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企業を発展させるための経営のヒントについて、独自の切り口で紹介します。
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2018年12月27日(木)更新
これからの日本や世界の流れについて教えてください! ~その2~
いよいよ2018年最後のブログとなりました。今回も前回取り上げた質問への回答の続きですが、私が今春からスタートさせた教育のシェアリングエコノミー・プラットフォーム「石原式ココスタディ(通称:ココスタ)」で、新たに私のことを知ってくれた若者から寄せられた質問です。
前号をうっかり読み逃した方は、まず【こちら】からお読みいただきたいところですが、あなたは2019年がどんな年になると予測していらっしゃいますか? よかったら、私の回答を参考に、あなたなりの答えを出してみてくださいね(*^^)v
== 質 問 ==
「石原式ココスタディ(通称:ココスタ)」で石原先生のことを知り、初めて『高収益トップ3%倶楽部』に参加させていただきました。唐突ですが、これからの日本や世界の流れと方向について、いったいどうなっていくのか・・・若輩者の私にもわかるように教えていただけないでしょうか?
== 回 答 ==
これからの世界(当然日本も含まれます)は、基本となるエネルギーの変換と自動(無人)化、ここに加わるIOT技術とAIの普及によって、これまで人類が経験したことが無い程、大きな変化をしていく時代になると思います。
== 解 説 ==
前回の回答で・・・実は、ココスタを始めた理由の一つが、この“人類がこれまでに体験したことが無い程の変化がこれから確実に起こる”ので、この変化を早くキャッチアップしてそれぞれの分野で対応できる人間をたくさん作りたいことだと書きましたが、これからの社会は基本的な構造変化がダイナミックに起こると思っています。
この変化の最大要因は、基本となるエネルギーの変換、自動(無人)化、IOT技術とAIの普及です。エネルギーの変換とは、石油・石炭などの化石系エネルギーから太陽光などの自然エネルギーへの変換です・・・と、解説を始めましたが、長くなるので次回に続くと話を終わっていた続きです。
前回の回答に「そんなに早くいろいろな無人化は起きないんじゃないですか?」とか「事実日本は今、深刻な人不足で、外国人受入れの法案も通ったりしていませんか?」という声が顧問先のスタッフさんよりありました(^_^)/
それで、最近話題になっている“キャッシュレス化”の話をしたのですが、各社が乱立していよいよ戦争状態になっていて“100億円還元キャンペーン”などをやる会社も出て来て、スマホが通じなくなるほどの混乱も起きていますが、「これが起きるまで、キャッシュレス化って知ってましたか?」と話したら、結構知られていないわけですよね(p_-)
通常新しいサービスというモノは、提供する側は真剣に準備を進めているわけですが、ユーザー側、提供される側は意外にこんな状況が続きます。
ところが、キャッシュレスを一度体験すると、とても便利なので、みんなが活用し出して、後は一気に広がって行き、瞬く間に一般化すると私は思っています。
このように、今の世の中で常識的と思っているモノも、変わる時には本当に一気に変わって行くものです。
顧問先のスタッフには「じゃあ、キャッシュレスになると、どんな変化が起きると思いますか?」と質問したら、相当な数の変化があるということになりましたが、最後はみんな“お金が必要なくなり姿を消す!”という、事の重大さがわかったようでした。
財布が売れなくなる・・・とか、結構平和な会話から、だんだん、すっごい変化が世の中に起こるとわかってきたようです(-_-;)
そして、今回紹介した、化石系エネルギーから自然エネルギーへの変換、IOTとAI、無人化で何が起きるのかなどという会話になったわけですが、とってもリアルに変化を体感していました。
回答が横道に逸れたので(笑)、世の中の変化はまた次回、回答します。でも、今回の内容は面白いお話でしたよね(@^^)/~~~ どうぞみなさま、佳き年をお迎えください☆
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
前号をうっかり読み逃した方は、まず【こちら】からお読みいただきたいところですが、あなたは2019年がどんな年になると予測していらっしゃいますか? よかったら、私の回答を参考に、あなたなりの答えを出してみてくださいね(*^^)v
== 質 問 ==
「石原式ココスタディ(通称:ココスタ)」で石原先生のことを知り、初めて『高収益トップ3%倶楽部』に参加させていただきました。唐突ですが、これからの日本や世界の流れと方向について、いったいどうなっていくのか・・・若輩者の私にもわかるように教えていただけないでしょうか?
