ブログ個人トップ | 経営者会報 (社長ブログ)
企業を発展させるための経営のヒントについて、独自の切り口で紹介します。
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2011年01月14日(金)更新
経営者のあり方 ~社長が選ぶ今年の社長2010~
2011年の滑り出しは順調でしょうか? そろそろ正月気分も抜け、本格的な仕事モードに入っている頃だと思いますが、新春一本目のブログでは、昨年の振り返りも含め『今年の社長2010』の話題を取上げたいと思います。
すでにご存じの方もいるでしょうが、学校法人産業能率大学は、従業員数が10人以上の企業経営者(経営トップ)を対象に、「2010年の最優秀経営者が誰だと思うか」という調査を行いました。
その調査は、昨年の11月26日から12月5日までの10日間、インターネット調査会社を通じて544人の経営者を対象に行ったそうですが、その結果は・・・
1位)ソフトバンクの孫正義氏
2位)ファーストリテイリングの柳井正氏
3位)トヨタ自動車の豊田章男氏
となりました。ちなみに、これ以下の結果については、上の画像をクリックすると見ることができます。1位の孫社長は、昨年の3位からの急上昇で、「多機能携帯電話(iPhone)などで業界をリードした」と評価され、投票数全体の約23%を占める“100票”を獲得したようです。
孫社長といえば、Twitter上でも、随分話題を振りまきましたよね。今、久しぶりに孫社長のフォロワー数をチェックしてみたら、約74万人になっていました(@_@;)
Twitterで浜崎あゆみ本人とやりとりし、それから数ヶ月後、本人が出演するCMが放映されたことで、「ホントだったんだ~」と驚かれた方も多いと思います。
Twitterをインフラとして上手に活かすことで、経営のスピードに一気に加速をかけたという点では私も高く評価し、私の主宰する「高収益トップ3%倶楽部」の会員向け月刊誌『経営情報レポート』にも取り上げたりしました。
さらに注目すべきは、「ソフトバンクアカデミア」の開校でしょう。この学校の目的は、ズバリ!孫正義の後継者を育てること。一般的な管理職研修や経営塾とは、一線を画す位置づけです。
なんでも、ソフトバンクグループ内から270名、社外から30名を集め、初代校長は孫正義氏本人が務めます。毎週水曜日の17:00から、ご本人の授業が始まっているようですが、ちょっと内容が気になりますよね(笑)。
上記のサイトからは、「ソフトバンクアカデミアの概要」が、孫社長自身の声で聞けますので、ぜひお聞きいただきたいのですが、目指すのは「21世紀のプラトンアカデミー」だそうで、かつてプラトンが哲学を教えることで「統治者」を育てたように、孫社長自身も“10年”という歳月をかけて、後継者を育てる意気込みなのです。
景気が悪いと、ついつい目の前の売上げにアタフタしがちですが、やはり優秀な経営者は見ているところが違うものです。
2011年がみなさまにとって輝かしいものとなるよう、私も良質な情報を発信し続けていきますので、どうぞ本年もよろしくお願いいたします(@^^)/~~~
すでにご存じの方もいるでしょうが、学校法人産業能率大学は、従業員数が10人以上の企業経営者(経営トップ)を対象に、「2010年の最優秀経営者が誰だと思うか」という調査を行いました。
その調査は、昨年の11月26日から12月5日までの10日間、インターネット調査会社を通じて544人の経営者を対象に行ったそうですが、その結果は・・・
1位)ソフトバンクの孫正義氏
2位)ファーストリテイリングの柳井正氏
3位)トヨタ自動車の豊田章男氏
となりました。ちなみに、これ以下の結果については、上の画像をクリックすると見ることができます。1位の孫社長は、昨年の3位からの急上昇で、「多機能携帯電話(iPhone)などで業界をリードした」と評価され、投票数全体の約23%を占める“100票”を獲得したようです。
孫社長といえば、Twitter上でも、随分話題を振りまきましたよね。今、久しぶりに孫社長のフォロワー数をチェックしてみたら、約74万人になっていました(@_@;)
Twitterで浜崎あゆみ本人とやりとりし、それから数ヶ月後、本人が出演するCMが放映されたことで、「ホントだったんだ~」と驚かれた方も多いと思います。
Twitterをインフラとして上手に活かすことで、経営のスピードに一気に加速をかけたという点では私も高く評価し、私の主宰する「高収益トップ3%倶楽部」の会員向け月刊誌『経営情報レポート』にも取り上げたりしました。
