石原明の「知的経営の切り口」 | 経営者会報 (社長ブログ)
企業を発展させるための経営のヒントについて、独自の切り口で紹介します。
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2020年05月08日(金)更新
コロナ自粛期間の有効な過ごし方
同倶楽部では毎月定例勉強会があるのですが、5月13日(水)のオンラインzoom勉強会は、緊急かつ重要なテーマで、Web開催いたします!
当初100名限定で行う予定でしたが、すぐに定員に達してしまったため、急遽増席いたしました(#^^#)
今回のテーマは・・・
★ピンチを最大のチャンスに変える!
【あなたの会社にコロナ時代にマッチした“売れる仕組み=勝てる仕組み”はありますか?】~既存ビジネスをオンライン化するヒントとは?~
コロナ自粛で多くの経営者が突きつけられている問題・・・それは最先端×最速での「事業のオンライン化」ではないでしょうか。そこで今回は、このテーマに最もふさわしい方をゲストにお招きし、【緊急対談】を行う運びとなりました。
今回のゲスト山口真由子さんは、日本では数少ない「セミナービジネスをオンライン化させる専門家」です。ご興味のある方は、コチラよりお申込みください。
== 質 問 ==
新型コロナウイルスに対しては、最大限の注意を払っていきたいと考えていますが、これからのことを考えると、正直、気が滅入ってしまいます。そこで石原先生に緊急質問なのですが、コロナ自粛期間の有効な過ごし方を教えてください!
== 回 答 ==
ものは考えようです(#^^#) これだけ家に居られる時期はそうそうないと思うので、「人生を振り返る絶好のチャンス」と捉えてみては? 自粛期間の過ごし方次第で、今後の人生が確実に変わります!
== 解 説 ==
コロナの緊急措置によって、外出できない状況が続き、リモートワークなどでの仕事の仕方が余儀なくされていますが、この時期をどう考えて過ごしたら良いかという質問をいただきました。
私はこの時期に何をするかによって、これ以降の人生がかなり変わるのではないかと考えるようになっています。
大きく捉えると、これを機に、世界中すべてのものがリセットされるくらいの大きな変化が起こっていると考えているからです。
大変というのは「大きく変わる」という意味だと私の師事しているNLPのコーチが言っていましたが、まさにこの大きく変わるのが今の時期だということです。
世界が大きく変わろうとしている時に、あなたが今までの自分を振り返って、良かったこと、もっとこうすれば良いと思っていてもなかなかできていなかったこと、変えたいと思うこと、成長したいと思うことなどをしっかり思考に乗せて、これからの人生をどう生きるかということを真剣に考えてみると良いと思います。
理由は、コロナによって今までの人生をリセットする時間ができたからです!
これまでできなかった勉強をするでも良いし、仕事は同じでもやり方を180°変えるために仕事のルールを新しくする、世の中から遅れていると感じたら追いつく努力をするなど、考えるといろいろ浮かんでくると思います。
私の周りでは、同じような考えで、これからの人生をより良いものにするためのリセットを考えている経営者がたくさんいます。
おそらく二度とこんなにゆっくりとした時間(家に居るしかない時期)を過ごせることは、人生にそうないと思います。コロナに対する考え方を少し変えて、人生に来た絶好のチャンスと捉えてみてはいかがでしょうか(*^^)v
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
2020年01月10日(金)更新
技術の進歩が世界をどう変えるのか
その刺激を受け、産業にも経済にも文化にも、まるで堰(せき)を切ったかのように、新しいムーブメントが起こることでしょう。そうした“急激な変化”に対し、心と身体、なおかつ“行動”するための準備をしておかなくてはなりません。
人は変化に弱い生き物ですが、準備ができている人は、変化を楽しめる余裕を持てるからです(*^^)v
今からでも決して遅くはありません。ご自分なりに準備を進め、よりアクティブに、よりダイナミックに、わくわくする一年を過ごしましょう。そのサポートとなるよう、私も良質な情報を発信し続けたいと思っています。
というわけで、今年最初のブログには、こんな質問を取り上げてみました。
本年も、どうぞよろしくお願いします!