== 回 答 ==
これからの世界(当然日本も含まれます)は、基本となるエネルギーの変換と自動(無人)化、ここに加わるIOT技術とAIの普及によって、これまで人類が経験したことが無い程、大きな変化をしていく時代になると思います。
== 解 説 ==
前回の回答で・・・実は、ココスタを始めた理由の一つが、この“人類がこれまでに体験したことが無い程の変化がこれから確実に起こる”ので、この変化を早くキャッチアップしてそれぞれの分野で対応できる人間をたくさん作りたいことだと書きましたが、これからの社会は基本的な構造変化がダイナミックに起こると思っています。
この変化の最大要因は、基本となるエネルギーの変換、自動(無人)化、IOT技術とAIの普及です。エネルギーの変換とは、石油・石炭などの化石系エネルギーから太陽光などの自然エネルギーへの変換です・・・と、解説を始めましたが、長くなるので次回に続くと話を終わっていた続きです。
前回の回答に「そんなに早くいろいろな無人化は起きないんじゃないですか?」とか「事実日本は今、深刻な人不足で、外国人受入れの法案も通ったりしていませんか?」という声が顧問先のスタッフさんよりありました(^_^)/
それで、最近話題になっている“キャッシュレス化”の話をしたのですが、各社が乱立していよいよ戦争状態になっていて“100億円還元キャンペーン”などをやる会社も出て来て、スマホが通じなくなるほどの混乱も起きていますが、「これが起きるまで、キャッシュレス化って知ってましたか?」と話したら、結構知られていないわけですよね(p_-)
通常新しいサービスというモノは、提供する側は真剣に準備を進めているわけですが、ユーザー側、提供される側は意外にこんな状況が続きます。
ところが、キャッシュレスを一度体験すると、とても便利なので、みんなが活用し出して、後は一気に広がって行き、瞬く間に一般化すると私は思っています。
このように、今の世の中で常識的と思っているモノも、変わる時には本当に一気に変わって行くものです。
顧問先のスタッフには「じゃあ、キャッシュレスになると、どんな変化が起きると思いますか?」と質問したら、相当な数の変化があるということになりましたが、最後はみんな“お金が必要なくなり姿を消す!”という、事の重大さがわかったようでした。
財布が売れなくなる・・・とか、結構平和な会話から、だんだん、すっごい変化が世の中に起こるとわかってきたようです(-_-;)
そして、今回紹介した、化石系エネルギーから自然エネルギーへの変換、IOTとAI、無人化で何が起きるのかなどという会話になったわけですが、とってもリアルに変化を体感していました。
回答が横道に逸れたので(笑)、世の中の変化はまた次回、回答します。でも、今回の内容は面白いお話でしたよね(@^^)/~~~ どうぞみなさま、佳き年をお迎えください☆
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2018年12月25日(火)更新
これからの日本や世界の流れについて教えてください!
早いもので、今年も最後の一週間が始まりました。今年最後に取り上げる質問は、私が今春からスタートさせた教育のシェアリングエコノミー・プラットフォーム「 石原式ココスタディ(通称:ココスタ)」で、新たに私のことを知ってくれた若者からの質問です。
あなたなら、この質問にどうお答えになりますか? 師走のお忙しいさなかではありますが、よかったら一緒に考えてみてください(#^^#)
== 質 問 ==
「石原式ココスタディ(通称:ココスタ)」で石原先生のことを知り、初めて『高収益トップ3%倶楽部』に参加させていただきました。唐突ですが、これからの日本や世界の流れと方向について、いったいどうなっていくのか・・・若輩者の私にもわかるように教えていただけないでしょうか?
