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企業を発展させるための経営のヒントについて、独自の切り口で紹介します。
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2020年02月21日(金)更新
ニュースリリースの効果的な出し方を教えてください
今回も、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加された方からの質問にお答えします。
御社ではどんな取り組みをされていますか? よかったら一緒に考えてみてください。
== 質 問 ==
自社をメディアに取り上げて欲しいと思っていますが、ニュースリリースを出しても思うような反応が来ていません。ニュースリリースの効果的な出し方を教えてください。
== 回 答 ==
ここ最近は、メディアの傾向も随分変わって来ているので、いきなりメディアにリリースを送って、掲載依頼をかけるよりも、まずは自社のネットメディアやSNSで関心を集めてそれが取材されるという流れに乗った方が良いと思います。
== 解 説 ==
意図的または偶然かは別にして、メディア掲載によって宣伝効果を上げ、売上げが上がりブランド化して儲かった企業や個人の例がちょっと前のマーケティング系の本にたくさん紹介されているので、自社もその方法でメディア掲載をと考えているかもしれませんが、マスコミやメディアというのは一番変化の激しい場所なので、一瞬でやり方が変わったり、完璧に同じ方法をとっても効果がまったく無かったりするものと考えてください。
それに、本に書かれているということは、そのノウハウは既に大勢の知る所となっている訳ですから、大量の似たようなリリースがメディアに届いていると考える方が当然なので、もし、そういった方法を使うのであれば、アレンジにアレンジを加えて、相当オリジナルな方法を編み出さないと、メディアの目に留まることは無いと考えてください。
また、そもそも、雑誌やTVに広告を出すとしたら数百万円~数千万円、もっと凄い場合は数億円の費用が掛かる露出を無料でしようと考えている訳ですから、才能でこれをクリアーするのは不可能に近く、ほとんどが偶然の産物と思います。
・・・マーケティング本は、その偶然起きた結果を、こうすればこうなると後付けで書いていると考えれば分かると思います・・・嘘ではないですが、実現はほぼ不可能・・(-_-;)
では、どうすれば良いかですが、現在のメディアはかなりネットの情報に依存している(ネットで人気があるかを確認してから掲載する、ネットからネタを探している)傾向があるので、その傾向を利用して、ネットからのメディア露出を考えた方が良いと思います。
方法は、自社でネットメディアを持つか、SNS等を利用して、まずはネットで人気が出ることを目標として、結果メディアから注目され、露出するというやり方です。
掲載した情報が、一般大衆の目に留まる、そこから人気が出てクチコミされる、更に広がるということを考えると、ネット(特にSNS)ほど簡単に露出の効果を試したり練習するツールも無いと思います。また、それがそのまま人気となれば、ネット上で拡大し、メディア掲載やTV放映にもつながるので、こんなに便利で役に立ちなおかつ実践にも繋がっている練習プラットフォームは無いということですね。
そう考えてネット上で、実践的な練習をするのが一番良い方法ということです。ぜひ、ネットからのメディア掲載を考えて、自社ネットメディアやSNSの活用を学んでほしいところです(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
御社ではどんな取り組みをされていますか? よかったら一緒に考えてみてください。
== 質 問 ==
自社をメディアに取り上げて欲しいと思っていますが、ニュースリリースを出しても思うような反応が来ていません。ニュースリリースの効果的な出し方を教えてください。
== 回 答 ==
ここ最近は、メディアの傾向も随分変わって来ているので、いきなりメディアにリリースを送って、掲載依頼をかけるよりも、まずは自社のネットメディアやSNSで関心を集めてそれが取材されるという流れに乗った方が良いと思います。
== 解 説 ==
意図的または偶然かは別にして、メディア掲載によって宣伝効果を上げ、売上げが上がりブランド化して儲かった企業や個人の例がちょっと前のマーケティング系の本にたくさん紹介されているので、自社もその方法でメディア掲載をと考えているかもしれませんが、マスコミやメディアというのは一番変化の激しい場所なので、一瞬でやり方が変わったり、完璧に同じ方法をとっても効果がまったく無かったりするものと考えてください。
それに、本に書かれているということは、そのノウハウは既に大勢の知る所となっている訳ですから、大量の似たようなリリースがメディアに届いていると考える方が当然なので、もし、そういった方法を使うのであれば、アレンジにアレンジを加えて、相当オリジナルな方法を編み出さないと、メディアの目に留まることは無いと考えてください。
