ブログ個人トップ | 経営者会報 (社長ブログ)
企業を発展させるための経営のヒントについて、独自の切り口で紹介します。
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2011年07月15日(金)更新
プレーヤーでありたいマネ―ジャーと、どう対峙すべきか
関東地方でも梅雨明けし、猛暑が続いています。今年の夏は節電への貢献も加味して、より効率的な行動を心がけたいですね。組織で効率的な仕事をするためには、マネジメント能力の高い管理職の存在が不可欠ですが、今回はマネージャー育成に悩む経営者からの相談に答えてみました。よかったら、参考にしてください。
== 質 問 ==
どうしてもプレーヤーでありたいマネ―ジャーに、マネージャーとしての価値観を持たせるにはどうしたらいいでしょうか?
== 回 答 ==
こういう場合、とにかく無理しないことが重要ですが、何かの機会にマネージャーを体験させ、役にたっている自分を経験させると、マネージャー業務に興味をもって移行していくことは多いです。ですので、そんなシチュエーションを作れるようなトライをしてみてください。
== 解 説 ==
経営者や上司から見て、マネージャーや現場の責任者にさせたいと思っているプレーヤーの方がマネージャーや現場の責任者になりたがらない原因で多いのが、マネージャー業務そのものに対する情報や理解が無いために、漠然と無理と思っているとか自信が無いという状態でいるということです。
かなり積極的な人は別ですが、スタッフは知識や情報が無いと基本的には失敗を恐れて、何かに挑戦しようとしないことの方が多いので、そういう状況ではトライさせることは難しいと思います。
解決策として、こういう場合に有効なのが、仕組みとしてマネージャー業務を知るとか体験させるという機会を設けてしまうことです。
やり方としては、外部の研修に行かせて知識を身に付けさせる方法と、社内に教育の仕組みを作って、毎年定期的に現場のスタッフにマネージャー業務の知識や情報を与えておく、体験させるという方法があります。
また、社内の仕組みでいうと、本来は入社したときからキャリアパス等で現場の仕事が出来るようになったら次のステップとしてマネージャーの業務に上がって行くのが普通という環境や理解を作ってしまうという方法もありますね(*^_^*)
質問の方の場合だと、社内の準備もありますので、前者の外部教育に出すという方がいいと思いますが、この場合も「社内にノウハウを蓄積するために○○さんに外部の研修に出て来てもらってレポート書いて欲しい、感想を聞かせて欲しい・・・」というように、本人にはあまりプレッシャーにならないような伝え方で、参加させるなどの配慮をしてください。
そういう研修やセミナーに参加すると、現場力のある方であれば、知識が増すに連れて、かなり興味を持ってマネージャーの仕事を見るようになると思いますし、参加者とも仲良くなったりしますので、マネージャーに対するイメージも変わってくると思います。
無理しないで、興味の枠を広げさせるために、まずは知識を入れる、マネージャーの人と情報交換できるようにさせる、役に立つ自分をイメージさせたり、体感させたりする、そんなステップを踏みながら進めていくといいと思います。
もちろん、人によっては絶対にイヤダという人もいるので、その場合は無理しないで現場で活躍する方を選んでいただくわけですが、今回のことを教訓として、会社としては、先ほど解説したようなマネージャーへの自然な流れなどの仕組みはしっかり作るようにしてください。
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があればぜひ覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
== 質 問 ==
どうしてもプレーヤーでありたいマネ―ジャーに、マネージャーとしての価値観を持たせるにはどうしたらいいでしょうか?
