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企業を発展させるための経営のヒントについて、独自の切り口で紹介します。
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2019年02月01日(金)更新
中小企業の「人事考課」について
早いもので、今週末は節分。週明けには立春を迎えます。そろそろ、来期に向けての準備も本格化していると思いますが、そんな中、今回は「人事考課」についての質問を取り上げてみました。よかったら、参考にしてください(#^^#)
== 質 問 ==
来期に向けて社内の見直しをしているところですが、「人事考課」について、石原先生はどうお考えでしょうか? 中小企業でも実践できる方法がありましたら、ぜひ教えてください。
== 回 答 ==
「人事考課」については、最近の“働き方改革”等の流れに乗ってたくさんサービスも増え、本当にいろいろなやり方や考え方があるようですが、原点に立ち返って考えてみると意外と簡単に、そして本質的に重要なことは何かが分かると思います。
== 解 説 ==
まず「人事考課」は何のためにあるか? ですが、その答えは企業が目標を持って発展していく際に、関わるスタッフが企業の成長と同調してスキルや技能そして同じ気持ちで成長してくれていることを測るためにあります。
企業は、発展に向けて商業活動をしているわけですから、その発展と同じように社員が成長していかないとバランスが悪くなり、成長が止まってしまいます。
もちろん、基本的なビジネスモデルは社長や会社側(経営陣)が作りますが、それを実行に移して収益化するのは現場となりますので、入社したての新人は新人なりに、中間の社員はその社員なりに、また管理者は管理者なりに、時と共に経験を積み技能を磨き、心身も強くなっていって欲しいもので、その成長の度合いを定期的に確認するのが「人事考課」の目的です。
ところが、最近の「人事考課」では、この目的がかなり薄くなっているというか、忘れ去られているような感じとなり、会社の目的に関係なく社員満足度をいかにあげるかや、退職者が出ないことを主目的にしていたり・・・会社の目的と考課の内容が同調していないのではないかと思います。
もちろん、そういった成長に合わせた考課をする場合には、いろいろな意味で誰よりも社長が一番仕事をする、次に仕事をするのが役員で次が部長というように、上から順番にしっかりと役割を果たさなければならないという、当たり前な企業経営の在り方があるのは当然のことです。
また、上司は部下となる社員とのコミュニケーションをしっかり取り、日常的に良い関係を作っているということも同じように重要だと思います。
中小企業は、基本的にそうなっていないと潰れてしまうと思いますので、その自負のもと、強い気持ちで方向性の合っている「人事考課」をされると良いと思います(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
== 質 問 ==
来期に向けて社内の見直しをしているところですが、「人事考課」について、石原先生はどうお考えでしょうか? 中小企業でも実践できる方法がありましたら、ぜひ教えてください。
== 回 答 ==
「人事考課」については、最近の“働き方改革”等の流れに乗ってたくさんサービスも増え、本当にいろいろなやり方や考え方があるようですが、原点に立ち返って考えてみると意外と簡単に、そして本質的に重要なことは何かが分かると思います。
== 解 説 ==
まず「人事考課」は何のためにあるか? ですが、その答えは企業が目標を持って発展していく際に、関わるスタッフが企業の成長と同調してスキルや技能そして同じ気持ちで成長してくれていることを測るためにあります。
企業は、発展に向けて商業活動をしているわけですから、その発展と同じように社員が成長していかないとバランスが悪くなり、成長が止まってしまいます。
もちろん、基本的なビジネスモデルは社長や会社側(経営陣)が作りますが、それを実行に移して収益化するのは現場となりますので、入社したての新人は新人なりに、中間の社員はその社員なりに、また管理者は管理者なりに、時と共に経験を積み技能を磨き、心身も強くなっていって欲しいもので、その成長の度合いを定期的に確認するのが「人事考課」の目的です。