また、そもそも、雑誌やTVに広告を出すとしたら数百万円~数千万円、もっと凄い場合は数億円の費用が掛かる露出を無料でしようと考えている訳ですから、才能でこれをクリアーするのは不可能に近く、ほとんどが偶然の産物と思います。
・・・マーケティング本は、その偶然起きた結果を、こうすればこうなると後付けで書いていると考えれば分かると思います・・・嘘ではないですが、実現はほぼ不可能・・(-_-;)
では、どうすれば良いかですが、現在のメディアはかなりネットの情報に依存している(ネットで人気があるかを確認してから掲載する、ネットからネタを探している)傾向があるので、その傾向を利用して、ネットからのメディア露出を考えた方が良いと思います。
方法は、自社でネットメディアを持つか、SNS等を利用して、まずはネットで人気が出ることを目標として、結果メディアから注目され、露出するというやり方です。
掲載した情報が、一般大衆の目に留まる、そこから人気が出てクチコミされる、更に広がるということを考えると、ネット(特にSNS)ほど簡単に露出の効果を試したり練習するツールも無いと思います。また、それがそのまま人気となれば、ネット上で拡大し、メディア掲載やTV放映にもつながるので、こんなに便利で役に立ちなおかつ実践にも繋がっている練習プラットフォームは無いということですね。
そう考えてネット上で、実践的な練習をするのが一番良い方法ということです。ぜひ、ネットからのメディア掲載を考えて、自社ネットメディアやSNSの活用を学んでほしいところです(@^^)/~~~
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2020年01月27日(月)更新
完全受注生産でやってきた会社の「新製品」の価格設定
早いもので、2020年が始まってひと月が過ぎようとしています。時代のスピードはますます速くなっているようですので、新規事業の立ち上げにもスピード感が必要です。
そんな中、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加された方から、こんな質問が届きました(#^^#)
あなたなら、この質問にどうお答えになりますか? よかったら一緒に考えてみてください。
== 質 問 ==
これまで完全受注生産で事業を進めている製造業ですが、今回、自社の技術を活かした消費者向けの新商品を開発し販売してみようと考えています。
このような場合に価格の設定はどうしたらよいかと考えています。基本となる考え方をアドバイスください。よろしくお願いします。
== 回 答 ==
テスト開発の段階は、無料で提供して一緒に研究してもらう形が良いと思います。完成して販売に入ったら、最初は高く設定して数が出て行くにしたがって値段を下げて行くのが良いと思います。これは、海外では定番の商品開発の仕方なのですが、日本ではあまり知られていない方法です。
== 解 説 ==
中小企業が自社で商品を開発して販売する=メーカーへの選択をした場合に、間違いやすい一番の問題は、販売に移る際に“最初から量販品の価格”に商品価格を設定しようとしてしまうことです。
これは、製造業が世界的レベルに進化して巨大なメーカーが乱立している日本と言う特殊なマーケットの中で育ってしまった日本人の常識がそうさせるのですが、世界的に見てほとんどのメーカーはお金がほとんどない状況で立ち上がって行く(=最初から潤沢な資金が無い)ために、最初の製品の製造コストは恐ろしく高くなります。
既存の日本メーカーは、既に潤沢に資金があり調達もできるので、そういった商品を将来的にたくさん売れると判断して最初から量産に入り、価格を安くできるのですが、中小企業がこれと同じやり方を目指してもできない訳ですから、本来はまったく違った方法を取らなければなりません。
では、どうしたら良いかですが、それは、最初のロットは高くして開発コストを回収し、徐々に数量を伸ばして行く中で、価格を安くしていき、徐々に量産体制に持って行き、価格を下げて行くというやり方です。
これを言うとみなさん“え?”と言う感じになりますが、もともと世界中の全てのメーカーはこうやってビジネスを組み立てて行ったと考えると理解できると思います。
最近だと宇宙開発に向かったバージン社などが、この方法で開発計画を立てているので、こういう観点からこの事例を考えると、なるほどと分かると思います。
バージンは最初に宇宙に行ける権利を、確か1人3億円位に設定して100人位?に販売し開発費を捻出。次の価格は3000万円にして3000人?とかに販売して開発を進め、最後は300万円でたくさんの人が宇宙に行けるみたいな計画で販売価格を決定したと思います。
※これ、かなり曖昧な記憶で書いているので、詳しく知りたい方はネットで検索して調べてくださいね(-_-;)
私達は、これを聞くと瞬間、最後には300万円の価格で宇宙に行けるのに、最初の人に3億円で販売はひどくないか?と、考えてしまいますが・・・更には、製造業の方はそうとしか考えないトラウマみたいな感じの“価格に対する思考”に支配されていますから、ビックリすると思いますが、実はこれが正しい製造業の商品開発と価格設定のやり方なのです。多くの電気製品も、自動車も、飛行機も、実はこういう過程を経て、世の中に生み出されてきた訳ですね。