== 回 答 ==
こういう場合、とにかく無理しないことが重要ですが、何かの機会にマネージャーを体験させ、役にたっている自分を経験させると、マネージャー業務に興味をもって移行していくことは多いです。ですので、そんなシチュエーションを作れるようなトライをしてみてください。
== 解 説 ==
経営者や上司から見て、マネージャーや現場の責任者にさせたいと思っているプレーヤーの方がマネージャーや現場の責任者になりたがらない原因で多いのが、マネージャー業務そのものに対する情報や理解が無いために、漠然と無理と思っているとか自信が無いという状態でいるということです。
かなり積極的な人は別ですが、スタッフは知識や情報が無いと基本的には失敗を恐れて、何かに挑戦しようとしないことの方が多いので、そういう状況ではトライさせることは難しいと思います。
解決策として、こういう場合に有効なのが、仕組みとしてマネージャー業務を知るとか体験させるという機会を設けてしまうことです。
やり方としては、外部の研修に行かせて知識を身に付けさせる方法と、社内に教育の仕組みを作って、毎年定期的に現場のスタッフにマネージャー業務の知識や情報を与えておく、体験させるという方法があります。
また、社内の仕組みでいうと、本来は入社したときからキャリアパス等で現場の仕事が出来るようになったら次のステップとしてマネージャーの業務に上がって行くのが普通という環境や理解を作ってしまうという方法もありますね(*^_^*)
質問の方の場合だと、社内の準備もありますので、前者の外部教育に出すという方がいいと思いますが、この場合も「社内にノウハウを蓄積するために○○さんに外部の研修に出て来てもらってレポート書いて欲しい、感想を聞かせて欲しい・・・」というように、本人にはあまりプレッシャーにならないような伝え方で、参加させるなどの配慮をしてください。
そういう研修やセミナーに参加すると、現場力のある方であれば、知識が増すに連れて、かなり興味を持ってマネージャーの仕事を見るようになると思いますし、参加者とも仲良くなったりしますので、マネージャーに対するイメージも変わってくると思います。
無理しないで、興味の枠を広げさせるために、まずは知識を入れる、マネージャーの人と情報交換できるようにさせる、役に立つ自分をイメージさせたり、体感させたりする、そんなステップを踏みながら進めていくといいと思います。
もちろん、人によっては絶対にイヤダという人もいるので、その場合は無理しないで現場で活躍する方を選んでいただくわけですが、今回のことを教訓として、会社としては、先ほど解説したようなマネージャーへの自然な流れなどの仕組みはしっかり作るようにしてください。
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
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2011年07月01日(金)更新
社長は「24時間年中無休」で戦うべきか
ここ数日、関東甲信越地方でも記録的な猛暑となっていますが、今年の夏は節電対策から長めの夏休みを取る会社もあるようです。そもそも日本人はまじめな国民なので、経営者ともなると「24時間体制」の方も少なくないですよね(――;)
私も最近、社長の勤務時間について聞かれることが多いので、「明大生との毎週一問百答」でも、過去に同じような質問があったことを思い出し、今回あらためてこの質問に答えてみました。あなたのスタイルはいかがですか?
== 質 問 ==
社長業は「365日24時間年中無休」という考え方がありますが、率直に言って、どのようにお考えになられますか?
== 回 答 ==
経営者にはそれぞれ考えがありますので、働き方のスタイルは好みの問題ですが、「365日24時間年中無休」で働いて大きな成功を収めている経営者の方はそんなに多くないのではないかと思います。感覚的な印象では、休みの多さに比例して会社は大きくなるのではないか・・・そんな感じです(*^_^*)
== 解 説 ==
今回の質問はとってもおもしろい質問なので、回答するのも楽しかったのですが、最後に付け足した「感覚的な印象では、休みの多さに比例して会社は大きくなるのではないか・・・そんな感じです」は、多くの経営者に会っている私の体験からすると本当で「まさにそうだ!」と思っています。
これには、いろいろな理由がありますが、まず一番の要素が組織化をしっかり完成させているので、経営者が毎日現場で行われている実務や作業に関わらなくてもよくなっているということが一番大きな理由だと思います。
私が主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会でもよく会員の方に話すのですが、経営は二層構造、現場(=実務であり作業)と経営(=企業の向かう方向の決定・決断やアイディアを考えること)で、経営者はなるべく早く現場を離れて経営を仕事とすることが大切ですが、それに気づいて経営者という役割を果たしているということです。