ところが、最近の「人事考課」では、この目的がかなり薄くなっているというか、忘れ去られているような感じとなり、会社の目的に関係なく社員満足度をいかにあげるかや、退職者が出ないことを主目的にしていたり・・・会社の目的と考課の内容が同調していないのではないかと思います。
もちろん、そういった成長に合わせた考課をする場合には、いろいろな意味で誰よりも社長が一番仕事をする、次に仕事をするのが役員で次が部長というように、上から順番にしっかりと役割を果たさなければならないという、当たり前な企業経営の在り方があるのは当然のことです。
また、上司は部下となる社員とのコミュニケーションをしっかり取り、日常的に良い関係を作っているということも同じように重要だと思います。
中小企業は、基本的にそうなっていないと潰れてしまうと思いますので、その自負のもと、強い気持ちで方向性の合っている「人事考課」をされると良いと思います(@^^)/~~~
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2019年01月29日(火)更新
2020年に向けたホテルビジネスでの成功のポイント
年が明けたと思いきや、早いもので、まもなく1月も月末を迎えます(#^^#) まだまだ先と思っていた「東京オリンピック」も、あっと言う間に迎えることになりそうですが、今回は2020年に向けたホテルビジネスについての質問を取り上げてみました。
あなたなら、どんな答えを出しますか? よかったら一緒に考えてみてください。
== 質 問 ==
2020年に向け、日本中にホテルが乱立しています。民泊等も含め、まだまだ参入の余地はありますでしょうか? ホテルビジネスでの成功のポイントについて、ヒントをいただければ嬉しいです。
== 回 答 ==
飲食もそうですが、ホテルのように実際に場所を所有(使用)してやるビジネスは、基本的に一過性の流行やオリンピックのようなイベントを意識して行うものではないと思います。
民泊についても同様で、実際に民泊をする方よりも民泊ビジネスを進めて儲けている業者の方が多いと思いますから、もしやるにしてもじっくり考える必要があると思います。
== 解 説 ==
今回は2020年のオリンピックに向けて宿泊場所が足りないという話から、ホテルや民泊に関する質問をいただきましたが、私は基本的にどんなビジネスも一時的な流行やブームに乗ってやるものではないと思っています。
特に、飲食や宿泊業は場所を所有したり借りたりするわけで、店舗や建物など不動産が関わります。
そして仕事をスタートするにあたっては、内装を整えたり備品を用意する、またサービスするスタッフの採用や教育も必要で、開業までの準備資金や開業後の運営・管理もかなり難しい仕事になると思います。
ましてや、オリンピックが終わった後も経営は続けて行かなければならないわけですから、ブームに乗ってノリで作ると、かなりの大変さが後に待っていると思います。
どうですか? そう考えると、宿泊ビジネスは、なんだか儲かりそうだからちょっとやってみようか? とは、なかなか思えない本格的なビジネスということになりますよね(p_-)
もしも私が、ホテルや民泊などの宿泊ビジネスをやりたいという相談に答えるとしたら、まず、その方がこうした宿泊施設経営の実態をしっかり掴んでいるかを聞いて、それでも意欲があり、ビジネスそのものに魅力を感じ、やりたいと思うのならばやる事をお勧めし、どうやるかの内容に移っていきます。
ちなみに、宿泊ビジネスは、都会や観光地でそもそも人が宿泊する要因のある場所に施設を建てて行うビジネスで、集客要素のある場所で行いますので、ビジネスユースなのか観光客向けなのかなどを検討していきます。
宿泊ビジネスは、うちの顧問先にも何社かされているところがありますが、上手くいくと本当に面白いビジネスで、堅実な経営も出来るのですが、最初の計画がずさん、もしくは見込み違いになると、何をやっても絶対に黒字化しない難しいビジネスでもあります。ということで、「その辺りを良く考えて!」というのが今回の正直な回答ですね。
ちなみに、私が同じ状況で今から宿泊ビジネスを考えるのであれば、2020年の後、つまりブームが去った後、 オリンピック後にやる選択はあると思います。
施設をつくるのには相当な投資が必要ですが、誰かがつくった物を買い取る形ならばかなり安く買収することができると思います。
魅力的な買い物ができ、採算を抑えて開業できるチャンスだと思います。これも参考にしてみてくださいね(@^^)/~~~