== 質 問 ==
AI、IoT、自動運転、5G・・・これらの技術が世界をどう変えるのかに関心を持っています。5年後、10年後の未来社会の姿をどう描けばよいか、そこに向けてどう動けばよいのか・・・できればアドバイスをお願いいたします。
== 回 答 ==
AI、IoT、自動運転、5Gなど、技術やサービスの変化は確実に訪れますが、それが商業活動に反映されるまでには、それ相応の時間がかかります。ですので、変化は捉えつつも現状重視の考え方で経営を進めていかれることをお勧めします。
== 解 説 ==
この話題に関しては、以前にも私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の会員さんから似たような質問が来たように記憶していますが、AI、IoT、自動運転、5Gなど技術の進化は必ず訪れます。
その変化が実際にどのタイミングで、商業的に商品やサービスに反映されるかというと、ニュースで取り上げられているよりもかなり時間がかかると思います。ですので、既存ビジネスにウエイトを置きながら、実際に変化が来た時にはこういう風に経営に反映していこうと計画を練っておくというのが正解だと思います。
理由は、ニュースは発明や発見、そして技術の進化や発展を伝える訳ですが(特に技術の場合は)、実際に消費者へのサービスや商品として普及するとなると、実験段階でOKだった技術でも、安全性の問題も含めて慎重な確認が必要となります。
それを支援する投資家が現れて資金調達ができ、その後に価格的な問題もクリアして量産化されます。つまり、普及されるようになるまでには、かなりの時間を要するということです。
では、なぜ実現するのにそんな時間がかかることをニュースにするかですが、それは、経済を動かすもう一つの大きな・・・もっと言うと実体経済を動かすよりも遥かに大きな経済を動かしている、上場等の投資マーケットには、こういったニュースがとても重要な情報となるからです。
資本主義活動における企業活動には、商品やサービスを実際に売り買いして利益を上げるという一面とは別に、その企業そのものが商品として評価され、未来の可能性も含めて値段が付くという企業のM&Aや株式上場マーケットがあるからです。
極端に言うと、商品やサービスを何も提供していないのに、あるいは、提供をし始めたばかりで利益がほとんど出ていない状況でも、評価され株価が高騰するベンチャー企業まである訳ですね。
ということで、いろいろなニュースはありますが、その内容を大きくは実体経済と投資系の経済に分けて読むことを覚えると、こういった答えはもっと分かりやすくなり、良いかもしれませんね。
なので、繰り返しになりますが、既存ビジネスにウエイトを置きながら、実際に変化が来た時にはこういう風に経営に反映して行こうと計画を練っておくというのが正解だと思います。よかったら参考にしてください(@^^)/~~~
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2019年12月26日(木)更新
可愛い初孫には何を学ばせるべきか
さて今回も、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくださった方からの質問ですが、年末年始はお孫さんと過ごすという方もいらっしゃるんじゃないかと思い、こんな質問を取り上げてみました(#^^#)
あなたなら、この質問にどうお答えになりますか? よかったら一緒に考えてみてください。
== 質 問 ==
先日初孫が生まれました! 今の関心事はもっぱら「教育」です。孫には何を学ばせるべきか・・・ 石原先生ならどうなさいますか?