もし、経営者が「365日24時間年中無休」で、現場の作業をしていたら、経営的な判断や将来の方向を考えるための情報収集や思考の時間がなくなってしまいます。
次の理由が、本当の情報は深い信頼関係を持った人間関係の中からしか掴めない、伝わってこないので、そういった関係を作るためには、経営者にかなり時間的な余裕がないと築けないという現実があるからです。
今は、情報化社会でネットからいろんな情報が集められると思っている方も多いのですが、ネットに流れる情報は、ある意味モノゴトが終わった後、完成された後に流れるのであって、何かを作り上げていく情報ではないのです。
経営者が掴まないといけない情報はまだこの世の中に公になっていない「コアな情報」ですから、それは、リアルな人間関係を通してでないと伝わってこない、ということです。
ですから経営者は長年にわたるリアルな人間関係を大切にするわけですが、「365日24時間年中無休」で働いていたら、絶対にそういう関係は築けないので、大きく成功することは難しいと思います。
最後にしくみ化の問題からの観点ですが、経営者が自ら実務を行う場合(1人で会社をやっているとか、自営業の場合などですね)でも、成功している人はなるべく仕事を他社(もしくは他者)とかに割り振ったりして自分は仕事をしない方向で成果をあげている場合が多いです。
極端に言うと、自分は何もしないで収益を上げる仕組みを作っているような方までいますので、「365日24時間年中無休」とは違う観点で仕事をしていると思います。
もちろん、これまで話したようになるまでには「365日24時間年中無休」でがんばったからこうなったという方も多いと思いますので、過程としてはある意味正しいと思いますが、経営のゴールはそこにはないと考えた方がいいと思います。
「休みの多さ=企業の経営の大きさ」・・・しっかり経営していけば、こんな方程式が完成するということです。参考にしてみてください。
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
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私も最近、社長の勤務時間について聞かれることが多いので、「明大生との毎週一問百答」でも、過去に同じような質問があったことを思い出し、今回あらためてこの質問に答えてみました。あなたのスタイルはいかがですか?
== 質 問 ==
社長業は「365日24時間年中無休」という考え方がありますが、率直に言って、どのようにお考えになられますか?
== 回 答 ==
経営者にはそれぞれ考えがありますので、働き方のスタイルは好みの問題ですが、「365日24時間年中無休」で働いて大きな成功を収めている経営者の方はそんなに多くないのではないかと思います。感覚的な印象では、休みの多さに比例して会社は大きくなるのではないか・・・そんな感じです(*^_^*)
== 解 説 ==
今回の質問はとってもおもしろい質問なので、回答するのも楽しかったのですが、最後に付け足した「感覚的な印象では、休みの多さに比例して会社は大きくなるのではないか・・・そんな感じです」は、多くの経営者に会っている私の体験からすると本当で「まさにそうだ!」と思っています。
これには、いろいろな理由がありますが、まず一番の要素が組織化をしっかり完成させているので、経営者が毎日現場で行われている実務や作業に関わらなくてもよくなっているということが一番大きな理由だと思います。
私が主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会でもよく会員の方に話すのですが、経営は二層構造、現場(=実務であり作業)と経営(=企業の向かう方向の決定・決断やアイディアを考えること)で、経営者はなるべく早く現場を離れて経営を仕事とすることが大切ですが、それに気づいて経営者という役割を果たしているということです。
もし、経営者が「365日24時間年中無休」で、現場の作業をしていたら、経営的な判断や将来の方向を考えるための情報収集や思考の時間がなくなってしまいます。
次の理由が、本当の情報は深い信頼関係を持った人間関係の中からしか掴めない、伝わってこないので、そういった関係を作るためには、経営者にかなり時間的な余裕がないと築けないという現実があるからです。
今は、情報化社会でネットからいろんな情報が集められると思っている方も多いのですが、ネットに流れる情報は、ある意味モノゴトが終わった後、完成された後に流れるのであって、何かを作り上げていく情報ではないのです。
