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2015年01月09日(金)更新

経営者にとっての「決断」とは

2015年がスタートして1週間経ちましたが、みなさま、今年の滑り出しは順調でしょうか?
 
私は今年も引き続き、多くの発見と成長の一年にしたいと思っているのですが、その発見や気づきを、このブログやメルマガ、書籍やポッドキャスト、さらに映像などのコンテンツを通してみなさんにお届けしたいと思いますので、本年もよろしくお願いします!
 
今回は、経営者なら誰もが直面する「決断」についての質問にお答えしてみました。あなたなら、どうお答えになりますか?
 
== 質 問 ==
 
経営者の一番の仕事は「決断」だと思っているのですが、意思決定をする際に、石原先生が注意されていることについてぜひ教えてください。
 
== 回 答 ==
 
感覚的にもしくは閃きで答えを考えて、しばらく実行しないでその答えを多面的に考えたり、シュミレーションしてイメージ検証する。実行する場合も最初はほぼ実験であれこれ試す、確信が持てたらそこで初めて決定する・・・こんな感じでしょうか(^.^)
 
== 解 説 ==
 
今回の回答は、私だったらどんな感じなのかを、個人の感覚や思考として書きますので、正解はないと思いますが、意思決定は、かなり速い方です。
 
決め方は、ほぼ感覚的で、閃きや、カン、で決めていると思います。また、私の場合はセールスの経験やスキルがあるので、売れる?売れない?とかを考えて決める場合も多いですね(p_-)
 
やる時もやらないと決める時も、決断はかなり速いと思います。
 
ちょっと前までは、やると決めるのは速く、やめると決めるのはちょっとゆっくり目だったのですが、最近はやめる決断もかなり速くなったと思います。
 
やると決めたら次はどうするかですが・・・すぐに実行はしないのです。気を付けているといったら多分このプロセスをしっかりするということだと思いますが・・・
 
どうするかというと、しばらくは実行しないで、やる方法や、やったらどんなことが起こるかなどをかなり細部に渡ってシュミレーションしている感じです。
 
これを仕事の合間のちょっとした時間とか、お風呂に入ったときとか、電車で移動するときとか、寝る前とかにいろいろ考えたりイメージしたりするわけですね(^.^)
 
こういう時間は大好きで、このイメージを繰り返したり思考することが、その後の展開ではとっても重要だと思っています。
 
決断を実行に移す時もあわてないで、ゆっくり時間をかけてトライ&エラーをわざと繰り返す位の余裕を持って、やって行きます。
 
イメージで上手く行くと思った方法も実際にやってみると全然上手く行かなかったり、期待していたマーケットよりも実際にはまったく違った顧客からの反応が良かったりと、リアルにスタートするといろいろ分かってきますよね。
 
実は最終的な決断をするのは、その実行に移した時の成果や感触を実感した時だと思います。
 
まわりには、やると言いますので、決断しているという感じなんですが(また、でないと組織は動きませんからね~)、実際の決断はその後にしてるってことでしょうかね(p_-)
 
こういう感じですから、閃きやカンでの決断&シュミレーション&実行の結果、ダメだと感じる時もあるわけですが・・・その時はどうするかというと、即、中止命令を発動します。
 
こうなると組織からは文句や疑問がたくさん出てきますが、それは気にしないようにしています(笑)。
 
今回は自分を振り返って、決断とそれからのステップを書いてみました。参考になったらうれしいです(*^_^*) 
 
 
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