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あなたなら、どんな答えを出しますか? よかったら一緒に考えてみてください。
== 質 問 ==
2020年に向け、日本中にホテルが乱立しています。民泊等も含め、まだまだ参入の余地はありますでしょうか? ホテルビジネスでの成功のポイントについて、ヒントをいただければ嬉しいです。
== 回 答 ==
飲食もそうですが、ホテルのように実際に場所を所有(使用)してやるビジネスは、基本的に一過性の流行やオリンピックのようなイベントを意識して行うものではないと思います。
民泊についても同様で、実際に民泊をする方よりも民泊ビジネスを進めて儲けている業者の方が多いと思いますから、もしやるにしてもじっくり考える必要があると思います。
== 解 説 ==
今回は2020年のオリンピックに向けて宿泊場所が足りないという話から、ホテルや民泊に関する質問をいただきましたが、私は基本的にどんなビジネスも一時的な流行やブームに乗ってやるものではないと思っています。
特に、飲食や宿泊業は場所を所有したり借りたりするわけで、店舗や建物など不動産が関わります。
そして仕事をスタートするにあたっては、内装を整えたり備品を用意する、またサービスするスタッフの採用や教育も必要で、開業までの準備資金や開業後の運営・管理もかなり難しい仕事になると思います。
ましてや、オリンピックが終わった後も経営は続けて行かなければならないわけですから、ブームに乗ってノリで作ると、かなりの大変さが後に待っていると思います。
どうですか? そう考えると、宿泊ビジネスは、なんだか儲かりそうだからちょっとやってみようか? とは、なかなか思えない本格的なビジネスということになりますよね(p_-)
もしも私が、ホテルや民泊などの宿泊ビジネスをやりたいという相談に答えるとしたら、まず、その方がこうした宿泊施設経営の実態をしっかり掴んでいるかを聞いて、それでも意欲があり、ビジネスそのものに魅力を感じ、やりたいと思うのならばやる事をお勧めし、どうやるかの内容に移っていきます。
ちなみに、宿泊ビジネスは、都会や観光地でそもそも人が宿泊する要因のある場所に施設を建てて行うビジネスで、集客要素のある場所で行いますので、ビジネスユースなのか観光客向けなのかなどを検討していきます。
宿泊ビジネスは、うちの顧問先にも何社かされているところがありますが、上手くいくと本当に面白いビジネスで、堅実な経営も出来るのですが、最初の計画がずさん、もしくは見込み違いになると、何をやっても絶対に黒字化しない難しいビジネスでもあります。ということで、「その辺りを良く考えて!」というのが今回の正直な回答ですね。
ちなみに、私が同じ状況で今から宿泊ビジネスを考えるのであれば、2020年の後、つまりブームが去った後、 オリンピック後にやる選択はあると思います。
施設をつくるのには相当な投資が必要ですが、誰かがつくった物を買い取る形ならばかなり安く買収することができると思います。
魅力的な買い物ができ、採算を抑えて開業できるチャンスだと思います。これも参考にしてみてくださいね(@^^)/~~~
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2019年01月18日(金)更新
これからの日本や世界の流れについて教えてください! ~その3~
平成最後のお正月・・・みなさんはどのようにお過ごしでしたか? 私は例年になく長い休暇を取り、仕事のことを一切考えずに過ごしておりました(笑)。
そんなこんなで、新年のご挨拶がすっかり遅れてしまいましたが、本年もみなさまにとって価値ある情報を発信していきたと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!
さすがに10日も完全に休むと「さて? これまで何してたんだっけ??」となりますが、まずは昨年末に取り上げた質問への回答の続きです。よかったら、思い出しながら読んでみてください(#^^#)
== 質 問 ==
「石原式ココスタディ(通称:ココスタ)」で石原先生のことを知り、初めて『高収益トップ3%倶楽部』に参加させていただきました。唐突ですが、これからの日本や世界の流れと方向について、いったいどうなっていくのか・・・若輩者の私にもわかるように教えていただけないでしょうか?