経営者が掴まないといけない情報はまだこの世の中に公になっていない「コアな情報」ですから、それは、リアルな人間関係を通してでないと伝わってこない、ということです。
ですから経営者は長年にわたるリアルな人間関係を大切にするわけですが、「365日24時間年中無休」で働いていたら、絶対にそういう関係は築けないので、大きく成功することは難しいと思います。
最後にしくみ化の問題からの観点ですが、経営者が自ら実務を行う場合(1人で会社をやっているとか、自営業の場合などですね)でも、成功している人はなるべく仕事を他社(もしくは他者)とかに割り振ったりして自分は仕事をしない方向で成果をあげている場合が多いです。
極端に言うと、自分は何もしないで収益を上げる仕組みを作っているような方までいますので、「365日24時間年中無休」とは違う観点で仕事をしていると思います。
もちろん、これまで話したようになるまでには「365日24時間年中無休」でがんばったからこうなったという方も多いと思いますので、過程としてはある意味正しいと思いますが、経営のゴールはそこにはないと考えた方がいいと思います。
「休みの多さ=企業の経営の大きさ」・・・しっかり経営していけば、こんな方程式が完成するということです。参考にしてみてください。
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があればぜひ覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
2011年06月17日(金)更新
部下に新しいことをやらせてみるために大切なこと
今回は、部下に組織運営を任せてみたり、新しい仕事をやってもらうときに、どう教えたらいいかという質問を取り上げてみました。これは、経営者なら誰もが突き当たる問題の打開策でもあります。よかったら、参考にしてください(*^_^*)
== 質 問 ==
部下に組織を運営させたり、新しいことをやらせてみる時の準備で、石原先生が何をされているのか(考えているのか)を、聞かせてほしいです。実際動きだした検証を、どういう視点でみているのかなども教えてください。
== 回 答 ==
目的を明確にして、仕事を実行する前にしっかりした準備(=プラン作り)をしてもらうこと、そして経過の報告をしてもらうことを心がけています。
== 解 説 ==
人が成長するには「チャレンジ」することだと思うので、なるべくやったことがないこと、初めてのことをやってもらいたいと思っていますが、そのときに大事なことは『ゴールは何か』ということを明確にすることだと思います。
そして、その目的に向かって具体的に何をするかをタイムスケジュールも考えて、事前にしっかりプランニングしてもらうことだと思います。
私の経験から言うと、大体この時に作ったプランのレベルで、その人のスキルが分かるので、OKならすぐスタート、難しかったらここで時間をかけて何度も再考してもらうようにしています。
これをやらないで実行に移してしまうと、また、大枠の話だけで大丈夫だと思ってGOしてしまうと、後で相当厄介なことになってしまいます。それに、やらされる本人も大変になってしまいますよね(ーー;)
そして、出来上がった計画を実行に移す時には、定期的に数字(=売上げ等)も含んだ報告をしてもらった方がいいと思っています。
この時、「時間は=お金=コストである」こと、計画は計画でしかなく、結局は「その計画に合わせて現実を動かしていくこと=人を動かすこと=統治=管理すること」などを身をもって体験してもらいたいと思っています。
企業や組織は、常に次期経営陣や経営者を生み出していかなければならないわけですから、こういう取り組みは、人を成長させるという目的とは違った、経営的視点で考えても必須だと思います。
ぜひ、組織として切羽詰まった状況を迎える前に取り組んでおくべきだと思います。参考にしてください。
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があればぜひ覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
== 質 問 ==
部下に組織を運営させたり、新しいことをやらせてみる時の準備で、石原先生が何をされているのか(考えているのか)を、聞かせてほしいです。実際動きだした検証を、どういう視点でみているのかなども教えてください。
== 回 答 ==
目的を明確にして、仕事を実行する前にしっかりした準備(=プラン作り)をしてもらうこと、そして経過の報告をしてもらうことを心がけています。
== 解 説 ==
人が成長するには「チャレンジ」することだと思うので、なるべくやったことがないこと、初めてのことをやってもらいたいと思っていますが、そのときに大事なことは『ゴールは何か』ということを明確にすることだと思います。
