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企業を発展させるための経営のヒントについて、独自の切り口で紹介します。
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早いもので、2月がスタートしました。今年の年頭に掲げた目標や計画は、順調に推移しているでしょうか?
さて今回は、最近私のメルマガで回答して、かなり反響の高かった質疑応答をご紹介したいと思います。あまり興味深い内容だったので2週にわたって回答したのですが、下記の1)2)ついては、「私はこんな子どもだった!」と話してくれる顧問先や知り合いが増えました(笑)。機会があったら、ぜひあなたの子ども時代のお話もお聞かせください(#^^#)
== 質 問 ==
個別指導塾で専任講師をしている人間です。子どもたちと真剣に向き合っていく中で視野が広い、視点の高い子は学力も高い。さらにその後の成長スピードが著しい傾向にあるということを常々思います。
さらにそのように石原先生流に言う「人称」の高い子は色々なことがうまくいっていたり、成長スピードが段違いです。
そのような視点を養うためにはどのようなことをしていけばよいのでしょうか? 私は勉強するということを通して子どもたちの「人称」を高めていけるような指導をしていきたいと考えています。ご回答いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
== 回 答 ==
幼児期の教育で大切なのは、自立心をなるべく早く目覚めさせること同時に、脳にどういう思考の方向性を付けるかだと思います。
== 解 説 ==
コンサル業務を通して事業継承を考えていく中で、最近はまさに事業継承者に対する幼児期の教育、それも人称を上げる教育や環境が大切だと感じています。
それで、かなりの関心を持って優秀だと思えるビジネスマンや経営者の方にどういう子供時代を送ったかという質問をするようになったのですが、それで分かったことは、
1)自意識の芽生えや、精神的な自立が早い
2)子供のころから大人目線をもっている(かなり生意気だったりする)
3)「教わる」ではなく「考える」思考性を身に付けている
というような、特徴を認識するようになりました。なので、そういう目線でよりデータ収集を楽しむようになっています。
私自身を振り返っても、この3点は笑えるくらい持っていたので、小さなころの環境や親の放置的な教育方法・方針?にはかなり感謝をしています(笑)。
この3項目に私なりの解説を事例をもとに加えると、例えば、幼稚園の時に回りは素直にかぶっているのに「どうして自分がコレをかぶらないといけないのか」と、黄色い帽子をかぶるのが嫌で強烈に拒否して回りを困らせた超大手企業の40代社長さんや、小学生一年生になる時にランドセルが嫌で両親・両方のおじいちゃんおばあちゃん、計6人の説得に抵抗、妥協案として「じゃあ、1年だけしょっていく」と約束、2年生からは手提げで小学校に通っていた30代の超優秀社長なども確認しています。
この感じの人たちは、かなり小さなころから、このように自意識を芽生えさせています(*^^)v
また、保育園ですから3歳くらいと思いますが、お母さんが「今日保育園でなにしてきたの?」と聞いた答えに、真顔で「お母さんはそれ聞いて何をしたいの?」と返答し、それ以来母親が妙によそよそしくなったと話すスーパーエリートもいます。
笑った話としては、小学校の低学年から宝石に目覚め、新聞等にチラシが入ると嫌がるお母さんの手を引っ張って展示会に行って宝石を眺めていたなどという方がいました。彼は、もちろん今、宝石の会社を経営しています(*^_^*)
3)の思考性の話については、面白いエピソードというか事例があって、これはある著名な教育関係の方の話ですが、東大生を育てた親御さんの会合でどんな風に育てたかという話があり、全員が“子どもが夢中でやっていることを止めさせなかった”という共通点があったそうです。
夢中で何かをするというのは、子どもが自分で考えて何かしているわけなので、そこを止めなかった(=考えて何かをするということを習慣付けた)ということなので、これはとっても素晴らしいことだと思いますが、なかなかそうできる親も少ないのではないかと思います。
そう感じた事例の一つで、とても印象的だったのが、子どもがティッシュペーパーの箱で遊ぶ時は絶対にどんどん紙を引っ張り出して遊ぶそうで、それを最後まで叱らずにさせていたというお話です(@_@;)
普通の親は部屋が散らかるからとか、ティッシュがもったいないとかと言って、絶対にやめさせたりしますよね(p_-)
これが泥んこになったり、家に落書きしたり、壁を壊すほど暴れたりも放置ですから、相当根性を決めて・・・というか、理解した上でやらないとできないと思いますが、こうやって夢中でやっていることを止めさせないことで、考える脳は確実に育つのではないかと思います。
こちらも私の優秀な顧問先をリサーチした結果、ほぼ、同じような子ども時代を過ごした方が、確実に数人いました(*^^)v
こんな感じで解説すると、やっぱり「人称」の高い子どもを作ることが、能力を開花させる秘訣なんじゃないかと思います。よかったら、参考にしてください(@^^)/~~~
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
2015年02月13日(金)更新
中小企業の社長の「時間価値」 ~前編~
昨年私が主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の定例勉強会で“経営者の時間価値”というお話をしたのですが、参加者から突っ込んだ質問が届いたのでお答えしてみました(*^_^*)
この内容、かなり面白いというか、重要な内容になると思うので、2回に分けてお答えすることにします。
== 質 問 ==
石原先生の「時間価値」のお話を聞いて目が覚めた思いなのですが、中小企業の社長、もしくは役員は、時間当たりのコストは平均でいくら位だとお考えでしょうか?