さらに言うと、こういった高い製品やサービスを、最初に使う人、または会社は、最初に使えるという権利とそこから生み出されるいろいろな利益をしっかり理解して購入しくれると考えると、このバランスはとても正当だと理解できると思います。
先日とあるコンサートに行ったのですが、初めて見る3D動画がステージいっぱいに広がりビックリしました(◎_◎;)
これはかなり高額だと思いますが、今を時めくトップアーティストだからこの3D画像が使えるんだな~さすがだな~と、本当に感心しました。
こう思われることで、また、この動画が新しいので色々なメディアにも露出すると考えると、この動画の費用を遥かに超える口コミやメディアでの拡散等による利益が彼らのブランドを更に上げると予想される訳です。
機械などもそうで、どこにも入っていない機械で製造コストが1/10になるモノを買ったら、その企業がしばらくマーケットを独占できますよね。
どうですか? 「最初は高く」は、ユーザー側にとっても価値のあることですよね。これらのことを参考にメーカーへの全体のプランを考えてみてください。期待しています(@^^)/~~~
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そんな中、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加された方から、こんな質問が届きました(#^^#)
あなたなら、この質問にどうお答えになりますか? よかったら一緒に考えてみてください。
== 質 問 ==
これまで完全受注生産で事業を進めている製造業ですが、今回、自社の技術を活かした消費者向けの新商品を開発し販売してみようと考えています。
このような場合に価格の設定はどうしたらよいかと考えています。基本となる考え方をアドバイスください。よろしくお願いします。
== 回 答 ==
テスト開発の段階は、無料で提供して一緒に研究してもらう形が良いと思います。完成して販売に入ったら、最初は高く設定して数が出て行くにしたがって値段を下げて行くのが良いと思います。これは、海外では定番の商品開発の仕方なのですが、日本ではあまり知られていない方法です。
== 解 説 ==
中小企業が自社で商品を開発して販売する=メーカーへの選択をした場合に、間違いやすい一番の問題は、販売に移る際に“最初から量販品の価格”に商品価格を設定しようとしてしまうことです。
これは、製造業が世界的レベルに進化して巨大なメーカーが乱立している日本と言う特殊なマーケットの中で育ってしまった日本人の常識がそうさせるのですが、世界的に見てほとんどのメーカーはお金がほとんどない状況で立ち上がって行く(=最初から潤沢な資金が無い)ために、最初の製品の製造コストは恐ろしく高くなります。
既存の日本メーカーは、既に潤沢に資金があり調達もできるので、そういった商品を将来的にたくさん売れると判断して最初から量産に入り、価格を安くできるのですが、中小企業がこれと同じやり方を目指してもできない訳ですから、本来はまったく違った方法を取らなければなりません。
では、どうしたら良いかですが、それは、最初のロットは高くして開発コストを回収し、徐々に数量を伸ばして行く中で、価格を安くしていき、徐々に量産体制に持って行き、価格を下げて行くというやり方です。
これを言うとみなさん“え?”と言う感じになりますが、もともと世界中の全てのメーカーはこうやってビジネスを組み立てて行ったと考えると理解できると思います。
最近だと宇宙開発に向かったバージン社などが、この方法で開発計画を立てているので、こういう観点からこの事例を考えると、なるほどと分かると思います。
バージンは最初に宇宙に行ける権利を、確か1人3億円位に設定して100人位?に販売し開発費を捻出。次の価格は3000万円にして3000人?とかに販売して開発を進め、最後は300万円でたくさんの人が宇宙に行けるみたいな計画で販売価格を決定したと思います。
※これ、かなり曖昧な記憶で書いているので、詳しく知りたい方はネットで検索して調べてくださいね(-_-;)
私達は、これを聞くと瞬間、最後には300万円の価格で宇宙に行けるのに、最初の人に3億円で販売はひどくないか?と、考えてしまいますが・・・更には、製造業の方はそうとしか考えないトラウマみたいな感じの“価格に対する思考”に支配されていますから、ビックリすると思いますが、実はこれが正しい製造業の商品開発と価格設定のやり方なのです。多くの電気製品も、自動車も、飛行機も、実はこういう過程を経て、世の中に生み出されてきた訳ですね。
さらに言うと、こういった高い製品やサービスを、最初に使う人、または会社は、最初に使えるという権利とそこから生み出されるいろいろな利益をしっかり理解して購入しくれると考えると、このバランスはとても正当だと理解できると思います。
先日とあるコンサートに行ったのですが、初めて見る3D動画がステージいっぱいに広がりビックリしました(◎_◎;)
これはかなり高額だと思いますが、今を時めくトップアーティストだからこの3D画像が使えるんだな~さすがだな~と、本当に感心しました。
こう思われることで、また、この動画が新しいので色々なメディアにも露出すると考えると、この動画の費用を遥かに超える口コミやメディアでの拡散等による利益が彼らのブランドを更に上げると予想される訳です。