そして、その目的に向かって具体的に何をするかをタイムスケジュールも考えて、事前にしっかりプランニングしてもらうことだと思います。
私の経験から言うと、大体この時に作ったプランのレベルで、その人のスキルが分かるので、OKならすぐスタート、難しかったらここで時間をかけて何度も再考してもらうようにしています。
これをやらないで実行に移してしまうと、また、大枠の話だけで大丈夫だと思ってGOしてしまうと、後で相当厄介なことになってしまいます。それに、やらされる本人も大変になってしまいますよね(ーー;)
そして、出来上がった計画を実行に移す時には、定期的に数字(=売上げ等)も含んだ報告をしてもらった方がいいと思っています。
この時、「時間は=お金=コストである」こと、計画は計画でしかなく、結局は「その計画に合わせて現実を動かしていくこと=人を動かすこと=統治=管理すること」などを身をもって体験してもらいたいと思っています。
企業や組織は、常に次期経営陣や経営者を生み出していかなければならないわけですから、こういう取り組みは、人を成長させるという目的とは違った、経営的視点で考えても必須だと思います。
ぜひ、組織として切羽詰まった状況を迎える前に取り組んでおくべきだと思います。参考にしてください。
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があればぜひ覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
2011年05月06日(金)更新
全く違う業界から採用するときに気をつけること
GWも終盤ですが、みなさんどんな過ごし方をされているでしょうか? ぜひ上手に時間をつくって、日頃はなかなか向き合えない問題について、思い切り思考を深めてみていただきたいと思います。
採用に関しても、多くの経営者が悩みを抱えていると思います。今回は、ある税理士さんからの質問をもとに、違う業界から採用する場合に気をつけるべきことを考えてみました。よかったら、参考にしてください(*^^)v
== 質 問 ==
税理士事務所でシステム開発とWEBマーケティングができる人の採用を検討しています。全く違う業界の人を採用するときに気をつけることは何でしょうか? 教えてください。
== 回 答 ==
専門家と仲良くなって、入社時のスキルチェックをしてもらうこと、また業務に入ってからは、家庭教師になってもらうことが重要です。経営者はそういう専門家との人間関係を普段から構築しておくことが大切です。意識して人脈を広げておきましょう。
== 解 説 ==
経営者が分かっていない分野で専門分野のスタッフを採用する際に問題になるのが、まずスキルチェックの問題です。面接等の際に話していることが実際に出来るのかなど、確認しないで採用すると後でとっても大変なことになりますよね。
それに、そもそもしっかりした技術があるなら、一般的には全く違う分野に仕事を求めようとしないわけですから、この採用の人選にはかなり気を付けたほうがいいと思います(こういう採用は危険がいっぱいです)。
また、採用してから大変なのが、教育と支配(?)と言うか上下関係の構築の問題です。トップが出来ないことを部下がやれるとか、知っていることで起きる組織内の秩序の乱れは、経営上大事な仕事を任せている人間であればあるほど難しくなっていきますので、変な関係が出来上がってしまったら、なかなか直せないと考えておくことが必要です。
さらに、その人間がやっていることが、他社と比べて勝っているのか劣っているのかなども経営の競争や効率に大きく影響しますので、常にチェックできる状況を作っておく必要があるということです。
こういう場合にどうすれば良いかですが、私は事前に専門家の知り合いを作っておいて、入社時のスキルチェックをお願いしたり、定期的に面談等をしてもらって成長を確認してもらう、必要ならば教育してもらえると良いと思います。
専門スタッフにしても、社長の関係者に自分の分野の専門家がいると分かると、良い意味で緊張するし、組織内で変な特権を持つなどという関係を作れないことになりますので、リスク管理にもなると思います(*^_^*)
もちろん、現状でそんな関係が出来ていないのであれば、専門家にお金を払って入社時のチェックや教育を任せるということになりますが、長期的には経営者は意識して人間関係を広げていって、いろいろな専門家とのネットワークを構築しておくことが重要だと思います。
今回質問されている方ですが、税理士事務所の方なので、あなたの仕事がそもそも専門分野ですから、この方法はとってもやりやすいと思います。
経営者が経理に明るくなかった場合、その会社の経理スタッフのスキルチェックや教育は、お手のものですよね(*^_^*)