== 回 答 ==
これからの世界(当然日本も含まれます)は、基本となるエネルギーの変換と自動(無人)化、ここに加わるIOT技術とAIの普及によって、これまで人類が経験したことが無い程、大きな変化をしていく時代になると思います。
== 解 説 ==
前回、回答が横道に逸れたので(笑)、これらの変化が何を及ぼすかの本題に入りたいと思います。
まず、基本となる化石燃料から自然エネルギーへの転換ですが、このことが社会に対して、本当に大きな変化を及ぼすと思いませんか?
まさに、人類が初めて体験するダイナミックな変化というか、これを機に劇的な構造の改革が起きると思います。
まずは、太陽光など、電気がいろいろな所で、それぞれ独立した単体として、生産かつ蓄電できれば・・・いわゆる「オフグリット」と言いますが、送電線が大幅にいらなくなります。
これには、もちろん蓄電機能のレベルアップが欠かせませんが、これまで、電気というのは、火力発電所で大量に作られて送電線で送られて使用されていますので、作ったら使わなければならず、その生産量と使用量の間には結構難しい問題がありました。
将来的に火力発電が環境保護の流れで廃止されていくという方向に合わせて、大がかりな施設が不要になり、コストが大幅に下がると思います。
また、初回の回答で解説しましたが、このエネルギーの変換で一番影響を受ける産業は自動車産業ですから、トヨタやBMWなどメジャーな自動車会社が10年後や20年後どうなっているか、ちょっと想像すると怖い所もあります (もちろん巨大な会社なので何らかの形で事業転換して残っていると思います)。ガソリンを使う内燃機関が不要になるわけですから、とっても簡単に安価に車が作られてしまうということです(これにより、当初、凄い数の電気自動車会社が乱立すると思います)。
車の使用で一番多いのは何かと言うと、それは輸送手段(自家用車は自分を輸送する手段として買っています)となりますが、今後バッテリーの性能が上がれば、安価にかなりの時間、車は走れるようになります。
それに加えてIOTやAIによる自動運転の時代がやって来ると、近い将来、物流はもちろんですが、人の移動もバスより安い移動手段として、全体の交通量も加味した輸送&移動システムが完成し、自家用車そのものが姿を消すかもしれません。
諸外国、特に、今後発展して行くアジアやアフリカ諸国は、この最先端の技術で国を整備することができるので、公害の無いクリーンな国の建国がお金をかけずにできるかもしれませんね。
・・・これまでのように、輸送手段としてまず先進国の中古車を買って排気ガスを出しながら化石系燃料を買い続けるような国の発展のさせ方も大きく変わると思います。
こういった車両の数も最適化された自動運転の環境が整えば、おそらく事故などが極端に減る(交通事故の90%は人為的な原因で起きています)と思いますので、保険や車の修理なども劇的に減るわけですよね。それによってこれまでのビジネスがどんどん変化していくということです。
これ以上書くとキリがなくなってしまうので、あとはみなさん自身が、それぞれの仕事で思考を最大限に拡げてもらって(関連することも含めて)所属する業種業界がどう変わっていきそうかを想像してくださいね(p_-)
変化というのは、早く対処や準備した会社にとっては大きなチャンスであり、対応に遅れた会社にとってはとても大きな災難になると思います。
また、今回の質問者の方のように、若い方達は、今後20~40年と仕事に従事するわけですから、起こるであろう世の中の変化に対応した人生プランがとても大切になると思います。
今回の質問には3回に渡り回答してきましたが、かなり面白い内容でしたよね。ぜひ参考にしてください(@^^)/~~~
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そんなこんなで、新年のご挨拶がすっかり遅れてしまいましたが、本年もみなさまにとって価値ある情報を発信していきたと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!
さすがに10日も完全に休むと「さて? これまで何してたんだっけ??」となりますが、まずは昨年末に取り上げた質問への回答の続きです。よかったら、思い出しながら読んでみてください(#^^#)
== 質 問 ==
「石原式ココスタディ(通称:ココスタ)」で石原先生のことを知り、初めて『高収益トップ3%倶楽部』に参加させていただきました。唐突ですが、これからの日本や世界の流れと方向について、いったいどうなっていくのか・・・若輩者の私にもわかるように教えていただけないでしょうか?