機械などもそうで、どこにも入っていない機械で製造コストが1/10になるモノを買ったら、その企業がしばらくマーケットを独占できますよね。
どうですか? 「最初は高く」は、ユーザー側にとっても価値のあることですよね。これらのことを参考にメーカーへの全体のプランを考えてみてください。期待しています(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
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2020年01月20日(月)更新
富裕層ビジネスに向けての“お金持ち”の見つけ方
私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加された方から、かなり面白い質問が届きました(#^^#) あなたなら、この質問にどうお答えになりますか? よかったら一緒に考えてみてください。
== 質 問 ==
富裕層ビジネスに興味があります。ズバリ!お金持ちの見つけ方教えてください。
また、富裕層ビジネスでの「4ステップマーケティング」の展開例をご紹介いただけると助かります。
== 回 答 ==
お金持ちを見つける一番良い方法は、お金持ちを顧客にしている企業やサービスの顧客にご自身がなることです。これから富裕層ビジネスをされたいということならば、なおさらこの方法が良いと思います。
また、基本的に富裕層ビジネスで成功している企業やサービスならば100%(本人の自覚が有る無しによらず)4ステップマーケティングを実行しているはずですので、事例も体験を通して学ぶことができると思います。
== 解 説 ==
4ステップマーケティング”について詳しく解説している、私の著書『営業マンは断ることを覚えなさい』にも書いていますが、「集客の方法」は“集めるor行く”の2択です。
そして、この「集客の方法」は、求める顧客の層の違いによって使い分けることをお勧めしています。企業や個人両方に於いて、一般層の顧客(企業の場合は中小企業)やネット等でアプローチできる場合は、考えられるそれぞれの方法で集客することをお勧めしていますが、そういった集客手法が当てはまらない顧客層に対しては“行く・加わる・参加する”等の手法で、見込客と接触する集客方法が適切で正しいと説明しています。
ということで、富裕層の見つけ方で一番正しいのは、求めるレベルの富裕層を顧客としている企業やサービスの顧客に自分自身がなること、というのが回答です。
かなり前の話になりますが、新しく生まれたサラブレッドのオークションに顧問先のお供でご一緒したことがありましたが、そこには、富裕層を顧客にしたい宝石商や不動産業、証券会社などの金融系企業や個人がたくさん参加していました。
人気馬の子供には、2000万円からスタートし、一気にヒートアップして数秒間で数億円という値段が付いていましたが、まさにオークションという雰囲気で、最後は富裕層の意地と意地のぶつかり合いみたいで、迫力満点でした(@_@;)
ちなみに、当時、競馬の出走馬サラブレッドの馬主は2000人しかいない=上場企業の社長より数が少ないとのことでした。また、資産や身分等のチェックも相当厳しいとのことでしたので、およそ日本中の富裕層がその場に集まっていることになる訳で、凄い所に来てしまったとビックリしたことを覚えています(p_-)
そこにいた普通っぽい方に声をかけたら、先ほど話した証券系の会社の部長クラスの方で、ここに参加するために、企業でホースクラブを作りそのクラブで共同馬主になって毎年ここに参加していると話していました。
そして、狙った層の顧客に対して、数年かけてアプローチして少しずつ顧客へと移行させていくと話していました。彼曰く、ここに集まるレベルの富裕層には通常絶対に接触することはできないので、毎年この場にいる事で、信用や信頼を築き、本当に凄い顧客候補の場合は「毎年会うよね」と先方から声をかけてもらう事を目標にしていると言っていました。
本当の富裕層に対する“4ステップマーケティング”はこのレベルでするのかと、当時思ったことを思い出しました。この事例、ぜひ参考にしてくださいね(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
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== 質 問 ==
富裕層ビジネスに興味があります。ズバリ!お金持ちの見つけ方教えてください。
また、富裕層ビジネスでの「4ステップマーケティング」の展開例をご紹介いただけると助かります。
== 回 答 ==
お金持ちを見つける一番良い方法は、お金持ちを顧客にしている企業やサービスの顧客にご自身がなることです。これから富裕層ビジネスをされたいということならば、なおさらこの方法が良いと思います。
また、基本的に富裕層ビジネスで成功している企業やサービスならば100%(本人の自覚が有る無しによらず)4ステップマーケティングを実行しているはずですので、事例も体験を通して学ぶことができると思います。
== 解 説 ==