さらに注目すべきは、「ソフトバンクアカデミア」の開校でしょう。この学校の目的は、ズバリ!孫正義の後継者を育てること。一般的な管理職研修や経営塾とは、一線を画す位置づけです。
なんでも、ソフトバンクグループ内から270名、社外から30名を集め、初代校長は孫正義氏本人が務めます。毎週水曜日の17:00から、ご本人の授業が始まっているようですが、ちょっと内容が気になりますよね(笑)。
上記のサイトからは、「ソフトバンクアカデミアの概要」が、孫社長自身の声で聞けますので、ぜひお聞きいただきたいのですが、目指すのは「21世紀のプラトンアカデミー」だそうで、かつてプラトンが哲学を教えることで「統治者」を育てたように、孫社長自身も“10年”という歳月をかけて、後継者を育てる意気込みなのです。
景気が悪いと、ついつい目の前の売上げにアタフタしがちですが、やはり優秀な経営者は見ているところが違うものです。
2011年がみなさまにとって輝かしいものとなるよう、私も良質な情報を発信し続けていきますので、どうぞ本年もよろしくお願いいたします(@^^)/~~~
2010年07月23日(金)更新
あらためて「自社ホームページ」からの集客を考える
暑中お見舞い申し上げます!
梅雨が明けたと思ったら、急激な猛暑が襲ってきました(――;)
この暑さに負けず、自社の戦略を磨いていこうという意味で、今回はネット戦略に対する考え方をお話しようと思います。参考にしてください。
== 質 問 ==
最近企業もtwitterなどを使い出し、Webを取り巻く環境や、検索の基準なども変わってきていると思います。この時代、自社HPにどうやって来てもらうのか?
ご指南いただけるとありがたいです。
== 回 答 ==
企業規模に合わせて、「集中」「分散」「もっと分散」がネット戦略の基本的な考え方だと思っています。
== 解 説 ==
ネット戦略はどの企業にとっても、とても重大な問題になってきています。
特に集客や販促を伴ったネット戦略をしている会社にとっては、方向性を 間違えると急に効果が無くなってしまったり、莫大なコストをかけることになってしまったりと、経営判断の失敗が即、企業の業績や会社の存亡に関わるほどの状況にすらなって来てしまいました。
かなり前だったと思いますが、NHKの番組がアメリカ企業のSEO対策の話を取り上げていて、SEOに100%依存した会社の検索順位が急降下して業績が止まり、依頼しているSEO会社に泣きそうな顔で連絡している場面を見たことがありますが、まさに業種によっては今の日本でも同じような事態になっているわけです。
・・・・ちなみに、その会社は2ヵ月後に倒産していました(ーー;) 怖いですねぇ~。
さて、ネット対策についてですが、対処の方向は大きく分けて3つしかないと思います。
●1つ目は、資源を何か1つに集中させて効果を考える。
●2つ目は、まんべんなく全ての手法に資源を投下、リスクヘッジしながら効果を上げる。
●3つ目は、ネットには留意するも、ネット以外の方法で効果を上げることを考える。
それで、この3つのうち、自社は何を選ぶかですが、基準になるのは企業規模や投資可能な金額によると思います。
それから、すでに気がついた方もいると思いますが、小さいうちは1番目、何か1つに特化することが良く、売上げが増してきて余裕が出てきたら2番に展開、もっと売上げ規模が大きくなったら3番目に移行と考えても良いでしょう。
もちろん、小さな会社がネットではなく「リアル」に何かおもしろい方法を考えるということもアリなので、必ずしもこの順番は成長の度合いとは考えなくてもいいですが、基本はこの順番が分かりやすくて良いと思います。
ビジネスモデルの構築に際し、ネットでの集客が楽か? とか、ネットに向いているか? などが思考として外せないようになってきている今、経営者の勉強は際限がないのですが、ぜひ参考にしてがんばってください。
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があればぜひ覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
梅雨が明けたと思ったら、急激な猛暑が襲ってきました(――;)
この暑さに負けず、自社の戦略を磨いていこうという意味で、今回はネット戦略に対する考え方をお話しようと思います。参考にしてください。
== 質 問 ==
最近企業もtwitterなどを使い出し、Webを取り巻く環境や、検索の基準なども変わってきていると思います。この時代、自社HPにどうやって来てもらうのか?
