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企業を発展させるための経営のヒントについて、独自の切り口で紹介します。
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2020年04月03日(金)更新
BtoB企業が富裕層ビジネスを始めるためのヒント ~ その2 ~
今年の新年度は、静かにスタートを切りました(#^^#) 世間では様々な憶測や情報が錯そうしているようですが、経営者たるものしっかりと足元を見つめ、と同時に自社の未来の姿を鮮明に描きたいものです。
さて、今回も前回に続き、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会参加者からの質問を取り上げましたので、よかったら一緒に考えてみてください。
== 質 問 ==
BtoBの企業が富裕層のCにアピールする手段を教えてください。石原先生の「これからのビジネスはすべて富裕層につながるためにやるべき」というお言葉には大いに触発されているのですが、かと言ってどう動いたらいいものか・・・最初の一歩を踏み出せずにおります。何かヒントをお授けいただければ幸いです。
== 回 答 ==
富裕層ビジネスの本質を考えると、どう動いたら良いかの基本が見えてきますので、それを回答します。
== 解 説 ==
前回は、マーケットでの勝ち組関係者が、消費側に回った時に呼ばれるカテゴリーを「富裕層」と定義し、以下の宿題を出しました。
★あなたが構築するビジネスを通して富裕層と繋がり、仲良くなり、
「来年〇〇企業と提携して△△△ビジネスをスタートする」
「来年予算10億円位で気に入った別荘を買いたい」
という1次情報を得たとします。
その時点であなたしか知り得ないこの1次情報を利用して最大の価値を生み出す発想があなたにはありますか?
みなさん、何か良いアイディアは浮かびましたか?
私の顧問先では、メルマガで質問すると、その答えを考えることが習慣化しているので、いろいろな答えが飛び出しました。
新しい提携ビジネスに関しては、「その会社がやる△△△ビジネスの展開に合わせて、自社でも準備し、スタートと共に提携する」また、「顧客を予め探しておいてその会社の成果を上げ更に仲良くなる」・・・などいろいろ出てきました。
別荘に関しては、もっと具体的なアイディアが出ましたが、たとえば自社で探して利益を上げたり、一緒に探して関係性を深める、などがありました。
中でも、この話を基に日本中の別荘地の勝組みビルダーと仲良くなって別荘紹介業を始める・・・なんて発想も面白かったです(p_-)
みなさん、なかなかですよね(笑)
私の質問に答えることで、「BtoBでも富裕層と関係を築くことができる」ということにみなさん気付いたようです。
それは、前回私が書いた富裕層の定義、成功した、もしくは現在も成功している企業のオーナー、経営陣やその家系、資産家の一族・・・すなわち、マーケットでの勝ち組関係者が、消費側に回った時に呼ばれるカテゴリー、という文章からも読み取れますよね(*^^)v
BtoBビジネスでも、「勝ち組企業の経営者=富裕層」と気が付けば、普通に富裕層マーケットに行き着くことができる、入って行けるわけです。
ということで、BtoBビジネスをされている御社が富裕層ビジネスに向けて取る最初の一歩は、御社が一緒にビジネスをしている勝ち組経営者やその一族と仲良くなる、ということです。
そこから必ず、富裕層ビジネスへの入り口が見つかります! ぜひ、参考にしてください(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
さて、今回も前回に続き、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会参加者からの質問を取り上げましたので、よかったら一緒に考えてみてください。
== 質 問 ==
BtoBの企業が富裕層のCにアピールする手段を教えてください。石原先生の「これからのビジネスはすべて富裕層につながるためにやるべき」というお言葉には大いに触発されているのですが、かと言ってどう動いたらいいものか・・・最初の一歩を踏み出せずにおります。何かヒントをお授けいただければ幸いです。
== 回 答 ==
富裕層ビジネスの本質を考えると、どう動いたら良いかの基本が見えてきますので、それを回答します。
== 解 説 ==
前回は、マーケットでの勝ち組関係者が、消費側に回った時に呼ばれるカテゴリーを「富裕層」と定義し、以下の宿題を出しました。
★あなたが構築するビジネスを通して富裕層と繋がり、仲良くなり、
「来年〇〇企業と提携して△△△ビジネスをスタートする」
「来年予算10億円位で気に入った別荘を買いたい」
という1次情報を得たとします。
その時点であなたしか知り得ないこの1次情報を利用して最大の価値を生み出す発想があなたにはありますか?
