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2009年12月25日(金)更新

「おもしろ旅企画ヒラタ屋」開店!? カリスマ添乗員が担う日本旅行の未来

この年末年始に旅行を計画している人も多いかと思いますが、ツアーの場合、旅のおもしろさは「添乗員」の力量にかかっているようなところがあります。

日本旅行では、カリスマ添乗員として名高い平田進也さん(52歳)に陣頭指揮を任せた新部署「おもしろ旅企画ヒラタ屋」を、先月(2009年11月)、西日本営業本部内に立ち上げました。


添乗員


平田さんは、ユニークなトークと変身術(上の写真の金髪の美女?が平田さんです)を駆使して、約15年「おもしろ企画」のようなものを1人で対応してきた方ですが、20名のお客様からはじまり、今では2万2000名の「ファンクラブ」を持つ、まさに“カリスマ”なのです。
その平田さんのインタビュー中の発言が印象的で、「僕らは不況になればなるほど売れます」と彼はキッパリと言い切っています(*^^)v

「不況の時は、選ばれる商品しか売れないからです。なぜ選ばれるかいうたら、僕らの商品は付加価値があるからです。観光は光を観ることであり、光があればお客さんは来てくれます。僕らが光を放つことができたから来てくれたんやと思います」

どうです? かなりカッコイイですよね。

消費不況が叫ばれる昨今、旅行業界でもご多分にもれず「安売り」合戦が繰り広げられているわけですが、安売りの道に未来はありません(――;)

同部署では、国内外のツアーを年間50本ほど売り出すほか、イベントや講演会などを開く予定だとか。また、協賛企業を募り、共同販促を手がける計画もあるそうです。

平田さんの知名度を生かして他社との差別化を図ったうえで「固定客」を増やす作戦で、2012年度には、同部署だけで30~40億円の取扱高を目指す意気込みのようです。

これからの時代、突出した個人に、その才能を存分に発揮してもらえるような会社が伸びていくのではないかと私は考えています。

そのためには、経営者の度量も問われます。最後には自分が責任を取る覚悟で、全てを任せる・・・そうすることで、稀有な才能はますます伸びていくのです。

来たる年も、まだまだ厳しい環境が続くと思いますが、「光のあるところ」「あたたかいところ」「楽しいところ」にしか人は集まりません。ぜひ、経営者自身が明るい気持ちを持って、良いお年をお迎えください(@^^)/~~~