== 回 答 ==
必要な要素は、体力、精神力、コミュニケーション能力、学ぶ力(読書)、語学力(外国語)だと思います。
== 解 説 ==
この質問の答えを考える時に、私が“今現在必要と考える能力”は何かと考えてみたら、この5つの項目が思い浮かびました! それぞれの方法は考えていただければと思いますが、結果としてこういった能力が身に付くような「教育」をされたら良いのではないかと思います。
まず「体力」ですが、ある程度以上の肉体的タフさが無いと、何をするにしても成果は上げられないと思います。これはスポーツなどで身に付く能力ですが、長時間仕事ができる、学び続けることができる等、体力は重要だと思います。
「精神力」は「体力」と連動している感じもしますが、とても重要です。私は、あきらめないことが成功の最重要項目だと思いますが、そのあきらめないというのも、「精神力」があるからこそできることです。
次に「コミュニケーション力」ですが、1人でできること・やれることは非常に少なく、どんなことも人との関係やまわりの人との協力無しにはできないという現実を考えても、いろいろな人と仲良くなれる能力は欠かせないと思います。
「学ぶ力(読書)」はどういう意味で選んだかというと、何事においても成功するためには、いろいろなことを知ることの楽しさや、独学の楽しさを身に付けることが非常に重要で、そういった力は「読書」によって培われると思っているからです。
最後の「語学力(外国語)」ですが、これは実感として今の私にとっても一番重要と言うか、必要性を感じて身に付けたいと思っている能力なので加えました(#^^#)
一般には日本語でしか物事を学べないとうことは、例えば英語の本が出版されて、しばらく経ってそれが日本語に翻訳されて初めてその情報に触れることができるわけです。
つまり、情報の伝達速度が極端に遅くなる、あるいは翻訳されなかった情報は永遠に知ることができないという状況を踏まえ、語学は重要とされたりしますが、ネットの普及によって、語学(外国語・・特に英語)ができることは世の中の多様性や世界とコミュニケーションを取る上でも、とても重要な要素になっていると考えます。
今自由な時間がもっとあったら何をしたいかと聞かれたら、私は間違いなく「英語の習得」と答えると思いますが、ちょっと私的な感情も含めて、語学を身に付けることは大切だと思います。
ということで、身に付ける能力をお伝えしましたので、結果としてこれらの能力が身に付く「教育」を目指されたら良いのではと思います。よかったら参考にしてください。
そして、どうぞよい年をお迎えくださ~い(@^^)/~~~
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2019年12月23日(月)更新
Googleがマインドフルネスを取り入れたように「瞑想」はビジネスを後押しするのか
今回も、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくださった方からの質問ですが、みなさんはどうお考えでしょうか?
== 質 問 ==
最近ビジネスの世界でも、「瞑想」という言葉を聞く機会が増えました。特にGoogleが「マインドフルネス」を取り入れてから、その流れが加速したように思うのですが、やはり「瞑想」したほうがよいのでしょうか?
== 回 答 ==
心を整えるという意味でも、脳を正常化したり不要な情報を削除するという観点からも、「瞑想」は必要だと思います。かくいう私も習慣化していますよ(#^^#)
== 解 説 ==
インターネットの普及で、凄い勢いで加速する社会ができ上がってしまったので「作用と反作用」や「静と動」では無いですが、当然立ち止まる時間を持ったり、心を静めたりする事はとても重要で、忙しい方であればあるほど、「瞑想」は“必ずすべきこと”だと考えます。そして、心を静める具体的な方法としての“瞑想”はとても重要なことだと思っています。
また、NLP(脳神経言語プログラム)などの成功者のモデリングでもかなりな確率で成功者は「瞑想」しているようですが、世の中に“成功するためには「瞑想」すべき!”という教えはそんなに表面化していないにもかかわらず、成功者の多くが習慣化している・・・ということから考えても、必要なのではないかと思います。
・・・成功者がみんな「おたく“瞑想”習慣化してます?」なんて、相談し合ったりしているわけではないですからね(p_-)
NLPやAI(人工知能)の研究から見た脳の話を少し加えると、進化したAI(人工知能)から見ると、人間の脳の中にはいらない情報がもの凄くたくさんあるそうです。
それは、人間の脳には目(視覚)や耳(聴覚)、触覚などいろいろなセンサーが付いていて必要でない情報までどんどん取り込んでしまうからだそうです。
・・・これ、必要なデータや情報を決まったセンサーで入手してクリアーに動いているAI(人工知能)と比べると、もの凄く効率が悪く映るそうですね(-_-;)
その、不要ないらないデータを消すのに一番良いのが実は「瞑想」や「自然に触れること」だということを先日専門家の方に聞きましたが、おそらく成功者の方は、経験的にあるいは体験的にそれを感じているのではないかと言っていました。
ということで、私も自然に「瞑想」を習慣化していたということで、納得したりしてました。よかったら、参考にしてくださいね(@^^)/~~~
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2018年03月12日(月)更新
60歳を超えてからでも頭を柔らかくする方法
