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2008年10月31日(金)更新

味覚の秋 意外なところに美味しいレストランが…

早いもので、来週はもう11月です。秋もだいぶ深まりました。芸術の秋、スポーツの秋、行楽の秋…秋の楽しみ方はいろいろありますが、手近な楽しみは、やはり「味覚の秋」でしょうか。

ところで、下の写真、なかなか美味しそうですが…じつはこれ、新宿区信濃町の慶応大学病院・新棟11階にある「レストランオアシス」のある日のメニューなんです。


慶応病院レストラン


聞くところによると、ここは「パレスホテル」が経営しているそうですが、眼下に神宮の森が広がる眺望はバツグンで、都内でも1・2を争うビューポイントみたいです。

もちろん、病院関係者じゃなくても一般に利用できるので、特に毎年夏に行われている神宮花火大会の日は、知る人ぞ知る「特別観覧席」として予約がいっぱいになるのだそうです。これは、知らなきゃ損って感じですよね!(^^)!
また、品川区旗の台にある昭和大学病院の入院棟最上階にある「タワーレストラン昭和」は、あの帝国ホテルグループが運営していて、ホテルと同様の制服を着た従業員によるサービスが受けられるのだそうです。

帝国ホテルの料理長から、直接指導を受けたシェフによる料理が手軽に味わえるとあって、こちらのレストランも、知る人ぞ知る存在なのだとか。

その他、川崎市にある「総合新川崎病院」8階にあるレストラン「ラグーン」は、大きな窓とテーブルに敷かれた真っ赤なクロスが印象的で、患者さんやお見舞いの家族や友人のための、くつろぎのスペースとして作られたのだそうです。

ここでは、フランス料理がコースで提供されるばかりか、店内にはワインボトルの並ぶバーカウンターまであるそうですよ(@_@;)

このように、いまや「病院のレストラン」もすっかり様変わりしたようです。しかし、病院側がレストランでの営利を追求していないせいか、一般にはその存在があまり知られていないのが少し残念でもあります。病院のホームページなどにも、レストランに関する積極的な告知はありません。

病院といえども「経営」を考えると、内部に人気レストランがあるのなら、それを広く利用してもらうことで、宣伝効果も期待できるはずです。今後は、病院といえどもそのような視点を持つべきかもしれません。

味覚の秋の話題から、思わず病院経営にまで口を挟んでしまいました(笑)。どうやらこの秋も、私は、仕事に熱中することになりそうです(@^^)/~~~