ブログ個人トップ | 経営者会報 (社長ブログ)
企業を発展させるための経営のヒントについて、独自の切り口で紹介します。
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2014年11月17日(月)更新
世界中の写真家とWebで繋がる!? 「スナップワイヤ」日本上陸
情報化社会は目覚ましい進化を遂げ、今やネットで買えないものはないんじゃないかという気もしますが、インターネットサービスを手掛ける「gram30」が、先月(2014年10月)、自分が欲しい写真の撮影を世界中のフォトグラファーに依頼できるサービスを開始しました。
その名も「SNAPWIRE(スナップワイヤ)」。同社が出資する米カリフォルニアの「SNAPWIRE MEDIA」のサービスをいよいよ日本で展開し始めたわけですが、ウェブサイト用の軽い写真などは10ドルから購入でき、撮影者には売上げの7割が支払われる、というしくみのようです。
これまでも、ネット上で写真素材を提供するサービスは多くありましたが、写真家に欲しい写真の詳細な依頼ができるので、従来とは違ったマーケットが反応する進化系のサービスと呼べるでしょう(*^^)v
利用者は、欲しい写真のテーマや、2500文字以内の詳細な説明文、何日以内に写真が必要か、などの情報を記入すると、われこそはと思う世界中の写真家から投稿が始まります。
その中で気に入った写真があれば購入できるわけですから、自社でカメラマンを頼んでロケを敢行する費用と手間を考えたら・・・当然こちらを選ぶケースも出てくるでしょう。
ちなみに、投稿された写真は、同サイト上に誰にでも買える状態で保存されますが、追加料金を払えば、最長5年の独占使用が認められるそうです。フォトグラファーのなかには、独占使用契約を含め、1枚の写真で6,000ドルを稼いだ例もあるみたいですよ(*^_^*)
米国では今年3月にサービスを開始。現在は43ヵ国で約3万人のフォトグラファーが登録しているようですが、若きフォトグラファーの才能を発掘したり、彼らに収入を増やすチャンスを提供するという意味でも、価値あるサービスのように思います。
Webのサービスは出尽くした感もありますが、日本人ならではの感性を持って進化させていけば、まだまだ世界に通じるサービスはいくらでも生み出せるような気がしませんか? この事例を参考に、秋の夜長、楽しみながら、発想を拡げてみてはいかがでしょうか(@^^)/~~~
その名も「SNAPWIRE(スナップワイヤ)」。同社が出資する米カリフォルニアの「SNAPWIRE MEDIA」のサービスをいよいよ日本で展開し始めたわけですが、ウェブサイト用の軽い写真などは10ドルから購入でき、撮影者には売上げの7割が支払われる、というしくみのようです。
これまでも、ネット上で写真素材を提供するサービスは多くありましたが、写真家に欲しい写真の詳細な依頼ができるので、従来とは違ったマーケットが反応する進化系のサービスと呼べるでしょう(*^^)v
利用者は、欲しい写真のテーマや、2500文字以内の詳細な説明文、何日以内に写真が必要か、などの情報を記入すると、われこそはと思う世界中の写真家から投稿が始まります。
その中で気に入った写真があれば購入できるわけですから、自社でカメラマンを頼んでロケを敢行する費用と手間を考えたら・・・当然こちらを選ぶケースも出てくるでしょう。
ちなみに、投稿された写真は、同サイト上に誰にでも買える状態で保存されますが、追加料金を払えば、最長5年の独占使用が認められるそうです。フォトグラファーのなかには、独占使用契約を含め、1枚の写真で6,000ドルを稼いだ例もあるみたいですよ(*^_^*)
米国では今年3月にサービスを開始。現在は43ヵ国で約3万人のフォトグラファーが登録しているようですが、若きフォトグラファーの才能を発掘したり、彼らに収入を増やすチャンスを提供するという意味でも、価値あるサービスのように思います。
Webのサービスは出尽くした感もありますが、日本人ならではの感性を持って進化させていけば、まだまだ世界に通じるサービスはいくらでも生み出せるような気がしませんか? この事例を参考に、秋の夜長、楽しみながら、発想を拡げてみてはいかがでしょうか(@^^)/~~~
