ブログ個人トップ | 経営者会報 (社長ブログ)
企業を発展させるための経営のヒントについて、独自の切り口で紹介します。
- トップページ
- ブログ個人トップ
次ページ
2017年10月30日(月)更新
社内に“非線形”の人間はどれくらい必要か
先日、ある勉強会の講師を依頼されたのですが、その時のメインテーマが“非線形思考”でした。その勉強会に参加された方から、こんな質問をいただいたのでお答えしたいと思います。よかったら、参考にしてください(*^^)v
== 質 問 ==
スタッフ40名をかかえる経営者です。“非線形”の考え方をスタッフに伝えると、すぐに辞めてしまいます。石原先生はどのように対処されているのでしょうか?
== 回 答 ==
組織内に“非線形”の人間がどれくらい必要かというと意外に少なく、必要なのはせいぜい3%~5%ではないか(それで十分)と思います。
ですので、可能性のない方にまで強要する必要は、とりあえず無いというか、無理に教えようとすると返って組織が混乱すると思います。
== 解 説 ==
まず“非線形思考”について解説すると、PDCAサイクルのように効率性を追求する思考法とは違って、答えのなかなか出ない問題を一生懸命考えるうちに養われる思考法と言えば分かるでしょうか?
別の言い方だと、企業はどんな場合でも効率性を追求するので、通常どんな仕事に就いても先輩や講師みたいな教える立場の人がいてやり方をアドバイスしてくれ、効率的にやる方法を教わるわけですが、この方法だと教える人がいてその通りやって自分を成長させるという流れになるので“教える人がいないと何もできない人になる危険性がある”それに対比して(誰にも教わらなくても)自分で解決策を考え出せるようになるための訓練や思考法と言えば分かるでしょうか?
もっと分かりやすく言うと、私=石原明の思考法、何もない所からどんどんアイディアを思い付くような“頭脳を養成する”思考法です。
組織内での教育方法ですが、理想的にはまず、先輩なり講師的な立場の人間がいて、マニュアルなどに従って“教える ⇒ 教わる”のやり方で新しく入社した人間が戦力化する(自分の給与の3倍位までは稼げるようになる)までは導く。
その後、それぞれの人物を見極めながらそのままマニュアルに沿って教えていく人と、途中から教えないで、考えさせながら問題を解決させていく人に分けたらよいのではないかと思います。
人にもよりますが、最初から非線形で思考できる人はまずいませんし、教えたからと言ってそれを受け入れる方もそう多くはないと思います。
ぜひ、このようなバランスと教え方を参考に、成果の出せる組織マネジメントを目指してみてください(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
== 質 問 ==
スタッフ40名をかかえる経営者です。“非線形”の考え方をスタッフに伝えると、すぐに辞めてしまいます。石原先生はどのように対処されているのでしょうか?
== 回 答 ==
組織内に“非線形”の人間がどれくらい必要かというと意外に少なく、必要なのはせいぜい3%~5%ではないか(それで十分)と思います。
ですので、可能性のない方にまで強要する必要は、とりあえず無いというか、無理に教えようとすると返って組織が混乱すると思います。
== 解 説 ==
まず“非線形思考”について解説すると、PDCAサイクルのように効率性を追求する思考法とは違って、答えのなかなか出ない問題を一生懸命考えるうちに養われる思考法と言えば分かるでしょうか?
別の言い方だと、企業はどんな場合でも効率性を追求するので、通常どんな仕事に就いても先輩や講師みたいな教える立場の人がいてやり方をアドバイスしてくれ、効率的にやる方法を教わるわけですが、この方法だと教える人がいてその通りやって自分を成長させるという流れになるので“教える人がいないと何もできない人になる危険性がある”それに対比して(誰にも教わらなくても)自分で解決策を考え出せるようになるための訓練や思考法と言えば分かるでしょうか?