== 回 答 ==
これからの世界(当然日本も含まれます)は、基本となるエネルギーの変換と自動(無人)化、ここに加わるIOT技術とAIの普及によって、これまで人類が経験したことが無い程、大きな変化をしていく時代になると思います。
== 解 説 ==
実は、ココスタを始めた理由の一つが、この“人類がこれまでに体験した事が無い程の変化がこれから確実に起こる”ので、この変化を早くキャッチアップしてそれぞれの分野で対応できる人間をたくさん作りたいと思った、ということでもありますが、これからの社会は基本的な構造変化がダイナミックに起こると思います。
この変化の最大要因は、基本となるエネルギーの変換、自動(無人)化、IOT技術とAIの普及です。エネルギーの変換とは、石油・石炭などの化石系エネルギーから太陽光などの自然エネルギーへの変換です。
地球規模で物事を考えた時に、CO2などを大量に排出する石油・石炭などの化石系エネルギーは環境を大きく破壊しながら、それと引き換えに人類の便利さや幸せを作ってきたわけですが、今の地球の人口の急増などを考えてその使用が難しくなり、太陽光などこれに代わるクリーンなエネルギーへの変換が劇的に進むということです。
このエネルギーの変換一つとっても、日本どころか世界規模での大きな変化をもたらします。例えば、石油から電力へとエネルギーが変わることに伴って、エンジン=内燃機関が不要になる(エンジンがモーターに変わる)わけですから、これまでの車メーカーが車を作るよりも遥かに簡単になり、自動車業界には世界的な競争が起きるということになります。
もしかしたら、近い将来、トヨタもGMもBMWも存在しない、なんてことが起こる可能性もあるということです。コレ、凄い変化が起きるということですが、お分かりでしょうか?
このエネルギーの変換にプラスして、自動(無人)化とIOT技術とAIの普及が加わる訳ですから、世界は劇的に変化して行き、これまでに人類が経験したことが無いような状況にこれから突入して行きます。おそらく消費という概念そのものも変わるほどの変化になると思います。
この、エネルギーの変換に、自動(無人)化とIOT技術とAIの普及が加わるとどんなことが起こるかは長くなるので、次回に回答したいと思います。楽しみにしていてくださいね(@^^)/~~~
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あなたなら、この質問にどうお答えになりますか? 師走のお忙しいさなかではありますが、よかったら一緒に考えてみてください(#^^#)
== 質 問 ==
「石原式ココスタディ(通称:ココスタ)」で石原先生のことを知り、初めて『高収益トップ3%倶楽部』に参加させていただきました。唐突ですが、これからの日本や世界の流れと方向について、いったいどうなっていくのか・・・若輩者の私にもわかるように教えていただけないでしょうか?
== 回 答 ==
これからの世界(当然日本も含まれます)は、基本となるエネルギーの変換と自動(無人)化、ここに加わるIOT技術とAIの普及によって、これまで人類が経験したことが無い程、大きな変化をしていく時代になると思います。
== 解 説 ==
実は、ココスタを始めた理由の一つが、この“人類がこれまでに体験した事が無い程の変化がこれから確実に起こる”ので、この変化を早くキャッチアップしてそれぞれの分野で対応できる人間をたくさん作りたいと思った、ということでもありますが、これからの社会は基本的な構造変化がダイナミックに起こると思います。
この変化の最大要因は、基本となるエネルギーの変換、自動(無人)化、IOT技術とAIの普及です。エネルギーの変換とは、石油・石炭などの化石系エネルギーから太陽光などの自然エネルギーへの変換です。
地球規模で物事を考えた時に、CO2などを大量に排出する石油・石炭などの化石系エネルギーは環境を大きく破壊しながら、それと引き換えに人類の便利さや幸せを作ってきたわけですが、今の地球の人口の急増などを考えてその使用が難しくなり、太陽光などこれに代わるクリーンなエネルギーへの変換が劇的に進むということです。
このエネルギーの変換一つとっても、日本どころか世界規模での大きな変化をもたらします。例えば、石油から電力へとエネルギーが変わることに伴って、エンジン=内燃機関が不要になる(エンジンがモーターに変わる)わけですから、これまでの車メーカーが車を作るよりも遥かに簡単になり、自動車業界には世界的な競争が起きるということになります。
もしかしたら、近い将来、トヨタもGMもBMWも存在しない、なんてことが起こる可能性もあるということです。コレ、凄い変化が起きるということですが、お分かりでしょうか?
