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2013年07月29日(月)更新

粋の美学!? 「痛スーツ」という着眼点

以前、私のブログでも「痛ネイル」を取り上げたことがありますが、中小企業が向かうべき“コアマーケット”という意味でも、オタクの世界については、日頃から観察を続けていたりします(笑)。そんな中、「痛スーツ」の登場を知って、ちょっと笑ってしまいました(*^_^*) 
 


 
 
「痛スーツproject」の代表を務める吉田氏の実家は、神戸で50年続く仕立屋さんだそうですが、近年クールビズなどの流れもあって、将来的に先細りになると考え、彼自身がもともとアニメやアイドルなどオタク文化が好きだったことから、「スーツ×萌え」に活路を見出せないかと考えたのだそうです。
 
お値段は上下で5~50万円と、ちょっと高めの路線を狙っているみたいですが、居酒屋さんなどで「上着をお預かりします」と言われた時に味わえる優越感を考えれば、意外と安い投資かもしれませんよね(*^^)v
 
日本にはもともと「チラ見せ」の文化があり、着物や羽織の裏地に派手な模様の生地を使ったり、地味な着物の下に真っ赤な襦袢を着てみたり・・これぞ「粋」の美学なのです! 下着では見せられる人が限られてしまいますが(笑)、スーツの裏地とは「いいところを突いたなぁ~」という感じがしませんか?
 
また、同プロジェクトでは、今月(2013年7月)にフランス・パリで開催された、ヨーロッパ最大の日本文化イベント「JAPAN EXPO」に出展するために、「クラウドファンディング」のしくみを使ってパトロンを募集し、15万円以上集めたようです。
 
そんなところも“今っぽい”ですよね。よかったら参考にしてください(@^^)/~~~