もっと分かりやすく言うと、私=石原明の思考法、何もない所からどんどんアイディアを思い付くような“頭脳を養成する”思考法です。
組織内での教育方法ですが、理想的にはまず、先輩なり講師的な立場の人間がいて、マニュアルなどに従って“教える ⇒ 教わる”のやり方で新しく入社した人間が戦力化する(自分の給与の3倍位までは稼げるようになる)までは導く。
その後、それぞれの人物を見極めながらそのままマニュアルに沿って教えていく人と、途中から教えないで、考えさせながら問題を解決させていく人に分けたらよいのではないかと思います。
人にもよりますが、最初から非線形で思考できる人はまずいませんし、教えたからと言ってそれを受け入れる方もそう多くはないと思います。
ぜひ、このようなバランスと教え方を参考に、成果の出せる組織マネジメントを目指してみてください(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
2017年03月17日(金)更新
「わからない人に教える」ときに心がけること
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、本格的な春の訪れまでもう少しですね♪ 4月から新入社員を教える立場にある人も多いと思うので、今回はこんな質問を取り上げてみました。
== 質 問 ==
自分ではわかっていることを、わからない人に教えるというのは難しいことなのでは? と思っています。業務量が多いのでマニュアルを作成しておくとか、書類の見本を準備しておくとか・・・そういったことではなく、教えていく側の立場として、私の姿勢であったり、どんな心構えでいたらいいのか・・・など、ぜひアドバイスをいただけないでしょうか? よろしくお願いいたします。
== 回 答 ==
このような状況で教えることはかなり難しいし、気が滅入ることもあると思いますが、自分を成長させる機会と捉えると相手がなかなか成長しない状況でも苦痛なく指導を続けることができると思います。
== 解 説 ==
今回は、私を例に取って回答してみたいと思います。ずっと昔(会社に勤めていた時です(-_-;))の話ですが、この方と同じように、自分にとっては簡単なことなのに、当時の部下がなかなか覚えられない、できるようにならないという時期がありました。
何度話しても理解してくれない・・・できるようにならないので、この方と同じように作業手順書やマニュアルを作ったりしたことを思い出しました(-_-;)
何度教えても理解されないと“ムッ”としますが、その時に、ふと思った考えがきっかけで、その後の私の能力をかなり伸ばすことができました。
それは、こんなに理解の遅い・・・というか、分かってくれない相手に物事を教えることができたら、“大抵の人には簡単に教えることができるようになるだろう”と思い直し、ならば、この機会にいっぱい研究してしまおう・・・と考えたのでした。
それから、変わらないということを前提として、サンドバックを叩く感じで、こういったら分かるのか? こんな例え話だったらどうか?・・・ナド、いろいろ試していきました。
私の場合は相手がとても手強かったので、付き合っている時間もたくさん取れたことを覚えています。
結果として、説明能力が飛躍的に伸び、一つのことを何通りにも話せるようになった、相手に伝わらなくてもまったくイライラすることがなくなり、忍耐強くなった、理解力のある人には一回で物事が伝えられるようになり、他の人達がどんどん仕事を進めてくれるようになったなど、たくさんの良いことが得られたのを覚えています。
今の私があるのも、この時のトレーニングの賜物と考えることが多々ありますね!(^^)!
いただいた質問から、こんなことを思い出しましたので、みなさんの役に立つと思い回答しました。よかったら、参考にしてください(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
== 質 問 ==
自分ではわかっていることを、わからない人に教えるというのは難しいことなのでは? と思っています。業務量が多いのでマニュアルを作成しておくとか、書類の見本を準備しておくとか・・・そういったことではなく、教えていく側の立場として、私の姿勢であったり、どんな心構えでいたらいいのか・・・など、ぜひアドバイスをいただけないでしょうか? よろしくお願いいたします。
== 回 答 ==
このような状況で教えることはかなり難しいし、気が滅入ることもあると思いますが、自分を成長させる機会と捉えると相手がなかなか成長しない状況でも苦痛なく指導を続けることができると思います。
== 解 説 ==
今回は、私を例に取って回答してみたいと思います。ずっと昔(会社に勤めていた時です(-_-;))の話ですが、この方と同じように、自分にとっては簡単なことなのに、当時の部下がなかなか覚えられない、できるようにならないという時期がありました。
何度話しても理解してくれない・・・できるようにならないので、この方と同じように作業手順書やマニュアルを作ったりしたことを思い出しました(-_-;)
何度教えても理解されないと“ムッ”としますが、その時に、ふと思った考えがきっかけで、その後の私の能力をかなり伸ばすことができました。
それは、こんなに理解の遅い・・・というか、分かってくれない相手に物事を教えることができたら、“大抵の人には簡単に教えることができるようになるだろう”と思い直し、ならば、この機会にいっぱい研究してしまおう・・・と考えたのでした。
それから、変わらないということを前提として、サンドバックを叩く感じで、こういったら分かるのか? こんな例え話だったらどうか?・・・ナド、いろいろ試していきました。
私の場合は相手がとても手強かったので、付き合っている時間もたくさん取れたことを覚えています。
結果として、説明能力が飛躍的に伸び、一つのことを何通りにも話せるようになった、相手に伝わらなくてもまったくイライラすることがなくなり、忍耐強くなった、理解力のある人には一回で物事が伝えられるようになり、他の人達がどんどん仕事を進めてくれるようになったなど、たくさんの良いことが得られたのを覚えています。
今の私があるのも、この時のトレーニングの賜物と考えることが多々ありますね!(^^)!