また、時間価値を個人的に上げていく習慣についても、何かアイデアがあれば教えてください。
== 回 答 ==
経営者の時間価値については人それぞれの資質や思考が違いますので、平均を出すのは難しいし、あまり意味が無いと思います。
時間価値を上げる方法は個人のパフォーマンス上げることですが、同じ能力ならば目先の利益でなく、将来の利益のために時間を使うようになれば上がると思います。
== 解 説 ==
私がお話した「時間価値」とは時間給では無く、その人が最も集中して仕事をした場合に発揮する最大で、なおかつ平均的なパフォーマンスはいくらの価値になるか? というものです。
たとえば、ある住宅の営業マンが集中して一時間プレゼンテーションして一棟3500万円の住宅を販売できるとしたら、その人の時間価値は、3500万になる。また、ある経営者の方が大事な交渉を決められる能力を持っているとしたら、その経営者の時間価値はかなり高くて、場合によると数億になるかもしれない、という考え方です。
ちなみに、「最大で平均」といった表現をしたらよいでしょうか・・・偶然一回だけ運が良くて交渉を決められたとしても、それは時間価値ではありません。集中した時に繰り返し出せる能力の価値が時間価値です(p_-)
経営者がこの時間価値をそれぞれ自分に当てはめて考えると、大体自分本来の価値が見えてくるわけですが、大事なのはその価値を自分はもちろんですが、自分を取り巻く人たち・・・社員さんや場合によっては家族などにも、良く理解させておくことです。
まず、自分が理解すると・・・その状況や状態を作ることが、自分が会社にとって最高のパフォーマンスを発揮することだということを理解できるようになります。
結果、その他のことに自分が時間を費やすことが“罪だ!”ということが分かるようになり、価値の無い仕事や事柄で自分の時間を使わないように心がけるようになります。
分かりやすく言うと、能力のあるパフォーマンスの高い経営者(=自分)が、会社が汚れている事に気付いたからといってそこの掃除をしたり、新入社員の話を親身に聞いたりすることが、してはいけないことだと気付くようになるということです。
そして、能力のある経営者が自分の時間価値に気付いたら、自分はもちろんですが、周りの人たち・・・社員さんやビジネスを一緒に進めている人、関わっているパートナー企業、場合によっては家族にもそれを伝えないことに気付くべきでしょう。
とても大事な部分なので、少し丁寧に解説しますが、経営は“投資対効果で他社と競う競争”なので、効果を出せる人は、効果を出すことに集中しないと役割を果たしていないことになるわけです。
一般的にそれをした方が良いとか、しないといけないことを無視しても、いや、無視すべきであって、その人間を正しく活用していないということを周りにも理解してもらっていかないと、必ずチーム内や組織・・・あるいは家庭に不協和音が発生してしまいます。
つまり、能力のある人間は・・・・社長、あるいは優秀な社員は特別扱いをしなければいけないわけですが、それを少なくとも、役職者やリーダークラス位までは、理解させておかないと、イケないわけですね(@_@;)
どうですか? あなた自身が自分の能力に気が付いたら、やっていいこと、やってはいけないことが自分のパフォーマンスに照らして考えると、かなり違っていたことに気が付いてきたのではないでしょうか?
