なキャンペーンを打って戦っていましたが、あんな状況がネットには生まれやすいので、ネットで新たな顧客の1アドレスを獲得する費用が高騰し、計算すると人を使ってリアルに集客した方が安いという現象にまでなってしまっているということです。

この動きは、じつはアメリカや中国では極々当たり前になって来ていて、アマゾンがリアル店舗を出すとか、アリババがスーパーマーケット“フーマー”を買収して店頭でスタッフがアプリを勧めているということになっているわけですね。

もちろん、集客費用を除けばネットを使った方が圧倒的にマーケティング費用は安く、顧客にとっても便利なのでその後のマーケティングはネットを活用する、それがOMOという新しい流れを呼んでいるということになります。

回答が方法論にまで及んでしまいましたので、今回でこの質問への回答は終わりとしますが、一連の回答が面白い展開になったと思っています(#^^#)

ぜひ理解して、存分に活用してくださいね。またこれからも、いろいろな質問お待ちしています(@^^)/~~~


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2019年12月09日(月)更新

「ネット集客」からの方針転換は必要か ~その4~

いよいよ令和元年も残りわずかとなってきました(#^^#) さて今回も前回に続き、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくださった方からの質問にお答えします。

== 質 問 ==

最近の石原先生が発信する情報から、ネットとリアルの立ち位置が大きく変わっていくことをようやく理解しました。「リアル重視」で考えた時に、最初の集客の方法はどうすべきでしょうか? 

弊社はこれまでネット集客に頼り切っていたので、その方針を変えるべきか悩んでいます。そのあたりをご指南いただけると幸いです。

== 回 答 ==

こちらの質問ですが、「方針を変えるべきか?」ということと、「リアルな集客の方法は何か?」という2つの項目に分けて回答したいと思います。

1つ目は方針についてですが、方針を変える必要はありません。ネット中心で成果が出ているならそれは続けて、新たにリアルな集客方法を追加すれば良いだけです。

== 解 説 ==

今回も予告通り脱線回答(スピンアウト回答その2)となります。前回に続き、人気ドラマのスピンアウト企画のようで、なんか楽しい気分で回答したいと思いま~す(#^^#)

ネットでの集客に限界を感じた、日本のネット勝者「楽天」と中国のネット勝者「アリババ」の取った戦略の違い・・・この辺りの話が、今話題になっているOMO(オンライン・マージ・オフライン)の始まりへと続くわけですので、スピンアウトといえども、とっても重要な回答になります。

前回は日本のネット勝者楽天が、ネットと対立関係にあったテレビCMや新聞などのリアルなマス媒体に広告を打つ、野球チームの買収、金融業への転換などの動きを取ったと書きましたが(石原先生、民放連で講演するなんてすっごいですね!と一部から反響ありました)、今回は中国のネット勝者アリババの取った驚きの戦略について解説したいと思います。

ネットでの集客がこれ以上は無理と限界を感じて、ネット以外の方向としてリアルなマス広告に向かった楽天と違って、アリババのジャック・マーの取った戦略は、当時としては何ともビックリする方法でした。

もちろん、その背景には日本と中国、それぞれの国柄やマーケットサイズの違いなど、いろいろな要素が考えられますが、その一番の違いはネットを特別なモノと認識(ネット神話説ありましたよね)していた日本を始め世界のネット系企業の経営者に対して、アリババのジャック・マー始め中国のネット系企業経営者は、そこまでネット神話を強く感じていなかったからではないかと思います。

ネットもお金を稼ぐ単なる便利なツール、という感覚がもともと強かったと言うか、もっと儲かるモノがあるならどんどん変化させて行こうという気質が強かったからだと思います。

それに・・・なんといっても世界で一番合理的な思考を持っているのが、中国人ですからね! また、基本アメリカとは対立関係にあるので、アメリカの思想には丸ごと賛同したくないという、根底からの意識も強いはずです。

と、前置きはさておき、アリババのジャック・マーの取った戦略と言うのは、集客をネットでは無く、人を介して、1対1、フェイスtoフェイスで行うという方法でした!
そうです! マス広告などに頼らず、人が人に直接会って教える!という方法です(-_-;)