4ステップマーケティング”について詳しく解説している、私の著書『営業マンは断ることを覚えなさい』にも書いていますが、「集客の方法」は“集めるor行く”の2択です。
そして、この「集客の方法」は、求める顧客の層の違いによって使い分けることをお勧めしています。企業や個人両方に於いて、一般層の顧客(企業の場合は中小企業)やネット等でアプローチできる場合は、考えられるそれぞれの方法で集客することをお勧めしていますが、そういった集客手法が当てはまらない顧客層に対しては“行く・加わる・参加する”等の手法で、見込客と接触する集客方法が適切で正しいと説明しています。
ということで、富裕層の見つけ方で一番正しいのは、求めるレベルの富裕層を顧客としている企業やサービスの顧客に自分自身がなること、というのが回答です。
かなり前の話になりますが、新しく生まれたサラブレッドのオークションに顧問先のお供でご一緒したことがありましたが、そこには、富裕層を顧客にしたい宝石商や不動産業、証券会社などの金融系企業や個人がたくさん参加していました。
人気馬の子供には、2000万円からスタートし、一気にヒートアップして数秒間で数億円という値段が付いていましたが、まさにオークションという雰囲気で、最後は富裕層の意地と意地のぶつかり合いみたいで、迫力満点でした(@_@;)
ちなみに、当時、競馬の出走馬サラブレッドの馬主は2000人しかいない=上場企業の社長より数が少ないとのことでした。また、資産や身分等のチェックも相当厳しいとのことでしたので、およそ日本中の富裕層がその場に集まっていることになる訳で、凄い所に来てしまったとビックリしたことを覚えています(p_-)
そこにいた普通っぽい方に声をかけたら、先ほど話した証券系の会社の部長クラスの方で、ここに参加するために、企業でホースクラブを作りそのクラブで共同馬主になって毎年ここに参加していると話していました。
そして、狙った層の顧客に対して、数年かけてアプローチして少しずつ顧客へと移行させていくと話していました。彼曰く、ここに集まるレベルの富裕層には通常絶対に接触することはできないので、毎年この場にいる事で、信用や信頼を築き、本当に凄い顧客候補の場合は「毎年会うよね」と先方から声をかけてもらう事を目標にしていると言っていました。
本当の富裕層に対する“4ステップマーケティング”はこのレベルでするのかと、当時思ったことを思い出しました。この事例、ぜひ参考にしてくださいね(@^^)/~~~
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2019年12月16日(月)更新
「ネット集客」からの方針転換は必要か ~その5~
12月も後半戦となりましたが、今回も前回に続き、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくださった方からの質問にお答えしま~す(*^^)v
== 質 問 ==
最近の石原先生が発信する情報から、ネットとリアルの立ち位置が大きく変わっていくことをようやく理解しました。「リアル重視」で考えた時に、最初の集客の方法はどうすべきでしょうか?
弊社はこれまでネット集客に頼り切っていたので、その方針を変えるべきか悩んでいます。そのあたりをご指南いただけると幸いです。
== 回 答 ==
こちらの質問ですが、「方針を変えるべきか?」ということと、「リアルな集客の方法は何か?」という2つの項目に分けて回答したいと思います。
1つ目は方針についてですが、方針を変える必要はありません。ネット中心で成果が出ているならそれは続けて、新たにリアルな集客方法を追加すれば良いだけです。
== 解 説 ==
というわけで、前回までの回答の続きですが、じつは、ここまで書いてきた“どの国でもネット消費はある所から伸びが止まってしまう”という問題に加えて、今後企業がマーケティングの中でも特に“集客”において、リアルやOMOの流れを強化すべきという、もう一つの大きな理由があります。
それは、ズバリ“コスト面から見た時に圧倒的にネットからの集客費用が高くなってしまう”という恐ろしい現象が起こるからです。
このことは、ビジネスでネットを利用する方達のほとんどがネットを使った方がマーケティング費用が大幅に下がるという理由と正反対な現象なので驚いてしまうようですが、現実にどこの国でも起こっていることなのです。
なので、リアルな方法での集客やOMOを重視したマーケティングに移行した方が良いという結論になるわけですが、その理由を分かりやすく解説したいと思います。
それは、リアルなビジネスと違ってネットでのビジネス競争はあっという間に数社の勝者が決まってしまい、その勝者達が更にネットを支配しようとして、高額な集客費用を投じてマーケティングを行うからです。
検索対応やネット広告、SEO対策にしてもお金を持っている方が有利なわけですから、お金を持っている会社がそれ以外の会社を振り切るために、どんどん費用を掛けて集客に向かうわけです。そのため、ネットを使ったらマーケティング費用が下がるはずが、まったく逆の状況が起きてしまうのです。