いただいた質問から、こんなことを思い出しましたので、みなさんの役に立つと思い回答しました。よかったら、参考にしてください(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
2017年02月10日(金)更新
新人を教育する人の教育
立春も過ぎ、暦の上ではもう春です(#^^#) 今春、新入社員を迎える会社も多いと思いますので、今回はこんな質問を取り上げてみました。あなたは「人材教育」に関して、どうお考えでしょうか? よかったら、私の思考法も参考にしてください。
== 質 問 ==
新人教育改革の担当として、新人を教育する人の教育では何をすべきでしょうか?
== 回 答 ==
人が成長するためには、部分と全体を対比して導くことが重要なので、細部に捉われずに教育することを心がけてもらうと良いと思います。
== 解 説 ==
今回の質問は私も良く知っている優秀企業にお勤めの方から、私のポッドキャスト番組に寄せられた質問でしたが、メルマガの方で回答することにしました。
入社して数年が経ち、アルバイトの方やインターンを含む、新人教育の担当者の方達の教育を担当することになったそうで、今回の質問になったようです(p_-)
新人には特にですが、せっかくなので、私の考える教育の方法をお教えしたいと思います。
え~こんな核心をついたことを教えてしまうのかって内容ですが、少し遅めのお年玉の代わりに受け取っていただけるとありがたいです(*^_^*)
私が組織を意識統一する場合も含めて、教育の原点においている発想は“関わる人全員にビジネスの全体像を理解してもらって、各々の役割を認識・果たしてもらう”というものです。
その理由は、仕事が面白いか面白くないかは、全体像が分かっているか?いないか?に関わると思っているからです。
良く言われる、ドラッカーの三人のレンガ積みの話の逆ですね(p_-)
・・・レンガを積んでいる職人に、何作ってるんですか? って聞いたら、壁を作ってるって答えるか、みんなのために100年続く教会を作ってるって答えるか・・・というヤツです(-_-;)
私は、この話を聞いたり、見たりするたびに、職人をつまらない気持ちにさせて、いやいや働かせている親方や上司の責任大きいよな~といつも思います。
また、社長がわくわくして仕事をしているのは、自分が全体像を意識して仕事をしているからですが、その下でつまらなそうに仕事をしている部下を見ると、部分しか教えてもらえていないからそりゃ~つまんないよねって思っています。
私は、仕事は思考でするものだと思っています。ですので、組織の統一は思考の統一(=向かっているビジネスの全体像の統一)だと思っています。
その上で、各部門や役職・現場のスタッフの役割を、つながりを持って理解させることが重要だと思っています。
その中で、確かにこの仕事のやり方は他社よりも明らかに勝っているなぁ~とか、今の自分の役割はこれで、この仕事を上手くこなしたら次にはあの役割が待っていて、その先には〇〇の仕事が待っている、というワクワク感が無いと人は成長しないと思っているし努力もしないと思っています。
新人やアルバイト、インターンの方に教える方達には、そこをしっかり理解してもらって教育にあたるようにアドバイスしていただければと思います(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
== 質 問 ==
新人教育改革の担当として、新人を教育する人の教育では何をすべきでしょうか?