このエネルギーの変換にプラスして、自動(無人)化とIOT技術とAIの普及が加わる訳ですから、世界は劇的に変化して行き、これまでに人類が経験したことが無いような状況にこれから突入して行きます。おそらく消費という概念そのものも変わるほどの変化になると思います。
この、エネルギーの変換に、自動(無人)化とIOT技術とAIの普及が加わるとどんなことが起こるかは長くなるので、次回に回答したいと思います。楽しみにしていてくださいね(@^^)/~~~
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2018年10月15日(月)更新
「働き方改革」をどう考えるか
10月に入り、時間のスピードがますますアップしているかのようです(#^^#) このままでは、あっと言う間に今年も終わりそうですが(笑)、今年のキーワードのひとつ「働き方改革」について、こんな質問が届きました。あなたはどうお考えでしょうか?
== 質 問 ==
今とても話題になっている「働き方改革」について、石原先生は経営者あるいはコンサルタントというお立場でどう考えていますか? 教えてください。
== 回 答 ==
私は、最近、気が付いたら日本人は世界でも有数の働いていない民族になっているのではないかと考えていて、“働き方改革”は、短時間で効率の良い仕事をするための起爆剤になるのでは? とかなり積極的に考えています。
== 解 説 ==
「働き方改革」は、基本残業や休日出勤の禁止ということで進んでいます。ちょっと前までは、日本人と言えば、世界でも有数のハードワークな民族というイメージで“エコノミーアニマル”などと言われていた時代があり、私などもそのハードに働く世代の名残をいっぱいに受けて仕事をしていた人間なので、残業は当たり前! 休日出勤は当然! という体質を有しています(笑)。
また、ハードに長時間働くことで得られる能力や、人間的な成長は何ものにも代え難い素晴らしい贈り物と考えています(p_-)
ところが、近年、人材不足・労働者不足の傾向を追い風に、たくさん働くことを要求する企業に対しては、ブラック企業というネーミングまでついてしまって、労働者を擁護する動きが盛んになり、これが社会問題化し、残業禁止、休出禁止の流れになりました。
私は、このような流れからとても気になっていることがあります。それは、こういった社員や労働者擁護の動きにつられて、日本人がどんどん働かなくなってきているのではないか? ということです。
あるいは、真剣に働くことに対しての軽視とか、成長意欲の欠如、果ては無気力化などにも影響が出ているのではないかと思います。
そして、いつしか、あのハードに働いていた日本人が、世界でも有数の働かない民族になっているのではないかと・・・とても残念に思っていました。
そこに、最近叫ばれている“働き方改革”の流れが来たわけですが、私はこの流れを利用して“短期間に集中して働き、効率を上げるチャンス”と捉えて、企業の改革に活かした方が良いと考えています。
残業は禁止、でもこれだけの仕事はその日のうちに絶対に完了してくださいね・・・と超前向きに明るく、経営者が社員に伝えればいいわけですね(^.^)
そもそも基本は、仕事の効率を上げれば残業しなくても良くなる・休日に出勤して仕事をしなくても大丈夫になるわけなので、経営者がそれをしっかり社員に伝えるべきだと思います。
私の顧問先では、この流れに沿って、その仕事には平均どれ位の時間が必要かなどの目安をつけ、工場のように、時間当たりの生産性を図ろうと取り組んでいる会社もあります。
残業の多い社員には、毎日の業務日報を提出してもらって、改善を検討する。そのためには、最近のテクノロジーなども上手に取り入れる工夫もアドバイスしています。
要は、経営者の働き方改革に取り組む姿勢がどうか? ということになりますが“働き方改革”は、こういう風に積極的に活かすべきだと考えています。よかったら、参考にしてください(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
== 質 問 ==
今とても話題になっている「働き方改革」について、石原先生は経営者あるいはコンサルタントというお立場でどう考えていますか? 教えてください。
== 回 答 ==
私は、最近、気が付いたら日本人は世界でも有数の働いていない民族になっているのではないかと考えていて、“働き方改革”は、短時間で効率の良い仕事をするための起爆剤になるのでは? とかなり積極的に考えています。
== 解 説 ==
「働き方改革」は、基本残業や休日出勤の禁止ということで進んでいます。ちょっと前までは、日本人と言えば、世界でも有数のハードワークな民族というイメージで“エコノミーアニマル”などと言われていた時代があり、私などもそのハードに働く世代の名残をいっぱいに受けて仕事をしていた人間なので、残業は当たり前! 休日出勤は当然! という体質を有しています(笑)。