2014年11月07日(金)更新
「人の感情を理解する」ために
いつのまにか、今年のカレンダーも残り2枚となりました。経営者としては、いつにも増して忙しい時期に入ると思いますが、こんなときこそ周囲の力を上手に借りて、過ごす時間の価値を上げたいものです。
そのためには、「人の感情を理解する」ということがとても大事になってくるので、今回は私のポッドキャストのリスナーさんからのこんな質問を取り上げてみることにしました♪
== 質 問 ==
石原先生のポッドキャストを聴いていて、「人の感情を理解する」ということが、ビジネス上の大事なスキルであることはよくわかったのですが、日々の日常でそれをつかむためのポイントはありますか? 具体的な訓練法などがあれば、ぜひお聴きしたいです。
== 回 答 ==
ビジネス上ではなかなか聞けませんが、日常であれば相手の感情を知りたいと思った時に、結構簡単に(^.^)聞ける場面は多いと思います。その時に素直に聞け(尋ねれ)ば、人の感情を知る(=学ぶ)ことができるようになると思います。
== 解 説 ==
この手の話は良く聞かれる質問ですが、人の感情を理解する(=トレーニングする)方法は意外に簡単で“こういう時に人はどういう感情を持つのか?”とか“思考するのか?”あるいは“行動するのか?”を知りたいと思ったその時に、そのタイミングで、目の前にいる相手に聞いてみると良いと思います。
緊迫したビジネスの場面だと、これはそう簡単にはできませんが、友人や知り合い同士だとか、何らかの関係で近しい状況にある方(仕事がスムーズに進んでいる場合の上司部下とか)だったら、結構自然にそういう時にはこんな気持ちになるなど・・・素直に教えてくれると思います。
これはオンタイムに人の感情を知る方法ですが、同じように人に聞く方法で“あなたがこういう場面でこんな対応をされたとしたらどう感じると思いますか?”とか“どんな気持ちになりますか?”“それでどうすると思いますか?”などと聞ければ、その人からの答えで人の感情を知ることは結構できると思います。
これだと、相手のリアルな感情ではありませんが、同じ質問を複数の人に聞いてそれぞれがどう答えるかをまとめていくと、なるほど、こういう時にはこんな感情を多くの人は持つようになるんだな・・・・と分かってくると思います。
こんな方法を取り入れて、毎日相手の感情を汲み取るように心がければ、かなりの練習になると思いますよ。よかったら、参考にしてくださいね(*^^)v
ちなみにちょっと宣伝ですが(*^_^*)、私の発信する音声プログラムに、先月から新番組が加わりました。その名も『経営のヒント グローバル』。
2009年12月にスタートしたポッドキャスト番組『経営のヒント+(プラス)』はすでに250回を過ぎ、累計ダウンロード回数も1600万回を超えました。さらにその後『経営のヒント プレミアム』をリリースしましたが、お陰様で今では両番組とも、たくさんのリスナーのみなさんに聴いていただいている長寿番組となっています。
そんな中リスナーさんを中心に「石原先生は、コンサルをどんな風にやっているのですか?すごく知りたいです!!」と熱いメッセージをいただくことが急激に増えてきています。
時を同じくして、世界で活躍しているリスナーのみな皆さんからのメッセージにアクセスしてみると、私のまわりの海外ネットワークが驚くほど広がる…といった現象が起きてきました。そこで、いよいよみなさんの声にこたえるべく、この番組をスタートする運びとなったわけです。
この番組は、生のコンサルの現場をリアルに体験としてお伝えする今までにないコンテンツとなっています。世界各国、その土地に根付いている文化・特色をビジネスとして切り取り、私がコンサルの現場で常に持っている視点・考え…etc…今世界を舞台に生で起きている出来事を通じて、私のコンサル現場を臨場感あふれる構成でお伝えしますので、ぜひお聴き逃しなく(*^^)v
そのためには、「人の感情を理解する」ということがとても大事になってくるので、今回は私のポッドキャストのリスナーさんからのこんな質問を取り上げてみることにしました♪