== 回 答 ==
人が成長するためには、部分と全体を対比して導くことが重要なので、細部に捉われずに教育することを心がけてもらうと良いと思います。
== 解 説 ==
今回の質問は私も良く知っている優秀企業にお勤めの方から、私のポッドキャスト番組に寄せられた質問でしたが、メルマガの方で回答することにしました。
入社して数年が経ち、アルバイトの方やインターンを含む、新人教育の担当者の方達の教育を担当することになったそうで、今回の質問になったようです(p_-)
新人には特にですが、せっかくなので、私の考える教育の方法をお教えしたいと思います。
え~こんな核心をついたことを教えてしまうのかって内容ですが、少し遅めのお年玉の代わりに受け取っていただけるとありがたいです(*^_^*)
私が組織を意識統一する場合も含めて、教育の原点においている発想は“関わる人全員にビジネスの全体像を理解してもらって、各々の役割を認識・果たしてもらう”というものです。
その理由は、仕事が面白いか面白くないかは、全体像が分かっているか?いないか?に関わると思っているからです。
良く言われる、ドラッカーの三人のレンガ積みの話の逆ですね(p_-)
・・・レンガを積んでいる職人に、何作ってるんですか? って聞いたら、壁を作ってるって答えるか、みんなのために100年続く教会を作ってるって答えるか・・・というヤツです(-_-;)
私は、この話を聞いたり、見たりするたびに、職人をつまらない気持ちにさせて、いやいや働かせている親方や上司の責任大きいよな~といつも思います。
また、社長がわくわくして仕事をしているのは、自分が全体像を意識して仕事をしているからですが、その下でつまらなそうに仕事をしている部下を見ると、部分しか教えてもらえていないからそりゃ~つまんないよねって思っています。
私は、仕事は思考でするものだと思っています。ですので、組織の統一は思考の統一(=向かっているビジネスの全体像の統一)だと思っています。
その上で、各部門や役職・現場のスタッフの役割を、つながりを持って理解させることが重要だと思っています。
その中で、確かにこの仕事のやり方は他社よりも明らかに勝っているなぁ~とか、今の自分の役割はこれで、この仕事を上手くこなしたら次にはあの役割が待っていて、その先には〇〇の仕事が待っている、というワクワク感が無いと人は成長しないと思っているし努力もしないと思っています。
新人やアルバイト、インターンの方に教える方達には、そこをしっかり理解してもらって教育にあたるようにアドバイスしていただければと思います(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
2017年01月13日(金)更新
個性の強い集団をうまくマネジメントする方法
みなさま、2017年の滑り出しは順調でしょうか? 私はめずらしく長めのお休みをいただいておりましたので(#^^#)、遅ればせながら、今年の初ブログをお届けいたします。
今回もおもしろい質問が届いたので、私なりの視点でお答えしてみました。あなたなら、どうお答えになりますか? 正月ボケをチューニングする意味でも(笑)、よかったらご一緒に頭の体操をしてみてください。
== 質 問 ==
個性の強い個人の集団をうまくマネジメントする方法(失敗は恐れずに、強みを活かすという意味で)について、ヒントをいただければと思います。
== 回 答 ==
個性の強い人の集団をマネジメントするためには、どんな分野でも良いので、彼らに勝てるモノを一つは身に付けること! でないと主導権が取れません。
== 解 説 ==
なかなかこういった状況に置かれることは無いと思うので、なぜこんな質問が来るのかと好奇心たっぷりに質問を読ませていただきました(*^_^*)
で、これは実際にリアルにこの状況の中にいる方の質問だろうと思い、しっかりお答えすることにしましたが、個性の強い人の集団のマネジメントをしなければならない・・・この状況はかなりキツイと思います。
個性が強い人の集団は、わがまま、統率が取れない、勝手に行動する、言ったことを守らない、すっぽかす・・・etc.と本当に大変なことが連続します。
有名な芸能事務所の役員の方から話を聞いたことがありますが、彼が現役のマネージャーだった頃、ハワイで行われた超大手企業のユーザーイベントに担当する大物歌手がメインの企画で呼ばれていたのに、出発の前日に行きたくないとゴネ(-_-;)
やっと行くと言ったら成田と羽田を間違え!成田では無く羽田に到着(@_@;)大騒ぎでハワイについてイベントに出演(拍手喝采、大成功だったそうですが・・・)するも、今度は宿泊したハワイのホテルが気に入ったので帰らないと言い、一週間も滞在してしまったそうです(@_@;)(@_@;)(@_@;)
まあ“替えが効かない!!”ほど、突出した才能を持っているとまわりがおだてることもあり、だいたいこんな形で、個性の強い変わった才能の持ち主が、サイズは違えど、その場その場でできあがっていくわけですね・・・まわりが彼らを変にしてしまったとも言えますが(-_-;)
さて、こんな人が複数いると確かに大変で、この集団を従わせようとすると、方法はかなり絞られることになります。その中で、今回はオーソドックスな方法をお教えします。
それは、一つで良いので彼らに勝てるモノを身に付けることです!