ご指南いただけるとありがたいです。
== 回 答 ==
企業規模に合わせて、「集中」「分散」「もっと分散」がネット戦略の基本的な考え方だと思っています。
== 解 説 ==
ネット戦略はどの企業にとっても、とても重大な問題になってきています。
特に集客や販促を伴ったネット戦略をしている会社にとっては、方向性を 間違えると急に効果が無くなってしまったり、莫大なコストをかけることになってしまったりと、経営判断の失敗が即、企業の業績や会社の存亡に関わるほどの状況にすらなって来てしまいました。
かなり前だったと思いますが、NHKの番組がアメリカ企業のSEO対策の話を取り上げていて、SEOに100%依存した会社の検索順位が急降下して業績が止まり、依頼しているSEO会社に泣きそうな顔で連絡している場面を見たことがありますが、まさに業種によっては今の日本でも同じような事態になっているわけです。
・・・・ちなみに、その会社は2ヵ月後に倒産していました(ーー;) 怖いですねぇ~。
さて、ネット対策についてですが、対処の方向は大きく分けて3つしかないと思います。
●1つ目は、資源を何か1つに集中させて効果を考える。
●2つ目は、まんべんなく全ての手法に資源を投下、リスクヘッジしながら効果を上げる。
●3つ目は、ネットには留意するも、ネット以外の方法で効果を上げることを考える。
それで、この3つのうち、自社は何を選ぶかですが、基準になるのは企業規模や投資可能な金額によると思います。
それから、すでに気がついた方もいると思いますが、小さいうちは1番目、何か1つに特化することが良く、売上げが増してきて余裕が出てきたら2番に展開、もっと売上げ規模が大きくなったら3番目に移行と考えても良いでしょう。
もちろん、小さな会社がネットではなく「リアル」に何かおもしろい方法を考えるということもアリなので、必ずしもこの順番は成長の度合いとは考えなくてもいいですが、基本はこの順番が分かりやすくて良いと思います。
ビジネスモデルの構築に際し、ネットでの集客が楽か? とか、ネットに向いているか? などが思考として外せないようになってきている今、経営者の勉強は際限がないのですが、ぜひ参考にしてがんばってください。
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
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2010年06月11日(金)更新
若者が文章を読まない!? これからの時代の情報発信を考える
あっという間に今年も半年が過ぎようとしていますが、「iPad」の登場などでも感じるように、世の中の進化は加速度的になってきています。
そんな時代に、企業はどんなスタンスで情報発信をしていけばいいのか・・・今回はそんな質問に答えてみました。よかったら参考にしてください。
== 質 問 ==
最近の若者たちは、文章を読まなくなっていると聞きます。本や雑誌が売れなくなっているようですし、サイトの長い文章なども、しだいに読まれなくなっていくような気がして心配です。企業側の情報発信のやり方も見直すべきなのかどうか、教えてください。
== 回 答 ==
情報の伝達方法は世代よってかなり違います。また、インフラの発展によっても急激に変わってくるので、それを見越して企業は情報発信のやり方を工夫しなければいけないと思います。
では、その対処ですが、結論的に言うと多チャンネルの情報発信が必要だと思います。
== 解 説 ==
若者が文章を読まなくなったという話題は、最近結構聞きますね(ーー;)
それから、質問のようにサイトの長い文章を読まなくなったという話や小冊子の効果が下がってきたという話も、業種によっては結構聞かれるようになってきていると思います。
そういう意味では、日本中が勉強しなくなっちゃってるのかと、結構心配にもなりますが、反面で情報を伝達する手段であるインフラの向上もかなりの勢いで進んでいますので、「文章を読まない=みんなが勉強しなくなっちゃった」・・・と考えるのは、一元的な見方かも知れないと思っています。
難しい文献や文章を読まなくても、動画で内容が分かれば効率的ですし、もっと早く技術の習得なんかも出来たりするわけです。
それに、そもそも伝達手段というのは、何から決まるかというと、「保存がどれだけしやすいか」ということに紐付いていたわけです。だから伝達手段として、紙に書いた文字(や絵)が最初に選ばれたわけですね(*^^)v