== 質 問 ==
石原先生のポッドキャストを聴いていて、「人の感情を理解する」ということが、ビジネス上の大事なスキルであることはよくわかったのですが、日々の日常でそれをつかむためのポイントはありますか? 具体的な訓練法などがあれば、ぜひお聴きしたいです。
== 回 答 ==
ビジネス上ではなかなか聞けませんが、日常であれば相手の感情を知りたいと思った時に、結構簡単に(^.^)聞ける場面は多いと思います。その時に素直に聞け(尋ねれ)ば、人の感情を知る(=学ぶ)ことができるようになると思います。
== 解 説 ==
この手の話は良く聞かれる質問ですが、人の感情を理解する(=トレーニングする)方法は意外に簡単で“こういう時に人はどういう感情を持つのか?”とか“思考するのか?”あるいは“行動するのか?”を知りたいと思ったその時に、そのタイミングで、目の前にいる相手に聞いてみると良いと思います。
緊迫したビジネスの場面だと、これはそう簡単にはできませんが、友人や知り合い同士だとか、何らかの関係で近しい状況にある方(仕事がスムーズに進んでいる場合の上司部下とか)だったら、結構自然にそういう時にはこんな気持ちになるなど・・・素直に教えてくれると思います。
これはオンタイムに人の感情を知る方法ですが、同じように人に聞く方法で“あなたがこういう場面でこんな対応をされたとしたらどう感じると思いますか?”とか“どんな気持ちになりますか?”“それでどうすると思いますか?”などと聞ければ、その人からの答えで人の感情を知ることは結構できると思います。
これだと、相手のリアルな感情ではありませんが、同じ質問を複数の人に聞いてそれぞれがどう答えるかをまとめていくと、なるほど、こういう時にはこんな感情を多くの人は持つようになるんだな・・・・と分かってくると思います。
こんな方法を取り入れて、毎日相手の感情を汲み取るように心がければ、かなりの練習になると思いますよ。よかったら、参考にしてくださいね(*^^)v
ちなみにちょっと宣伝ですが(*^_^*)、私の発信する音声プログラムに、先月から新番組が加わりました。その名も『経営のヒント グローバル』。
2009年12月にスタートしたポッドキャスト番組『経営のヒント+(プラス)』はすでに250回を過ぎ、累計ダウンロード回数も1600万回を超えました。さらにその後『経営のヒント プレミアム』をリリースしましたが、お陰様で今では両番組とも、たくさんのリスナーのみなさんに聴いていただいている長寿番組となっています。
そんな中リスナーさんを中心に「石原先生は、コンサルをどんな風にやっているのですか?すごく知りたいです!!」と熱いメッセージをいただくことが急激に増えてきています。
時を同じくして、世界で活躍しているリスナーのみな皆さんからのメッセージにアクセスしてみると、私のまわりの海外ネットワークが驚くほど広がる…といった現象が起きてきました。そこで、いよいよみなさんの声にこたえるべく、この番組をスタートする運びとなったわけです。
この番組は、生のコンサルの現場をリアルに体験としてお伝えする今までにないコンテンツとなっています。世界各国、その土地に根付いている文化・特色をビジネスとして切り取り、私がコンサルの現場で常に持っている視点・考え…etc…今世界を舞台に生で起きている出来事を通じて、私のコンサル現場を臨場感あふれる構成でお伝えしますので、ぜひお聴き逃しなく(*^^)v
2014年10月31日(金)更新
デジタル時代における「手帳」の存在意義
早いもので、10月も最終日。明日からは、11月の声を聞くわけですが、毎年この時期になると、手帳売場が妙に込み合うものです(*^_^*)
といっても、近年はスマホなどのデジタルモバイルでスケジュール管理をする方も増え、手帳の売れ行きはどうなんだろう・・・などと思っていたところに、生活雑貨店の「ロフト」が、今年初めてオリジナルの手帳を開発し、大々的に販売をはじめたようです。
これまでは、「ほぼ日刊イトイ新聞」から誕生した「ほぼ日手帳」などの売れ筋商品を素早く投入するため、コストや時間のかかる自主企画商品の開発には消極的だった同社ですが、なぜ、敢えて、今、なんでしょうか?