== 回 答 ==
これからの世界(当然日本も含まれます)は、基本となるエネルギーの変換と自動(無人)化、ここに加わるIOT技術とAIの普及によって、これまで人類が経験したことが無い程、大きな変化をしていく時代になると思います。
== 解 説 ==
前回、回答が横道に逸れたので(笑)、これらの変化が何を及ぼすかの本題に入りたいと思います。
まず、基本となる化石燃料から自然エネルギーへの転換ですが、このことが社会に対して、本当に大きな変化を及ぼすと思いませんか?
まさに、人類が初めて体験するダイナミックな変化というか、これを機に劇的な構造の改革が起きると思います。
まずは、太陽光など、電気がいろいろな所で、それぞれ独立した単体として、生産かつ蓄電できれば・・・いわゆる「オフグリット」と言いますが、送電線が大幅にいらなくなります。
これには、もちろん蓄電機能のレベルアップが欠かせませんが、これまで、電気というのは、火力発電所で大量に作られて送電線で送られて使用されていますので、作ったら使わなければならず、その生産量と使用量の間には結構難しい問題がありました。
将来的に火力発電が環境保護の流れで廃止されていくという方向に合わせて、大がかりな施設が不要になり、コストが大幅に下がると思います。
また、初回の回答で解説しましたが、このエネルギーの変換で一番影響を受ける産業は自動車産業ですから、トヨタやBMWなどメジャーな自動車会社が10年後や20年後どうなっているか、ちょっと想像すると怖い所もあります (もちろん巨大な会社なので何らかの形で事業転換して残っていると思います)。ガソリンを使う内燃機関が不要になるわけですから、とっても簡単に安価に車が作られてしまうということです(これにより、当初、凄い数の電気自動車会社が乱立すると思います)。
車の使用で一番多いのは何かと言うと、それは輸送手段(自家用車は自分を輸送する手段として買っています)となりますが、今後バッテリーの性能が上がれば、安価にかなりの時間、車は走れるようになります。
それに加えてIOTやAIによる自動運転の時代がやって来ると、近い将来、物流はもちろんですが、人の移動もバスより安い移動手段として、全体の交通量も加味した輸送&移動システムが完成し、自家用車そのものが姿を消すかもしれません。
諸外国、特に、今後発展して行くアジアやアフリカ諸国は、この最先端の技術で国を整備することができるので、公害の無いクリーンな国の建国がお金をかけずにできるかもしれませんね。
・・・これまでのように、輸送手段としてまず先進国の中古車を買って排気ガスを出しながら化石系燃料を買い続けるような国の発展のさせ方も大きく変わると思います。
こういった車両の数も最適化された自動運転の環境が整えば、おそらく事故などが極端に減る(交通事故の90%は人為的な原因で起きています)と思いますので、保険や車の修理なども劇的に減るわけですよね。それによってこれまでのビジネスがどんどん変化していくということです。
これ以上書くとキリがなくなってしまうので、あとはみなさん自身が、それぞれの仕事で思考を最大限に拡げてもらって(関連することも含めて)所属する業種業界がどう変わっていきそうかを想像してくださいね(p_-)
変化というのは、早く対処や準備した会社にとっては大きなチャンスであり、対応に遅れた会社にとってはとても大きな災難になると思います。
また、今回の質問者の方のように、若い方達は、今後20~40年と仕事に従事するわけですから、起こるであろう世の中の変化に対応した人生プランがとても大切になると思います。
今回の質問には3回に渡り回答してきましたが、かなり面白い内容でしたよね。ぜひ参考にしてください(@^^)/~~~
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2018年12月27日(木)更新
これからの日本や世界の流れについて教えてください! ~その2~
いよいよ2018年最後のブログとなりました。今回も前回取り上げた質問への回答の続きですが、私が今春からスタートさせた教育のシェアリングエコノミー・プラットフォーム「石原式ココスタディ(通称:ココスタ)」で、新たに私のことを知ってくれた若者から寄せられた質問です。
前号をうっかり読み逃した方は、まず【こちら】からお読みいただきたいところですが、あなたは2019年がどんな年になると予測していらっしゃいますか? よかったら、私の回答を参考に、あなたなりの答えを出してみてくださいね(*^^)v
== 質 問 ==
「石原式ココスタディ(通称:ココスタ)」で石原先生のことを知り、初めて『高収益トップ3%倶楽部』に参加させていただきました。唐突ですが、これからの日本や世界の流れと方向について、いったいどうなっていくのか・・・若輩者の私にもわかるように教えていただけないでしょうか?