それがだんだん進化していく過程で、紙に書いた文字が残しやすかった時代から、文字がデータとしてPCの中に取り込まれ、最近は音声や写真や動画も残せる=保存できるようになったので、それを使うように広がっていったと考える方が自然ということです(*^_^*)
人間というのは習慣性がありますから、新しいインフラにはなかなか慣れないので、「文章を読まない=勉強しない」とうっかり思ってしまいますが、そうでもないかも知れないというのは、こういう理由もあるからです。
さて、本題にもどりますが、とは言うものの、企業側としたら、この変化=文章の訴求性が弱くなったということが本当なら、それに対応する手段をマーケティングロジックの中に出来るだけ早く組み込まないといけないということになると思います。
それも、変化の過程においては、全体が一気に変わるわけではありませんから、従来のものも残しながら、新しいインフラにもマーケティング情報を載せていくというのが重要なので、「多チャンネルの情報発信」が必要になってくると思います。「あれもこれも」の時代になったと理解すべきでしょう。
ということで、今後はこういう変化にすばやく対応していく会社のみが顧客に支持される、ということになっていくと思います。
くしくも、iPad が登場したタイミングでこの質問の回答になりましたが、これも何かを示唆していると思います。参考にしてください。
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があればぜひ覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
そんな時代に、企業はどんなスタンスで情報発信をしていけばいいのか・・・今回はそんな質問に答えてみました。よかったら参考にしてください。
== 質 問 ==
最近の若者たちは、文章を読まなくなっていると聞きます。本や雑誌が売れなくなっているようですし、サイトの長い文章なども、しだいに読まれなくなっていくような気がして心配です。企業側の情報発信のやり方も見直すべきなのかどうか、教えてください。
== 回 答 ==
情報の伝達方法は世代よってかなり違います。また、インフラの発展によっても急激に変わってくるので、それを見越して企業は情報発信のやり方を工夫しなければいけないと思います。
では、その対処ですが、結論的に言うと多チャンネルの情報発信が必要だと思います。
== 解 説 ==
若者が文章を読まなくなったという話題は、最近結構聞きますね(ーー;)
それから、質問のようにサイトの長い文章を読まなくなったという話や小冊子の効果が下がってきたという話も、業種によっては結構聞かれるようになってきていると思います。
そういう意味では、日本中が勉強しなくなっちゃってるのかと、結構心配にもなりますが、反面で情報を伝達する手段であるインフラの向上もかなりの勢いで進んでいますので、「文章を読まない=みんなが勉強しなくなっちゃった」・・・と考えるのは、一元的な見方かも知れないと思っています。
難しい文献や文章を読まなくても、動画で内容が分かれば効率的ですし、もっと早く技術の習得なんかも出来たりするわけです。
それに、そもそも伝達手段というのは、何から決まるかというと、「保存がどれだけしやすいか」ということに紐付いていたわけです。だから伝達手段として、紙に書いた文字(や絵)が最初に選ばれたわけですね(*^^)v
それがだんだん進化していく過程で、紙に書いた文字が残しやすかった時代から、文字がデータとしてPCの中に取り込まれ、最近は音声や写真や動画も残せる=保存できるようになったので、それを使うように広がっていったと考える方が自然ということです(*^_^*)
人間というのは習慣性がありますから、新しいインフラにはなかなか慣れないので、「文章を読まない=勉強しない」とうっかり思ってしまいますが、そうでもないかも知れないというのは、こういう理由もあるからです。
さて、本題にもどりますが、とは言うものの、企業側としたら、この変化=文章の訴求性が弱くなったということが本当なら、それに対応する手段をマーケティングロジックの中に出来るだけ早く組み込まないといけないということになると思います。
それも、変化の過程においては、全体が一気に変わるわけではありませんから、従来のものも残しながら、新しいインフラにもマーケティング情報を載せていくというのが重要なので、「多チャンネルの情報発信」が必要になってくると思います。「あれもこれも」の時代になったと理解すべきでしょう。
ということで、今後はこういう変化にすばやく対応していく会社のみが顧客に支持される、ということになっていくと思います。
