ブログ個人トップ | 経営者会報 (社長ブログ)
企業を発展させるための経営のヒントについて、独自の切り口で紹介します。
- トップページ
- ブログ個人トップ
2006年10月13日(金)更新
ライバルは異業種!?
秋の行楽シーズンも近づいてきましたが、今、若い女性たちが急激に「旅行離れ」を起こしているのをご存知でしょうか?
特に、20代女性の海外旅行離れが加速しているようです。昨年1年間の旅行者は190万人と、5年前の2000年より74万人も少なくなっているのです。他の年齢層では、大きな変化はないところを見ると、20代女性の特異な現象といえるでしょう。
では、この年代の女性たちは、そのお金を一体何に使っていると思いますか? エステや岩盤浴などのリラクゼーション系?? 確かに、この市場も拡大傾向にあります。昨年のエステ市場は4,500億円と、前年比3.6%増だそうです。しかし、エステは旅行の本当のライバルでなく、真のライバルは、液晶薄型テレビをはじめとする「家電」なんですって(^^♪
高嶺の花だった大画面テレビも、ここへきて、随分と値ごろ感のある価格になってきたので、思い切って決断・・・といったところでしょうか。今やDVDも月極の定額制で好きなだけ借りられる時代になりましたし、ケーブルテレビがついた賃貸マンションなども増えてきましたから、「いい画面で観たい」という欲求も自然と高まるのかもしれませんね。
またこの層は、携帯電話や携帯音楽プレーヤーなど、新・必需品への出費もかさみます。大型テレビと並んで、地上デジタル放送対応チュナー付パソコンも人気ですし、今年、音響機器の オンキヨーが初めて作ったパソコンも、なかなかの人気ぶりだそうですよ。
音楽や動画をダウンロードすることが当たり前となり、パソコンにも「音質の良さ」が求められる時代になりました。オンキヨーのパソコンは、そんな耳の肥えた若者たちのニーズにも十分応えたというわけです。
今や、携帯もパソコンも持っていない人を探すのが難しい世の中です。しかもそれらは、どんどん新機種が出ますから、買い替えサイクルも早くなる一方。お金もかかるわけですね(――;) そんなあおりで、自然と「海外旅行」への出費が抑えられることになったのでしょうが、ここで注目したいのが『ライバルは異業種だ!』という事実です。
これまでの経営は、業界で1位になることを目指し、「競合他社」に勝っていけばよかった面がありましたが、これからの時代、どうやらそうはいかないようです。
企業は、単にモノやサービスを提供するだけでなく、「家でゆっくり映画を観る生活」「いい音で好きな音楽を存分に楽しむ」などの魅力的なライフスタイルそのものを消費者に提案し、他で使うはずだったお金を、自分たちのフィールドまで持ってきてもらうくらいのパワーを持った経営が求められるようになったと思います。あなたはどうお感じでしょうか(@^^)/~~~
特に、20代女性の海外旅行離れが加速しているようです。昨年1年間の旅行者は190万人と、5年前の2000年より74万人も少なくなっているのです。他の年齢層では、大きな変化はないところを見ると、20代女性の特異な現象といえるでしょう。
では、この年代の女性たちは、そのお金を一体何に使っていると思いますか? エステや岩盤浴などのリラクゼーション系?? 確かに、この市場も拡大傾向にあります。昨年のエステ市場は4,500億円と、前年比3.6%増だそうです。しかし、エステは旅行の本当のライバルでなく、真のライバルは、液晶薄型テレビをはじめとする「家電」なんですって(^^♪
高嶺の花だった大画面テレビも、ここへきて、随分と値ごろ感のある価格になってきたので、思い切って決断・・・といったところでしょうか。今やDVDも月極の定額制で好きなだけ借りられる時代になりましたし、ケーブルテレビがついた賃貸マンションなども増えてきましたから、「いい画面で観たい」という欲求も自然と高まるのかもしれませんね。
またこの層は、携帯電話や携帯音楽プレーヤーなど、新・必需品への出費もかさみます。大型テレビと並んで、地上デジタル放送対応チュナー付パソコンも人気ですし、今年、音響機器の オンキヨーが初めて作ったパソコンも、なかなかの人気ぶりだそうですよ。
音楽や動画をダウンロードすることが当たり前となり、パソコンにも「音質の良さ」が求められる時代になりました。オンキヨーのパソコンは、そんな耳の肥えた若者たちのニーズにも十分応えたというわけです。
今や、携帯もパソコンも持っていない人を探すのが難しい世の中です。しかもそれらは、どんどん新機種が出ますから、買い替えサイクルも早くなる一方。お金もかかるわけですね(――;) そんなあおりで、自然と「海外旅行」への出費が抑えられることになったのでしょうが、ここで注目したいのが『ライバルは異業種だ!』という事実です。
これまでの経営は、業界で1位になることを目指し、「競合他社」に勝っていけばよかった面がありましたが、これからの時代、どうやらそうはいかないようです。
企業は、単にモノやサービスを提供するだけでなく、「家でゆっくり映画を観る生活」「いい音で好きな音楽を存分に楽しむ」などの魅力的なライフスタイルそのものを消費者に提案し、他で使うはずだったお金を、自分たちのフィールドまで持ってきてもらうくらいのパワーを持った経営が求められるようになったと思います。あなたはどうお感じでしょうか(@^^)/~~~
バックナンバー
<<前月 | 翌月>> |
| |
| |
|