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2013年02月01日(金)更新

日常業務と将来に備える時間のバランス

早いもので、今日から2月のスタートですね♪ 今年に入って、時代のスピードがますます速まっているのを感じます。そこで今回はこんな質問を取り上げ、あらためて時間の使い方について考えてみたいと思います。
 
3日は節分、そして4日の月曜日は立春です。日本人として、先達が道しるべとしてきたこうした節目に敬意を表しながら、毎日を大切に過ごしていきたいですね(*^_^*)
 
== 質 問 ==
 
日常の業務に追われてしまうと、自分にこれから必要となる能力、経験などを考える時間、余裕がなくなってしまいます。そういう時間をとるには、どうしたらいいでしょうか? 
また、どのくらいの時間が必要でしょうか?
 
== 回 答 ==
 
一日に一回、朝、始業の前とか夕方仕事が終わるときに、今の自分の仕事を振り返る時間をとることを習慣化するといいと思います。それを週の初めか終わりに一週間の振り返りを、月の初めか終わりに一ヶ月の振り返りをという感じで、単位ごとに作るとよいでしょう。
 
== 解 説 ==
 
時間を有効に使う場合のポイントは、止まって考える時間を定期的に取ることです。何もしない時間をあえて作ることで、かえって時間を有効に使えるということですね。
 
忙しいとその忙しさに追われて、ずっと仕事をしていた方が早く仕事をこなせると思ってしまいがちですが、その状態だからこそ、あえて止まって考えて・・・たとえば今の仕事をいっぺんに終わらせてしまう方法は無いか? とか、これってやるのは自分じゃなくても良いのでは? とか、そもそも必要なことなのか?・・・といったことを考えると効率的な時間の使い方ができるようになり、結果いろいろなことを考える余裕が生まれます。
 
ですから、一日の時間の使い方をもっと有効にしたい、そうすれば時間的にもっと余裕をもてるようになると考えたのなら、区切りとなる時に一度止まって今の時間の使い方を考えるようにするといいということです。
 
これは、週、月、年、でも同じで、毎週の時間を有効に使いたいと思ったら、週の初めか終わりに考える時間をとる、毎月の時間を有効に使いたかったら、月の始まりか終わりに考える時間をとる、毎年の時間を有効に使いたかったら、年の・・・・という感じで応用してみてください。
 
こういう解説をすると、みなさんのなかには月からいきなり年に行かないで、3ヶ月や6ヶ月単位で振り返る・・・なんて工夫する方も出てくると思いますが、そういった止まる時間を持つことで、結果としてすごく時間の使い方が上手になっていくと思います。
 
一日の終わりや週末、月末、年末などはそのためにあると考えてみてください。きっといろいろなことを考える時間を生み出せるようになると思います。今回の回答はちょっと短めですが、とっても有効な方法なので、すぐにでもとり入れてみてくださいね (*^^)v
 
 
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