みなさん、何か良いアイディアは浮かびましたか?
私の顧問先では、メルマガで質問すると、その答えを考えることが習慣化しているので、いろいろな答えが飛び出しました。
新しい提携ビジネスに関しては、「その会社がやる△△△ビジネスの展開に合わせて、自社でも準備し、スタートと共に提携する」また、「顧客を予め探しておいてその会社の成果を上げ更に仲良くなる」・・・などいろいろ出てきました。
別荘に関しては、もっと具体的なアイディアが出ましたが、たとえば自社で探して利益を上げたり、一緒に探して関係性を深める、などがありました。
中でも、この話を基に日本中の別荘地の勝組みビルダーと仲良くなって別荘紹介業を始める・・・なんて発想も面白かったです(p_-)
みなさん、なかなかですよね(笑)
私の質問に答えることで、「BtoBでも富裕層と関係を築くことができる」ということにみなさん気付いたようです。
それは、前回私が書いた富裕層の定義、成功した、もしくは現在も成功している企業のオーナー、経営陣やその家系、資産家の一族・・・すなわち、マーケットでの勝ち組関係者が、消費側に回った時に呼ばれるカテゴリー、という文章からも読み取れますよね(*^^)v
BtoBビジネスでも、「勝ち組企業の経営者=富裕層」と気が付けば、普通に富裕層マーケットに行き着くことができる、入って行けるわけです。
ということで、BtoBビジネスをされている御社が富裕層ビジネスに向けて取る最初の一歩は、御社が一緒にビジネスをしている勝ち組経営者やその一族と仲良くなる、ということです。
そこから必ず、富裕層ビジネスへの入り口が見つかります! ぜひ、参考にしてください(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
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2020年03月30日(月)更新
BtoB企業が富裕層ビジネスを始めるためのヒント ~ その1 ~
目に見えない「新型コロナウイルス」に世界中が翻弄されていますが、経営者たるもの、こんな時こそどっしりと構え、自社の未来について思考を深めたいものです。
今回も私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会参加者からの質問を取り上げましたので、よかったら一緒に考えてみてください(#^^#)
== 質 問 ==
BtoBの企業が富裕層のCにアピールする手段を教えてください。石原先生の「これからのビジネスはすべて富裕層につながるためにやるべき」というお言葉には大いに触発されているのですが、かと言ってどう動いたらいいものか・・・最初の一歩を踏み出せずにおります。何かヒントをお授けいただければ幸いです。
== 回 答 ==
富裕層ビジネスの本質を考えると、どう動いたら良いかの基本が見えてきますので、それを回答します。
== 解 説 ==
私が『日本経営合理化協会』から講師の依頼をされて5年越しで行っている「資産家・成功塾」(月1回6ヶ月コース)でも、この【富裕層ビジネスの構築】は重要なテーマになっていて、みなさん真摯に取り組んでいただいています。
この「資産家・成功塾」で扱うメインのテーマは「経営の成功」ではなく「資本主義社会での成功」で、この世の中(資本主義社会)ではビジネスが成功したらそれで完成=終わりではなく、資本主義社会での成功を構築するためのスタートがやっと切れると考えて、思考の転換を図らなければなりません。そのために必要なことは・・・・という感じで展開しています。
その中で、富裕層ビジネスの構築や、富裕層との接触の重要性を示唆している訳ですが、その理由は、単に儲かるということ(これはこれでもの凄く重要ですよ!)以外に、価値ある1次情報は勝ち組企業や全てのマーケットの上位層からしか得られないという事実があるからです。
ちなみに、成功した、もしくは現在も成功している企業のオーナー、経営陣やその家系、資産家の一族・・・すなわち、マーケットでの勝ち組関係者が、消費側に回った時に呼ばれるカテゴリーが富裕層ということになります。
この世の中はITの普及で、ますます情報化社会になっていますが、“情報の価値”そのものは昔からまったく変わっているわけではなく、その情報の扱い方によって、2つの方向で理解・活用できると考えてください。
誰も知らない情報をいち早く知った時の価値は、出すか出さないかで決まる!
