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2014年11月07日(金)更新

「人の感情を理解する」ために

いつのまにか、今年のカレンダーも残り2枚となりました。経営者としては、いつにも増して忙しい時期に入ると思いますが、こんなときこそ周囲の力を上手に借りて、過ごす時間の価値を上げたいものです。
 
そのためには、「人の感情を理解する」ということがとても大事になってくるので、今回は私のポッドキャストのリスナーさんからのこんな質問を取り上げてみることにしました♪
 
 
== 質 問 ==
 
石原先生のポッドキャストを聴いていて、「人の感情を理解する」ということが、ビジネス上の大事なスキルであることはよくわかったのですが、日々の日常でそれをつかむためのポイントはありますか? 具体的な訓練法などがあれば、ぜひお聴きしたいです。
 
== 回 答 ==
 
ビジネス上ではなかなか聞けませんが、日常であれば相手の感情を知りたいと思った時に、結構簡単に(^.^)聞ける場面は多いと思います。その時に素直に聞け(尋ねれ)ば、人の感情を知る(=学ぶ)ことができるようになると思います。
 
== 解 説 ==
 
この手の話は良く聞かれる質問ですが、人の感情を理解する(=トレーニングする)方法は意外に簡単で“こういう時に人はどういう感情を持つのか?”とか“思考するのか?”あるいは“行動するのか?”を知りたいと思ったその時に、そのタイミングで、目の前にいる相手に聞いてみると良いと思います。
 
緊迫したビジネスの場面だと、これはそう簡単にはできませんが、友人や知り合い同士だとか、何らかの関係で近しい状況にある方(仕事がスムーズに進んでいる場合の上司部下とか)だったら、結構自然にそういう時にはこんな気持ちになるなど・・・素直に教えてくれると思います。
 
これはオンタイムに人の感情を知る方法ですが、同じように人に聞く方法で“あなたがこういう場面でこんな対応をされたとしたらどう感じると思いますか?”とか“どんな気持ちになりますか?”“それでどうすると思いますか?”などと聞ければ、その人からの答えで人の感情を知ることは結構できると思います。
 
これだと、相手のリアルな感情ではありませんが、同じ質問を複数の人に聞いてそれぞれがどう答えるかをまとめていくと、なるほど、こういう時にはこんな感情を多くの人は持つようになるんだな・・・・と分かってくると思います。
 
こんな方法を取り入れて、毎日相手の感情を汲み取るように心がければ、かなりの練習になると思いますよ。よかったら、参考にしてくださいね(*^^)v
 
ちなみにちょっと宣伝ですが(*^_^*)、私の発信する音声プログラムに、先月から新番組が加わりました。その名も『経営のヒント グローバル』。
 
2009年12月にスタートしたポッドキャスト番組『経営のヒント+(プラス)』はすでに250回を過ぎ、累計ダウンロード回数も1600万回を超えました。さらにその後『経営のヒント プレミアム』をリリースしましたが、お陰様で今では両番組とも、たくさんのリスナーのみなさんに聴いていただいている長寿番組となっています。
 
そんな中リスナーさんを中心に「石原先生は、コンサルをどんな風にやっているのですか?すごく知りたいです!!」と熱いメッセージをいただくことが急激に増えてきています。
 
時を同じくして、世界で活躍しているリスナーのみな皆さんからのメッセージにアクセスしてみると、私のまわりの海外ネットワークが驚くほど広がる…といった現象が起きてきました。そこで、いよいよみなさんの声にこたえるべく、この番組をスタートする運びとなったわけです。
 
この番組は、生のコンサルの現場をリアルに体験としてお伝えする今までにないコンテンツとなっています。世界各国、その土地に根付いている文化・特色をビジネスとして切り取り、私がコンサルの現場で常に持っている視点・考え…etc…今世界を舞台に生で起きている出来事を通じて、私のコンサル現場を臨場感あふれる構成でお伝えしますので、ぜひお聴き逃しなく(*^^)v