また、ハードに長時間働くことで得られる能力や、人間的な成長は何ものにも代え難い素晴らしい贈り物と考えています(p_-)
ところが、近年、人材不足・労働者不足の傾向を追い風に、たくさん働くことを要求する企業に対しては、ブラック企業というネーミングまでついてしまって、労働者を擁護する動きが盛んになり、これが社会問題化し、残業禁止、休出禁止の流れになりました。
私は、このような流れからとても気になっていることがあります。それは、こういった社員や労働者擁護の動きにつられて、日本人がどんどん働かなくなってきているのではないか? ということです。
あるいは、真剣に働くことに対しての軽視とか、成長意欲の欠如、果ては無気力化などにも影響が出ているのではないかと思います。
そして、いつしか、あのハードに働いていた日本人が、世界でも有数の働かない民族になっているのではないかと・・・とても残念に思っていました。
そこに、最近叫ばれている“働き方改革”の流れが来たわけですが、私はこの流れを利用して“短期間に集中して働き、効率を上げるチャンス”と捉えて、企業の改革に活かした方が良いと考えています。
残業は禁止、でもこれだけの仕事はその日のうちに絶対に完了してくださいね・・・と超前向きに明るく、経営者が社員に伝えればいいわけですね(^.^)
そもそも基本は、仕事の効率を上げれば残業しなくても良くなる・休日に出勤して仕事をしなくても大丈夫になるわけなので、経営者がそれをしっかり社員に伝えるべきだと思います。
私の顧問先では、この流れに沿って、その仕事には平均どれ位の時間が必要かなどの目安をつけ、工場のように、時間当たりの生産性を図ろうと取り組んでいる会社もあります。
残業の多い社員には、毎日の業務日報を提出してもらって、改善を検討する。そのためには、最近のテクノロジーなども上手に取り入れる工夫もアドバイスしています。
要は、経営者の働き方改革に取り組む姿勢がどうか? ということになりますが“働き方改革”は、こういう風に積極的に活かすべきだと考えています。よかったら、参考にしてください(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
2018年10月05日(金)更新
「日本発ユニコーン企業」の作り方
この秋は台風や地震が続き、いささか落ち着かない様相ですが、こんな時こそ意識を深め、「この先どう進むべきか」をじっくり考えたいものです。
今回は私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくださった方からの質問にお答えしてみました。あなたなら、どんな答えを出しますか? よかったら一緒に考えてみてください(#^^#)
== 質 問 ==
『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加して、石原先生のお話を生でお聴きすると、自分の中のビジネス魂がムクムクと刺激されます(笑)。
ぜひ私も「日本発ユニコーン企業」を作りたいと思うのですが、そのために必要なことを教えてください。
== 回 答 ==
この質問に真面目に答えるとしたら、今「ユニコーン」となっている企業の実情を知ることが必要です。そのためには、まず、順番として、IPOについてしっかり情報を集めることが必要です・・・ということになりますね。
== 解 説 ==
私が本を出版したいと思った時に、最初に取った行動は、出版についてできる限りの情報を集める・知るということでした。出版関係の仕事をしている人がいたら、いろいろ根ほり葉ほり質問して、知らないことをどんどん無くす努力をしました。
本を出版して著者となっている人がいた時も同様で、そもそもなぜ出版に至ったのか? きっかけはどんなことだったのか? 出版が決まった時にどんなことをしなければならないか? 出版までの実際の行程はどう行われるのか? 契約はどうなるのか?・・・などなど、大勢の人に、たくさんたくさん質問して、出版について自分の方向性が固まり、納得できる計画が立てられるようになるまで、情報を集めるという行動を取りました。
出版が決まったら、今、売れている本をいろいろな角度から研究して、自分なりの売れる本の仮説を立てて、本作りについて自信を持てるようになっていきました。
と、このように、何か初めてのことをしようと思った時には、それについてできるだけ多くの情報を集め、自信を持って成功までの計画が立てられるようになることが重要です。
今回の質問は、日本発ユニコーン企業を作りたいということなので、回答したように今現在のユニコーン企業についてなるべくたくさんの情報を知ることです。もちろん、そのためには、まずあなた自身がIPOについて、しっかり知識を持つことが重要だと思います!