== 質 問 ==
石原先生のポッドキャストを拝聴したり、勉強会に参加させていただくたびに、その思考の柔軟さには敬服するばかりです。
私自身は年齢的に「今からでは遅すぎるか…」と思ったりもするのですが、もし60歳を超えてからでも頭を柔らかくする方法があれば、ぜひご教授ください。
== 回 答 ==
思考の柔軟性や頭を柔らかくする方法は、環境的には常に新しい刺激の中にいること、手法としては年齢を忘れることが秘訣だと思います(笑)。
== 解 説 ==
人が年を取るのは年齢のためではなく、新しい刺激や人との関係性が無くなるからだと、先日NHKの“TED”で大学教授がプレゼンしていましたが、私もこのプレゼン内容に大賛成です。
企業に勤めていた方が退職後に一気に老けてしまうなども、この刺激と人との関係性が無くなるからだと思います。ですので、思考の柔軟性を保つには常に新しい情報や刺激を求めて行動する事が重要だと思います。
知らないことを知ることで、感動したり、驚いたり、自分はまだまだ何にも知らないんだなぁ~と実感したり、またそのことをもっと知りたいと質問したりすることで、思考はどんどん柔らかく、柔軟になっていけると思います。
具体的には、何をしたら良いかというと、刺激や情報は人に付随するモノなので、新しい情報や刺激を発信する人に会うことや、そういった人の集まりに参加することが良いと思います。
今は、いろいろなカンファレンスや勉強会、学会などもありますので、面白いと思ったら参加する、そこにいる人達と交流する、一度ではなく何度も参加して常連化する、できたら手伝う、主催者側に加わるなどがお勧めです。
これ、勝手にボランティアする感じでされたら、人との関係性ができて行きますから“TED”の説からすると、老化防止に対して、何倍も得することになると思います。
また、実行レベルでの私の年を取らない秘訣、お勧めは・・・“絶対に自分の年齢を忘れてしまうこと”だと思っています。
私の顧問先の社長さん達を簡単にリサーチしても、全くその通りで、若々しく行動している方達は、年を聞いても絶対に“知らない!”“忘れた”“25歳”ナドという返事をします(笑)。よかったら、参考にしてくださいね(@^^)/~~~
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2017年08月21日(月)更新
良いモノや価値のあるモノを感じ取れる人は何が違うのか
先週は、まるで梅雨のようなお盆でしたが、いかがお過ごしでしたか? さて今回も、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくれた方からの質問を取り上げてみました。みなさんなら、この質問にどうお答えになりますか? よかったら一緒に考えてみてください(*^^)v
== 質 問 ==
同じモノを見ても、人によって感じ取る力が違いますが、良いモノや価値のあるモノを感じ取れる人は、いったい何が違うのでしょうか?
== 回 答 ==
あなたが良いと思ったモノを、実際に売ってみる(=良いと思ったモノを人に紹介して購入に結び付ける)と、良いと思います。
== 解 説 ==
まず基本的な方法ですが、普段から流行や人の購買行動そして意識について考えること、またそういった習慣を身に付ける努力をしていると、良いモノ(=人が良いと感じたり、購買する可能性の高いモノやサービス)を感じ取れるようになります。
また、これは本当に大切ですが、実際に自分が良いと感じるモノを購入して使ってみる、良いと思う所に行ってみる、体験してみることで、自分の感覚を磨くことができます。
と、ここまでは基本的なセンスの磨き方ですが、そこにもう一つ工夫を加えるとすると、そのモノやサービスを“売る側の立場”になってみて、プレゼンを考えてみる、説明の仕方を考えてみる、そして実際に売ってみる(=人に紹介して買わせてみる)努力をしたら、良いモノを見極める力がもっと付くのではないかと思います。
これはどういうことかというと、良いと思ったモノやサービスを人に紹介した時に返ってくる反応が生なので、勧めた結果、受け入れる人もいればいない人もいるという反応に触れることで、マーケティングの感覚が身に付いたり、自分の感覚がどれくらい今のマーケットに合っているか? などがよりはっきりと分かるからです。
資本主義社会というのは、経済を基本に成り立っているので“良いモノや価値のあるモノ”というのは、実際には売れるモノ、顧客に喜ばれるモノ、マーケットを刺激するモノ、ということになりますから、このマーケティングの感覚が養われる活動はとても重要です
なので、この売れる感覚を身に付けることが=良いモノを発見できる感覚、ということでもあるのです。ぜひ、試してみてくださいね(@^^)/~~~
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2017年07月14日(金)更新
子どもが幼少期のうちに伝えておくべきこと
暑中お見舞い申し上げます☆彡 梅雨は何処へ?・・といった感じの猛暑が続きますが、そんな中、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくれた方から、ちょっとおもしろい質問が届きました。あなたなら、この質問にどうお答えになりますか? よかったら、一緒に考えてみてください。
== 質 問 ==
子を持つ経営者として、ひとつ個人的な質問をさせてください。
石原先生は、教育事業にも造詣が深いとお見受けしておりますが、子どもが幼少期のうちに、伝えておくべき最大のポイントは何だとお考えでしょうか?