この場合、その情報をどう扱うかの主導権は、情報を知った人間のみに与えられた権利となります。誰に教えるか(出すか)誰に教えないか(出さないか)で、その得られた情報の価値をコントロールすることができます。
例えば、あなたが構築するビジネスを通して富裕層と繋がり、仲良くなり「来年〇〇企業と提携して△△△ビジネスをスタートする」「来年予算10億円位で気に入った別荘を買いたい」という1次情報を得たとしますが・・・その時点であなたしか知り得ないこの1次情報を利用して最大の価値を生み出す発想があなたにはありますか?
もう一度言いますね! あなたしか知り得ないこの1次情報を利用して最大の価値を生み出す発想があなたにはありますか?
これ、面白いので宿題とします。ぜひ、1週間じっくりと考えてみてください。ということで、また来週 (@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
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== 質 問 ==
BtoBの企業が富裕層のCにアピールする手段を教えてください。石原先生の「これからのビジネスはすべて富裕層につながるためにやるべき」というお言葉には大いに触発されているのですが、かと言ってどう動いたらいいものか・・・最初の一歩を踏み出せずにおります。何かヒントをお授けいただければ幸いです。
== 回 答 ==
富裕層ビジネスの本質を考えると、どう動いたら良いかの基本が見えてきますので、それを回答します。
== 解 説 ==
私が『日本経営合理化協会』から講師の依頼をされて5年越しで行っている「資産家・成功塾」(月1回6ヶ月コース)でも、この【富裕層ビジネスの構築】は重要なテーマになっていて、みなさん真摯に取り組んでいただいています。
この「資産家・成功塾」で扱うメインのテーマは「経営の成功」ではなく「資本主義社会での成功」で、この世の中(資本主義社会)ではビジネスが成功したらそれで完成=終わりではなく、資本主義社会での成功を構築するためのスタートがやっと切れると考えて、思考の転換を図らなければなりません。そのために必要なことは・・・・という感じで展開しています。
その中で、富裕層ビジネスの構築や、富裕層との接触の重要性を示唆している訳ですが、その理由は、単に儲かるということ(これはこれでもの凄く重要ですよ!)以外に、価値ある1次情報は勝ち組企業や全てのマーケットの上位層からしか得られないという事実があるからです。
ちなみに、成功した、もしくは現在も成功している企業のオーナー、経営陣やその家系、資産家の一族・・・すなわち、マーケットでの勝ち組関係者が、消費側に回った時に呼ばれるカテゴリーが富裕層ということになります。
この世の中はITの普及で、ますます情報化社会になっていますが、“情報の価値”そのものは昔からまったく変わっているわけではなく、その情報の扱い方によって、2つの方向で理解・活用できると考えてください。
誰も知らない情報をいち早く知った時の価値は、出すか出さないかで決まる!
この場合、その情報をどう扱うかの主導権は、情報を知った人間のみに与えられた権利となります。誰に教えるか(出すか)誰に教えないか(出さないか)で、その得られた情報の価値をコントロールすることができます。
例えば、あなたが構築するビジネスを通して富裕層と繋がり、仲良くなり「来年〇〇企業と提携して△△△ビジネスをスタートする」「来年予算10億円位で気に入った別荘を買いたい」という1次情報を得たとしますが・・・その時点であなたしか知り得ないこの1次情報を利用して最大の価値を生み出す発想があなたにはありますか?