それも、中国全土の地方の村々に人を派遣(用意)して店舗を構え、ネットでモノを買ったり売ったりすることができるという知識や方法を教え、なおかつ、その人達にはパソコンとか当然無い人も多いので、注文や販売を代わりにやってあげるという方法で、ネットの知識やネットでの購買を、普及・拡大させていったわけですね。

このお店、E-コマースとコンビニの合体したような店舗になっている感じで、配送センターの機能も持っているわけです。これを「農村タオバオ」と言いますが、ネット企業がこの発想を持つというのは当時としてはウルトラ凄いと思います(p_-)
 
※参考サイト(こちらのサイトの情報は分かりやすかったです)
https://www.sbbit.jp/article/cont1/32020

2014年11月にスタートした農村タオバオは開始から1年を過ぎて、既に1万4000拠点が設置されています。全国21省以上に展開され、地方自治体が資金援助しているケースもあります。2016年中に4万、2019年までに10万もの拠点を設置する計画です。物販だけでなく、投資商品や都市部での病院予約など高度なサービスへの拡大計画も報じられました。

ネットでの集客をマスを使わずに地道に人を介して行うという、この斬新な発想は驚くほどの成果を上げることになるわけですね。

今では、この農村タオバオのお店の回りに、リアルな商圏が生まれ、このお店を訪れる客が増えたことで、飲食店が流行ったりもしているそうです。

ということで、このスピンアウト企画の回答はこれでおしまいです。次回は、本来の回答の2つ目の理由をお届けします(@^^)/~~~


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2019年12月02日(月)更新

「ネット集客」からの方針転換は必要か ~その3~

早いもので、令和元年も最後の1カ月となりました。2020年に向けての準備は、順調に進んでいるでしょうか?

さて今回も前回に続き、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくださった方からの質問にお答えします。

== 質 問 ==

最近の石原先生が発信する情報から、ネットとリアルの立ち位置が大きく変わっていくことをようやく理解しました。「リアル重視」で考えた時に、最初の集客の方法はどうすべきでしょうか? 

弊社はこれまでネット集客に頼り切っていたので、その方針を変えるべきか悩んでいます。そのあたりをご指南いただけると幸いです。

== 回 答 ==

こちらの質問ですが、「方針を変えるべきか?」ということと、「リアルな集客の方法は何か?」という2つの項目に分けて回答したいと思います。

1つ目は方針についてですが、方針を変える必要はありません。ネット中心で成果が出ているならそれは続けて、新たにリアルな集客方法を追加すれば良いだけです。

== 解 説 ==

今回も前回の続きとなりますが、初めての「脱線回答 (スピンアウト回答)」です。人気ドラマのスピンアウト企画のようで、なんか楽しい気分で回答したいと思いま~す(#^^#)

というわけで、日本の楽天と中国のアリババが取った戦略がまったく違っていて面白い・・・というところから、少し脱線して回答を続けます。前回までの解説では、ネットはリアルから100%移行すると思われましたが、実際にはせいぜい20%だったという話でした。

日本のネット王者、楽天はココからどういう方向に舵を切ったかというと、ネットでできることは全てやったので、ネットでネットの普及を促すのはこれ以上は無理、じゃあ後はテレビCMだということでマスへの展開に向かったわけです。

それまでは、ネットとTV&新聞などリアルな広告媒体は敵対していて、相容れない状態でしたが、ネットの普及に限界を感じた大手ネット企業がTV局買収などの動きを見せたのもこんな背景があったからですね。

余談ですが、私はこのちょっと前に“民放連(=一般社団法人日本民間放送連盟)”でこれからのTV業界の方向をどうするべきかと講演したことがあり(あ、ちょうど電通の時価総額をヤフーが抜いてしまった時ですね)、その時に今は産業の交代期にあり、古い産業の大企業のCMは一時的に少なくなっているけれど、新しい産業が出て来てCMをやるから大丈夫ですと回答。「その新しい産業はネットです。ネット企業が大量にCMやるから大丈夫ですよ」と答えたんですが、まったく信じてもらえなかったことを思い出しました(笑)。

この辺りが歴史的な変化として、一時経済誌などで良く取り上げられていましたよね。ここから更にネットの普及率を上げるために、野球チームの買収とかにも動くわけですが、限界に達したネットを、ネット以外のやり方で普及しなければならず、今後この努力にいくらお金がかかるか分からない、ということで、おおよそ日本の半分くらいのマーケットを取ったと判断した楽天は、金融ビジネスへと大きく舵を切るわけですね。

この流れが、銀行の設立、楽天カードの普及や今騒がれているキャッシュレスへと繋がっていきます。これに対して、当時中国のアリババが取った戦略は、今となっては流石としか言いようのないことなのですが、あっと驚く戦略でした!

