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2017年07月14日(金)更新

子どもが幼少期のうちに伝えておくべきこと

暑中お見舞い申し上げます☆彡 梅雨は何処へ?・・といった感じの猛暑が続きますが、そんな中、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくれた方から、ちょっとおもしろい質問が届きました。あなたなら、この質問にどうお答えになりますか? よかったら、一緒に考えてみてください。
 

== 質 問 ==

 

子を持つ経営者として、ひとつ個人的な質問をさせてください。

 

石原先生は、教育事業にも造詣が深いとお見受けしておりますが、子どもが幼少期のうちに、伝えておくべき最大のポイントは何だとお考えでしょうか? 

 

また、思考や考え方を伝える上で大事なことがあれば、ぜひ教えてください。

 

== 回 答 ==

 

子どもの頃は、思考や考え方を教えるのは難しい(無理な)ので、望んだ思考や考え方が自然に芽生えるような環境をまず与えるのが良いと思います。

 

== 解 説 ==

 

思考というものは、子どもがある年齢(中学生くらいから)になって初めてやり取りできますが、環境を与えることは、もっと小さなうちからできると思います。

 

なので、中学生以下・・・できれば小学校に入ったくらいから、子どもにこういった思考を身につけて欲しいな・・・という“望んだ思考”が芽生えるような環境を与える方が良いと思います。

 

というのも、思考的な要素(人の考え方や、性格・常識的思考や、行動の習慣)の大部分は、その人が育った環境からの刺激によって作られるので、思考性が芽生えるかなり前から育ち始めてしまうからです。

 

・・・思考できるようになる頃には、何らかの思考が既に芽生えてしまっている・・・ということですね。

 

この思考が親の望みと違っていると、後のやり取りは超大変になりますよね(p_-)

 

ということで、会話ができるようになってから、親が思考を話して聞かせるより、育つ刺激の中で自然に求める思考を子どもが持ってくれるように、事前に環境的な刺激をコントロールした方が楽だということです。

 

環境から自然に育った思考を変えるのはかなり大変なので、できれば、後から思考を変えさせる苦労を、親も子どももしない方が良いわけです(p_-)

 

事実、名門や名家と言われる、成功している家庭では、ほぼこの方法を取っていると思います。参考にしてください(@^^)/~~~

 

 

私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。

 

これまでのQ&Aもバックナンバーにたくさんあるので、興味があれば覗いてみてください。もちろん、質問も随時受付中です(*^^)/~~~

 

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2017年07月07日(金)更新

ワイシャツや靴下を定期購入!? レナウンが忙しいビジネスマンをサポート

早いもので、今年も下半期がスタートしましたが、先月(2017年6月)から、あのレナウンがちょっとおもしろいサービスを始めたのをご存じでしょうか?

 

何かと忙しいビジネスマンをサポートしようと、男性用ワイシャツや靴下の定期購入サービスをスタートしたのです。

 

同社の公式通販サイト「R-online“TheShop”」で注文できるようですが、マンガも使って、結構力の入ったサービス紹介ページをつくっています(*^^)v


 

ビジネスシャツや靴下は季節ごとに買い換え需要が発生することから、忙しいビジネスマンを中心に定期購入サービスのニーズが見込めると判断したようですが、確かに同社の顧客には便利なサービスですよね。まとめ買いで割引きも受けられるようですし・・・。

 

しかしながら、まだレナウンのシャツを愛用していない層が「便利だから!」とまとめ買いするかどうかは、大いに疑問を残すところです。やはり、新しいブランドの最初の1枚は、じっくり着心地を試したいですからね(#^^#)

 

ちなみに、同社は「アーノルドパーマータイムレース」ブランドの子供服のレンタル事業もスタートさせたのだとか。すぐにサイズが変わる子供服は、購入よりレンタルの需要が伸びると踏んだようです。

 

いずれにせよ、ビジネスモデルを構築する上で大切なのは、感情も含めて、人間という生き物をよ~く知ることです。それさえできれば、今は企業の規模や資本力に関係なく、多くの人たちに受入れられるモデルをつくることが可能な時代です。

 

レナウンにしても、かつては売上高が2000億円を超え、アパレル最大手だったわけですが、このところの売上げは減少傾向にあります。そこで打ち出したのが「購入から利用への転換」というわけです。

 

アパレルに限らず、発想の転換を迫られている業界はたくさんありますよね。この事例を参考に、自社のビジネスモデルをどう進化させるべきか、じっくり考えてみてください(@^^)/~~~