もう一度言いますね! あなたしか知り得ないこの1次情報を利用して最大の価値を生み出す発想があなたにはありますか?
これ、面白いので宿題とします。ぜひ、1週間じっくりと考えてみてください。ということで、また来週 (@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
2020年03月23日(月)更新
日本の製造業はどう変わるべきか ~ 対新型コロナ編 ~
新型コロナウイルスはビジネス界にも巨大な暗雲をもたらしていますが、じつは前回の質問は、今年(2020年)1月20日に配信した私のメールマガジンに掲載したものでした。
あれから2カ月・・・世界中に新型コロナウイルスが広がっている今、まさにタイムリーな質問だと思ったので、あらためてこの質問にお答えしました。今のように変化の激しい時代には、経営判断が180度変わることも珍しくありません。参考にしてください。
== 質 問 ==
日本の製造業(中小企業)は今のままではダメだと思いますが、石原先生なら、どんなふうに変えていくでしょうか? ぜひご指南ください。
== 回 答 ==
今回の新型コロナウイルスは、日本の製造業にとってもの凄いチャンスでもあります!
製造業のかなりの部分が日本に戻ってくると思われるので、この流れに乗って独自技術や業種に特化した技術で世界一のノウハウを模索し蓄積すること、これがこれからの中小の製造業における「勝てるビジネスモデル」だと思います。
== 解 説 ==
これまで、日本の製造業は大手を先頭にどんどん海外に出て行く流れでした。その背景にあったのは、それを可能とした物流システムの安定的な発展や高度成長による日本国内の人件費の高騰で、安全且つ便利さを担保にアジアの安い人件費を求め取引先や工場をどんどん海外に移して行くといった動きが主流となりました。
この流れは不変で変わらないものという認識は、大手中小問わず日本中の製造業関係者だけではなく、一般のビジネスマンの間にも常識という感じで存在していたのですが、ここに来てかなり様相が変わってきたと思います。
その要因となったのが、今回の新型コロナウイルスの発生で、ネットの普及や物流とは別の意味でのロジスティック=人の移動が便利になったことによる考えもしなかったリスク(ウィルス感染)が、表に現れました。
安い人件費が安定的に確保できるはずのシステムや便利だったはずの物流システムが簡単にクラッシュして、経済が分断してしまいました(-_-;)
安くて良いモノを海外から引いて来ることで得られる利益と、このクラッシュが引き起こした経済損失とを比べたら、圧倒的に国内で製造した方が良いのではないかということになります。
人件費もアジア全体が高騰する流れに在る中、日本の人件費は既に下がり始めているというのも、この流れを後押しするものと思います。
たとえ安く作っても、物流は整っても、新型コロナウイルスのような人的被害は、今後ますます多発することが予想され、一度起こったら全面ストップし、防ぎようがないわけです。
私も今回はかなりびっくりしていますが、人の流通(移動)がこれだけ便利で広範囲に及ぶと、感染などの被害は防ぎようがないので、これに類似した現象は、今後も繰り返し、何度でも起きると思います。
この反省から言えることは、製造は海外ではなく、国内の手の届くところが安心で安全という思考です。私の尊敬する金融系のプロの方も“国内で設備投資が増える”と、同じような見方をされていました。
ロボットやAIの普及で人間がそんなにいらなくなってきていることもその要因だそうです。う~ん、なるほど、ですよね(p_-)
こういった流れに乗って、製造業に携わる中小企業は、手を広げずに、独自の技術に特化する、業界を絞りノウハウを積み重ね、可能であれば世界一を目指す位の志で、もう一度ゼロから取り組まれると良いと思います。
この大きなチャンスにぜひ全力でトライしてください(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
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あれから2カ月・・・世界中に新型コロナウイルスが広がっている今、まさにタイムリーな質問だと思ったので、あらためてこの質問にお答えしました。今のように変化の激しい時代には、経営判断が180度変わることも珍しくありません。参考にしてください。
== 質 問 ==
日本の製造業(中小企業)は今のままではダメだと思いますが、石原先生なら、どんなふうに変えていくでしょうか? ぜひご指南ください。
== 回 答 ==
今回の新型コロナウイルスは、日本の製造業にとってもの凄いチャンスでもあります!