同社は昨秋、そごう・西武の取締役横浜店長だった内田雅巳氏が代表取締役社長に就任していますが、内田氏は2008年~10年の西武池袋本店構造改善計画で、趣味雑貨やインテリア等の強化を柱とした都市型ライフスタイルセンターづくりに寄与し、現在も好調維持する基礎づくりに貢献した人物。
手帳の分野においても、販売で培ったノウハウを生かし、これまでにない切り口で開発した商品で新たなニーズを貪欲に掘り起し、マーケットそのものを開拓する気概を持った戦略を打ち出した、というわけです(*^^)v
さて、その「これまでにない切り口」とは・・・「手帳=スケジュール管理ツール」という常識を捨て、思い切り趣味や生活スタイルに特化して『記録(ログ)を書き込む専用の手帳』」を開発したのです。
登山、釣り、写真、ゴルフ、仏像、ヨガ、自転車、鉄道、食べ歩き、子育て、ワードローブetc…など30種類を用意し、たとえば「登山」用であれば、撮影した風景や購入した登山靴の写真などを貼り付けてその感想を書き込めたり、歩行距離や天候など「山行」の記録を書き込みやすいようにレイアウトされているようです。
つまりこれって、リアルな「ブログ」ですよね(*^^)v 多くの人がブログやSNSを日記代わりに活用している時代ですが、一方では「それってそもそも公開すべき情報?」といった疑問を持つ人もいますし、ネット上に溢れた人様の日記を読むために、自分の大事な時間を使いたくない、と感じている人も少なくないはずです(―_―)!!
同社はそんな人たちの奥底に眠る思いを汲み取るかのように、「日記はオフラインで楽しめばいいのでは?」というメッセージを世間に発信している気がして、ちょっと笑ってしまいました。
どんなマーケットであろうと、経営者に時代を読み解く力があれば、活路を見い出していけるものです。この事例を参考に、自社にもできることはないか・・・楽しみながら発想を拡げてみてください(@^^)/~~~
といっても、近年はスマホなどのデジタルモバイルでスケジュール管理をする方も増え、手帳の売れ行きはどうなんだろう・・・などと思っていたところに、生活雑貨店の「ロフト」が、今年初めてオリジナルの手帳を開発し、大々的に販売をはじめたようです。
これまでは、「ほぼ日刊イトイ新聞」から誕生した「ほぼ日手帳」などの売れ筋商品を素早く投入するため、コストや時間のかかる自主企画商品の開発には消極的だった同社ですが、なぜ、敢えて、今、なんでしょうか?
同社は昨秋、そごう・西武の取締役横浜店長だった内田雅巳氏が代表取締役社長に就任していますが、内田氏は2008年~10年の西武池袋本店構造改善計画で、趣味雑貨やインテリア等の強化を柱とした都市型ライフスタイルセンターづくりに寄与し、現在も好調維持する基礎づくりに貢献した人物。
手帳の分野においても、販売で培ったノウハウを生かし、これまでにない切り口で開発した商品で新たなニーズを貪欲に掘り起し、マーケットそのものを開拓する気概を持った戦略を打ち出した、というわけです(*^^)v
さて、その「これまでにない切り口」とは・・・「手帳=スケジュール管理ツール」という常識を捨て、思い切り趣味や生活スタイルに特化して『記録(ログ)を書き込む専用の手帳』」を開発したのです。
登山、釣り、写真、ゴルフ、仏像、ヨガ、自転車、鉄道、食べ歩き、子育て、ワードローブetc…など30種類を用意し、たとえば「登山」用であれば、撮影した風景や購入した登山靴の写真などを貼り付けてその感想を書き込めたり、歩行距離や天候など「山行」の記録を書き込みやすいようにレイアウトされているようです。
つまりこれって、リアルな「ブログ」ですよね(*^^)v 多くの人がブログやSNSを日記代わりに活用している時代ですが、一方では「それってそもそも公開すべき情報?」といった疑問を持つ人もいますし、ネット上に溢れた人様の日記を読むために、自分の大事な時間を使いたくない、と感じている人も少なくないはずです(―_―)!!
同社はそんな人たちの奥底に眠る思いを汲み取るかのように、「日記はオフラインで楽しめばいいのでは?」というメッセージを世間に発信している気がして、ちょっと笑ってしまいました。
どんなマーケットであろうと、経営者に時代を読み解く力があれば、活路を見い出していけるものです。この事例を参考に、自社にもできることはないか・・・楽しみながら発想を拡げてみてください(@^^)/~~~
2014年10月24日(金)更新
情報化時代における人の意見と自分の意思決定
今日は久しぶりの秋晴れで気持ちいいですね♪ 早いもので10月も月末が近づいてきまして、経営者としては来年に向けて「決めなければならないこと」がたくさんあると思います(*^_^*) というわけで、今回はこんな質問を取り上げてみました。
== 質 問 ==
情報を求めて人に色々話を聞くとブレてしまいそうになる時がありますが、その時のこらえ方が知りたいです。人の意見を聞くことと、自分の意志を通すことのバランスのようなものがあるのでしょうか?