また、それを基準に自分の行動の理由を周りに分からせておくことがとても大切だということにも理解が及んできたことと思います(^.^) 回答は次回に続きま~す♪
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
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この内容、かなり面白いというか、重要な内容になると思うので、2回に分けてお答えすることにします。
== 質 問 ==
石原先生の「時間価値」のお話を聞いて目が覚めた思いなのですが、中小企業の社長、もしくは役員は、時間当たりのコストは平均でいくら位だとお考えでしょうか?
また、時間価値を個人的に上げていく習慣についても、何かアイデアがあれば教えてください。
== 回 答 ==
経営者の時間価値については人それぞれの資質や思考が違いますので、平均を出すのは難しいし、あまり意味が無いと思います。
時間価値を上げる方法は個人のパフォーマンス上げることですが、同じ能力ならば目先の利益でなく、将来の利益のために時間を使うようになれば上がると思います。
== 解 説 ==
私がお話した「時間価値」とは時間給では無く、その人が最も集中して仕事をした場合に発揮する最大で、なおかつ平均的なパフォーマンスはいくらの価値になるか? というものです。
たとえば、ある住宅の営業マンが集中して一時間プレゼンテーションして一棟3500万円の住宅を販売できるとしたら、その人の時間価値は、3500万になる。また、ある経営者の方が大事な交渉を決められる能力を持っているとしたら、その経営者の時間価値はかなり高くて、場合によると数億になるかもしれない、という考え方です。
ちなみに、「最大で平均」といった表現をしたらよいでしょうか・・・偶然一回だけ運が良くて交渉を決められたとしても、それは時間価値ではありません。集中した時に繰り返し出せる能力の価値が時間価値です(p_-)
経営者がこの時間価値をそれぞれ自分に当てはめて考えると、大体自分本来の価値が見えてくるわけですが、大事なのはその価値を自分はもちろんですが、自分を取り巻く人たち・・・社員さんや場合によっては家族などにも、良く理解させておくことです。
まず、自分が理解すると・・・その状況や状態を作ることが、自分が会社にとって最高のパフォーマンスを発揮することだということを理解できるようになります。
結果、その他のことに自分が時間を費やすことが“罪だ!”ということが分かるようになり、価値の無い仕事や事柄で自分の時間を使わないように心がけるようになります。
分かりやすく言うと、能力のあるパフォーマンスの高い経営者(=自分)が、会社が汚れている事に気付いたからといってそこの掃除をしたり、新入社員の話を親身に聞いたりすることが、してはいけないことだと気付くようになるということです。
そして、能力のある経営者が自分の時間価値に気付いたら、自分はもちろんですが、周りの人たち・・・社員さんやビジネスを一緒に進めている人、関わっているパートナー企業、場合によっては家族にもそれを伝えないことに気付くべきでしょう。
とても大事な部分なので、少し丁寧に解説しますが、経営は“投資対効果で他社と競う競争”なので、効果を出せる人は、効果を出すことに集中しないと役割を果たしていないことになるわけです。
一般的にそれをした方が良いとか、しないといけないことを無視しても、いや、無視すべきであって、その人間を正しく活用していないということを周りにも理解してもらっていかないと、必ずチーム内や組織・・・あるいは家庭に不協和音が発生してしまいます。
つまり、能力のある人間は・・・・社長、あるいは優秀な社員は特別扱いをしなければいけないわけですが、それを少なくとも、役職者やリーダークラス位までは、理解させておかないと、イケないわけですね(@_@;)
どうですか? あなた自身が自分の能力に気が付いたら、やっていいこと、やってはいけないことが自分のパフォーマンスに照らして考えると、かなり違っていたことに気が付いてきたのではないでしょうか?
また、それを基準に自分の行動の理由を周りに分からせておくことがとても大切だということにも理解が及んできたことと思います(^.^) 回答は次回に続きま~す♪
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2015年02月02日(月)更新
「人称」の高い子を育てるために
早いもので、2月がスタートしました。今年の年頭に掲げた目標や計画は、順調に推移しているでしょうか?