また、思考や考え方を伝える上で大事なことがあれば、ぜひ教えてください。
== 回 答 ==
子どもの頃は、思考や考え方を教えるのは難しい(無理な)ので、望んだ思考や考え方が自然に芽生えるような環境をまず与えるのが良いと思います。
== 解 説 ==
思考というものは、子どもがある年齢(中学生くらいから)になって初めてやり取りできますが、環境を与えることは、もっと小さなうちからできると思います。
なので、中学生以下・・・できれば小学校に入ったくらいから、子どもにこういった思考を身につけて欲しいな・・・という“望んだ思考”が芽生えるような環境を与える方が良いと思います。
というのも、思考的な要素(人の考え方や、性格・常識的思考や、行動の習慣)の大部分は、その人が育った環境からの刺激によって作られるので、思考性が芽生えるかなり前から育ち始めてしまうからです。
・・・思考できるようになる頃には、何らかの思考が既に芽生えてしまっている・・・ということですね。
この思考が親の望みと違っていると、後のやり取りは超大変になりますよね(p_-)
ということで、会話ができるようになってから、親が思考を話して聞かせるより、育つ刺激の中で自然に求める思考を子どもが持ってくれるように、事前に環境的な刺激をコントロールした方が楽だということです。
環境から自然に育った思考を変えるのはかなり大変なので、できれば、後から思考を変えさせる苦労を、親も子どももしない方が良いわけです(p_-)
事実、名門や名家と言われる、成功している家庭では、ほぼこの方法を取っていると思います。参考にしてください(@^^)/~~~
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2017年05月02日(火)更新
努力しだいで天才になれるのか(その2)
前回より、私あてに届いたちょっとおもしろい質問にお答えしています。あなたなら、どうお答えになるでしょうか? ぜひご一緒に、続きをお楽しみください(*^^)v
== 質 問 ==
石原先生は、よく「天才!」という言葉をお使いになると思います(笑)。そこで質問です。私は、天才とは生まれ持った才能だと思うのですが、努力で天才になれるものなのでしょうか? 先天的な要素とは別に、後天的な要素があれば、ぜひご指南ください。
== 回 答 ==
私も自分が天才とは思っていないのですが、天才的な方達の会話には十分についていける脳を後天的に開発したと思っています。その秘訣は、絶対に脳のトレーニングだと思います!(^^)!