・・・と、ここまではごくごく一般的な回答です(#^^#) もちろん、模範的でとても正しい回答だという自信はありますが、IPOという特殊な状況を考えるともう少し専門的な回答も必要だと思ったので、史上初! 同じ質問に違った角度から2つ目の回答をすることにします(*^^)v
ということで2つ目の回答ですが、アメリカで今話題の中心にいるのが、ネット企業の4強『GAFA』で、グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾンです。ビックデータをこの4強が寡占化しているということで独占禁止法に触れるのではないかと問題にすらなっています。
それから中国はテンセントとアリババが2強で、この4+2=6社の世界的巨大企業がビッグデータだけでなく、ビジネスもほぼ寡占化しつつあります。
どういうことかというと、この4+2強は、お金・人材・情報・ネットワークを全て持っているので、小さなベンチャーが面白いビジネスを創りあげても簡単にスグに真似することができるということです。
真似されたら「あっ!」という間に抜かれていってしまいますから、ビジネスを教えてあげて終わる・・・とも言えるわけですね(-_-;)
この4+2強は、簡単には真似ができない、または、できなくはないが時間がかかると思ったら、どうするかというと、次の選択肢として、買収に掛かります。
この場合、買収金額も半端無いので、また彼らが本気になり時間をかければ真似できるので、意志の弱いベンチャー経営者はすぐに軍門に下るというか、最近のベンチャーはいかに4強に買ってもらうかを考えて事業を立ち上げるような状況にあります。
簡単に真似できない、買収も難しいとなったら、彼らは最後の手段=選択として何をするかというと、出資できないかと言ってくるわけです。少なくともユニコーンベンチャーを立ち上げようとしたら、その位(出資の依頼を受ける位)のビジネスを考えなければならないわけです。
アマゾンが立ちあがった時には、アマゾンはいなかった、フェイスブックが立ちあがった時にも、フェイスブックはいなかったわけで、だから当時はユニコーンという言葉は無かったのですが、4+2強のユニコーン企業が今よりもずっと簡単にできたわけですよね。
ということで、ビジネスはどんどん難しくなり、ユニコーン企業を創ろうとするときには、これらの企業を意識することが、最重要事項となります。
中途半端なビジネスは、真似されて終わる、買収される、ということも考慮に入れて事業を創っていかなければならないと理解することが重要だということです。
私は、アジアに隣接していて、アジアよりも先を行っている日本は、そういう意味ではかなり面白い位置づけ、すなわち真似できない要素を入れてビジネスを立ち上げるチャンスを持っていると思います。ぜひ、参考にしてください(@^^)/~~~
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今回は私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくださった方からの質問にお答えしてみました。あなたなら、どんな答えを出しますか? よかったら一緒に考えてみてください(#^^#)
== 質 問 ==
『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加して、石原先生のお話を生でお聴きすると、自分の中のビジネス魂がムクムクと刺激されます(笑)。
ぜひ私も「日本発ユニコーン企業」を作りたいと思うのですが、そのために必要なことを教えてください。
== 回 答 ==
この質問に真面目に答えるとしたら、今「ユニコーン」となっている企業の実情を知ることが必要です。そのためには、まず、順番として、IPOについてしっかり情報を集めることが必要です・・・ということになりますね。
== 解 説 ==
私が本を出版したいと思った時に、最初に取った行動は、出版についてできる限りの情報を集める・知るということでした。出版関係の仕事をしている人がいたら、いろいろ根ほり葉ほり質問して、知らないことをどんどん無くす努力をしました。
本を出版して著者となっている人がいた時も同様で、そもそもなぜ出版に至ったのか? きっかけはどんなことだったのか? 出版が決まった時にどんなことをしなければならないか? 出版までの実際の行程はどう行われるのか? 契約はどうなるのか?・・・などなど、大勢の人に、たくさんたくさん質問して、出版について自分の方向性が固まり、納得できる計画が立てられるようになるまで、情報を集めるという行動を取りました。
出版が決まったら、今、売れている本をいろいろな角度から研究して、自分なりの売れる本の仮説を立てて、本作りについて自信を持てるようになっていきました。
と、このように、何か初めてのことをしようと思った時には、それについてできるだけ多くの情報を集め、自信を持って成功までの計画が立てられるようになることが重要です。
今回の質問は、日本発ユニコーン企業を作りたいということなので、回答したように今現在のユニコーン企業についてなるべくたくさんの情報を知ることです。もちろん、そのためには、まずあなた自身がIPOについて、しっかり知識を持つことが重要だと思います!