ということで、回答はさらに次回に続きま~す(@^^)/~~~


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2019年11月15日(金)更新

「ネット集客」からの方針転換は必要か ~その2~

11月も半ば。日毎に秋の気配も深まりますが、今回も前回に続き、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくださった方からの質問にお答えします。

== 質 問 ==

最近の石原先生が発信する情報から、ネットとリアルの立ち位置が大きく変わっていくことをようやく理解しました。「リアル重視」で考えた時に、最初の集客の方法はどうすべきでしょうか? 

弊社はこれまでネット集客に頼り切っていたので、その方針を変えるべきか悩んでいます。そのあたりをご指南いただけると幸いです。

== 回 答 ==

こちらの質問ですが、「方針を変えるべきか?」ということと、「リアルな集客の方法は何か?」という2つの項目に分けて回答したいと思います。

1つ目は方針についてですが、方針を変える必要はありません。ネット中心で成果が出ているならそれは続けて、新たにリアルな集客方法を追加すれば良いだけです

== 解 説 ==

前回に続き回答を進めますが、これからの時代は、ネットとリアルどちらが重要かということではなく、ネットとリアルの融合が大切になっていきます。

当初は、ネットの普及で全ての消費がネットに置き換わるはず…だったのですが、その期待に反していかにしてもこの数字が伸びて行かないのです。

日本ではネットでの消費が全体の12%、なんとお隣中国でも20%を超えた辺りで、消費がストップしてしまうという現象が起きていることは、前回お話したとおりです。

実は、この結果は世界中のネット企業も想定していなかったので、アマゾンやグーグル、日本だと楽天、ヤフー、中国だとアリババ、テンセントなど世界的なネット企業の間でも、かなり混乱を起こしたようです。

こんな世界的なネット企業ですら、ネットの普及で世界中がリアルからネットに100%移行すると思っていたということですから、ホントにビックリな現象が世界中に起きたということですよね。

それで、こういった世界的な大企業もあわせて、ネット企業が大挙してその理由の解明に動くのですが、分かったことは“ネットは決して万能ではなく、世界中の消費形態が変わってしまうほどには便利なツールではなかった”という単純な答えでした。

分かりやすく言うと、ネットの便利性は確かにあるが、場合によってはリアルな方が顧客にとっては便利なことも多くあり、消費の選択肢、あくまでも一形態としては優れている程度のモノだったということでした(-_-;)

・・・今でもネット神話の中にいる方にとっては、何ともそっけない回答をしてしまい申し訳ないですが、これは事実、本当にそういうことなのですね。

まあ、世界中がこれからの消費は全てがネットに置き換わるというプロモーションに踊らされて、じん麻疹にかかっていたような感じ、と思っていただければ、良いと思います。

しかし、どんなプロモーションも現実の結果をそうそう長くはコントロールできるわけではありません。ましてや数字はとってもシビアに現実を映し出し、結果を表してしまいます。

顧客の便利性を考えて、時にはそれぞれの顧客が選びたい選択肢を提供することが、ビジネスを提供する企業にとっては重要ですから“うちはネットでしか売りません”という選択は、この結果を見るとかなり難しいということです。

だから、ネットとリアル、両方をマーケティングに取り入れるべき、ということですね。この回答(ネットだけでなくリアルも取り入れた方が良い)には続いて2つ目の理由がありますが、次回少し脱線して、日本の楽天と中国のアリババが取った戦略がまったく違っていて面白いので、「脱線回答企画」でお届けしたいと思います。楽しみにしていてくださ~い(@^^)/~~~


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ボードメンバープロフィール

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石原 明(いしはら あきら)氏

僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社

ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。

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