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2013年03月22日(金)更新

どうすれば「柔らかい性格」になれるのか

東京の桜も一気に咲き始め、この週末はお花見に出かける方も多いのではないでしょうか? そんな中、「ポッドキャスト」のリスナーさんから、ちょっとおもしろい質問が届きました。よかったら参考にしてください(*^^)v
 
== 質 問 ==
 
先生はよくPodcastで「柔らかい性格」ということを言われますが、どうすればそのような性格になれるでしょうか?
 
== 回 答 ==
 
地位が上がったり、会社が大きくなったり、仕事で成果が出れば出るほど丁寧に人に接したり、言葉遣いに気をつけたり、まわりにやさしくなることを自分に義務づけると「柔らかい性格」なりますよ(*^_^*)
 
== 解 説 ==
 
おもしろい質問だったので思わずお答えしたのですが、私がいろいろな方とお会いして、ほとんどの方に言われるというか、一番に言われることが「もっと怖そうな人をイメージしていましたが、全然違いますね~」とか「親しみやすくてビックリしました・・・」という感想です。
 
この感想の裏には、有名な人や社長さんあるいは偉いと言われる人は、“みんなどこか横柄で偉そうにしていて取っ付き難い”あるいは“怖いとか威張っているとか怒鳴るとか”というイメージがついているということだと思います。
 
ここで、注意して欲しいことは、大体の場合このイメージがあるために“社長=威張っていなければならない・・・”とか“威厳を持たなければならない・・・”というように、イメージ通りにならないとイケないと思って、気がつくとそういう態度をとってしまっている社長さんが多いことです。
 
また、このイメージは社長を取り巻く回りの人にも強く付いているのが厄介で、意識的・無意識的にも“社長~”“社長~”と、持ち上げ“良い気分?”にさせてしまうので、気持ちいい対応をされた時にハマってしまう方もけっこう多いということです。
 
結果、“俺は社長なんだぞ~!”“偉いんだぞ~!”“誰に向かって言ってるんだ!”みたいな社長イメージが思考的にも行動的にもついてしまうことが多いということです。
 
まあ、偉くなりたくて社長になったのだから、それはそれである程度はいいとは思いますが(笑)、しばらくしたら、そういう感じで威張っていると孤立するとか、情報がまったく入ってこなくなるということに気づいて、方向を変えることですね。
 
戒めとしては、冒頭に書いたように、地位が上がったり、会社が大きくなったり、仕事で成果が出れば出るほど丁寧に人に接したり、言葉遣いを気をつけたり、まわりにやさしくなることを自分に義務づける・・・ということです。
 
そうすると結果的にすごく成功する、仕事の成果が上がる「柔らかい性格」になると思います。よかったら試してみてください。
 
 
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