さて今回は、最近私のメルマガで回答して、かなり反響の高かった質疑応答をご紹介したいと思います。あまり興味深い内容だったので2週にわたって回答したのですが、下記の1)2)ついては、「私はこんな子どもだった!」と話してくれる顧問先や知り合いが増えました(笑)。機会があったら、ぜひあなたの子ども時代のお話もお聞かせください(#^^#)
== 質 問 ==
個別指導塾で専任講師をしている人間です。子どもたちと真剣に向き合っていく中で視野が広い、視点の高い子は学力も高い。さらにその後の成長スピードが著しい傾向にあるということを常々思います。
さらにそのように石原先生流に言う「人称」の高い子は色々なことがうまくいっていたり、成長スピードが段違いです。
そのような視点を養うためにはどのようなことをしていけばよいのでしょうか? 私は勉強するということを通して子どもたちの「人称」を高めていけるような指導をしていきたいと考えています。ご回答いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
== 回 答 ==
幼児期の教育で大切なのは、自立心をなるべく早く目覚めさせること同時に、脳にどういう思考の方向性を付けるかだと思います。
== 解 説 ==
コンサル業務を通して事業継承を考えていく中で、最近はまさに事業継承者に対する幼児期の教育、それも人称を上げる教育や環境が大切だと感じています。
それで、かなりの関心を持って優秀だと思えるビジネスマンや経営者の方にどういう子供時代を送ったかという質問をするようになったのですが、それで分かったことは、
1)自意識の芽生えや、精神的な自立が早い
2)子供のころから大人目線をもっている(かなり生意気だったりする)
3)「教わる」ではなく「考える」思考性を身に付けている
というような、特徴を認識するようになりました。なので、そういう目線でよりデータ収集を楽しむようになっています。
私自身を振り返っても、この3点は笑えるくらい持っていたので、小さなころの環境や親の放置的な教育方法・方針?にはかなり感謝をしています(笑)。
この3項目に私なりの解説を事例をもとに加えると、例えば、幼稚園の時に回りは素直にかぶっているのに「どうして自分がコレをかぶらないといけないのか」と、黄色い帽子をかぶるのが嫌で強烈に拒否して回りを困らせた超大手企業の40代社長さんや、小学生一年生になる時にランドセルが嫌で両親・両方のおじいちゃんおばあちゃん、計6人の説得に抵抗、妥協案として「じゃあ、1年だけしょっていく」と約束、2年生からは手提げで小学校に通っていた30代の超優秀社長なども確認しています。
この感じの人たちは、かなり小さなころから、このように自意識を芽生えさせています(*^^)v
また、保育園ですから3歳くらいと思いますが、お母さんが「今日保育園でなにしてきたの?」と聞いた答えに、真顔で「お母さんはそれ聞いて何をしたいの?」と返答し、それ以来母親が妙によそよそしくなったと話すスーパーエリートもいます。
笑った話としては、小学校の低学年から宝石に目覚め、新聞等にチラシが入ると嫌がるお母さんの手を引っ張って展示会に行って宝石を眺めていたなどという方がいました。彼は、もちろん今、宝石の会社を経営しています(*^_^*)
3)の思考性の話については、面白いエピソードというか事例があって、これはある著名な教育関係の方の話ですが、東大生を育てた親御さんの会合でどんな風に育てたかという話があり、全員が“子どもが夢中でやっていることを止めさせなかった”という共通点があったそうです。
夢中で何かをするというのは、子どもが自分で考えて何かしているわけなので、そこを止めなかった(=考えて何かをするということを習慣付けた)ということなので、これはとっても素晴らしいことだと思いますが、なかなかそうできる親も少ないのではないかと思います。
そう感じた事例の一つで、とても印象的だったのが、子どもがティッシュペーパーの箱で遊ぶ時は絶対にどんどん紙を引っ張り出して遊ぶそうで、それを最後まで叱らずにさせていたというお話です(@_@;)
普通の親は部屋が散らかるからとか、ティッシュがもったいないとかと言って、絶対にやめさせたりしますよね(p_-)
これが泥んこになったり、家に落書きしたり、壁を壊すほど暴れたりも放置ですから、相当根性を決めて・・・というか、理解した上でやらないとできないと思いますが、こうやって夢中でやっていることを止めさせないことで、考える脳は確実に育つのではないかと思います。
こちらも私の優秀な顧問先をリサーチした結果、ほぼ、同じような子ども時代を過ごした方が、確実に数人いました(*^^)v
こんな感じで解説すると、やっぱり「人称」の高い子どもを作ることが、能力を開花させる秘訣なんじゃないかと思います。よかったら、参考にしてください(@^^)/~~~
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2015年01月23日(金)更新
脳のCPUの性能を良くするために
ここだけの話、「もっと頭が良ければなぁ~」と思ったことはありませんか(笑)? 今回は、私の配信するポッドキャストのリスナーさんから、ちょっとおもしろい質問が届いたので、お答えしてみました♪
== 質 問 ==
私は現在40代後半で、新しい会社に転職したばかりですが、新しい仕事に直面して自分の脳の働きが思わしくないことに気づきました。以前のポッドキャストで、石原先生は「僕は脳の働きを勉強している」「脳の働きを良くするには日常の中の変化に気づくこと」とおっしゃっていましたが、もう少し具体的に教えていただけないでしょうか? 脳のCPUの性能を良くするために、日々どんな習慣づけや努力をすればいいでしょうか?