・・・と、ここまではごくごく一般的な回答です(#^^#) もちろん、模範的でとても正しい回答だという自信はありますが、IPOという特殊な状況を考えるともう少し専門的な回答も必要だと思ったので、史上初! 同じ質問に違った角度から2つ目の回答をすることにします(*^^)v
ということで2つ目の回答ですが、アメリカで今話題の中心にいるのが、ネット企業の4強『GAFA』で、グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾンです。ビックデータをこの4強が寡占化しているということで独占禁止法に触れるのではないかと問題にすらなっています。
それから中国はテンセントとアリババが2強で、この4+2=6社の世界的巨大企業がビッグデータだけでなく、ビジネスもほぼ寡占化しつつあります。
どういうことかというと、この4+2強は、お金・人材・情報・ネットワークを全て持っているので、小さなベンチャーが面白いビジネスを創りあげても簡単にスグに真似することができるということです。
真似されたら「あっ!」という間に抜かれていってしまいますから、ビジネスを教えてあげて終わる・・・とも言えるわけですね(-_-;)
この4+2強は、簡単には真似ができない、または、できなくはないが時間がかかると思ったら、どうするかというと、次の選択肢として、買収に掛かります。
この場合、買収金額も半端無いので、また彼らが本気になり時間をかければ真似できるので、意志の弱いベンチャー経営者はすぐに軍門に下るというか、最近のベンチャーはいかに4強に買ってもらうかを考えて事業を立ち上げるような状況にあります。
簡単に真似できない、買収も難しいとなったら、彼らは最後の手段=選択として何をするかというと、出資できないかと言ってくるわけです。少なくともユニコーンベンチャーを立ち上げようとしたら、その位(出資の依頼を受ける位)のビジネスを考えなければならないわけです。
アマゾンが立ちあがった時には、アマゾンはいなかった、フェイスブックが立ちあがった時にも、フェイスブックはいなかったわけで、だから当時はユニコーンという言葉は無かったのですが、4+2強のユニコーン企業が今よりもずっと簡単にできたわけですよね。
ということで、ビジネスはどんどん難しくなり、ユニコーン企業を創ろうとするときには、これらの企業を意識することが、最重要事項となります。
中途半端なビジネスは、真似されて終わる、買収される、ということも考慮に入れて事業を創っていかなければならないと理解することが重要だということです。
私は、アジアに隣接していて、アジアよりも先を行っている日本は、そういう意味ではかなり面白い位置づけ、すなわち真似できない要素を入れてビジネスを立ち上げるチャンスを持っていると思います。ぜひ、参考にしてください(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
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2018年10月01日(月)更新
台風や地震など災害に対し、経営者が取るべき対策とは
この週末は台風24号に翻弄されましたが、みなさんご無事でしょうか? さて、早いもので今日から10月。そろそろ来年を視野に入れた動きをしていきたいところですが、タイムリーにこんな質問が届きましたので、みなさん一緒に、考えていただけるとうれしいです(#^^#)
== 質 問 ==
最近、台風や地震など災害が頻繁に起きていますが、経営者はこういった緊急時にどんな対策を取るべきでしょうか?
== 回 答 ==
台風や地震などの災害に関して、めったに起きないと考えるか、今後も起きる可能性があると考えるかでまったく対応が違います。あなたはどう考えますか?