== 回 答 ==
人に話を聞くとつい影響されてしまうことがありますが、そういう場合は、一度立ち止まって自分の立ち位置を意識して聞く姿勢を整えると影響されずに済むと思います。
== 解 説 ==
情報を求めて人にいろいろなことを聞くということは、自分自身のスキルアップや成長に役立ちますからすごく良いことだと思います。
本やネットでも情報をたくさん集めることはできますが、もっと聞きたいとか、自分の環境ではどうなのか?など、詳しく突っ込みたいときはやっぱりリアルに面談することが重要ですからね。
その時の注意ですが、これまでの学校教育やセミナー受講などの経験から“教わる=こちら側が下になる”という感覚がどうしても芽生えてしまうということです。
なので、質問のように相手の話を聞きながら、こちらの考えがだんだんブレるとか影響されてしまいそうになる・・・ということが起きるわけですね(─_─)!!
この時にどんな対応をすればよいかということですが、成功している経営者であればあるほど人(・・・この場合は専門家ということが多いと思いますが)に話を聞く場合、絶対に相手をこちらの上位に置くことはないということを知っておけば、感心してペコペコしてしまったり、影響されて主導権を取られてしまうということはなくなると思います。
どうしてこういうスタンスが取れるようになるかというと、それはいろいろな体験から苦労して身につけるということですが、例えば誰かの話やアドバイスをうっかり信じてしまって、結果痛い目にあうとか、自分の立場が上がってくればくるほど、相手が自分の気持ちに合うように話を歪曲させたりするということを体験して、不用意に人の意見を鵜呑みにしないとか、何かを解決するためには例えその相手が聞きたい分野の第一人者や専門家だったとしても、その人一人の話を信じないで、複数の専門家の意見を聞いて総合的に判断した方が良いという失敗の経験があるからだと思います。
もちろんこういった経験はそんなに簡単にできるわけではありませんから、するとなると大変ですが、先ほども書いたように、優れた経営者は人の話を聞くときにも相手を自分の上位に置かないということが分かるだけで、ちょっと心の強さを身につけることができると思います。
それを基準に頑張っていただければ、結果はかなり違ってくると思います。よかったら、参考にしてください(*^^)v
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
== 質 問 ==
情報を求めて人に色々話を聞くとブレてしまいそうになる時がありますが、その時のこらえ方が知りたいです。人の意見を聞くことと、自分の意志を通すことのバランスのようなものがあるのでしょうか?
== 回 答 ==
人に話を聞くとつい影響されてしまうことがありますが、そういう場合は、一度立ち止まって自分の立ち位置を意識して聞く姿勢を整えると影響されずに済むと思います。
== 解 説 ==
情報を求めて人にいろいろなことを聞くということは、自分自身のスキルアップや成長に役立ちますからすごく良いことだと思います。
本やネットでも情報をたくさん集めることはできますが、もっと聞きたいとか、自分の環境ではどうなのか?など、詳しく突っ込みたいときはやっぱりリアルに面談することが重要ですからね。
その時の注意ですが、これまでの学校教育やセミナー受講などの経験から“教わる=こちら側が下になる”という感覚がどうしても芽生えてしまうということです。
なので、質問のように相手の話を聞きながら、こちらの考えがだんだんブレるとか影響されてしまいそうになる・・・ということが起きるわけですね(─_─)!!