くしくも、iPad が登場したタイミングでこの質問の回答になりましたが、これも何かを示唆していると思います。参考にしてください。
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
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2010年05月28日(金)更新
新たな人との出会いで大切にしていること
今回は、「明大生との毎週一問百答」の過去の質問より、明治大学の学生さんからの質問にお答えします。
当たり前のことですが、ビジネスの基本には人間関係があります。ネット時代と言われている現代だからこそ、若いうちから“リアル”な人間関係に強くなっておくことは、本当に重要です。ぜひ、参考にしてください(*^_^*)
== 質 問 ==
新たな人との出会いの場面において、大切にしていること、心がけていることがありましたら、教えてください。
== 回答 ==
いろいろな場面で人と対面する時には、「話すことよりも聞くこと」に専念された方が良いと思います。私も初めての人にお会いする時にはそれを心がけています。
あなたが学生ということもありますが、結果としてその方が相手の印象にも残ると思いますよ。
== 解 説 ==
いろいろな場面で人と出会い、その結果として人間関係が発展してビジネスなどにも広がっていくということはすばらしいことだと思います。
また、実際の話として、あるレベルを超えた人達の間では、出会いこそが新規ビジネスや投資話へと発展して行く重要な要素になりますので、人と出会って良い関係を構築できるということはとっても大切な素質・能力になっています。
そういう関係の中で初めての方と出会ったときに何を心がけるかですが、それは話すことよりも聞くことだと思います。
私の場合は、まず「どんなお仕事をされているんですか?」とか「どちらのご出身ですか?」というように、答えやすい内容から相手に質問する・・・などという感じで相手に話してもらえるような状況を作ります。
・・・もちろん、相手がとっても有名で誰でも出身地や仕事を知っているという場合にはこういう質問はとってもマズイので、その辺は臨機応変にやってくださいね(ーー;)
その後は、相手がいろいろ話していく展開の中で“そこ聞きたい!”とか“ちょっと突っ込みたい”という場面が出てきますので、質問を続けていけばいいわけです。
これはちょっと高度な話になりますので、参考にお聞きいただければいいのですが、この時に相手にする質問の内容がおもしろいと、相手はあなたにとっても興味をもってくれたり、もっと話してみたいということになりますので、質問のセンスはとっても大切だと思います。
質問の仕方には、頭の良さ・機転の利かせ方・相手を気遣うセンス、などが凝縮していますよね。
また、たくさんの方と出会っていくと、質問を上手に出来る方と出会う場合がありますので、ぜひリアルにその方からそういった感覚を学ぶといいですね(*^_^*)
学生の自分がとっても楽しく質問されて、相手よりいっぱい話しちゃったという時なんかはこの手の達人です。要チェックですから見逃さないでくださいね(>_<)
さて、こういう質問をひとしきりしていくと、相手は必ず「あなたはどこの出身ですか?」とか「どんなお仕事を・・・」ということになりますので、そうしたらあなたのことを話せば良いわけですね(*^_^*)
そこで、あなたがどういう状況になっているかですが、あなたは相手のことをかなり知った状態からそういう質問に答えられるということになっていますよね・・・なので、相手の趣向に合わせて回答を考えられるということです。
相手が熱烈な阪神ファンだったりといったことがわかっていれば、あなたが巨人ファンでも変な激突は避けられるということですね。
ということで“話すことよりも聞くこと”“聞くことのセンスを身に付けること”など、ぜひ少しずつでも実践してみてください。
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があればぜひ覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
当たり前のことですが、ビジネスの基本には人間関係があります。ネット時代と言われている現代だからこそ、若いうちから“リアル”な人間関係に強くなっておくことは、本当に重要です。ぜひ、参考にしてください(*^_^*)
== 質 問 ==