いきなり“ハードル高~!”と感じたと思いますが、“彼らに勝てる!”と言っても、これ、すごい技能や知識は意外に必要なかったりしますので安心してください。
アドバイスすると、彼らの苦手なこと・・・例えば語学だったり、会計だったり、今ドキだとPCやネット、簡単なシステムの知識や技術・・・などが考えられます。
“え~!こんなの誰でもできるじゃないですか~”と突っ込みを入れられそうですが、これで確実に一目置かれる存在になるので大丈夫! 彼らの集団のコントロールが効くようになります。
理由は才能や能力があり、わがままで個性たっぷりに生きている方は、おおむね世間から隔絶していて、日常の社会生活からみると、不適合者の場合が多いからです(笑)。
あ~、私もかなりこの分類に入ると思います(─_─)!!
私もですが、ここ10年銀行に行ったことが無い、お金を銀行でおろしたことが無い、なんてざらにいますからね~。
何を磨いたらよいかは、扱っている集団を良く観察すると“彼らの盲点”みたいなものが見えてくるはずなので、よく考えてみてください。参考にしてもらえるとうれしいです(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
今回もおもしろい質問が届いたので、私なりの視点でお答えしてみました。あなたなら、どうお答えになりますか? 正月ボケをチューニングする意味でも(笑)、よかったらご一緒に頭の体操をしてみてください。
== 質 問 ==
個性の強い個人の集団をうまくマネジメントする方法(失敗は恐れずに、強みを活かすという意味で)について、ヒントをいただければと思います。
== 回 答 ==
個性の強い人の集団をマネジメントするためには、どんな分野でも良いので、彼らに勝てるモノを一つは身に付けること! でないと主導権が取れません。
== 解 説 ==
なかなかこういった状況に置かれることは無いと思うので、なぜこんな質問が来るのかと好奇心たっぷりに質問を読ませていただきました(*^_^*)
で、これは実際にリアルにこの状況の中にいる方の質問だろうと思い、しっかりお答えすることにしましたが、個性の強い人の集団のマネジメントをしなければならない・・・この状況はかなりキツイと思います。
個性が強い人の集団は、わがまま、統率が取れない、勝手に行動する、言ったことを守らない、すっぽかす・・・etc.と本当に大変なことが連続します。
有名な芸能事務所の役員の方から話を聞いたことがありますが、彼が現役のマネージャーだった頃、ハワイで行われた超大手企業のユーザーイベントに担当する大物歌手がメインの企画で呼ばれていたのに、出発の前日に行きたくないとゴネ(-_-;)
やっと行くと言ったら成田と羽田を間違え!成田では無く羽田に到着(@_@;)大騒ぎでハワイについてイベントに出演(拍手喝采、大成功だったそうですが・・・)するも、今度は宿泊したハワイのホテルが気に入ったので帰らないと言い、一週間も滞在してしまったそうです(@_@;)(@_@;)(@_@;)
まあ“替えが効かない!!”ほど、突出した才能を持っているとまわりがおだてることもあり、だいたいこんな形で、個性の強い変わった才能の持ち主が、サイズは違えど、その場その場でできあがっていくわけですね・・・まわりが彼らを変にしてしまったとも言えますが(-_-;)
さて、こんな人が複数いると確かに大変で、この集団を従わせようとすると、方法はかなり絞られることになります。その中で、今回はオーソドックスな方法をお教えします。
それは、一つで良いので彼らに勝てるモノを身に付けることです!
いきなり“ハードル高~!”と感じたと思いますが、“彼らに勝てる!”と言っても、これ、すごい技能や知識は意外に必要なかったりしますので安心してください。
アドバイスすると、彼らの苦手なこと・・・例えば語学だったり、会計だったり、今ドキだとPCやネット、簡単なシステムの知識や技術・・・などが考えられます。
“え~!こんなの誰でもできるじゃないですか~”と突っ込みを入れられそうですが、これで確実に一目置かれる存在になるので大丈夫! 彼らの集団のコントロールが効くようになります。
理由は才能や能力があり、わがままで個性たっぷりに生きている方は、おおむね世間から隔絶していて、日常の社会生活からみると、不適合者の場合が多いからです(笑)。
あ~、私もかなりこの分類に入ると思います(─_─)!!
私もですが、ここ10年銀行に行ったことが無い、お金を銀行でおろしたことが無い、なんてざらにいますからね~。
何を磨いたらよいかは、扱っている集団を良く観察すると“彼らの盲点”みたいなものが見えてくるはずなので、よく考えてみてください。参考にしてもらえるとうれしいです(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
次へ» |