== 解 説 ==
それにしても、最近、本当にたくさんの台風や地震などの災害が発生しますよね(p_-)
しかも、台風の規模がこれまでとまったく違う!・・・関西空港が高潮で水没し、タンカーが高速道路に激突、交通機能がマヒするなんてちょっと映画の世界みたいな想像を超える状況に、思考が一瞬停止するかのような状況が起きました。
実際、うちの顧問先の社長さん宅の2階の窓ガラスに瓦が飛んできて割れ、雨と風が家中を吹き荒れ、庭の結構大きな植木が折れ、おまけに停電したので、キャンプのようだと連絡も来ました・・・(-_-;)
そこに、北海道の地震が重なって北海道はブラックアウト、いったいこれから日本はどうなるのか? という状況でした。
こういう状況ですから、当然顧問先の社長さんとの会話も「台風凄かったよね」とか「被害どうでした?」などの話になりました。
ここでとても勉強になったことは、やはり歴史の長い会社はこういった災害に対して普段から対応策がしっかりできている・・・過去の体験から状況に合わせて組織が自然に動いているというほど、経営者や社員さん達の意識の中に暗黙知レベルで対応策が備わっていることでした。
そもそも、会社や店舗を選んだり、立てる場所の選定に、水害や地震などが来ても災害に合わない・被害が一番少ない場所を選ぶ・・・という思考が自然に備わっているわけです。
分かりやすい例で言うと、今回ニュースで高級車が50台以上海水に沈んで台無しになったと話題になりましたが、そもそもそういった場所に店舗を作ったり、車を保管することは、絶対ないそうです(p_-)
また、大阪の飲食店チェーンのオーナーで、1店舗の外装が台風で飛んでしまい2週間営業ができなかったという創業経営者は「先生、これって毎年台風が来るってことですよね!」「うちは、それも見越して今、対策会議をし、経営計画を見直しています」と言っていました。
彼は、非常に優秀な経営者なので、自然にこういった思考が働くのですが、今後全ての経営者に必要な思考だと思います。参考にしてください(@^^)/~~~
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== 質 問 ==
最近、台風や地震など災害が頻繁に起きていますが、経営者はこういった緊急時にどんな対策を取るべきでしょうか?
== 回 答 ==
台風や地震などの災害に関して、めったに起きないと考えるか、今後も起きる可能性があると考えるかでまったく対応が違います。あなたはどう考えますか?
== 解 説 ==
それにしても、最近、本当にたくさんの台風や地震などの災害が発生しますよね(p_-)
しかも、台風の規模がこれまでとまったく違う!・・・関西空港が高潮で水没し、タンカーが高速道路に激突、交通機能がマヒするなんてちょっと映画の世界みたいな想像を超える状況に、思考が一瞬停止するかのような状況が起きました。
実際、うちの顧問先の社長さん宅の2階の窓ガラスに瓦が飛んできて割れ、雨と風が家中を吹き荒れ、庭の結構大きな植木が折れ、おまけに停電したので、キャンプのようだと連絡も来ました・・・(-_-;)
そこに、北海道の地震が重なって北海道はブラックアウト、いったいこれから日本はどうなるのか? という状況でした。
こういう状況ですから、当然顧問先の社長さんとの会話も「台風凄かったよね」とか「被害どうでした?」などの話になりました。
ここでとても勉強になったことは、やはり歴史の長い会社はこういった災害に対して普段から対応策がしっかりできている・・・過去の体験から状況に合わせて組織が自然に動いているというほど、経営者や社員さん達の意識の中に暗黙知レベルで対応策が備わっていることでした。
そもそも、会社や店舗を選んだり、立てる場所の選定に、水害や地震などが来ても災害に合わない・被害が一番少ない場所を選ぶ・・・という思考が自然に備わっているわけです。
分かりやすい例で言うと、今回ニュースで高級車が50台以上海水に沈んで台無しになったと話題になりましたが、そもそもそういった場所に店舗を作ったり、車を保管することは、絶対ないそうです(p_-)
また、大阪の飲食店チェーンのオーナーで、1店舗の外装が台風で飛んでしまい2週間営業ができなかったという創業経営者は「先生、これって毎年台風が来るってことですよね!」「うちは、それも見越して今、対策会議をし、経営計画を見直しています」と言っていました。
彼は、非常に優秀な経営者なので、自然にこういった思考が働くのですが、今後全ての経営者に必要な思考だと思います。参考にしてください(@^^)/~~~
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