最近で言うと、キャッシュレスの時代に突入してネット強者が“100億円還元!”などとそれぞれ高額なキャンペーンを打って戦っていましたが、あんな状況がネットには生まれやすいので、ネットで新たな顧客の1アドレスを獲得する費用が高騰し、計算すると人を使ってリアルに集客した方が安いという現象にまでなってしまっているということです。
この動きは、じつはアメリカや中国では極々当たり前になって来ていて、アマゾンがリアル店舗を出すとか、アリババがスーパーマーケット“フーマー”を買収して店頭でスタッフがアプリを勧めているということになっているわけですね。
もちろん、集客費用を除けばネットを使った方が圧倒的にマーケティング費用は安く、顧客にとっても便利なのでその後のマーケティングはネットを活用する、それがOMOという新しい流れを呼んでいるということになります。
回答が方法論にまで及んでしまいましたので、今回でこの質問への回答は終わりとしますが、一連の回答が面白い展開になったと思っています(#^^#)
ぜひ理解して、存分に活用してくださいね。またこれからも、いろいろな質問お待ちしています(@^^)/~~~
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== 質 問 ==
最近の石原先生が発信する情報から、ネットとリアルの立ち位置が大きく変わっていくことをようやく理解しました。「リアル重視」で考えた時に、最初の集客の方法はどうすべきでしょうか?
弊社はこれまでネット集客に頼り切っていたので、その方針を変えるべきか悩んでいます。そのあたりをご指南いただけると幸いです。
== 回 答 ==
こちらの質問ですが、「方針を変えるべきか?」ということと、「リアルな集客の方法は何か?」という2つの項目に分けて回答したいと思います。
1つ目は方針についてですが、方針を変える必要はありません。ネット中心で成果が出ているならそれは続けて、新たにリアルな集客方法を追加すれば良いだけです。
== 解 説 ==
というわけで、前回までの回答の続きですが、じつは、ここまで書いてきた“どの国でもネット消費はある所から伸びが止まってしまう”という問題に加えて、今後企業がマーケティングの中でも特に“集客”において、リアルやOMOの流れを強化すべきという、もう一つの大きな理由があります。
それは、ズバリ“コスト面から見た時に圧倒的にネットからの集客費用が高くなってしまう”という恐ろしい現象が起こるからです。
このことは、ビジネスでネットを利用する方達のほとんどがネットを使った方がマーケティング費用が大幅に下がるという理由と正反対な現象なので驚いてしまうようですが、現実にどこの国でも起こっていることなのです。
なので、リアルな方法での集客やOMOを重視したマーケティングに移行した方が良いという結論になるわけですが、その理由を分かりやすく解説したいと思います。
それは、リアルなビジネスと違ってネットでのビジネス競争はあっという間に数社の勝者が決まってしまい、その勝者達が更にネットを支配しようとして、高額な集客費用を投じてマーケティングを行うからです。
検索対応やネット広告、SEO対策にしてもお金を持っている方が有利なわけですから、お金を持っている会社がそれ以外の会社を振り切るために、どんどん費用を掛けて集客に向かうわけです。そのため、ネットを使ったらマーケティング費用が下がるはずが、まったく逆の状況が起きてしまうのです。
最近で言うと、キャッシュレスの時代に突入してネット強者が“100億円還元!”などとそれぞれ高額なキャンペーンを打って戦っていましたが、あんな状況がネットには生まれやすいので、ネットで新たな顧客の1アドレスを獲得する費用が高騰し、計算すると人を使ってリアルに集客した方が安いという現象にまでなってしまっているということです。
この動きは、じつはアメリカや中国では極々当たり前になって来ていて、アマゾンがリアル店舗を出すとか、アリババがスーパーマーケット“フーマー”を買収して店頭でスタッフがアプリを勧めているということになっているわけですね。
もちろん、集客費用を除けばネットを使った方が圧倒的にマーケティング費用は安く、顧客にとっても便利なのでその後のマーケティングはネットを活用する、それがOMOという新しい流れを呼んでいるということになります。
回答が方法論にまで及んでしまいましたので、今回でこの質問への回答は終わりとしますが、一連の回答が面白い展開になったと思っています(#^^#)
ぜひ理解して、存分に活用してくださいね。またこれからも、いろいろな質問お待ちしています(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
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2019年12月09日(月)更新
「ネット集客」からの方針転換は必要か ~その4~
いよいよ令和元年も残りわずかとなってきました(#^^#) さて今回も前回に続き、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくださった方からの質問にお答えします。
== 質 問 ==
最近の石原先生が発信する情報から、ネットとリアルの立ち位置が大きく変わっていくことをようやく理解しました。「リアル重視」で考えた時に、最初の集客の方法はどうすべきでしょうか?