== 回 答 ==
これからの世界(当然日本も含まれます)は、基本となるエネルギーの変換と自動(無人)化、ここに加わるIOT技術とAIの普及によって、これまで人類が経験したことが無い程、大きな変化をしていく時代になると思います。
== 解 説 ==
前回の回答で・・・実は、ココスタを始めた理由の一つが、この“人類がこれまでに体験したことが無い程の変化がこれから確実に起こる”ので、この変化を早くキャッチアップしてそれぞれの分野で対応できる人間をたくさん作りたいことだと書きましたが、これからの社会は基本的な構造変化がダイナミックに起こると思っています。
この変化の最大要因は、基本となるエネルギーの変換、自動(無人)化、IOT技術とAIの普及です。エネルギーの変換とは、石油・石炭などの化石系エネルギーから太陽光などの自然エネルギーへの変換です・・・と、解説を始めましたが、長くなるので次回に続くと話を終わっていた続きです。
前回の回答に「そんなに早くいろいろな無人化は起きないんじゃないですか?」とか「事実日本は今、深刻な人不足で、外国人受入れの法案も通ったりしていませんか?」という声が顧問先のスタッフさんよりありました(^_^)/
それで、最近話題になっている“キャッシュレス化”の話をしたのですが、各社が乱立していよいよ戦争状態になっていて“100億円還元キャンペーン”などをやる会社も出て来て、スマホが通じなくなるほどの混乱も起きていますが、「これが起きるまで、キャッシュレス化って知ってましたか?」と話したら、結構知られていないわけですよね(p_-)
通常新しいサービスというモノは、提供する側は真剣に準備を進めているわけですが、ユーザー側、提供される側は意外にこんな状況が続きます。
ところが、キャッシュレスを一度体験すると、とても便利なので、みんなが活用し出して、後は一気に広がって行き、瞬く間に一般化すると私は思っています。
このように、今の世の中で常識的と思っているモノも、変わる時には本当に一気に変わって行くものです。
顧問先のスタッフには「じゃあ、キャッシュレスになると、どんな変化が起きると思いますか?」と質問したら、相当な数の変化があるということになりましたが、最後はみんな“お金が必要なくなり姿を消す!”という、事の重大さがわかったようでした。
財布が売れなくなる・・・とか、結構平和な会話から、だんだん、すっごい変化が世の中に起こるとわかってきたようです(-_-;)
そして、今回紹介した、化石系エネルギーから自然エネルギーへの変換、IOTとAI、無人化で何が起きるのかなどという会話になったわけですが、とってもリアルに変化を体感していました。
回答が横道に逸れたので(笑)、世の中の変化はまた次回、回答します。でも、今回の内容は面白いお話でしたよね(@^^)/~~~ どうぞみなさま、佳き年をお迎えください☆
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前号をうっかり読み逃した方は、まず【こちら】からお読みいただきたいところですが、あなたは2019年がどんな年になると予測していらっしゃいますか? よかったら、私の回答を参考に、あなたなりの答えを出してみてくださいね(*^^)v
== 質 問 ==
「石原式ココスタディ(通称:ココスタ)」で石原先生のことを知り、初めて『高収益トップ3%倶楽部』に参加させていただきました。唐突ですが、これからの日本や世界の流れと方向について、いったいどうなっていくのか・・・若輩者の私にもわかるように教えていただけないでしょうか?