== 回 答 ==
脳の働きは「良質な刺激」によってトレーニングできると思っています。ですので、それを探して触れることをおすすめします。
== 解 説 ==
脳の機能は、大きくは思考性と回転の速さという二つの要素に分けて考えることができると思います。
思考性というのは、物事を一方方向だけで考える(=見る・思考する)のではなくいろいろな角度から考える力や他との関連も考慮に入れながら物事を考える力の事で、私の著書『すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、<三人称>で考える。』(アスペクト)でいうところの<人称>の高さを持った思考とも言えます。
回転の速さは、文字通り思考の速さを言うので、何かを発想する速度とか相手の思考や意図を瞬時に察知して回答するスピードが速いということです。一を聞いて十を察知するというのはこの思考の速さで、反応性を基にした頭の良さだと思います。
思考性の話をしましたが、要はこういった能力(=脳の働き)を上げるにはどうしたらイイかということですが、そのためには、こういう思考ができるようになるための良質な刺激を脳に与えるのが最良の方法だと思います。
これを分かりやすく言うと、あなたより頭の良い人と直接接触して会話を通して良質な刺激をもらうのが一番良いということです。
あなたより思考の広い人と会話することによって「なるほど、こういう感じで考えるのか?」とか“相手の話の速度やテンポについていくために目いっぱい思考の速度を上げないと大変!”という体験があなたの脳にとって最良の刺激となるということです。
直接の刺激が難しい場合は、頭の良い人の書いた本や文章を真剣に読むとか、一流の方達が出演するテレビの対談番組などをDVD録画して真剣に見るとかでも良いですね。
こうやって脳に刺激を与えると、日常性の中から変化に気付いたり、人が考えもつかないことを発想できるようになってくると思います。参考にしてみてください(@^^)/~~~
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== 質 問 ==
私は現在40代後半で、新しい会社に転職したばかりですが、新しい仕事に直面して自分の脳の働きが思わしくないことに気づきました。以前のポッドキャストで、石原先生は「僕は脳の働きを勉強している」「脳の働きを良くするには日常の中の変化に気づくこと」とおっしゃっていましたが、もう少し具体的に教えていただけないでしょうか? 脳のCPUの性能を良くするために、日々どんな習慣づけや努力をすればいいでしょうか?
== 回 答 ==
脳の働きは「良質な刺激」によってトレーニングできると思っています。ですので、それを探して触れることをおすすめします。
== 解 説 ==
脳の機能は、大きくは思考性と回転の速さという二つの要素に分けて考えることができると思います。
思考性というのは、物事を一方方向だけで考える(=見る・思考する)のではなくいろいろな角度から考える力や他との関連も考慮に入れながら物事を考える力の事で、私の著書『すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、<三人称>で考える。』(アスペクト)でいうところの<人称>の高さを持った思考とも言えます。
回転の速さは、文字通り思考の速さを言うので、何かを発想する速度とか相手の思考や意図を瞬時に察知して回答するスピードが速いということです。一を聞いて十を察知するというのはこの思考の速さで、反応性を基にした頭の良さだと思います。
思考性の話をしましたが、要はこういった能力(=脳の働き)を上げるにはどうしたらイイかということですが、そのためには、こういう思考ができるようになるための良質な刺激を脳に与えるのが最良の方法だと思います。
これを分かりやすく言うと、あなたより頭の良い人と直接接触して会話を通して良質な刺激をもらうのが一番良いということです。
あなたより思考の広い人と会話することによって「なるほど、こういう感じで考えるのか?」とか“相手の話の速度やテンポについていくために目いっぱい思考の速度を上げないと大変!”という体験があなたの脳にとって最良の刺激となるということです。
直接の刺激が難しい場合は、頭の良い人の書いた本や文章を真剣に読むとか、一流の方達が出演するテレビの対談番組などをDVD録画して真剣に見るとかでも良いですね。
こうやって脳に刺激を与えると、日常性の中から変化に気付いたり、人が考えもつかないことを発想できるようになってくると思います。参考にしてみてください(@^^)/~~~
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2014年11月28日(金)更新
運気の流れを変えるには・・・
早いもので、来週から師走に入ります。書店には、来年の暦がたくさん並んでいますので、ついつい来年の運勢が気になったりするものですが・・・今回は、運気の流れについてちょっとおもしろい質問が届いたので、取り上げてみることにしました(*^_^*) あなたなら、どうお答えになりますか?