弊社はこれまでネット集客に頼り切っていたので、その方針を変えるべきか悩んでいます。そのあたりをご指南いただけると幸いです。
== 回 答 ==
こちらの質問ですが、「方針を変えるべきか?」ということと、「リアルな集客の方法は何か?」という2つの項目に分けて回答したいと思います。
1つ目は方針についてですが、方針を変える必要はありません。ネット中心で成果が出ているならそれは続けて、新たにリアルな集客方法を追加すれば良いだけです。
== 解 説 ==
今回も予告通り脱線回答(スピンアウト回答その2)となります。前回に続き、人気ドラマのスピンアウト企画のようで、なんか楽しい気分で回答したいと思いま~す(#^^#)
ネットでの集客に限界を感じた、日本のネット勝者「楽天」と中国のネット勝者「アリババ」の取った戦略の違い・・・この辺りの話が、今話題になっているOMO(オンライン・マージ・オフライン)の始まりへと続くわけですので、スピンアウトといえども、とっても重要な回答になります。
前回は日本のネット勝者楽天が、ネットと対立関係にあったテレビCMや新聞などのリアルなマス媒体に広告を打つ、野球チームの買収、金融業への転換などの動きを取ったと書きましたが(石原先生、民放連で講演するなんてすっごいですね!と一部から反響ありました)、今回は中国のネット勝者アリババの取った驚きの戦略について解説したいと思います。
ネットでの集客がこれ以上は無理と限界を感じて、ネット以外の方向としてリアルなマス広告に向かった楽天と違って、アリババのジャック・マーの取った戦略は、当時としては何ともビックリする方法でした。
もちろん、その背景には日本と中国、それぞれの国柄やマーケットサイズの違いなど、いろいろな要素が考えられますが、その一番の違いはネットを特別なモノと認識(ネット神話説ありましたよね)していた日本を始め世界のネット系企業の経営者に対して、アリババのジャック・マー始め中国のネット系企業経営者は、そこまでネット神話を強く感じていなかったからではないかと思います。
ネットもお金を稼ぐ単なる便利なツール、という感覚がもともと強かったと言うか、もっと儲かるモノがあるならどんどん変化させて行こうという気質が強かったからだと思います。
それに・・・なんといっても世界で一番合理的な思考を持っているのが、中国人ですからね! また、基本アメリカとは対立関係にあるので、アメリカの思想には丸ごと賛同したくないという、根底からの意識も強いはずです。
と、前置きはさておき、アリババのジャック・マーの取った戦略と言うのは、集客をネットでは無く、人を介して、1対1、フェイスtoフェイスで行うという方法でした!
そうです! マス広告などに頼らず、人が人に直接会って教える!という方法です(-_-;)
それも、中国全土の地方の村々に人を派遣(用意)して店舗を構え、ネットでモノを買ったり売ったりすることができるという知識や方法を教え、なおかつ、その人達にはパソコンとか当然無い人も多いので、注文や販売を代わりにやってあげるという方法で、ネットの知識やネットでの購買を、普及・拡大させていったわけですね。
このお店、E-コマースとコンビニの合体したような店舗になっている感じで、配送センターの機能も持っているわけです。これを「農村タオバオ」と言いますが、ネット企業がこの発想を持つというのは当時としてはウルトラ凄いと思います(p_-)
※参考サイト(こちらのサイトの情報は分かりやすかったです)
https://www.sbbit.jp/article/cont1/32020
2014年11月にスタートした農村タオバオは開始から1年を過ぎて、既に1万4000拠点が設置されています。全国21省以上に展開され、地方自治体が資金援助しているケースもあります。2016年中に4万、2019年までに10万もの拠点を設置する計画です。物販だけでなく、投資商品や都市部での病院予約など高度なサービスへの拡大計画も報じられました。
ネットでの集客をマスを使わずに地道に人を介して行うという、この斬新な発想は驚くほどの成果を上げることになるわけですね。
今では、この農村タオバオのお店の回りに、リアルな商圏が生まれ、このお店を訪れる客が増えたことで、飲食店が流行ったりもしているそうです。
ということで、このスピンアウト企画の回答はこれでおしまいです。次回は、本来の回答の2つ目の理由をお届けします(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
== 質 問 ==
最近の石原先生が発信する情報から、ネットとリアルの立ち位置が大きく変わっていくことをようやく理解しました。「リアル重視」で考えた時に、最初の集客の方法はどうすべきでしょうか?