== 回 答 ==
これからの世界(当然日本も含まれます)は、基本となるエネルギーの変換と自動(無人)化、ここに加わるIOT技術とAIの普及によって、これまで人類が経験したことが無い程、大きな変化をしていく時代になると思います。
== 解 説 ==
前回の回答で・・・実は、ココスタを始めた理由の一つが、この“人類がこれまでに体験したことが無い程の変化がこれから確実に起こる”ので、この変化を早くキャッチアップしてそれぞれの分野で対応できる人間をたくさん作りたいことだと書きましたが、これからの社会は基本的な構造変化がダイナミックに起こると思っています。
この変化の最大要因は、基本となるエネルギーの変換、自動(無人)化、IOT技術とAIの普及です。エネルギーの変換とは、石油・石炭などの化石系エネルギーから太陽光などの自然エネルギーへの変換です・・・と、解説を始めましたが、長くなるので次回に続くと話を終わっていた続きです。
前回の回答に「そんなに早くいろいろな無人化は起きないんじゃないですか?」とか「事実日本は今、深刻な人不足で、外国人受入れの法案も通ったりしていませんか?」という声が顧問先のスタッフさんよりありました(^_^)/
それで、最近話題になっている“キャッシュレス化”の話をしたのですが、各社が乱立していよいよ戦争状態になっていて“100億円還元キャンペーン”などをやる会社も出て来て、スマホが通じなくなるほどの混乱も起きていますが、「これが起きるまで、キャッシュレス化って知ってましたか?」と話したら、結構知られていないわけですよね(p_-)
通常新しいサービスというモノは、提供する側は真剣に準備を進めているわけですが、ユーザー側、提供される側は意外にこんな状況が続きます。
ところが、キャッシュレスを一度体験すると、とても便利なので、みんなが活用し出して、後は一気に広がって行き、瞬く間に一般化すると私は思っています。
このように、今の世の中で常識的と思っているモノも、変わる時には本当に一気に変わって行くものです。
顧問先のスタッフには「じゃあ、キャッシュレスになると、どんな変化が起きると思いますか?」と質問したら、相当な数の変化があるということになりましたが、最後はみんな“お金が必要なくなり姿を消す!”という、事の重大さがわかったようでした。
財布が売れなくなる・・・とか、結構平和な会話から、だんだん、すっごい変化が世の中に起こるとわかってきたようです(-_-;)
そして、今回紹介した、化石系エネルギーから自然エネルギーへの変換、IOTとAI、無人化で何が起きるのかなどという会話になったわけですが、とってもリアルに変化を体感していました。
回答が横道に逸れたので(笑)、世の中の変化はまた次回、回答します。でも、今回の内容は面白いお話でしたよね(@^^)/~~~ どうぞみなさま、佳き年をお迎えください☆
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2018年12月25日(火)更新
これからの日本や世界の流れについて教えてください!
早いもので、今年も最後の一週間が始まりました。今年最後に取り上げる質問は、私が今春からスタートさせた教育のシェアリングエコノミー・プラットフォーム「 石原式ココスタディ(通称:ココスタ)」で、新たに私のことを知ってくれた若者からの質問です。
あなたなら、この質問にどうお答えになりますか? 師走のお忙しいさなかではありますが、よかったら一緒に考えてみてください(#^^#)
== 質 問 ==
「石原式ココスタディ(通称:ココスタ)」で石原先生のことを知り、初めて『高収益トップ3%倶楽部』に参加させていただきました。唐突ですが、これからの日本や世界の流れと方向について、いったいどうなっていくのか・・・若輩者の私にもわかるように教えていただけないでしょうか?