== 解 説 ==
前回に続けての回答ですが、テーマは【石原明の脳トレ方法とは!】ということで、石原流“脳のトレーニング方法”を解説してみたいと思います。
これだけで本になるんじゃないかと思いますが(笑)、基本概念は“脳は適切な刺激によって機能アップできる!”です。
わかりやく言うと、能の回転数を上げる刺激を意図して自分の脳に与えると、自分の脳はどんどん回転数をあげていき、優秀になっていくということです。
適切な脳への刺激とは何か? というと、それは、あなたの脳がストレッチしないと理解できない考え方や思考レベル、速さ、そして広さ・・・などをいいます。
こういった刺激をあなたの脳に与えればあなたの脳はどんどん加速度的に優秀になっていくということですね(p_-)
そして、この刺激で一番良いのは、生きた優秀な脳から の刺激ですから、結論的に言うと優秀な方とマジな話をたくさんすれば、その人の脳(=思考の速さや広さ)に刺激されて、というか引っ張られて能力を増していくということです。
ところが、ココには問題があります。というのは、頭の良い人はそれなりの仕事をしていて時間当たりの価値も高く、凄く忙しいわけですから、あなたのレベルが許容範囲に入っていないと、おいそれとは会ってもらえないという現実があるということです。
では、どうすれば良いかですが、そこでお勧めするのが良書の読書です(*^^)v
実は、良書の読書は脳のトレーニングになります。理由は、頭の良い人の思考が学べるからです。相手の時間を損なうことも無い訳ですから自分のペースで学べて、とても良い脳の活性法になるわけですね。
読書でトレーニングして、能力の高い人たちとの面談に備えてください。彼らがあなたを気に入ってくれて、その人の人間関係の中に入れてくれたら、そこからリアルなトレーニングが始まります。
最近の問題は良書が無いことですが・・・お勧めの良書を私の著作『「成功曲線」を描こう。ー夢をかなえる仕事のヒントー』(大和書房)の最後に載せています。この辺りから読み進めたらよいと思います。
ちなみに、私のポッドキャストは“脳トレ”という意味でも凄い凄いツールになっていることを理解していますか?
私の思考を刺激にして、ぜひトレーニングをしてみてくださいね(@^^)/~~~
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2017年04月24日(月)更新
努力しだいで天才になれるのか(その1)
早いもので、ゴールデンウィークが近づいてきました♪ 今年はどんなご予定でしょうか? そんな中、ちょっとおもしろい質問が届いたので、取り上げてみました。あなたなら、どんな答えを出すでしょうか? よかったら、一緒に考えてみてください(*^^)v
== 質 問 ==
石原先生は、よく「天才!」という言葉をお使いになると思います(笑)。そこで質問です。私は、天才とは生まれ持った才能だと思うのですが、努力で天才になれるものなのでしょうか? 先天的な要素とは別に、後天的な要素があれば、ぜひご指南ください。
== 回 答 ==
私も自分が天才とは思っていないのですが、天才的な方達の会話には十分についていける脳を後天的に開発したと思っています。その秘訣は、絶対に脳のトレーニングだと思います!(^^)!
== 解 説 ==
悔しいですが、本当に生まれながらの天才はいます(p_-)
最近私のまわりには、IQ160~200オーバーという本物の天才がウヨウヨいて、何とも居心地の良い環境の中で仕事をしていますが、彼らの会話を聞いていると飛躍の仕方がハンパなく、通常の人達の会話が1歩とか2歩単位で進む(普通に頭の良い方は3歩づつ位ですかね)のに対して、彼らは相手が分かると思うと1歩~3歩~5歩~10歩~20歩~30歩~50歩~100歩、という感じでどんどん歩幅を広げて行きますから、聞いていて・・・というか見ていて唖然とします。(笑うしかありません(─_─)!!
将棋を指しているようなペースで、相手の能力を測るような感じで、まるで仲間を確認し合っているようで、高速の会話を楽しんでいるその姿は、F1ドライバー並みです(@_@;)
そうそう・・・AIが発達したらAI同志はこんな感じでやり取りするのかな~(@_@;)
こういう人間は使うに限るので、どんどん仕事を与えて楽しんでもらっています(笑)。
私はこういったホンモノの天才では無いですが、かろうじてなんとか彼らの会話についていけるくらいの脳レベルにはなっています。それは、長年にわたる“自分なりの脳トレ”の結果だと思っています。
◆石原明の脳トレ方法とは!
こういう話はほとんどした事がないので本邦初ですが、人間の脳は本人がどう思っているかとは関係なく、相当なキャパシティがあるので、成長を促す刺激によって確実に開発され成長すると思っています。
また、それは脳科学的にも生物学的にも証明されていると思うので絶対に正しいと思いますが・・・簡単にいうと自分の脳に正しい刺激を与えると、徐々にストレッチが始まって、開発されていく、天才とまではいかなくても相当頭は良くなるはず・・・という、とっても簡単なトレーニング方法を私は信じ、自分の脳にしてきたと思います。
どんなトレーニング方法かはちょっと長くなるので、次回に解説します。
自分の能力を開く方法を詳しく知りたい方は私の著作で名著『「成功曲線」を描こう。ー夢をかなえる仕事のヒントー』を事前に読んでみてくださいね。より効果が出ると思います(@^^)/~~~
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2016年11月28日(月)更新
ビジネスに欠かせない「交渉力」をつける訓練とは!?