== 質 問 ==
石原先生はいつも一貫されて本当に素晴らしいと思いますが、なんとなく流れが良くないとか、そういった事を感じる時はありますか? もしあるのであれば、どのように解決されるのでしょうか?
== 回 答 ==
どんな人にも流れが悪いと感じる時はあると思います。私も仕事をしていて、なんとなくそう感じる時が年に数回はありますね(^.^)
== 解 説 ==
つい最近、顧問先の社長さんからも同じような質問をされて回答したばかりなので、この質問にも答えようと思ったのですが、そういう時の対処法として私は、
1)気を出して状況を吹き飛ばす
2)流れを切り替える行動を取る
3)気にしないでやり過ごす
というような行動を取っていると思います(社長さんに聞かれて自分が無意識にやっていることを考えると、どうもこういう行動を取っているようですね)。
原則的に・・・というか無意識にやっている行動でどうも一番多いのが「1」で、その場でその状況を吹き飛ばす、気の流れを一気に変えてしまうように気を発する・・・これが一番多いみたいです(笑)。
かなり確実にこの方法で悪い流れは無くなるというか、変わると思っていますが・・・体験的には実証済みのノウハウです(#^.^#)
「2」の方法はもっと意識して変えたい時にする感じなんですが、流れは行動が引き起こしているので、流れを引き起こしている思考の逆をやるという方法です。
人にすすめる時には、これを教える場合が多いですね(^.^) ちなみに、気の話は上級者に教えます。
いつも原稿を書きに行くカフェを変えるとか、いつもとは別の道をわざと選んで会社に行くとかですが、こうしようかなって思考の逆をしばらく行動すると、結果流れは変わると思います。
「3」の気にしないは、自分は原則運が良いのでほっとけば流れが変わるという感じでやり過ごす方法です。
忙しくしていると、気が付いたら運の流れが変わって上手く行っていることが多いので“あれっ”と思っても忙しい時はそのままにするということですね。
これも「自分は運が良いと思っていますか?」と相手に聞いて、「はい!」と答える方には「じゃあほっとけば平気ですね!」という感じでアドバイスします。
というわけで、一般的には「2」か「3」がおすすめなので、お好きな方を選んで実践してみてください(@^^)/~~~
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== 質 問 ==
石原先生はいつも一貫されて本当に素晴らしいと思いますが、なんとなく流れが良くないとか、そういった事を感じる時はありますか? もしあるのであれば、どのように解決されるのでしょうか?
