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「ネット集客」からの方針転換は必要か ~その5~

投稿日時:2019/12/16(月) 17:56rss

12月も後半戦となりましたが、今回も前回に続き、私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の勉強会に参加してくださった方からの質問にお答えしま~す(*^^)v

== 質 問 ==

最近の石原先生が発信する情報から、ネットとリアルの立ち位置が大きく変わっていくことをようやく理解しました。「リアル重視」で考えた時に、最初の集客の方法はどうすべきでしょうか? 

弊社はこれまでネット集客に頼り切っていたので、その方針を変えるべきか悩んでいます。そのあたりをご指南いただけると幸いです。

== 回 答 ==

こちらの質問ですが、「方針を変えるべきか?」ということと、「リアルな集客の方法は何か?」という2つの項目に分けて回答したいと思います。

1つ目は方針についてですが、方針を変える必要はありません。ネット中心で成果が出ているならそれは続けて、新たにリアルな集客方法を追加すれば良いだけです。

== 解 説 ==

というわけで、前回までの回答の続きですが、じつは、ここまで書いてきた“どの国でもネット消費はある所から伸びが止まってしまう”という問題に加えて、今後企業がマーケティングの中でも特に“集客”において、リアルやOMOの流れを強化すべきという、もう一つの大きな理由があります。

それは、ズバリ“コスト面から見た時に圧倒的にネットからの集客費用が高くなってしまう”という恐ろしい現象が起こるからです。

このことは、ビジネスでネットを利用する方達のほとんどがネットを使った方がマーケティング費用が大幅に下がるという理由と正反対な現象なので驚いてしまうようですが、現実にどこの国でも起こっていることなのです。

なので、リアルな方法での集客やOMOを重視したマーケティングに移行した方が良いという結論になるわけですが、その理由を分かりやすく解説したいと思います。

それは、リアルなビジネスと違ってネットでのビジネス競争はあっという間に数社の勝者が決まってしまい、その勝者達が更にネットを支配しようとして、高額な集客費用を投じてマーケティングを行うからです。

検索対応やネット広告、SEO対策にしてもお金を持っている方が有利なわけですから、お金を持っている会社がそれ以外の会社を振り切るために、どんどん費用を掛けて集客に向かうわけです。そのため、ネットを使ったらマーケティング費用が下がるはずが、まったく逆の状況が起きてしまうのです。

最近で言うと、キャッシュレスの時代に突入してネット強者が“100億円還元!”などとそれぞれ高額なキャンペーンを打って戦っていましたが、あんな状況がネットには生まれやすいので、ネットで新たな顧客の1アドレスを獲得する費用が高騰し、計算すると人を使ってリアルに集客した方が安いという現象にまでなってしまっているということです。

この動きは、じつはアメリカや中国では極々当たり前になって来ていて、アマゾンがリアル店舗を出すとか、アリババがスーパーマーケット“フーマー”を買収して店頭でスタッフがアプリを勧めているということになっているわけですね。

もちろん、集客費用を除けばネットを使った方が圧倒的にマーケティング費用は安く、顧客にとっても便利なのでその後のマーケティングはネットを活用する、それがOMOという新しい流れを呼んでいるということになります。

回答が方法論にまで及んでしまいましたので、今回でこの質問への回答は終わりとしますが、一連の回答が面白い展開になったと思っています(#^^#)

ぜひ理解して、存分に活用してくださいね。またこれからも、いろいろな質問お待ちしています(@^^)/~~~


私の発行する週刊メールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!』(購読無料)では、毎週メルマガ読者のみなさんからの質問にこんな感じでお答えしています。 
 
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ボードメンバープロフィール

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石原 明 氏

経営コンサルタント。日本経営教育研究所代表、僖績経営理舎株式会社代表取締役。

現在、「成功哲学」「売れるしくみづくり」「成長のための組織づくり」「プロ経営者の育成」などをテーマに中小企業から大手企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する『高収益トップ3%倶楽部』には全国延べ3,500社が参加。

2万人の読者を抱えるメールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』や独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。毎週金曜日に配信する人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は年間ダウンロード回数が650万回を超えている。主な著書に『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)や『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』(サンマーク出版)、『すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、<三人称>で考える。』(アスペクト)、 『トップ3%の人だけが知っている仕事のルール』(中経出版)などがある。

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