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2014年01月24日(金)更新

経営者の情報収集

情報化社会などと言われて久しいですが、今回は『学生・社会人との一問百答』に寄せられた質問を取り上げ、経営者にとっての「情報収集」について、あらためて考えてみたいと思います。よかったら、参考にしてください(*^^)v
 
 
== 質 問 ==
 
経営者の方々は常に新しい情報をインプットし、経営に活かすことが求められると思います。ただ、ご多忙だと思われる経営者みなさんは、普段どのように情報収集をされているのでしょうか?
 
== 回 答 ==
 
経営者はじめ忙しい方の情報収集は、段階とともに変わります。そして最後は、ほとんど専門家とのリアルな接触を通しての情報収集になると思います。
 
== 解 説 ==
 
今回の質問については、参考になると思うので、私のことを少し書いてみようと思います(*^_^*)
 
若かったころは条件が整っていなかったので、情報収集といっても一般の方がすることとほぼ同じ範囲でしかできなかったので、新聞や本を読んだり、TVを見たりしていました。
 
その中でも特に何に集中したかというと・・・まずは基礎的な知識がなかったので、たくさん本を読んで学習しながら情報に触れるとか、勉強するというのが多かったですね。
 
どれくらい本を読んだかというと、カウントしていなかったので何とも言えませんが、今も会社の会議室の本棚には4000冊くらい本がありますし、家にはその3~4倍くらいあると思います。
 
これらの本は、各分野の情報がストックされたもの(=データベース)として活用していて、今も私の辞書的な役割を果たしてくれています。
 
その後、いろいろな方たちと仕事を通してお会いできるようになり、業務を一緒にこなしながら“生きた情報に文字通り生で触れる”ことの方に価値があると思うようになり、情報収集の仕方が変化してきました。
 
それは、プロに直接聞くという方法です!
 
今でも少しは本も読みますし、ネットも見たりはしますが、だんだんプロに聞く生情報とネットへの掲載の時間的なズレ(情報がネットに載るのはすごく遅い・・・)などを感じるようになってきたので、あまり使わなくなりました(p_-)
 
最近ネットで検索したのは、TVで見られなかった“ミランの本田のゴール”でしたが(笑)、何かを調べたいと思って久しぶりにネット検索した感じです(─_─)!!
 
これは、私が忙しくなって文字を読んでいる時間がどんどん無くなってきたことと、本物の情報は“まさにそのことに直接触れている専門家から聞いた方が圧倒的に信頼できて早い”ということに気付くようになったことが大きいと思います。
 
よくTVで話題になりましたが、小泉さんが首相時代に専門家を端から招聘して、いろいろ話してもらって(聞くときには目をつぶって話の内容に集中していたそうですが)その後全方位的に質問攻めにして政策を決定する上での参考としたというのと、似ているとも思います。
 
あ!・・・もちろん、私は首相ほど偉いわけではまったくありませんが、イメージはそれに近い感じになっていると思います。
 
また、これは私に限らず、大手の会社の経営者の方たちが、役職が上がって忙しくなっていくにしたがって取る方法でもありますので、覚えておかれると良いかもしれません(@^^)/~~~
 
 
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