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2006年06月09日(金)更新

ビルの緑化規制強化で新ビジネス

関東地方も梅雨に入りました。今年も夏の到来まであと少しですが、都会の暑さは、年々厳しくなっていくばかりで、いささか参ってしまいます(^_^;) こうした「ヒートアイランド現象」への対応策か、東京都や港区などでは、大規模ビルやマンション建設の際に義務付けている「緑地整備基準」を見直すそうです。

ビルの屋上緑地

現在、東京都では、敷地面積が1千平方メートル以上の開発に対して、空地と屋上部分の20%に緑地を設けるよう義務付けていますが、2007年度をメドに、その割合を数ポイント程度引き上げる方針とか。

そんな動きを察知して、このところ緑化ビジネスが過熱しているようで、中には植栽を使って、社名やロゴマーク、はたまたメッセージなどを自由に作れるユニット式の屋上緑化システムを発売する会社まで現れましたナスカの地上絵ならぬ、東京の地上絵が、高層ビルに次々現れたりしたら・・・考えただけでもおもしろいですよね(~o~)

都内の平均気温は、この100年で3度上昇しているため、都では区部の緑率(総面積に対する緑の割合です)を、現在の24%から、32%に引き上げる目標を定めているそうですが、単に「規制」を強化するばかりでなく、遊びゴコロをもって取り組むと、もっとうまくいくかもしれませんね(*^^)v