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100年続く会社のつくり方 ~ その4 ~

投稿日時:2019/05/31(金) 17:12rss

早いもので、令和最初のひと月が終わろうとしています。みなさんも、上半期の締めくくりを視野に入れて動きだしていると思いますが、今回も前回に続き、「企業の永続的な発展に必要なことは何でしょう?」という質問を取り上げ、100年続く会社のつくり方をご指南していきたいと思います。よかったら、参考にしてください。

== 質 問 ==

石原先生は100年以上続く企業の研究もなさっているとのことでしたが、企業の永続的な発展に必要なことは何でしょう? ぜひご指導ください。

== 回 答 ==

この質問の回答にはいろいろな要素があるので、「コレです!」とは簡単には答えられませんが、いくつかの要素を解説すると、それは事業(ビジネス)の継続性をどう担保するかということと、企業を存続させる上での経済的な基盤をどう構築するかということになると思います。

== 解 説 ==

これまでの話を整理すると、既存事業(本業)で成功したら、その収益を更なる既存事業への投資や新規事業への投資ではなく、一度純粋な投資(お金に働いてもらう)に回した方が企業の長期的な安定・存続につながるということです。事業投資と金融投資の違いは、2回目で解説しましたよね。

ちなみに、事業投資はお金が「人(社員、保険代)・モノ(事務所、机、椅子、PC・・・etc)・金」に変換して動かした上で利益を生む投資。金融投資はお金そのものが投資され、利回りで返ってくる・・・でしたよね。

本業を支えるために始めた新規事業がもたついて、本業が危なくなるということも充分想定できるわけです(-_-;)

そこでお勧めは金融投資、その最初に進めるのが不動産投資ということを前回その理由と共にお話しました。

この具体例ですが、例えば私の顧問先の北海道の会社に、このやり方を提案して事業とは別に投資用のマンションを1棟丸ごと買う、という提案をしたことがありました。

提案した理由は、業界の好不調の波が極端で、全体に売上が上がる年もあれば、翌年業界ごとの売上が下がるという状況だったので、上がった時の利益で税金対策も含めて不動産を購入、家賃収入で人件費がほぼ賄えるという所まで、投資を広げることができました。

その結果どうなったかというと、その業界で一番強い体質の会社になりました。

企業そのものが安定したので商品やサービスが向上し、良い時の売上が更に上がり、業界全体が不調な時でもそれなりの売上を保てるようになりました。その結果、退職者が減り、業界の優秀人材がどんどん入社してくるようになりました。

結果、既存事業がますます隆盛になり、経営者の自信は相当強くなりました。このように、既存事業の継続・安定を願うのであればあるほど、実は事業が好調な時に、事業投資では無く金融系の投資に利益を回すことが重要ということです。

その金融的な投資の利益によって、既存事業はより安定し、強くなるということですね。

来週は、いよいよ最後のベンチャー企業の株式への投資という話になります。これができたら、企業は未来永劫存続するほど強く安定した状態になります。一週間楽しみに待っててくださいね(@^^)/~~~ 


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ボードメンバープロフィール

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石原 明 氏

経営コンサルタント。日本経営教育研究所代表、僖績経営理舎株式会社代表取締役。

現在、「成功哲学」「売れるしくみづくり」「成長のための組織づくり」「プロ経営者の育成」などをテーマに中小企業から大手企業まで、業種や企業の規模を問わず幅広いコンサルティング活動を行っている。毎年の講演回数は100回以上。ビジネスの発想力やマーケティング力を開発・育成する『高収益トップ3%倶楽部』には全国延べ3,500社が参加。

2万人の読者を抱えるメールマガジン『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』や独自の視点で経営を綴るブログ『石原明の経営のヒント』も執筆中。毎週金曜日に配信する人気Podcast番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』は年間ダウンロード回数が650万回を超えている。主な著書に『営業マンは断ることを覚えなさい』(三笠書房)や『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです! 』(サンマーク出版)、『すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、<三人称>で考える。』(アスペクト)、 『トップ3%の人だけが知っている仕事のルール』(中経出版)などがある。

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