お互い協力し合っていきましょうと、システム開発&WEBマーケティングの専門家の方に言ってみてください。良い関係が作れると思います。
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があればぜひ覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
採用に関しても、多くの経営者が悩みを抱えていると思います。今回は、ある税理士さんからの質問をもとに、違う業界から採用する場合に気をつけるべきことを考えてみました。よかったら、参考にしてください(*^^)v
== 質 問 ==
税理士事務所でシステム開発とWEBマーケティングができる人の採用を検討しています。全く違う業界の人を採用するときに気をつけることは何でしょうか? 教えてください。
== 回 答 ==
専門家と仲良くなって、入社時のスキルチェックをしてもらうこと、また業務に入ってからは、家庭教師になってもらうことが重要です。経営者はそういう専門家との人間関係を普段から構築しておくことが大切です。意識して人脈を広げておきましょう。
== 解 説 ==
経営者が分かっていない分野で専門分野のスタッフを採用する際に問題になるのが、まずスキルチェックの問題です。面接等の際に話していることが実際に出来るのかなど、確認しないで採用すると後でとっても大変なことになりますよね。
それに、そもそもしっかりした技術があるなら、一般的には全く違う分野に仕事を求めようとしないわけですから、この採用の人選にはかなり気を付けたほうがいいと思います(こういう採用は危険がいっぱいです)。
また、採用してから大変なのが、教育と支配(?)と言うか上下関係の構築の問題です。トップが出来ないことを部下がやれるとか、知っていることで起きる組織内の秩序の乱れは、経営上大事な仕事を任せている人間であればあるほど難しくなっていきますので、変な関係が出来上がってしまったら、なかなか直せないと考えておくことが必要です。
さらに、その人間がやっていることが、他社と比べて勝っているのか劣っているのかなども経営の競争や効率に大きく影響しますので、常にチェックできる状況を作っておく必要があるということです。
こういう場合にどうすれば良いかですが、私は事前に専門家の知り合いを作っておいて、入社時のスキルチェックをお願いしたり、定期的に面談等をしてもらって成長を確認してもらう、必要ならば教育してもらえると良いと思います。
専門スタッフにしても、社長の関係者に自分の分野の専門家がいると分かると、良い意味で緊張するし、組織内で変な特権を持つなどという関係を作れないことになりますので、リスク管理にもなると思います(*^_^*)
もちろん、現状でそんな関係が出来ていないのであれば、専門家にお金を払って入社時のチェックや教育を任せるということになりますが、長期的には経営者は意識して人間関係を広げていって、いろいろな専門家とのネットワークを構築しておくことが重要だと思います。
今回質問されている方ですが、税理士事務所の方なので、あなたの仕事がそもそも専門分野ですから、この方法はとってもやりやすいと思います。
経営者が経理に明るくなかった場合、その会社の経理スタッフのスキルチェックや教育は、お手のものですよね(*^_^*)
お互い協力し合っていきましょうと、システム開発&WEBマーケティングの専門家の方に言ってみてください。良い関係が作れると思います。
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2011年04月15日(金)更新
古い体質とビジネスモデルから抜け出す法
4月に入り、新入社員を迎えた会社もあると思いますが、春は「変化」の季節です。今回は設備関係の製造業を営む経営者さんからの質問を取り上げ、古い体質やビジネスモデルからの脱皮について考えてみたいと思います。
== 質 問 ==
設備関係の製造業を営んでいます。古い体質と古いビジネスモデルであることは重々承知しているのですが、そこから抜け出す方法がわかりません。何かいいアドバイスをいただけると幸いです。
== 回 答 ==
新しいビジネスは、現在の仕事の周辺か、あなたの人間関係の延長線上で発生することが多いものです。そういう視点で、周りのビジネスや人間関係を見直してみてください。必ずなんらかのヒントが見つかるはずです。
== 解 説 ==
設備関係の仕事は、今の日本の状況を考えると、やはり今後どんどん発展するという仕事では無いと思います。なので、ご質問のように何らかの業態変化なり、別の業種に転換するなどの変化をすることで、将来に備えた方がいいと思います。
そこで、出口を見つけるための方法ですが、仕事の発生は今のビジネスの周辺にあるか、もしくは人間関係の中から発生する場合が多いので、まずはそこを起点に出口を探してみてはいかがでしょうか?