新たな人との出会いの場面において、大切にしていること、心がけていることがありましたら、教えてください。
== 回答 ==
いろいろな場面で人と対面する時には、「話すことよりも聞くこと」に専念された方が良いと思います。私も初めての人にお会いする時にはそれを心がけています。
あなたが学生ということもありますが、結果としてその方が相手の印象にも残ると思いますよ。
== 解 説 ==
いろいろな場面で人と出会い、その結果として人間関係が発展してビジネスなどにも広がっていくということはすばらしいことだと思います。
また、実際の話として、あるレベルを超えた人達の間では、出会いこそが新規ビジネスや投資話へと発展して行く重要な要素になりますので、人と出会って良い関係を構築できるということはとっても大切な素質・能力になっています。
そういう関係の中で初めての方と出会ったときに何を心がけるかですが、それは話すことよりも聞くことだと思います。
私の場合は、まず「どんなお仕事をされているんですか?」とか「どちらのご出身ですか?」というように、答えやすい内容から相手に質問する・・・などという感じで相手に話してもらえるような状況を作ります。
・・・もちろん、相手がとっても有名で誰でも出身地や仕事を知っているという場合にはこういう質問はとってもマズイので、その辺は臨機応変にやってくださいね(ーー;)
その後は、相手がいろいろ話していく展開の中で“そこ聞きたい!”とか“ちょっと突っ込みたい”という場面が出てきますので、質問を続けていけばいいわけです。
これはちょっと高度な話になりますので、参考にお聞きいただければいいのですが、この時に相手にする質問の内容がおもしろいと、相手はあなたにとっても興味をもってくれたり、もっと話してみたいということになりますので、質問のセンスはとっても大切だと思います。
質問の仕方には、頭の良さ・機転の利かせ方・相手を気遣うセンス、などが凝縮していますよね。
また、たくさんの方と出会っていくと、質問を上手に出来る方と出会う場合がありますので、ぜひリアルにその方からそういった感覚を学ぶといいですね(*^_^*)
学生の自分がとっても楽しく質問されて、相手よりいっぱい話しちゃったという時なんかはこの手の達人です。要チェックですから見逃さないでくださいね(>_<)
さて、こういう質問をひとしきりしていくと、相手は必ず「あなたはどこの出身ですか?」とか「どんなお仕事を・・・」ということになりますので、そうしたらあなたのことを話せば良いわけですね(*^_^*)
そこで、あなたがどういう状況になっているかですが、あなたは相手のことをかなり知った状態からそういう質問に答えられるということになっていますよね・・・なので、相手の趣向に合わせて回答を考えられるということです。
相手が熱烈な阪神ファンだったりといったことがわかっていれば、あなたが巨人ファンでも変な激突は避けられるということですね。
ということで“話すことよりも聞くこと”“聞くことのセンスを身に付けること”など、ぜひ少しずつでも実践してみてください。
いかがでしょうか? あなたはどうお考えになりますか(^^♪ 私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があればぜひ覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
2009年12月04日(金)更新
「人脈」とは何かを考える
今年もあっと言う間に師走に入りました。みなさん、何かとお忙しい毎日をお過ごしのことと思います。年賀状の準備などを進めている方も多いと思いますが、この時期は自分の「人脈」を見直すいいチャンスでもあります。というわけで、今週はこんな質問を取り上げてみました。
== 質 問 ==
一般的には、人脈を作れば成功する(又、そういう本も出てる)と思って いる人が多いと思いますが、石原先生の人脈に対する考え方(スタンス)を教えてください。
== 回 答 ==
多くの人を知っているというだけでは人脈とは言わないと思います。
また、人との縁は作ってしまうとなかなか切れないということもあるので、 時間をかけてしっかりした人間関係を作り上げていくというのがいいのではないのでしょうか。
== 解 説 ==
まず、人脈をどう捉えるかですが、大勢の人を知っているというだけでは、人脈を持っているとはいえないと思います。
理由は面識がある程度の付き合いではビジネスも進めることは出来ませんし、ましてや深い関係性を築けるわけではないからです。