製造業のかなりの部分が日本に戻ってくると思われるので、この流れに乗って独自技術や業種に特化した技術で世界一のノウハウを模索し蓄積すること、これがこれからの中小の製造業における「勝てるビジネスモデル」だと思います。
== 解 説 ==
これまで、日本の製造業は大手を先頭にどんどん海外に出て行く流れでした。その背景にあったのは、それを可能とした物流システムの安定的な発展や高度成長による日本国内の人件費の高騰で、安全且つ便利さを担保にアジアの安い人件費を求め取引先や工場をどんどん海外に移して行くといった動きが主流となりました。
この流れは不変で変わらないものという認識は、大手中小問わず日本中の製造業関係者だけではなく、一般のビジネスマンの間にも常識という感じで存在していたのですが、ここに来てかなり様相が変わってきたと思います。
その要因となったのが、今回の新型コロナウイルスの発生で、ネットの普及や物流とは別の意味でのロジスティック=人の移動が便利になったことによる考えもしなかったリスク(ウィルス感染)が、表に現れました。
安い人件費が安定的に確保できるはずのシステムや便利だったはずの物流システムが簡単にクラッシュして、経済が分断してしまいました(-_-;)
安くて良いモノを海外から引いて来ることで得られる利益と、このクラッシュが引き起こした経済損失とを比べたら、圧倒的に国内で製造した方が良いのではないかということになります。
人件費もアジア全体が高騰する流れに在る中、日本の人件費は既に下がり始めているというのも、この流れを後押しするものと思います。
たとえ安く作っても、物流は整っても、新型コロナウイルスのような人的被害は、今後ますます多発することが予想され、一度起こったら全面ストップし、防ぎようがないわけです。
私も今回はかなりびっくりしていますが、人の流通(移動)がこれだけ便利で広範囲に及ぶと、感染などの被害は防ぎようがないので、これに類似した現象は、今後も繰り返し、何度でも起きると思います。
この反省から言えることは、製造は海外ではなく、国内の手の届くところが安心で安全という思考です。私の尊敬する金融系のプロの方も“国内で設備投資が増える”と、同じような見方をされていました。
ロボットやAIの普及で人間がそんなにいらなくなってきていることもその要因だそうです。う~ん、なるほど、ですよね(p_-)
こういった流れに乗って、製造業に携わる中小企業は、手を広げずに、独自の技術に特化する、業界を絞りノウハウを積み重ね、可能であれば世界一を目指す位の志で、もう一度ゼロから取り組まれると良いと思います。
この大きなチャンスにぜひ全力でトライしてください(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
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2020年03月13日(金)更新
日本の製造業はどう変わるべきか
桜の開花宣言が待たれる今日この頃ですが、今回も、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加された方からの質問を取り上げました。あなたなら、この質問にどんな答えを出しますか? よかったら一緒に考えてみてください。
== 質 問 ==
日本の製造業(中小企業)は今のままではダメだと思いますが、石原先生なら、どんなふうに変えていくでしょうか? ぜひご指南ください。
== 回 答 ==
製造業だけに限りませんが、これからビジネスを起こしたり、既存ビジネスの改革をする場合には、世界中から情報を集めて何が最先端かを見極めて計画を立てるべきです。
自分の業界で世界最先端の技術や商品、ビジネスモデルを持っている会社を見つけたら、そこを真似する、抜くことを考える、もしくは提携する、などを目指すと良いと思います。
== 解 説 ==
先日、日本経営合理化協会の1日セミナー「社長のための-未来を読む力-」で話した内容にみなさん驚いていましたが、インターネットの普及によって、世界はもの凄いレベルで進歩発展していて、その速度はもはやインフラがマイナスの作用をする程の速度となっています。
この状況を踏まえると、これから新しいビジネスを考える場合は、今の経験値やインフラなどをあまり考えないで、やりたいビジネスについて世界中から最新・最先端の情報を集めてスタートすることをお勧めします。