ビジネスの周りとは、単に関連する仕事というだけではなく、もう少しイメージを広げると、今の業種で困っていることを解決するという方法などもあります。
これは、今実際にあなたが仕事を進める中で、こんなことで困っている・・・という事などを真剣に考えて改善する方法を作るとかですが、業種的に考えてこういう方法はたくさんあるのではないかと思います。
また、あなたが業種転換などを考えるということは、他の方たちも考えているということなので、M&Aや、異業種に転回するためのアドバイスなんてことも、ビジネスの要素としてはありますよね。そういう感じで、発想を広げて切り口を考えてみてください。
また、新しいビジネスは、通常人間関係の延長線上に発生する場合も多いので、まずは知り合いに「今の仕事にとらわれないで、新しいビジネスを探しているんだよね」とインフォメーションすることをはじめてください。案外簡単に「こんなのどう?」などという話が来ると思います。こういう感じで、常に情報が入って来るようになれば、新しい切り口が見つかっていくと思います。
この時に問題になるのが、今のあなたの人間関係ですが、業界の人しか付き合いが無いというのであれば、まずはいろいろな会合などに参加して人脈を広げる所からスタートすると良いかもしれませんね(ーー;) こういう場合は、焦らなくても良いのでそこからスタートしてください。
経営者ならば、経営上のリスクを考えて日常からいろいろなところで人脈を増やしておくといいですね。以上、参考にしてみてください。
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があればぜひ覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
== 質 問 ==
設備関係の製造業を営んでいます。古い体質と古いビジネスモデルであることは重々承知しているのですが、そこから抜け出す方法がわかりません。何かいいアドバイスをいただけると幸いです。
== 回 答 ==
新しいビジネスは、現在の仕事の周辺か、あなたの人間関係の延長線上で発生することが多いものです。そういう視点で、周りのビジネスや人間関係を見直してみてください。必ずなんらかのヒントが見つかるはずです。
== 解 説 ==
設備関係の仕事は、今の日本の状況を考えると、やはり今後どんどん発展するという仕事では無いと思います。なので、ご質問のように何らかの業態変化なり、別の業種に転換するなどの変化をすることで、将来に備えた方がいいと思います。
そこで、出口を見つけるための方法ですが、仕事の発生は今のビジネスの周辺にあるか、もしくは人間関係の中から発生する場合が多いので、まずはそこを起点に出口を探してみてはいかがでしょうか?
ビジネスの周りとは、単に関連する仕事というだけではなく、もう少しイメージを広げると、今の業種で困っていることを解決するという方法などもあります。
これは、今実際にあなたが仕事を進める中で、こんなことで困っている・・・という事などを真剣に考えて改善する方法を作るとかですが、業種的に考えてこういう方法はたくさんあるのではないかと思います。
また、あなたが業種転換などを考えるということは、他の方たちも考えているということなので、M&Aや、異業種に転回するためのアドバイスなんてことも、ビジネスの要素としてはありますよね。そういう感じで、発想を広げて切り口を考えてみてください。
また、新しいビジネスは、通常人間関係の延長線上に発生する場合も多いので、まずは知り合いに「今の仕事にとらわれないで、新しいビジネスを探しているんだよね」とインフォメーションすることをはじめてください。案外簡単に「こんなのどう?」などという話が来ると思います。こういう感じで、常に情報が入って来るようになれば、新しい切り口が見つかっていくと思います。
この時に問題になるのが、今のあなたの人間関係ですが、業界の人しか付き合いが無いというのであれば、まずはいろいろな会合などに参加して人脈を広げる所からスタートすると良いかもしれませんね(ーー;) こういう場合は、焦らなくても良いのでそこからスタートしてください。
経営者ならば、経営上のリスクを考えて日常からいろいろなところで人脈を増やしておくといいですね。以上、参考にしてみてください。
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
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