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2020年04月27日(月)更新

あらためて「仕事は親切」の意味を考える

新型コロナウイルスが、私たちの仕事の仕方そのものを変えてしまいました。そんな中だからこそ、私が長年提唱してきた「仕事は親切」の意味を考えてみたいと思い、今回はこの質問を取り上げました。今、自分たちにできることを、ぜひ一緒に考えてみてください。

== 質 問 ==

石原先生がよくおっしゃる「仕事は親切」について、もう少し詳しく教えてください。

== 回 答 ==

「仕事は親切」とは、私の著作『「成功曲線」を描こう。』の132ページで解説している考え方で、先ほど読み返してみましたが、書籍の中に詳しく書いているので実際にはそちらを読んでいただく方が分かると思います。私も改めて読み返してみたら、凄く良い内容でした(*^^)v

== 解 説 ==

先に補足として解説しておきますが、本には「仕事は親切、仕事は仮説と検証」と書いています。この機会に読み返していただけると嬉しいです。

ということで、まずこの「仕事は親切」ですが、大前提には“成功曲線”という考え方があり、この成功に向かう曲線を描くと、一過性で無い普遍的な成功=本物の成功が手に入る・成功するビジネスが構築される、ということで、そのための仕事の仕方、仕事に対する考え方が「仕事は親切のレベルを超えなければならない」ということです。

「仕事は親切」は、普遍の成功を手にするためには、普通レベルの仕事をしてお金がもらえれば良いのではなく、本当にお客様に喜ばれる=心底感謝されるレベルにまで商品やサービスを高めないといけない、そのレベルは例えて言えば“親切のレベル”ということです。

ちょっとまわりくどい解説になってしまいましたが・・・お分かりいただけたと思います(-_-;)

で、その(普遍の成功)ためにもう一つ大切な考え方として加えているのが「仕事は仮説と検証」ということです。

仕事によらず何によらず、どんなモノゴトでもそうですが、上手くなるために一番大切な事は、まずこうすれば上手く行くはずと仮説を立ててモノゴトに取り組むことです。

上手く行ったらOKですからノウハウとしますが、ダメだった時は“ではどうすればもっと上手くなるかと新たな仮説を考える”ことです。そしてまたトライする訳ですが、これをなるべく速く繰り返していくということですね。

この「仮説と検証」の繰り返しが、モノゴトを上達させる一番の方法で、私の本では、「仕事は親切」の方向に向かって「仮説と検証」を繰り返すことを提案しています。

これで、かなり分かっていただいたと思いますが、詳しくは本を読んでみて下さいね(#^^#)


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