== 回 答 ==
どんな人にも流れが悪いと感じる時はあると思います。私も仕事をしていて、なんとなくそう感じる時が年に数回はありますね(^.^)
== 解 説 ==
つい最近、顧問先の社長さんからも同じような質問をされて回答したばかりなので、この質問にも答えようと思ったのですが、そういう時の対処法として私は、
1)気を出して状況を吹き飛ばす
2)流れを切り替える行動を取る
3)気にしないでやり過ごす
というような行動を取っていると思います(社長さんに聞かれて自分が無意識にやっていることを考えると、どうもこういう行動を取っているようですね)。
原則的に・・・というか無意識にやっている行動でどうも一番多いのが「1」で、その場でその状況を吹き飛ばす、気の流れを一気に変えてしまうように気を発する・・・これが一番多いみたいです(笑)。
かなり確実にこの方法で悪い流れは無くなるというか、変わると思っていますが・・・体験的には実証済みのノウハウです(#^.^#)
「2」の方法はもっと意識して変えたい時にする感じなんですが、流れは行動が引き起こしているので、流れを引き起こしている思考の逆をやるという方法です。
人にすすめる時には、これを教える場合が多いですね(^.^) ちなみに、気の話は上級者に教えます。
いつも原稿を書きに行くカフェを変えるとか、いつもとは別の道をわざと選んで会社に行くとかですが、こうしようかなって思考の逆をしばらく行動すると、結果流れは変わると思います。
「3」の気にしないは、自分は原則運が良いのでほっとけば流れが変わるという感じでやり過ごす方法です。
忙しくしていると、気が付いたら運の流れが変わって上手く行っていることが多いので“あれっ”と思っても忙しい時はそのままにするということですね。
これも「自分は運が良いと思っていますか?」と相手に聞いて、「はい!」と答える方には「じゃあほっとけば平気ですね!」という感じでアドバイスします。
というわけで、一般的には「2」か「3」がおすすめなので、お好きな方を選んで実践してみてください(@^^)/~~~
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2014年11月07日(金)更新
「人の感情を理解する」ために
いつのまにか、今年のカレンダーも残り2枚となりました。経営者としては、いつにも増して忙しい時期に入ると思いますが、こんなときこそ周囲の力を上手に借りて、過ごす時間の価値を上げたいものです。
そのためには、「人の感情を理解する」ということがとても大事になってくるので、今回は私のポッドキャストのリスナーさんからのこんな質問を取り上げてみることにしました♪
== 質 問 ==
石原先生のポッドキャストを聴いていて、「人の感情を理解する」ということが、ビジネス上の大事なスキルであることはよくわかったのですが、日々の日常でそれをつかむためのポイントはありますか? 具体的な訓練法などがあれば、ぜひお聴きしたいです。
== 回 答 ==
ビジネス上ではなかなか聞けませんが、日常であれば相手の感情を知りたいと思った時に、結構簡単に(^.^)聞ける場面は多いと思います。その時に素直に聞け(尋ねれ)ば、人の感情を知る(=学ぶ)ことができるようになると思います。
== 解 説 ==
この手の話は良く聞かれる質問ですが、人の感情を理解する(=トレーニングする)方法は意外に簡単で“こういう時に人はどういう感情を持つのか?”とか“思考するのか?”あるいは“行動するのか?”を知りたいと思ったその時に、そのタイミングで、目の前にいる相手に聞いてみると良いと思います。
緊迫したビジネスの場面だと、これはそう簡単にはできませんが、友人や知り合い同士だとか、何らかの関係で近しい状況にある方(仕事がスムーズに進んでいる場合の上司部下とか)だったら、結構自然にそういう時にはこんな気持ちになるなど・・・素直に教えてくれると思います。
これはオンタイムに人の感情を知る方法ですが、同じように人に聞く方法で“あなたがこういう場面でこんな対応をされたとしたらどう感じると思いますか?”とか“どんな気持ちになりますか?”“それでどうすると思いますか?”などと聞ければ、その人からの答えで人の感情を知ることは結構できると思います。
これだと、相手のリアルな感情ではありませんが、同じ質問を複数の人に聞いてそれぞれがどう答えるかをまとめていくと、なるほど、こういう時にはこんな感情を多くの人は持つようになるんだな・・・・と分かってくると思います。
こんな方法を取り入れて、毎日相手の感情を汲み取るように心がければ、かなりの練習になると思いますよ。よかったら、参考にしてくださいね(*^^)v
ちなみにちょっと宣伝ですが(*^_^*)、私の発信する音声プログラムに、先月から新番組が加わりました。その名も『経営のヒント グローバル』。