では、どうすると人脈と言える人間関係が人との間に築けるかですが、それはある程度時間をかけて繰り返し交流を重ねた上ではじめて成り立つと考えています。
時間をかけて付き合うと、お互いの人間性や考え方、合う合わないといったことも自然に伝わるし、付き合っている過程でお互いの成長の度合いも測れるので、例えばビジネスを一緒に進めて行っても良いかどうかなども分かってくると思います。
ということは、出会ってすぐにビジネスを始めたり何かの約束を取り付けたりしない方が良いということです(これは特に若い方で人の見極めに自信の無い方には要注意として聞いておいてくださいね)。
それから、お互いの関係で何かの依存が生まれそうな場合にも、楽しい人間関係には発展し難いと思いますので、頼る・頼られるという関係も、長い目で見るとよい人脈の形成には繋がらないと思います。
こう考えると、まず、人脈を作りたかったら個人として自分が自立する、何かの分野なり業界で一人立ちして人に依存しなくても大丈夫な自分を創ることが最優先です。
そういった自分になったら、仕事を通して、また、いろいろな人との出会いの場を通して人との出会いを楽しめるようになり、気に入った人と依存の無い関係を作って長期間やり取りをしながらお互いを観察・感じる・交流しながら作っていくのが本当の人脈なのではないかと思います。
それから、人間関係は作るのは簡単ですが、別れるのはなかなか大変なので安易に関係を作らないというのも、逆説的ではありますが、良い人間関係や人脈を作る際には大切と思っています。ちょっと難しくなっちゃいましたが、参考にしてください。
私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があればぜひ覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
== 質 問 ==
一般的には、人脈を作れば成功する(又、そういう本も出てる)と思って いる人が多いと思いますが、石原先生の人脈に対する考え方(スタンス)を教えてください。
== 回 答 ==
多くの人を知っているというだけでは人脈とは言わないと思います。
また、人との縁は作ってしまうとなかなか切れないということもあるので、 時間をかけてしっかりした人間関係を作り上げていくというのがいいのではないのでしょうか。
== 解 説 ==
まず、人脈をどう捉えるかですが、大勢の人を知っているというだけでは、人脈を持っているとはいえないと思います。
理由は面識がある程度の付き合いではビジネスも進めることは出来ませんし、ましてや深い関係性を築けるわけではないからです。
では、どうすると人脈と言える人間関係が人との間に築けるかですが、それはある程度時間をかけて繰り返し交流を重ねた上ではじめて成り立つと考えています。
時間をかけて付き合うと、お互いの人間性や考え方、合う合わないといったことも自然に伝わるし、付き合っている過程でお互いの成長の度合いも測れるので、例えばビジネスを一緒に進めて行っても良いかどうかなども分かってくると思います。
ということは、出会ってすぐにビジネスを始めたり何かの約束を取り付けたりしない方が良いということです(これは特に若い方で人の見極めに自信の無い方には要注意として聞いておいてくださいね)。
それから、お互いの関係で何かの依存が生まれそうな場合にも、楽しい人間関係には発展し難いと思いますので、頼る・頼られるという関係も、長い目で見るとよい人脈の形成には繋がらないと思います。
こう考えると、まず、人脈を作りたかったら個人として自分が自立する、何かの分野なり業界で一人立ちして人に依存しなくても大丈夫な自分を創ることが最優先です。
そういった自分になったら、仕事を通して、また、いろいろな人との出会いの場を通して人との出会いを楽しめるようになり、気に入った人と依存の無い関係を作って長期間やり取りをしながらお互いを観察・感じる・交流しながら作っていくのが本当の人脈なのではないかと思います。
それから、人間関係は作るのは簡単ですが、別れるのはなかなか大変なので安易に関係を作らないというのも、逆説的ではありますが、良い人間関係や人脈を作る際には大切と思っています。ちょっと難しくなっちゃいましたが、参考にしてください。
私の発行する週刊メールマガジン、『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
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