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2013年11月22日(金)更新

あのケンタッキーがテイクアウト「からあげ」専門店!?

今年も“師走”が近づいてきました(*^_^*) この時期、一年で「鶏肉」が一番売れる季節だそうですが、あのケンタッキーフライドチキンが「お惣菜」市場に乗り出したのをご存じでしょうか?

先月(2013年10月1日)、その新業態一号店として、ダイエー碑文谷店内にテイクアウト専門店「鶏から亭」をオープンし、ネットでも話題になっているようです。





それにしても「からあげ」は、よほど日本人の舌に合うのか、常に安定した売上げを望めるいわば「テッパン商品」。ローソンの「からあげクン」をはじめ、コンビニ各社もテイクアウトのからあげには相当力を入れているようです。

老舗のケンタッキーといえども、そのブランド力に、いつまでもあぐらをかいてはいられないのでしょう。さらに、外食産業各社も苦戦が続いているようで、とくに若者をターゲットとしたお店は、この先の少子高齢化で伸びしろを期待できない分、新たなマーケットの開拓に必死の様相です。

そんな背景があっての戦略だとは思いますが、ケンタッキーが自社のブランド力を持って「お惣菜」分野に乗り出すと聞いたときには・・・正直「そこまでするか!」という感じを受けてしまいました(>_<)

同社は、年度内に6店舗の出店を目指しているそうですが、果たして「からあげマーケットを総取り」となるかどうか・・・今後の展開に注目していきたいところです。

一方、讃岐うどんチェーンの「はなまるうどん」は、新業態としてイタリアン酒場「PIZZA&WINE カヤバール」を出店したようです。小麦粉を扱うノウハウの発展系として、格安の石釜ピザをウリにしたお店だそうですが、こちらは「はなまるうどん」の名前を表に出していない分、ちょっと可愛げがありますよね(笑)。

それにしても、外食産業に限らず、大手各社が必死になってきていることを肌で感じます。われわれ中小企業は、そんな大手の戦略を横目に見つつ、最大限に知恵を絞りながら、勝ち残っていきたいものですね(@^^)/~~~