そのためには、英語で検索することが必須です!理由はシンプルで、インターネットの主要言語が英語だからですね。
※日本人はほとんど知らないことですが、インターネット上の日本語での情報量はなんと全体の約3%しかありません。しかも、日本語のネット情報の中で、英語から日本語に翻訳された最先端情報は0.3%位ということです。
ここで注意すべきは、新規ビジネスや、既存ビジネスの改革をする場合は、今のインフラを無視する位の覚悟というか思考で取組む、ということです。
中国の深センに行くとみなさん驚きますが、全てが最先端の都市が発展しています。その理由は、何もない場所に新しく都市を創ったから最先端の都市になり得たということです。
世の中の進歩は早く、みんながスマホでキャッシュレス、財布を持たない都市になっているわけですが、これはゼロベースで新しく都市を創ったからこそできたのです。
日本のキャッシュレスが進まないのは、既にスイカなどの交通系ICカードやクレジットカードがインフラとして普及しているので、進んでいないとも言えるわけですよ(-_-;)
というように、既存の心理的インフラとなっている概念なども捨てて、取り組むべきだということです。私の言わんとする意味、伝わりましたか?ぜひ、トライしてみてください(@^^)/~~~
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== 質 問 ==
日本の製造業(中小企業)は今のままではダメだと思いますが、石原先生なら、どんなふうに変えていくでしょうか? ぜひご指南ください。
== 回 答 ==
製造業だけに限りませんが、これからビジネスを起こしたり、既存ビジネスの改革をする場合には、世界中から情報を集めて何が最先端かを見極めて計画を立てるべきです。
自分の業界で世界最先端の技術や商品、ビジネスモデルを持っている会社を見つけたら、そこを真似する、抜くことを考える、もしくは提携する、などを目指すと良いと思います。
== 解 説 ==
先日、日本経営合理化協会の1日セミナー「社長のための-未来を読む力-」で話した内容にみなさん驚いていましたが、インターネットの普及によって、世界はもの凄いレベルで進歩発展していて、その速度はもはやインフラがマイナスの作用をする程の速度となっています。
この状況を踏まえると、これから新しいビジネスを考える場合は、今の経験値やインフラなどをあまり考えないで、やりたいビジネスについて世界中から最新・最先端の情報を集めてスタートすることをお勧めします。
そのためには、英語で検索することが必須です!理由はシンプルで、インターネットの主要言語が英語だからですね。
※日本人はほとんど知らないことですが、インターネット上の日本語での情報量はなんと全体の約3%しかありません。しかも、日本語のネット情報の中で、英語から日本語に翻訳された最先端情報は0.3%位ということです。
ここで注意すべきは、新規ビジネスや、既存ビジネスの改革をする場合は、今のインフラを無視する位の覚悟というか思考で取組む、ということです。
中国の深センに行くとみなさん驚きますが、全てが最先端の都市が発展しています。その理由は、何もない場所に新しく都市を創ったから最先端の都市になり得たということです。
世の中の進歩は早く、みんながスマホでキャッシュレス、財布を持たない都市になっているわけですが、これはゼロベースで新しく都市を創ったからこそできたのです。
日本のキャッシュレスが進まないのは、既にスイカなどの交通系ICカードやクレジットカードがインフラとして普及しているので、進んでいないとも言えるわけですよ(-_-;)
というように、既存の心理的インフラとなっている概念なども捨てて、取り組むべきだということです。私の言わんとする意味、伝わりましたか?ぜひ、トライしてみてください(@^^)/~~~
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2020年02月17日(月)更新
新規事業の取り組み方
2月も中盤。少しずつ春の足音が聞こえてきました♪ そんな中、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加された方から、新規事業に関する質問が届きました。あなたの会社ではどんな取り組みをされていますか? よかったら一緒に考えてみてください。
== 質 問 ==