弊社はこれまでネット集客に頼り切っていたので、その方針を変えるべきか悩んでいます。そのあたりをご指南いただけると幸いです。
== 回 答 ==
こちらの質問ですが、「方針を変えるべきか?」ということと、「リアルな集客の方法は何か?」という2つの項目に分けて回答したいと思います。
1つ目は方針についてですが、方針を変える必要はありません。ネット中心で成果が出ているならそれは続けて、新たにリアルな集客方法を追加すれば良いだけです。
== 解 説 ==
今回も予告通り脱線回答(スピンアウト回答その2)となります。前回に続き、人気ドラマのスピンアウト企画のようで、なんか楽しい気分で回答したいと思いま~す(#^^#)
ネットでの集客に限界を感じた、日本のネット勝者「楽天」と中国のネット勝者「アリババ」の取った戦略の違い・・・この辺りの話が、今話題になっているOMO(オンライン・マージ・オフライン)の始まりへと続くわけですので、スピンアウトといえども、とっても重要な回答になります。
前回は日本のネット勝者楽天が、ネットと対立関係にあったテレビCMや新聞などのリアルなマス媒体に広告を打つ、野球チームの買収、金融業への転換などの動きを取ったと書きましたが(石原先生、民放連で講演するなんてすっごいですね!と一部から反響ありました)、今回は中国のネット勝者アリババの取った驚きの戦略について解説したいと思います。
ネットでの集客がこれ以上は無理と限界を感じて、ネット以外の方向としてリアルなマス広告に向かった楽天と違って、アリババのジャック・マーの取った戦略は、当時としては何ともビックリする方法でした。
もちろん、その背景には日本と中国、それぞれの国柄やマーケットサイズの違いなど、いろいろな要素が考えられますが、その一番の違いはネットを特別なモノと認識(ネット神話説ありましたよね)していた日本を始め世界のネット系企業の経営者に対して、アリババのジャック・マー始め中国のネット系企業経営者は、そこまでネット神話を強く感じていなかったからではないかと思います。
ネットもお金を稼ぐ単なる便利なツール、という感覚がもともと強かったと言うか、もっと儲かるモノがあるならどんどん変化させて行こうという気質が強かったからだと思います。
それに・・・なんといっても世界で一番合理的な思考を持っているのが、中国人ですからね! また、基本アメリカとは対立関係にあるので、アメリカの思想には丸ごと賛同したくないという、根底からの意識も強いはずです。
と、前置きはさておき、アリババのジャック・マーの取った戦略と言うのは、集客をネットでは無く、人を介して、1対1、フェイスtoフェイスで行うという方法でした!
そうです! マス広告などに頼らず、人が人に直接会って教える!という方法です(-_-;)
それも、中国全土の地方の村々に人を派遣(用意)して店舗を構え、ネットでモノを買ったり売ったりすることができるという知識や方法を教え、なおかつ、その人達にはパソコンとか当然無い人も多いので、注文や販売を代わりにやってあげるという方法で、ネットの知識やネットでの購買を、普及・拡大させていったわけですね。
このお店、E-コマースとコンビニの合体したような店舗になっている感じで、配送センターの機能も持っているわけです。これを「農村タオバオ」と言いますが、ネット企業がこの発想を持つというのは当時としてはウルトラ凄いと思います(p_-)
※参考サイト(こちらのサイトの情報は分かりやすかったです)
https://www.sbbit.jp/article/cont1/32020
2014年11月にスタートした農村タオバオは開始から1年を過ぎて、既に1万4000拠点が設置されています。全国21省以上に展開され、地方自治体が資金援助しているケースもあります。2016年中に4万、2019年までに10万もの拠点を設置する計画です。物販だけでなく、投資商品や都市部での病院予約など高度なサービスへの拡大計画も報じられました。
ネットでの集客をマスを使わずに地道に人を介して行うという、この斬新な発想は驚くほどの成果を上げることになるわけですね。
今では、この農村タオバオのお店の回りに、リアルな商圏が生まれ、このお店を訪れる客が増えたことで、飲食店が流行ったりもしているそうです。
ということで、このスピンアウト企画の回答はこれでおしまいです。次回は、本来の回答の2つ目の理由をお届けします(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
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