== 回 答 ==
これからの世界(当然日本も含まれます)は、基本となるエネルギーの変換と自動(無人)化、ここに加わるIOT技術とAIの普及によって、これまで人類が経験したことが無い程、大きな変化をしていく時代になると思います。
== 解 説 ==
実は、ココスタを始めた理由の一つが、この“人類がこれまでに体験した事が無い程の変化がこれから確実に起こる”ので、この変化を早くキャッチアップしてそれぞれの分野で対応できる人間をたくさん作りたいと思った、ということでもありますが、これからの社会は基本的な構造変化がダイナミックに起こると思います。
この変化の最大要因は、基本となるエネルギーの変換、自動(無人)化、IOT技術とAIの普及です。エネルギーの変換とは、石油・石炭などの化石系エネルギーから太陽光などの自然エネルギーへの変換です。
地球規模で物事を考えた時に、CO2などを大量に排出する石油・石炭などの化石系エネルギーは環境を大きく破壊しながら、それと引き換えに人類の便利さや幸せを作ってきたわけですが、今の地球の人口の急増などを考えてその使用が難しくなり、太陽光などこれに代わるクリーンなエネルギーへの変換が劇的に進むということです。
このエネルギーの変換一つとっても、日本どころか世界規模での大きな変化をもたらします。例えば、石油から電力へとエネルギーが変わることに伴って、エンジン=内燃機関が不要になる(エンジンがモーターに変わる)わけですから、これまでの車メーカーが車を作るよりも遥かに簡単になり、自動車業界には世界的な競争が起きるということになります。
もしかしたら、近い将来、トヨタもGMもBMWも存在しない、なんてことが起こる可能性もあるということです。コレ、凄い変化が起きるということですが、お分かりでしょうか?
このエネルギーの変換にプラスして、自動(無人)化とIOT技術とAIの普及が加わる訳ですから、世界は劇的に変化して行き、これまでに人類が経験したことが無いような状況にこれから突入して行きます。おそらく消費という概念そのものも変わるほどの変化になると思います。
この、エネルギーの変換に、自動(無人)化とIOT技術とAIの普及が加わるとどんなことが起こるかは長くなるので、次回に回答したいと思います。楽しみにしていてくださいね(@^^)/~~~
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== 質 問 ==
「石原式ココスタディ(通称:ココスタ)」で石原先生のことを知り、初めて『高収益トップ3%倶楽部』に参加させていただきました。唐突ですが、これからの日本や世界の流れと方向について、いったいどうなっていくのか・・・若輩者の私にもわかるように教えていただけないでしょうか?
== 回 答 ==
これからの世界(当然日本も含まれます)は、基本となるエネルギーの変換と自動(無人)化、ここに加わるIOT技術とAIの普及によって、これまで人類が経験したことが無い程、大きな変化をしていく時代になると思います。
== 解 説 ==
実は、ココスタを始めた理由の一つが、この“人類がこれまでに体験した事が無い程の変化がこれから確実に起こる”ので、この変化を早くキャッチアップしてそれぞれの分野で対応できる人間をたくさん作りたいと思った、ということでもありますが、これからの社会は基本的な構造変化がダイナミックに起こると思います。
この変化の最大要因は、基本となるエネルギーの変換、自動(無人)化、IOT技術とAIの普及です。エネルギーの変換とは、石油・石炭などの化石系エネルギーから太陽光などの自然エネルギーへの変換です。
地球規模で物事を考えた時に、CO2などを大量に排出する石油・石炭などの化石系エネルギーは環境を大きく破壊しながら、それと引き換えに人類の便利さや幸せを作ってきたわけですが、今の地球の人口の急増などを考えてその使用が難しくなり、太陽光などこれに代わるクリーンなエネルギーへの変換が劇的に進むということです。
このエネルギーの変換一つとっても、日本どころか世界規模での大きな変化をもたらします。例えば、石油から電力へとエネルギーが変わることに伴って、エンジン=内燃機関が不要になる(エンジンがモーターに変わる)わけですから、これまでの車メーカーが車を作るよりも遥かに簡単になり、自動車業界には世界的な競争が起きるということになります。
もしかしたら、近い将来、トヨタもGMもBMWも存在しない、なんてことが起こる可能性もあるということです。コレ、凄い変化が起きるということですが、お分かりでしょうか?
このエネルギーの変換にプラスして、自動(無人)化とIOT技術とAIの普及が加わる訳ですから、世界は劇的に変化して行き、これまでに人類が経験したことが無いような状況にこれから突入して行きます。おそらく消費という概念そのものも変わるほどの変化になると思います。
この、エネルギーの変換に、自動(無人)化とIOT技術とAIの普及が加わるとどんなことが起こるかは長くなるので、次回に回答したいと思います。楽しみにしていてくださいね(@^^)/~~~
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