現在の事業が成熟産業で、海外からの格安品の流入も多く、今後努力しても売上が減少して行くと考えています。こういった状況を考えると、どうしても新規事業の開発が必要だと思いますが、どのような分野に参入すれば良いでしょうか? 新規事業の取り組み方について教えてください。
== 回 答 ==
この質問の答えになるかはちょっと別ですが、事業を起こすのには投資が必要ですから、その投資額が今の事業で補える範囲内の事業を見つけるのが、現状で新規ビジネスを考える・選ぶ一つの目安になると思います。
== 解 説 ==
今回の質問ですが、現状で、この会社の規模感やどんなビジネスをされているかなども分からないので“このビジネスが良いですよ”と、簡単にお答えするのは難しいと思います。
なので、メルマガの読者さんにもプラスになるように、ちょっと方向を変えた答えをしてみます。
ということで回答ですが、新規事業を起こす場合に考えなければいけないことは、現状でどれ位の投資が可能かということで、その範囲内で実現可能なビジネスを考えるべきでしょう。
例えば、現状の仕事で毎年5000万円の利益がコンスタントに出ているなら、この5000万円が年間の新規事業立上のための投資額の上限となります。
もちろん、この5000万円を何年かけて事業をやるかという計画もあると思いますので、例えば、それが3年なら、3年×5000万円=1億5000万円で立ち上げられるビジネスが可能ということとなります。
そして、その範囲内で人をアサインさせ、開発費用をかけ、商品やサービスを選定し、テストトライして、ブラッシュアップして行くということです。
ザクッとでも良いので、まずはこの辺りの計算をしっかりした上で、できるビジネスを模索するというのが、スタートとして良いのではないでしょうか?
他の方法としては、立ち上げ費用を銀行などから融資を受けるという方法で用意する…もありますが、リスクが高いので、私はあまりお勧めしません。このあたり、ぜひ一度考えてみてください。期待しています(@^^)/~~~
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== 質 問 ==
現在の事業が成熟産業で、海外からの格安品の流入も多く、今後努力しても売上が減少して行くと考えています。こういった状況を考えると、どうしても新規事業の開発が必要だと思いますが、どのような分野に参入すれば良いでしょうか? 新規事業の取り組み方について教えてください。
== 回 答 ==
この質問の答えになるかはちょっと別ですが、事業を起こすのには投資が必要ですから、その投資額が今の事業で補える範囲内の事業を見つけるのが、現状で新規ビジネスを考える・選ぶ一つの目安になると思います。
== 解 説 ==
今回の質問ですが、現状で、この会社の規模感やどんなビジネスをされているかなども分からないので“このビジネスが良いですよ”と、簡単にお答えするのは難しいと思います。
なので、メルマガの読者さんにもプラスになるように、ちょっと方向を変えた答えをしてみます。
ということで回答ですが、新規事業を起こす場合に考えなければいけないことは、現状でどれ位の投資が可能かということで、その範囲内で実現可能なビジネスを考えるべきでしょう。
例えば、現状の仕事で毎年5000万円の利益がコンスタントに出ているなら、この5000万円が年間の新規事業立上のための投資額の上限となります。
もちろん、この5000万円を何年かけて事業をやるかという計画もあると思いますので、例えば、それが3年なら、3年×5000万円=1億5000万円で立ち上げられるビジネスが可能ということとなります。
そして、その範囲内で人をアサインさせ、開発費用をかけ、商品やサービスを選定し、テストトライして、ブラッシュアップして行くということです。
ザクッとでも良いので、まずはこの辺りの計算をしっかりした上で、できるビジネスを模索するというのが、スタートとして良いのではないでしょうか?
他の方法としては、立ち上げ費用を銀行などから融資を受けるという方法で用意する…もありますが、リスクが高いので、私はあまりお勧めしません。このあたり、ぜひ一度考えてみてください。期待しています(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
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