この時にどんな対応をすればよいかということですが、成功している経営者であればあるほど人(・・・この場合は専門家ということが多いと思いますが)に話を聞く場合、絶対に相手をこちらの上位に置くことはないということを知っておけば、感心してペコペコしてしまったり、影響されて主導権を取られてしまうということはなくなると思います。
どうしてこういうスタンスが取れるようになるかというと、それはいろいろな体験から苦労して身につけるということですが、例えば誰かの話やアドバイスをうっかり信じてしまって、結果痛い目にあうとか、自分の立場が上がってくればくるほど、相手が自分の気持ちに合うように話を歪曲させたりするということを体験して、不用意に人の意見を鵜呑みにしないとか、何かを解決するためには例えその相手が聞きたい分野の第一人者や専門家だったとしても、その人一人の話を信じないで、複数の専門家の意見を聞いて総合的に判断した方が良いという失敗の経験があるからだと思います。
もちろんこういった経験はそんなに簡単にできるわけではありませんから、するとなると大変ですが、先ほども書いたように、優れた経営者は人の話を聞くときにも相手を自分の上位に置かないということが分かるだけで、ちょっと心の強さを身につけることができると思います。
それを基準に頑張っていただければ、結果はかなり違ってくると思います。よかったら、参考にしてください(*^^)v
私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。
これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~
また、オフィシャルマガジン『石原明の不定期情報通信』をご希望の方はコチラから読者登録ができますので、ぜひこの機会にご登録ください。様々な切り口から“経営脳”に刺激を与える内容を配信しています(*^^)v
2014年10月20日(月)更新
店主の選ぶ「1万円選書」が人気!? 北海道のいわた書店
読書の秋・・・日頃みなさんはどのように本を買っていますか?忙しい経営者の方はネットで買うケースが圧倒的に多いかもしれませんが、今、北海道砂川市にある「いわた書店」の「1万円選書」というサービスが人気を呼んでいるようです(*^_^*)
失礼ながら、地方の小さな本屋さんだとお見受けしますが、同業者が次々に廃業するなか、行き残りをかけて始めたのがこの「1万円選書」でして、注文時に「仕事の内容」「最近気になった出来事・ニュース」
「よく読む雑誌」などの簡単なアンケートに答えると、店主の岩田さんがあなたに代わって1万円分のおすすめ本をセレクトして送ってくれる、というサービスなのです(@_@。
ネットの世界には「本のソムリエ」のような方も何名かいらっしゃいますが、本選びのノウハウを実業に結びつけている点はさすがリアル書店の社長さんです。なんでも岩田さんは、中学生時代には図書館にある小説はほとんど読んでいて膨大な情報量を持ち合わせているそうですよ。
最近はマスコミにも度々取り上げられていることもあり、全国から注文が殺到! 現在は約200人待ちだそうですが、自分では決して選べない本との出会いもあり、このサービスにハマってしまうリピーターの方も少なくないようです(*^^)v
岩田さんは、「本には人生を変えるほどの力があります。お送りした数冊の中に、1冊でもそんな本があったとしたら最高です!」とおっしゃっていますが、本を心から愛する人にしかできない発言ですよね。
本好きの私としては、こうしたサービスを通じて、少しでも読書家が増えてくれれば嬉しいですし、いかなる商売も、アイデアしたいで活路を見い出せるということを知ってほしいところです(@^^)/~~~
失礼ながら、地方の小さな本屋さんだとお見受けしますが、同業者が次々に廃業するなか、行き残りをかけて始めたのがこの「1万円選書」でして、注文時に「仕事の内容」「最近気になった出来事・ニュース」
「よく読む雑誌」などの簡単なアンケートに答えると、店主の岩田さんがあなたに代わって1万円分のおすすめ本をセレクトして送ってくれる、というサービスなのです(@_@。
ネットの世界には「本のソムリエ」のような方も何名かいらっしゃいますが、本選びのノウハウを実業に結びつけている点はさすがリアル書店の社長さんです。なんでも岩田さんは、中学生時代には図書館にある小説はほとんど読んでいて膨大な情報量を持ち合わせているそうですよ。
最近はマスコミにも度々取り上げられていることもあり、全国から注文が殺到! 現在は約200人待ちだそうですが、自分では決して選べない本との出会いもあり、このサービスにハマってしまうリピーターの方も少なくないようです(*^^)v
岩田さんは、「本には人生を変えるほどの力があります。お送りした数冊の中に、1冊でもそんな本があったとしたら最高です!」とおっしゃっていますが、本を心から愛する人にしかできない発言ですよね。
本好きの私としては、こうしたサービスを通じて、少しでも読書家が増えてくれれば嬉しいですし、いかなる商売も、アイデアしたいで活路を見い出せるということを知ってほしいところです(@^^)/~~~
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