私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会では、常にそんなことを話しているのですが、初めて参加した方から、「もっと具体的に教えてほしい」という質問が届きましたので、今回はその質問にお答えしてみました(*^^)v
== 質 問 ==
先日、『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に初めて参加させていただき、これからのビジネスに「交渉力」が欠かせないことは十分理解できたのですが、同時に自分には交渉力がないことを痛感しました。
そこで、交渉力をつけるためには、どんな訓練(?)をしたらよいものか・・・具体的な実践法を知りたいです。よろしくお願いいたします。
== 回 答 ==
何よりも自分の意志で人を動かすことに興味を持つこと、そして誰のモノやサービスでも良いので一日に最低一人はクロージングすることを必須の目標にすることです。
== 解 説 ==
勉強会に参加され“交渉力”の重要性に気づき、同時にご自身にその重要な交渉力が無いことに気づかれたことはとても良かったことだと思います。
私も監査法人の関連会社に勤めていた時に、あなたと同じように“将来経営者になるなら絶対に交渉力を身につけないとダメだ!”と気づき、努力し始めました。
私の場合は、思い切って“経営者を相手に高額な企業研修を販売する”という仕事に転職する道を選びましたが、こんな大胆な方法はさすがにお勧めしませんので、私が思う交渉力のつく方法を教えすると・・・。
まずは“自分の意志で人を動かす!”ということに意識と関心を強く寄せることをお勧めします。
意識や関心を強く持つと、アンテナが立ち、周りの状況から“人を動かすとかモノを売るとか交渉力に関する情報”がどんどん入ってくるようになると思います。
これまでと同じ会社、同じ顧客、同じ活動をしていても、アンテナが立つ(=変わる)ことで入ってくる情報は180度変わるはずなので、絶対に実行してください。
次にお勧めするのが、一日一人で良いので、クロージングすること!
売るモノは何でも良いです。あなたの会社のモノでなくても構いません。誰のモノでもサービスでも、今TVで流れている商品でも構いません。あなたが儲けるとかで無く、本でもおすすめ映画でも構わないので、誰かに何かを勧めて相手に買わせる(=お金を払わせる)ことを実行に移してください。
最初は一緒にコンビニに行った人に「これすっごく美味しいから買ってみたら?」みたいなことで構いませんから、とにかく実行に移し、だんだんと難易度を上げていってください。
交渉のスタートはまずは営業なので、また、こちらの意志で人が本当に動いたかどうかを計る上でも、モノを買わせるという行為は一番結果が分かりやすいので、これを毎日実行に移すことが最大のトレーニングになると思います。
あ、上手く行ったらなぜ上手く行ったのか? 行かない時はなぜなのか? 毎日考えてスキルを上げていくことが重要なので、日々の反省と振り返りは忘れないでくださいね。
実はこれ、本当に私がやった方法です。結果として、すごい交渉力が身につきました。
ぜひトライしてみてください。すっごく実力がつくと思いますよ(@^^)/~~~
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ボードメンバープロフィール
石原 明(いしはら あきら)氏
僖績経営理舎株式会社代表取締役
AZ Collabo株式会社
ヤマハ発動機株式会社を経て、外資系教育会社代理店に入社。約6万人のセールスパーソンの中で、トップクラスの実績を収める。「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞後、日本経営教育研究所を設立し、経営コンサルタントとして独立。中小企業から大企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する「新経営戦略塾」には1000人が登録し学び、全国延べ4500社が参加。
2万人の読者を抱えるメールマガジン『石原明の「新経営戦略塾」』や、独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。大人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は累計ダウンロード数6000万回を超えている。著書に、累計30万部を超え『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)、『「成功曲線」を描こう。』(大和書房)、『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』(KADOKAWA)などがある。
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