2009年12月にスタートしたポッドキャスト番組『経営のヒント+(プラス)』はすでに250回を過ぎ、累計ダウンロード回数も1600万回を超えました。さらにその後『経営のヒント プレミアム』をリリースしましたが、お陰様で今では両番組とも、たくさんのリスナーのみなさんに聴いていただいている長寿番組となっています。
そんな中リスナーさんを中心に「石原先生は、コンサルをどんな風にやっているのですか?すごく知りたいです!!」と熱いメッセージをいただくことが急激に増えてきています。
時を同じくして、世界で活躍しているリスナーのみな皆さんからのメッセージにアクセスしてみると、私のまわりの海外ネットワークが驚くほど広がる…といった現象が起きてきました。そこで、いよいよみなさんの声にこたえるべく、この番組をスタートする運びとなったわけです。
この番組は、生のコンサルの現場をリアルに体験としてお伝えする今までにないコンテンツとなっています。世界各国、その土地に根付いている文化・特色をビジネスとして切り取り、私がコンサルの現場で常に持っている視点・考え…etc…今世界を舞台に生で起きている出来事を通じて、私のコンサル現場を臨場感あふれる構成でお伝えしますので、ぜひお聴き逃しなく(*^^)v
そのためには、「人の感情を理解する」ということがとても大事になってくるので、今回は私のポッドキャストのリスナーさんからのこんな質問を取り上げてみることにしました♪
== 質 問 ==
石原先生のポッドキャストを聴いていて、「人の感情を理解する」ということが、ビジネス上の大事なスキルであることはよくわかったのですが、日々の日常でそれをつかむためのポイントはありますか? 具体的な訓練法などがあれば、ぜひお聴きしたいです。
== 回 答 ==
ビジネス上ではなかなか聞けませんが、日常であれば相手の感情を知りたいと思った時に、結構簡単に(^.^)聞ける場面は多いと思います。その時に素直に聞け(尋ねれ)ば、人の感情を知る(=学ぶ)ことができるようになると思います。
== 解 説 ==
この手の話は良く聞かれる質問ですが、人の感情を理解する(=トレーニングする)方法は意外に簡単で“こういう時に人はどういう感情を持つのか?”とか“思考するのか?”あるいは“行動するのか?”を知りたいと思ったその時に、そのタイミングで、目の前にいる相手に聞いてみると良いと思います。
緊迫したビジネスの場面だと、これはそう簡単にはできませんが、友人や知り合い同士だとか、何らかの関係で近しい状況にある方(仕事がスムーズに進んでいる場合の上司部下とか)だったら、結構自然にそういう時にはこんな気持ちになるなど・・・素直に教えてくれると思います。
これはオンタイムに人の感情を知る方法ですが、同じように人に聞く方法で“あなたがこういう場面でこんな対応をされたとしたらどう感じると思いますか?”とか“どんな気持ちになりますか?”“それでどうすると思いますか?”などと聞ければ、その人からの答えで人の感情を知ることは結構できると思います。
これだと、相手のリアルな感情ではありませんが、同じ質問を複数の人に聞いてそれぞれがどう答えるかをまとめていくと、なるほど、こういう時にはこんな感情を多くの人は持つようになるんだな・・・・と分かってくると思います。
こんな方法を取り入れて、毎日相手の感情を汲み取るように心がければ、かなりの練習になると思いますよ。よかったら、参考にしてくださいね(*^^)v
ちなみにちょっと宣伝ですが(*^_^*)、私の発信する音声プログラムに、先月から新番組が加わりました。その名も『経営のヒント グローバル』。
2009年12月にスタートしたポッドキャスト番組『経営のヒント+(プラス)』はすでに250回を過ぎ、累計ダウンロード回数も1600万回を超えました。さらにその後『経営のヒント プレミアム』をリリースしましたが、お陰様で今では両番組とも、たくさんのリスナーのみなさんに聴いていただいている長寿番組となっています。
そんな中リスナーさんを中心に「石原先生は、コンサルをどんな風にやっているのですか?すごく知りたいです!!」と熱いメッセージをいただくことが急激に増えてきています。
時を同じくして、世界で活躍しているリスナーのみな皆さんからのメッセージにアクセスしてみると、私のまわりの海外ネットワークが驚くほど広がる…といった現象が起きてきました。そこで、いよいよみなさんの声にこたえるべく、この番組をスタートする運びとなったわけです。
この番組は、生のコンサルの現場をリアルに体験としてお伝えする今までにないコンテンツとなっています。世界各国、その土地に根付いている文化・特色をビジネスとして切り取り、私がコンサルの現場で常に持っている視点・考え…etc…今世界を舞台に生で起きている出来事を通じて、私のコンサル現場を臨場感あふれる構成でお伝えしますので、ぜひお聴き逃しなく(*^^)v
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